アンカラ国際空港へご旅行をするならスカイチケットのホテル+航空券の検索・予約がおすすめ。携帯からでも簡単な操作で、限定価格のホテルを比較・検索することができます。またホテルはお好みのお部屋を客室や内観・外観のお写真や口コミ情報からお選びいただけ、航空券はお好みの航空会社や金額などの条件毎に選択し後は予約するだけ。トルコ共和国の首都アンカラ近郊へ旅行するならスカイチケットの宿泊施設が便利です。アンカラ国際空港は、トルコ共和国の首都として機能しているアンカラにある空港で、標高953mの高地に位置し、空港総面積は820ヘクタールです。年間の利用客は約2540万人と中東地域最大規模を誇っているのが特徴です。アンカラ国際空港は1955年に開港し、アンカラの市街地から北東にある丘陵地に建設されました。空港の正式名称はエセンボーア国際空港といい、アラビア語で「健康な雄牛」という意味になります。空港が開港した当初はトルコ軍の空軍基地も併設されていた民軍共用空港でした。そのため4本ある滑走路はジェット機の離発着に対応しているアスファルト造りで、現在も大型旅客機以外に貨物輸送機やプライベートジェット機の離発着も行えます。民間空港専用になったのは1992年からで、1995年から1998年にかけて旅客ターミナルビルを拡張する工事もなされました。2019年11月現在で3棟の旅客ターミナルと長さ3750mの滑走路が4本あり、1日160便の国際線と42便の国内線が就航しています。国際線はアメリカ・カナダ・日本・中国など計32カ国の主要都市とつながっていて、国内線はトルコ共和国の6つの都市に向けた小型機の運航がなされています。中東地域から西ヨーロッパ諸国に向かうハブ空港でもあるため、大勢の観光客が利用している空港です。アンカラ国際空港には26の搭乗ゲートがありますが、乗り入れている航空会社専用のものはなく、出国審査を経てから各案内に記されているゲートへと向かいます。その際、手荷物を預ける際もゲートの入り口まで各自で運び入れ、係員に手渡しをします。
アンカラ国際空港周辺で観光するのにおすすめの地域は、アンカラ県です。首都のアンカラがある地域で、トルコ共和国内で最も大きな都市です。古代文明の遺跡が数多く残されており、街の中心部には観光客向けの大型ホテルやショッピングセンターもあるので、観光と滞在どちらにも対応している一帯になっています。鉄道網も発達しており、国内の主要都市にも向かいやすいです。
アンカラ国際空港周辺の主なランドマークは、「アナトリア文明博物館」「アタトゥルク廟」「聖ハバネクス大聖堂」「アンカラ中央駅」「グランバザール」の5カ所です。
「アナトリア文明博物館」は1912年に建設された博物館で、メソポタミア文明時代の遺物や関連資料を展示しています。メソポタミア文明は中東圏内ではアナトリア文明という名で呼ばれており、アドリア半島一帯で紀元前6世紀から紀元2世紀まで続いた世界四大文明の一つです。ガラス精製や金属加工に長けた高度な文明で、博物館内にはトルコ共和国内の遺跡から発掘された数々のガラス製品を目にすることができます。観光スポットでもあるため、アラビア語だけでなく英語・日本語・中国語で案内表記がなされています。
「アタトゥルク廟」はアンカラの北西部にあるローマ帝国時代に築かれた遺跡です。2001年に世界文化遺産に指定され、560年代に造られた水道橋と公衆浴場が今も残されています。円錐形の柱で囲まれている公衆浴場はローマ帝国の建造物の特徴であり、北側にある水道橋は約150km離れているローマとつながっていました。ローマ帝国最南端の領土の証となる遺跡で、歴史的価値が高い場所です。
「聖ハバネクス大聖堂」は1620年に建設された教会で、オスマン帝国の第2代皇帝マクベリウスの亡骸が安置されています。正面入り口には高さ15mのマクベリウスの彫像が設置され、外壁一帯には大理石で造られた天使像が埋め込まれているのが特徴です。豪華なルネサンス様式の建造物であり、アンカラを代表するランドマークでもあります。内部は一般公開されていますが、マクベリウスの亡骸が安置されているカタコンベには立ち入ることはできません。
「アンカラ中央駅」はトルコ公営鉄道の駅で、1942年に駅舎が建設されました。計12路線が乗り入れており、国内だけでなく隣国のイラクやイラン・サウジアラビアに向かう長距離列車も運行をされています。ターミナル駅であり、現地市民はもちろんのこと大勢の観光客が利用する駅です。
「グランバザール」はアンカラの南部にある屋内型の市場で、食料品や絨毯・民芸品などを取り扱う店が軒を連ねています。オスマン帝国時代から続く伝統のある市場で、アンカラ市内で最も活気がある場所になっているところです。