福岡県の博多港は、韓国・釜山行きジェットフォイルのビートルが発着する国際港湾で、福岡へのクルーズ船も多く入港する、日本を代表する港のひとつ。博多湾の国内航路としては、壱岐、対馬、五島列島福江行きといったフェリーやジェットフォイルがあります。また、志賀島・玄海島といった福岡市周辺の離島との間を結ぶ福岡市営の生活航路としての一面も。博多港から各地へ深夜発の便も出ているので、予約したレンタカーを先に使ったのち、フェリーに乗って離島に渡るということもできますよ。レンタカーなら、コンパクトカーからSUV、ミニバン、スポーツタイプにエコカーなど、お好きなクルマを予約してドライブしてみましょう。乗り捨ても便利な使い方で、博多港付近で乗り捨ててフェリーに乗り込むのもおすすめです。
福岡県博多港は、福岡市随一の繁華街である天神にも近く、どこに行くのも便利です。ただ、予約可能なレンタカー営業所のある地域は、博多港からは離れています。博多港から予約した営業所へ向かうには、バスまたはタクシーでの移動がおすすめ。博多港からは、博多駅方面へ向かうバスの本数が多いため、予約の際は博多駅方面の営業所へ向かいましょう。バスを蔵本停留所で降りると、付近には格安レンタカー会社であるカースタレンタカーとニコニコレンタカーがあります。同停留所から徒歩約8分進めば、中州に唯一あるトヨタレンタカー。さらに地下鉄箱崎線も通っている呉服町には、ニッポンレンタカーやバジェットレンタカー、スカイレンタカーにタイムズカーレンタルが点在しています。
福岡県博多港から博多駅行きのバスに乗りますと、大手レンタカー業者が多くあります。大手のレンタカーでは、予約した営業所と異なる場所に返却する乗り捨て(ワンウェイ)が可能ですので、予約の際に申し込みましょう。長距離の乗り捨てする際には福岡県内なら無料で乗り捨てができる、トヨタレンタカーとバジェットレンタカーがおすすめ。小倉駅や北九州空港など、離れた場所でも同一県内なので、活用次第では片道移動の手段としても便利に使えます。ニッポンレンタカーの場合、北九州市のエリアまで行くと福岡県内移動でも乗り捨て料が発生しますが、比較的安価なもの。タイムズカーレンタルや日産レンタカーの場合、距離計算なのでエリアは関係なく乗り捨て料金が発生します。
博多港にはレンタカー受付カウンターの類はなく、また港から店舗間での送迎サービスも行っていません。フェリーから博多港に降り立った後はバスやタクシーなどの交通機関を利用して、予約した店舗へ向かいましょう。博多港最寄りの店舗は博多駅周辺の店舗でもあります。交通機関自体は豊富にあるので移動に時間をかけずに向かうのもよし。また、のんびり福岡観光をしながら向かうのもおすすめです。最寄りのレンタカー会社はニッポンレンタカーやトヨタレンタカー、タイムズカーレンタルといった大手レンタカー会社が点在。その他格安レンタカー会社もバジェットレンタカーやニコニコレンタカー、スカイレンタカーに駅レンタカーなどがあります。博多駅周辺とはいえ店舗のある位置はまばらなので、場所も比較しながら予約することをおすすめします。
福岡県博多港は大変古い歴史を持っており、後漢の光武帝から、奴の国王が金印を受けた1世紀まで遡れます。博多港は、三方を陸に囲まれた博多湾の奥に位置する天然の良港です。そのため古くから外部と交流を続けており、島国の日本が朝鮮半島やユーラシア大陸と行き来するときの重要な港でした。現在もなお、諸外国との貿易港として、特にアジア諸国との間をコンテナ船が定期的に往来。クルーズ客船の寄港数や日本に上陸する外国人数も大変多くなっており、博多港は福岡だけでなく日本の玄関としての役割も果たしています。港から新幹線駅、空港まで近接しているのが福岡市の特徴であり、旅行者は多様なルートでの出入りが楽しめます。また、博多港周辺には博多ポートタワーやベイサイドプレイス博多といった観光スポットも。
福岡県博多港付近は、大都市でありながら風光明媚なスポットにも恵まれ、ドライブには最適なシチュエーション。博多港から北に向かい、博多湾を構成する海の中道と志賀島をドライブしてみましょう。埋め立て地を抜けますと、長い砂洲になっている海の中道です。途中、マリンワールド海の中道という水族館があります。この水族館では、巨大な玄界灘水槽やイルカショーが人気。最も細い部分、両側に海の見える橋のような絶景を進みますと、陸続きの志賀島に入ります。島を一周するだけでも楽しめますが、山頂で周囲をぐるり見渡せる穴場の潮見公園もおすすめ。島の一番奥にある休暇村志賀島には、金印の湯という日帰り温泉があります。予約不要の露天風呂から臨む、玄海湾に沈む夕陽は絶景です。博多港から西に進んだ先にあるシーサイドももち海浜公園も、福岡市内でおすすめのドライブスポットですよ。