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奥尻島のシンボルである鍋釣岩。もともとマグマが冷めて固まってできた巨大な火成岩でしたが、長い歳月を経て波によって削られ、現在のような形になったといわれています。真ん中に大きな穴が開いているその姿が、鍋のつるに似ていることから「鍋釣岩」と名づけられました。朝日と夕日共に見どころで、どちらも光の当たり方で全く異なる美しい姿を見せてくれます。また、夜にはライトアップもされ、暗い海に浮かび上がる鍋釣岩はとても幻想的です。波の音だけが響き渡る静かな夜の海で、神秘的に光る姿を是非御覧ください。
神威脇温泉は、旅の最後に立ち寄っていただきたいスポット。地元の方も多く訪れ、観光客と地元の方の交流の場にもなっています。浴室が二階に分かれており、一階の浴室は濃厚な源泉がそのままかけ流されているため黄褐色で、熱めの湯が特徴です。一方、二階の浴室では、少し湯の温度が低めに設定されており、長い時間ゆっくりとお湯に浸かることができます。また、浴室からは日本海を一望することができ、特に夕日の美しさは好評です。空港から車で15分とアクセスしやすいので、お帰りの際にはぜひお立ち寄りください。
険しい山登りをほとんどせずに奥尻の絶景を望めるとっておきの場所。球島山は、奥尻島の北側に位置する標高369mのそれほど高くない山です。しかしこちらの頂上にある展望台からは、奥尻のなだらかな山々と、海、また晴れた日には北海道本島も見ることができます。その360度に広がる大パノラマは、奥尻に訪れた際は必見です。展望台の近くまで道が整備されているので、途中まで車や自転車で登ることができるのも特徴。駐車場に停めたあと、90段ほど階段を登るだけでその壮大な景観を眺められるので、気軽に訪れることができます。