名称:ミール城
住所:Krasnoarmeyskaya St., 2, Mir 231444, Belarus
公式・関連サイトURL:http://mirzamak.by/en/
ベラルーシという国をご存じでしょうか?ベラルーシは、旧ソ連から独立した親ロシアの国家で、東はロシア、南にウクライナ、西にポーランド、北西はリトアニアと国境を接しています。
国土の多くを森林が占め、絶滅危惧種の動物が多く生息していることでも有名です。ベラルーシには、森や湖が多く存在しながら、そこに歴史的建造物と近代的な建物が混在しています。そのコントラストが、ベラルーシの魅力ともいえるでしょう。
ここでは、このベラルーシの魅力的な観光スポットを、首都ミンスクを中心にいくつかご紹介することにしましょう。
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目次
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1. ミール城(フロドナ)
ミール城は、ベラルーシのフロドナ州カレリーチにあるお城で、西暦2000年には「ミール地方の城と関連建物群」として世界遺産にも登録されています。
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15世紀末から16世紀にかけて、ミール村付近にゴシック様式の城として建設され、そののちリトアニア大公国の大貴族であったラジヴィウ家の手に渡りました。そしてラジヴィウ家は、この城をルネサンス様式の城として完成させたのです。
外壁には独特の漆喰による装飾が施され、ユニークな外観。また、3階建ての宮殿の中には40もの部屋があり、城の四隅には壮麗な塔が立っています。
ベラルーシの首都ミンスクからはミール城へのバスが出ているほかツアーもあるので、およそ90kmとやや離れていますが、日帰りも充分可能です。
2. 聖シモン・聖エレーナ教会(ミンスク)
真っ赤なレンガがひときわ目立つ聖シモン・聖エレーナ教会。実はここは、日本ととても深い関係がある場所なのです。この聖シモン・聖エレーナ教会の鐘は、長崎の浦上天主堂から贈られたもので、石碑にはその名前が刻まれています。また鐘の下には、広島と長崎、そして福島の土の入ったカプセルが眠っているのです。
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ベラルーシは、チェルノブイリ原発事故での被害を最も受けた国。なので、日本に共感を持っているベラルーシの人も多いといいます。教会を訪れ、両国の人達の様々な想いを胸に刻むのも良いかもしれませんね。
名称:聖シモン・聖エレーナ教会
住所:vulica Savieckaja 13Minsk, Belarus
公式・関連サイトURL:http://chyrvony.by/
3. トラエツカヤ旧市街区(ミンスク)
ヨーロッパの雰囲気が流れる旧市街区をお散歩してみませんか?このエリアは、戦前の商家などをそっくり復元し、現在は多くの土産物店が軒を連ねています。
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ここにはソ連らしい雰囲気は全くなく、昔ながらのベラルーシの街並みを見て取ることができます。1980年代に、学生ボランティアによってこの美しい街並みが復元されました。
トラヤツカヤ旧市街区へは、地下鉄「ニャーガ駅」から徒歩で行くことができます。ヨーロッパの雰囲気が流れる素敵なこの場所で、旅の思い出にベラルーシならではのお土産を探してみてはいかがでしょうか。
名称:トラエツカヤ旧市街区
住所:Trajeckaja nabiarežnaja Minsk, ベラルーシ
4. 聖霊大聖堂(ミンスク)
聖霊大聖堂は、1642年にベルナルディン修道院によって建設されたカトリック教会でした。それが、1852年にロシア正教によって押収され、ロシア正教の教会となりました。
ここは、多くの礼拝者が訪れると共に、多くの観光客が訪れる人気のスポットです。白い外観はとても美しく、晴れた日には青空と相まってその美しさは何とも言えません。内部にはソビエト建築も垣間見られ、建築も装飾も訪れる価値は大いにありです。
聖霊大聖堂へは、地下鉄「ネミガ駅」から徒歩で行くことができるので、お散歩気分でその美しさを確かめてみるのも楽しいのではないでしょうか。
名称:聖霊大聖堂
住所:Cyril and Methodius St 3, Minsk, ベラルーシ
5. 国立図書館(ミンスク)
巨大なダイアモンド型のユニークな建物が、国立図書館です。教育に力を入れているベラルーシらしく、図書館として立派なことはもちろん、裏手にあるエレベーターでのぼる展望台も、観光客には魅力的です。
展望台からは街並みを一望することができ、かなり遠くまで見渡すことができます。また、夜の9時からはこの建物が輝きはじめ、様々な色や文字が浮かびあがるライトアップがされています。
その様子は圧巻で、ずっと見ていても飽きのこない美しさといえるでしょう。
名称:国立図書館
住所:praspiekt Niezaliežnasci 116, Minsk 220114, Belarus
公式・関連サイトURL:http://www.belarus.by/en/about-belarus/architecture/national-library
6. 勝利広場(ミンスク)
ミンスクの地下鉄「プロシャジ・ポビェディ」駅前に、勝利広場があります。ここには、旧ソ連時代の第二次世界大戦の勝利を記念して設けられた高さ38メートルの記念塔があり、ベラルーシの衛兵がそれを守っています。
衛兵の交替式は毎日行われており、それを見ようと多くの観光客が訪れます。勝利広場内には、記念塔のほかに「永遠の火」や英雄都市記念碑があり、地下の通路は記念ホールを兼ねています。
ベラルーシを訪れたらぜひ勝利広場に足を運んで、衛兵の雄姿をご覧になってはいかがでしょうか?
名称:勝利広場
住所:Вечны агонь praspiekt Niezaliežnasci,Minsk, Belarus
公式・関連サイトURL:http://www.belarus.by/en/travel/belarus-life/victory-square
◎まとめ
いかがでしたか?ベラルーシの魅力を感じ取っていただけたでしょうか。国土が日本の半分ぐらいあるのに、その人口は東京都より少ないというベラルーシ。国土の半分が緑に覆われ、自然が豊かで四季もあります。
この緑と潤いに満ちた国ベラルーシに、あなたもぜひ一度足を運んでください。きっと、その魅力に心奪われることでしょう。この記事が次回の旅行の参考になれば幸いです!