悠久の自然溢れる国ラオスを味わい尽くすための観光地13選一挙紹介!

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悠久の自然溢れる国ラオスを味わい尽くすための観光地13選一挙紹介!

世界有数の観光立国として名高い東南アジアの国ラオス。日本の本州ほどの国土の70パーセントは山岳地帯に覆われ、人口は700万人弱。世界遺産への登録は2ヶ所、と数字だけを見ればとても地味な印象なのですが、それとうらはらに訪れた人の満足度は非常に高いことで知られています。

まだ行ったことない方ももう1度行きたい方も、これから具体的にオススメの観光地をひとつひとつ挙げ、ラオスの魅力を徹底解剖していくのでぜひ次回の旅行に役立ててください!

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悠久の自然溢れる国ラオスを味わい尽くすための観光地13選一挙紹介!

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1.クアンシーの滝(ルアンパバーン)

出典: 撮影者:Christian Bowman/flickr

ラオス北部の古都ルアンパバーンから南に約29kmの場所にあるクアンシーの滝。滝は3層からなり、水面は鮮やかなエメラルドグリーンに輝いています。入り口から15分ほど登って行ったところにある落差約50mの滝は水しぶきがかかるほど迫力満点!でもここは滝を鑑賞するだけの観光地ではないんです。下流の方では木の上から飛び込んだり、泳ぐことだってできます。ぜひ水着を服の下に着用して行きましょう!

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ルアンパバーン市内からトゥクトゥクをチャーターして行くのが一般的です。一人では割高なので数人でシェアすると良いでしょう。レンタルバイクでは1時間ほど。

2.ボーラウェン高原(サーラワン県、チャンパーサック県)

出典: 撮影者:ronan crowley/flickr

標高1,000mで朝と夜の寒暖差が激しい利点を生かしラオス最大のコーヒー、野菜の生産地として知られるボーラウェン高原は、ラオス南部最大の都市パクセーからバスで約1時間。近年観光客が増加中の場所として注目を集めています。目玉の観光スポットは川が交じり合う独特の地形から生まれた滝!それもひとつだけではありませんよ。パクソンの街から西に数kmに位置するタートファン滝は二つの川が100m以上を落ちていく豪快な景色が見もの!タートユアン滝は落差42mであるものの、整備された道中をトレッキングし滝近くの芝生でピクニックもできちゃいます。

トレッキング後の休憩は素朴な景色を前に、味わい深いボーラウェン産のコーヒーで決まり。ほっとひと息つきましょう。

3.タートルアン(ビエンチャン)

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黄金に光り輝くタートルアンはラオス最大のシンボルと言えるでしょう。高さ45mの仏塔は周囲に目立つ建物もなく、その存在感は見る人を圧倒します。晴天であれば空や雲とのコントラストもより際立ち、つい見とれてしまいますよ。1566年セタティラート王の命により現在の姿となったと伝えられていてその後破壊されるも再び立て直されたことからラオス人にとって極めて重要な存在であることがうかがい知れますね。

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毎年11月の満月の日に開催されるタートルアン祭りは毎年約30万人の人でにぎわうラオス仏教最大の行事です。1週間に及ぶこの祭りは早朝の大規模読経、托鉢から始まり、夜間のライトアップも荘厳です。ぜひタイミングを合わせて観光したいですね。市内から自転車で約30分なのでサイクリングしながら行くのもオススメですよ。

4.パトゥーサイ(ビエンチャン)

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「勝利の門」と名づけられたパトゥーサイは終わりを告げた内戦を記念して1962年から建設が開始されました。遠くから見た姿はまるでパリの凱旋門そのもの!そこから真っ直ぐに延びるラーンサーン道路もシャンゼリゼ通りに見立てて道路整備しているので周りの景観もなんだかパリのよう。門の下から天井を見上げると象や神々も描かれており、ラオスらしさも見受けられますよ。内部を上がり土産物フロアーを抜けるとそこは展望台です。一国の首都とは思えないようなのどかなパノラマ風景を楽しめます、夜間のライトアップも幻想的ですてきです。

日本人が生産しているというパトゥーサイの形を模したクッキーはパッケージも可愛くラオスお土産の新定番となるかもしれませんね。

5.ワットプー(チャンパーサック県)

出典: 撮影者:ronan crowley/flickr

ラオス南部パクセーから約50km、車で1時間のところにあるワットプーはルアンパバーンの次に世界遺産として2001年に認定されました。ラオス特有のゆったりと流れる時間や地平線まで広がる雄大な景色を思う存分味わいたい人は行って損しない観光スポットです!

