西寧曹家堡空港について

西寧曹家堡空港（せいねいそうかほくうこう）は中華人民共和国の青海省海東市に位置し、西寧市の中心部から約29km離れた標高2178mにある空港です。最小限の空港ですが、青海省の中では最大規模の空港となっています。1931年に建設された西寧東郊外の楽家湾空港が前身で、当時の青海省政府が、楽家湾の面積100万平方メートルの空き地を利用して建設し、楽家湾空港として開港しました。

1933年6月には滑走路の長さを1600mにまで拡張したので、総面積は250万平方メートルとなりました。当時の楽家湾空港は、軍用と民用の共用空港として利用されていましたが、空港の滑走路は未舗装だったこともあり、運営条件はそれほどよくはありませんでした。

そのため1985年5月に、政府は西寧曹家堡空港の新築を許可しました。4年後の1989年10月に、ようやく空港の着工が開始され、6年の歳月をかけて1991年7月に工事が終了し、12月から正式に就航開始となります。2004年10月には第一次拡張工事が起工され、2005年11月に新空港ターミナルビルが完成して使用が開始されました。