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アメリカの歴史と自然が調和する町「チャールストン」

チャールストンは、アメリカ東部ウエストバージニア州の州都。付近にはアパラチア山脈があり、広大な自然と風情ある街並みが魅力です。イーストエンド歴史地区には300年以上の歴史をもつ建物が並び、現在もレストランやホテルなど公共施設として利用されています。町のシンボルは州議会議事堂の「ステートキャピタル」。ワシントンの国会議事堂を模して建てられたもので、贅を尽くした内装も然ることながら、約23カラットもの金箔が施されたドームは圧巻です。大自然を楽しみたい方にはニュー・リバー・ゴーシュへのドライブがオススメ。渓谷に架けられた全長924ｍのアーチ型の橋で、1977年の建設当時はアメリカ国内で一番高い橋として知られていました。橋の下を流れるニュー川では、急流下りやカヌーなどのアクティビティを楽しむこともできます。

チャールストン（ウエストバージニア州）の歴史

アメリカに属するチャールストンの歴史は、1774年に始まります。この地を譲渡されたブリット家でしたが、後にジョージ・クレンドニン大佐へ転売。ジョージ・クレンドニンは開拓者を率いて砦を建設します。当初は父親の名前から「チャールズ・タウン」と呼ばれていましたが、同名の町があったため、「チャールストン」と呼ばれるようになったとのこと。そして1794年には正式に町となったものの、人口は35人程だったそうです。

チャールストン（ウエストバージニア州）の経済

1800年代にカナワ川流域にて岩塩が発見されたことにより、チャールストンでは製塩業が盛んになりました。世界最大の製塩地となったチャールストン一帯。隣接するカナワ郡に製塩会社が設立されたことにより、更に大きく発展します。その後、岩塩を発掘中に天然ガスと石炭を発見。資源産業が開花します。さらに2000年代に入ると鉄道が開通し、人口も増加。天然資源が豊富なチャールストンは工業都市へと変貌を遂げました。