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クメール王朝が存在したという稀有な証拠を体現している数少ないヒンドゥー教寺院ですが、その痕跡はパライという聖池や参道の周囲に立ち並ぶシヴァ神の象徴リンガに見て取れます。敷地内は日陰が少ないので水分補給は必須!歩きやすい靴で行きましょう。現在は仏像も設置されているように仏教徒の信仰の場としても様変わりしていて、毎年1月から2月に僧侶が集いイベントや托鉢で祝うワットプー祭りも開催されていますよ。

6.シーパンドン(チャンパーサック県)

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ラオス自体が楽園と言っても過言ではありませんが、その中でも極上の楽園として知る人ぞ知る観光地と言えば「シーパンドン」です!ラオス語で「4,000の島」と意味する通り、ラオス南部のメコン川中洲に無数の島々が浮かんでいます。その大多数は無人島となっていますが、コン島やデット島などでは稲作や漁業により伝統的な暮らし方をする人々を見かけることができますよ。

メコン川沿いでハンモックにゆられ読書をしたり昼寝をしたり、贅沢に時間を使うのも良いでしょう。アクティブな人向けには島内をサイクリングで回ったり、浮き輪に乗ってメコン川を下るチュービングも用意されています。カヤッキングツアーでは絶滅危惧種の川イルカに出会うことも!

7.プーシーの丘(ルアンパバーン)

出典: 撮影者:John Pavelka/flickr

ルアンパバーン市内を一望したいなら「プーシーの丘」に登るのは良い選択といえます。街中のメインストリートのサッカリン通りにある入り口から高さ約150m、328段の階段を登りきると360度の絶景パノラマがお出迎え!街を囲むメコン川やカーン川、緑茂る山々を眺めれば、登りの疲れも吹っ飛びますよ。

おススメの時間帯は、朝日も神々しいけどやっぱり夕暮れ時が人気。観光客でひしめき合うこともありますが、山に沈んでいく夕日がメコン川を照らしとっても幻想的でノスタルジックな気分にさせてくれます。夕日をじっくり堪能した後に丘から降りるとナイトマーケットが始まるころ。ぶらぶらとお店でお土産を探したり、屋台でご飯を食べながら宿へと帰るコースが定番の楽しみ方ですね。

8.パークウー洞窟(ルアンパバーン)

出典: 撮影者:einalem/flickr

ルアンパバーンで托鉢見学も済ませたし、街中もひと通り観光した。そんな方はぜひ郊外のパークウー洞窟へ出かけましょう!トゥクトゥクやバイクでも行けますが、ボートでメコン川を遡る方がより風情を感じられますよ。ツアーに申し込んでも良いですし、上流にある専用発着場まで自力で行けば割安チケットを買うこともできます。

パークウー洞窟はタムティンとタムプンの2つの洞窟から成り、タムティン内には安置されている仏像が約4,000体!元来、川の精霊(ピー)を祀る場所でしたが王室により仏教の聖地とされ民衆も多く訪れる場所へと変貌しました。ラオスでは仏像の寄進が一般的なので、これほど多くの仏像が集まったのです!静かながら力強い信仰のエネルギーを感じざるを得ませんね。往路途中バーンサーンハイという村でラオス焼酎「ラオラーオ」の試飲や購入ができるのはお酒好きな人にとってはうれしい寄り道ですね。

9.ブッダパーク(ビエンチャン)

出典: 撮影者:Matthias Hiltner/flickr

敬虔な仏教国として知られるラオスですが、観光客の興味を引いてやまない一風変わった仏像が勢ぞろいする公園を知っていますか?ビエンチャン市内のタラートサオバスターミナルから14番のバスに乗り揺られること約1時間。ワットシェンクアン寺院、通称ブッダパークへ到着します。園内には、通常の寺院では絶対にあり得ない奇抜なポーズをとった仏像たちが自由に置かれています。自分だけのお気に入り仏像を見つけてぜひ一緒に記念写真!球状の建造物は口の中から屋上へと出られますよ。そこから混沌とした景色を見下ろすのもおもしろいでしょう。

肩の力を抜いて気楽に観光できる場所もラオス旅行のしおりの1ページに追加してみてはどうでしょうか?

