延吉朝陽川空港について

延吉朝陽川空港は中華人民共和国の東北部にある、吉林省延辺朝鮮族自治州延吉市にある空港です。そのはじまりは1952年に小型軍用飛行場として開港、33年後の1985年に国務院と中央軍事委員会の承認を得て軍民共用の空港となりました。

1988年の9月には第1ターミナルが完成し、全長2000メートル・幅45メートルの滑走路を持って運航が開始されます。1991年に第1期拡張工事が着手され、1993年の3月には第2期拡張工事のために航空機の離着陸が同年の12月まで一時的に停止となりました。拡張工事が完了し、全長2600メートル・幅60メートルの滑走路が完成したことで離着陸も再開されます。

2000年の8月に国際線就航の臨時許可がおり、韓国との路線が延吉朝陽川空港で出入国できるようになりました。2003年の6月に国務院と吉林省から正式に国際線就航許可がおりて、2005年に対外開放となります。

翌年の6月に中韓両国で条約が締結され、それまでチャーター便であったソウルへの運航が定期便へと格上げされました。