名称: Ηλιοβασίλεμα στην Οία, sunset of Oia
公式・関連サイトURL:http://www.xn--mxamfpbkoml.com.gr/%CE%B7%CE%BB%CE%B9%CE%BF%CE%B2%CE%B1%CF%83%CE%B9%CE%BB%CE%B5%CE%BC%CE%B1.html
地中海・エーゲ海に面し、人々をひきつけてやまない魅力的な景観と、重厚な歴史を感じさせる史跡が多く残るギリシャは、ヨーロッパ圏でも屈指の観光大国です。人生のうち、一度はギリシャに行ってみたい、と考えている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなギリシャの魅力がぎゅっとつまったおすすめの観光スポットを7個、厳選して紹介します。どれもが魅力的なので、写真を見るだけでギリシャに行きたくなってしまうかも?
目次
紺碧の海と歴史のロマン!魅力たっぷりの観光大国・ギリシャの見どころ7選
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1.イアの夕日(サントリーニ島)
サントリーニ島はギリシャ国内でも屈指の人気の観光スポット。紺碧のエーゲ海に浮かぶ、白と青のコントラストに彩られた町並みがただひたすらに美しく、まさに異世界!といった風情があります。晴天の日はさらに街並みが美しく映えて見えます。国内でもツアーが多数組まれていますし、わざわざサントリーニ島で結婚式を挙げるカップルも多いのも納得です。
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日中の街並みもさることながら、サントリーニが「世界一」と評されているのはその夕日。島北部の港町イアから眺める夕日は言葉にならないほど美しく、世界中のあらゆる国から観光客が訪れます。中でもイアの夕日がよく見えるスポットとして有名なのがサンセットキャッスル。日没の2~3時間前から場所取りが始まりますので、早めに到着してのんびりと日の入りを待つのが正解です。
夕暮れ時には世界一の夕日を見ようと、周辺はにわかに賑わいます。ぜひ刻々と姿を変えるバラ色の夕日を楽しんでみて!
2.アクロポリスの丘(アテネ)
ギリシャ地下鉄2号線のアクロポリ駅から歩くこと約12分で、古代ギリシャを象徴するアクロポリスの丘にたどり着きます。古代においては宗教的な側面と、要塞としての側面を兼ね備えたものでした。
要塞とはいえ、そこには圧倒的な芸術性があり、観光客をひきつけてやみません。中でも目を引くのが、かの有名なパルテノン神殿です。その美しさと重厚感には息を呑むばかり。なおパルテノン神殿の裏手にはアクロポリス博物館があり、数々の貴重な展示品が並んでいます。
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また、アクロポリスの中で最も神聖な場所とされるのが、6体の少女像がシンボルとなっているエレクティオン。少女像の実物はアクロポリス博物館に納められています。
夜になると丘全体がライトアップされ、また違った表情を見せるアクロポリス。アテネの街から見上げるアクロポリスもまた、ギリシャの誇る絶景の1つに数えられています。
名称:Ακρόπολη της Αθήνας, Acropolis of Athens
住所:Prefecture and Region of Attica
公式・関連サイトURL:http://www.theacropolismuseum.gr/(アクロポリス博物館)
3.グランドマスターの宮殿(ロードス島)
中世の街並みを色濃く残すロードス島の、高台にそびえ立ってひときわ目を引く建造物がかつての騎士団長の館です。現在は博物館として利用されており、18歳未満は無料で、18歳以上なら一人あたり6ユーロで入館できます(2016年11月時点の情報です)。
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れんが造りの無骨な外観とはうらはらに、中に入ると歴史を感じさせる調度品の数々がお出迎え。ヨハネ騎士団の紋章である白十字が描かれた真紅の軍旗も展示されています。かつてこの旗の下に甲冑に身を包んだ男たちが立ち並んだのだ、と想像すると、ドラマを感じてしまいそうですね。
そして最大の見所は何といっても床面に施されているモザイク画。このモザイク画はわざわざコス島から移築されたものというのだから、ロードス騎士団の強大さがわかります。動物画や人物画のほか、幾何学的な模様も見られ、床を見ているだけでも飽きません。
名称:Παλάτι του Μεγάλου Μαγίστρου Ρόδου, palace of the grand master of the knights of Rhodes
住所:Odos Ippoton, Rhodes 85100, Greece, GR
公式・関連サイトURL:http://www.helios.gr/museums/grand-master-palace/
4.メガロ・メテオロン修道院(カランバカ)