10.ジャール平原(シェンクワーン県)

出典: 撮影者:Nick Hubbard/flickr

いつ、誰が、どんな目的で、どうやって500以上もの石壺を作りここに置いたのか。その謎はいずれ解明されるかもしれませんが、謎は謎のままとして鑑賞するのもまた想像力がかき立てられておもしろいものです。ラオス北東部のシェンクワーン県ジャール平原にそんな不思議な観光地があります。 

平原内は「サイト」と呼ばれる3つの区画に分かれていて電動カートで石壺郡まで案内してくれます。サイト1にある最も大きな「チチュアンの壺」は高さ2.5m、重さは驚愕の6トン!この地には昔巨人の国があり戦争に勝利する度にこの壺でお酒が振舞われていたという巨人伝説が残っているのもうなずけるほど。その後人骨や装飾品、棺桶も発されたため古代モン・クメール族のお墓である説が今や濃厚ですがそれでも謎は残されたまま。現在安全性は担保されているもののベトナム戦争有数の爆撃地としても爪痕が残る観光地です。

11.コンロー洞窟(カムアン県)

出典: 撮影者:Aleksey Gnilenkov/flickr

ラオス中南部カムアン県タケークから約130km北上したところにあるコンロー洞窟はラオスで一番大きい鍾乳洞として観光客に開かれています。ビエンチャンからはバスで6,7時間かかるので大変立地が悪いのですが、訪問者の中には「ラオスで最も感動した観光地だった」と言う人もいるほどです!心に残る要因はちょっとした冒険気分を味わえることにあるでしょう。

入り口で4人乗りのカヌーをチャーターして洞窟へ進入しますが、入場料込みで1艘10万キープ(2016年11月現在)なので数人でシェアした方がお得ですね。洞窟内は暗くヘッドライトの明かりを頼りに進みますが、途中カラフルにライトアップされた空間は幻想的でとっても美しいですよ。人気に火がつく前にラオスの秘境コンロー洞窟を先取りしておきましょう!

12.ブルーラグーン(バンビエン)

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ラオス国内でバックパッカーに人気の観光地として名を馳せるバンビエン。ビエンチャンからはバスで所要時間4時間ほどです。自然の景勝地であるバンビエンの中でもブルーラグーンは特に美しい観光スポットです。雨季の大雨後は水が澄んでいないときもありますが乾季はエメラルドグリーンの水が幻想的。木に登りそこから水の中へダイブすることもできるので飛び込みたい方は水着着用で行きましょう!また森の中に張られたワイヤーにフックをかけターザンのように滑走するジップラインもアトラクションとして用意されていて、スリル満点で爽快な体験も併せてできますよ。

時間や体力に余裕のある方は自転車で行くと、ラオスの原風景であるのどかな景色を横目に気持ち良くブルーラグーンまでサイクリングできます。

13.タートインハン(サワンナケート)

出典: upload.wikimedia.org

タイとベトナムをつなぐ交通の要所として機能しているラオス中南部の街サワンナケートの郊外にひっそりと佇む仏教寺院がタートインハンです。16世紀に建立後ラオス仏教の聖地とされていて国内外から多くの参拝者が訪れています。またお祭りの時期にはラオス各地から高僧が集まってきて盛り上がりを見せますよ。

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寺院の中にいる尼層にお布施を渡すと、お祈りしながらミサンガを手首に巻いてもらえるバーシーの儀式を体験することもできます。中央の仏塔はきらびやかこそないものの立派な佇まいで多くの人々の信仰を背負ってきた力強さを感じ取ることができるでしょう。

◎まとめ

いかがでしたか。ラオスは南北に長く、公共交通機関もそれほど発達してないため一度の旅行で多くの観光地を回るのは難しいかもしれません。ですが、ゆったりと流れる時間に合わせてスケジュールを組み立ててみてはどうでしょうか。一ヶ所の観光地を深く味わうスタイルの旅が合っている国であるとも言えますね。そうすれば素朴で優しいラオス人との触れ合いも含めて、いつまでも思い出に残る旅となるでしょう。「アジア最後の桃源郷」とも言われるラオスをぜひ楽しんでください。

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