ギリシャ中部のテッサリア平原に突如として現れる、そびえたつ巨大な奇岩群。その頂きには歴史ある修道院が建てられています。一見すると奇妙にも映るこの一帯はメテオラと呼ばれ、古くから修行と祈りの場として、宗教上たいへん大きな意味をもつ土地でした。メテオラへは電車やバスを乗り継いで行くことも出来ますが決してアクセスが良いとは言えないため、アテネから用意されているバスツアーを利用するのが便利です。
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メテオラの修道院は現在も祈りをささげる修道士たちの生活と修行の場になっていますが、同時に観光地として、一部が一般に公開されています。現存する修道院は6つありますが、そのどれもが歴史ある修道院。中でもメガロ・メテオロン修道院(メタモルフォシス修道院とも)では貴重な美術品やフレスコ画を見ることができます。
地上から見上げる修道院も絶景ですが、中空の修道院から見渡す地上もまた絶景です。
名称:Μονή Μεγάλου Μετεώρου, Monastery of Great Meteola
住所:Kalambaka 42200, Greece
公式・関連サイトURL:
5.アテネ国立考古学博物館(アテネ)
ギリシャの古代文明に興味があるなら、忘れずに訪れておきたいのがアテネ国立考古学博物館です。アテネ地下鉄1号線のヴィクトリア駅・オモニア駅が最寄りのため、地下鉄で向かうのがベター。ただし周辺は夜間の治安に不安のあるエリアのため注意が必要です。
莫大な数の出土品がぎっしりと展示されているため、全てを見て回ろうと思うと相当の時間がかかります。開館時間に合わせて行きましょう。館内には有名な黄金のマスクやゼウス像、ポセイドンのブロンズ像やシラクサのアフロディテ像など、世界的に有名な展示品に続々と出会うことができますよ。
落ち着いた雰囲気のカフェも2つ併設してあるので、疲れたらここで休憩を。なお入館料は大人5ユーロ(2016年11月時点、2017年3月31日まで)。
名称:Εθνικό Αρχαιολογικό Μουσείο, National Archaeological Museum of Athens
住所:44 Patission St., Athens
公式・関連サイトURL:http://www.namuseum.gr/
6.エーゲ海クルーズ
絵画のように真っ青なエーゲ海を満喫するなら、客船でのクルーズはいかがでしょうか。アテネの港から、エーゲ海に浮かぶ島々をたどるクルーズが出発しています。
アテネに近いイドラ島やポロス島をめぐる1日クルーズだけでなく、数日かけて人気のサントリーニ島やミノコス島を巡るツアーもあり、それぞれの旅行プランに合わせたチョイスが可能です。
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船内にはカフェやレストランもありますし、クルージング中はダンスの教習などのアクティビティも。飽きること泣く離島巡りを楽しむことができます。エーゲ海は波が穏やかなので、船酔いの心配が少ないところもポイント。数日間に渡るクルーズの場合は、日本人乗務員が乗船していることも多く、英語が話せなくても安心です。
船の甲板に立てば、晴天時には見渡す限りのエーゲ海の青が広がります。島からの眺めとはまた違った、エーゲ海の姿を楽しむことができますよ。
公式・関連サイトURL:http://www.cruisexperts.gr/
7.クノッソス宮殿(クレタ島)
クレタ島は地中海に浮かぶギリシャ最大の島であり、かつてミノス文明が栄えたその舞台となった島でした。ミノス文明を代表する遺跡であるクノッソス宮殿は、紀元前2000年前~1400年前の建築物と言われています。ミノタウルスの神話で、よく知られていますね。
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クレタ島中心部であるイラクリオン市からはバスでおよそ30分の距離に、クノッソス宮殿はあります。まず出迎えてくれるのは、発掘者であるアーサー・エヴァンズの像。宮殿は紀元前2000年前という遥か太古の建造物であるのに、その規模は巨大であり、また水洗式のトイレを備えていたなど、古代人の誇る技術力の高さにも驚かされます。
クノッソス宮殿遺跡で発掘された出土品の数々は、クノッソス宮殿では見ることができず、イラクリオン市内にあるイラクリオン考古学博物館に展示されています。有名なイルカのフレスコ画は、こちらの博物館で見ることができますよ。クノッソス宮殿とあわせて訪れることで、楽しみが倍増するでしょう。
名称:Κνωσός , Cnossus
住所:Heraklion, Crete, Greece
◎まとめ
エーゲ海をはじめとする美しい景観、そして遥か古代の息吹を感じられる遺跡や博物館。ギリシャがヨーロッパ圏でも屈指の観光大国なのは、その自然と文化がどちらも魅力的であるからに他なりません。息を呑むような絶景を見に行くもよし、古代文明の偉大さに触れに行くもよし。次の旅先は、魅力がぎっしり詰まったギリシャにしてみませんか?