雨の日でも楽しく観光できる!佐賀県にあるおすすめの屋内観光スポット6選

画像出典:pixabay.com

雨の日でも楽しく観光できる!佐賀県にあるおすすめの屋内観光スポット6選

佐賀県は北部と南部で気候が異なります。日本海型気候(北部)と内陸型気候(南部)に分けられるのです。しかも年間平均気温が16度と穏やかな地域が多いのですが、佐賀市は都市化の影響から平均気温なども高め。そんな佐賀県の降雨量は6月と7月にピークを迎え、この2か月間だけで1か月あたり300mm以上と年間降雨量の3分の1を占めています。6月から7月にかけて佐賀県を観光をするのであれば、雨が降っても大丈夫な観光スポットを選ぶことがポイントです。

佐賀県の降雨量が多い地域を見てみると、北東部から中央部、南西部、西部に連なるそれぞれの山間では多いのですが、北部や南部の平野部や沿岸部は少なくなっています。地域によって異なる降雨量を持つ佐賀県で雨の日でも観光できるスポットをまとめてみました。

目次

雨の日でも楽しく観光できる!佐賀県にあるおすすめの屋内観光スポット6選

目次を閉じる

1.「唐津城」

日本のお城が注目を集めている中、佐賀県で雨の日も楽しめる観光スポットと言えば唐津城です。舞鶴公園の中にあり、晴れていれば公園も一緒に花を楽しめますが、雨の日でもお城の中や天守閣までの道のりなどを楽しむことができます。通称舞鶴城と呼ばれ、唐津湾に面する海城として知られています。

この名前で呼ばれているのは、松浦川の右岸に広がる虹の松原が満島山を真ん中に見て翼を広げた鶴みたいに見えることが由来です。この中には郷土資料館があり、資料が展示されているので日本の歴史に触れるいい機会になります。ここは唐津藩の藩庁として栄え寺沢広高によって築城されましたが、そのためには九州の大名たちの力が添えられており、堀には大名の領地名が記されているのです。歴史あるこの場所は景色もいいと評判ですが、現在も石垣を残すなど日本の城の歴史を知る重要な文化財でもあるのです。

2.「佐賀県立佐賀城本丸歴史館」

佐賀城本丸跡に建てられた佐賀城本丸歴史館は、規模2500平方メートルと全国でも類を見ないほどの大きさの木造復元物。雨の日でも楽しめる観光スポットとして人気が高く、この県の史学を知りたい方や城好きの方にはぴったりの場所です。

館内には45mにもなる畳敷きの廊下に320畳もの大広間があり、さらに3D画面でこの本丸御殿を探検してみたり、大砲の球を持ってみたりとたくさんの目玉スポットがあります。さらに季節に応じて行われる企画展は佐賀にちなんだ歴史を学ぶことが可能。常設展示では佐賀城の歴史や幕末から明治にかけてのこの地域の昔からのことを知ることができます。

赤ちゃん連れでも楽しめるようにベビーカーを貸し出していたり、足の不自由な方のために車いすの貸し出しもしています。またより佐賀城のことを知りたい方や勉強したい方にはボランティアの説明もあるのでより興味を深めることができるでしょう。

3.「有田ポーセリンパーク」

出典: commons.wikimedia.org

日本にいながら海外にいるような感覚を味わえるのが有田ポーセリンパークです。ドイツツウィンガー宮殿を佐賀に再現し、晴れの日だけではなく雨の日でも楽しめるろくろ、絵付け体験などがあります。有田焼以外にも世界中の陶磁器が展示されているので、焼き物が好きな方にもおすすめの観光スポットです。

宮殿の右ウィングでは有田焼の最盛期と言われる江戸時代から明治時代までの作品が飾られており、世界中から有田焼ファンの観光客が集まります。日本の焼き物でありながら陶磁器さながらの美しさはドイツの宮殿によくなじみ、ウィーン万博に展示され多くの人を驚かせた182㎝の大花瓶も展示されています。

隣接する正宗酒造の有田蔵を見学することもできます。焼酎に清酒の製造工程やボトリング工程を見られるので、日本酒だけではなくお酒が好きな方は試飲コーナーなど楽しめるでしょう。

4.「佐賀県立九州陶磁文化館」

出典: ja.wikipedia.org

九州には様々な焼き物が伝えられていますが、佐賀県立九州陶磁文化館では古い時代の陶器だけではなく、現代の陶工による作品まで見ることができます。特に輸出伊万里101点からなる蒲原コレクションは多くの人を魅了して止みません。展示品は季節ごとに趣向を変えた上で変えられ、トイレは有田焼で出来ているという徹底ぶりです。

フロアは入り口から順路がありますので迷うことなくスムーズに全展示を見ることができます。一般展示室だけではなく九州陶芸の今と昔、歴史、さらに柴田夫妻コレクションを見たら、からくり時計を見るのもいいでしょう。雨が強くなければ外にある白磁冠火食鳥噴水やマイセンの鐘を見るのもお勧めです。陶磁器の歴史や変遷を知ることができる文化館ですから、焼き物に興味のある方だけではなく、焼き物を知らないという方でも楽しめるでしょう。

5.佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」

宇宙への憧れは子供から大人まで限りなく、その差はありません。佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」は様々な体験を通して宇宙に興味を持ってもらおう、知ってもらおうという博物館です。とくにプラネタリウムは屋内で360度星を観測することができ、子供も楽しめる南十字星や月探査コンテストなど様々な番組が目白押しです。

常設展示は3つのテーマを体験しながら学ぶことができる「地球発見ゾーン」、太陽や銀河系などを知る「宇宙発見ゾーン」、太古の地球を知ることができる「佐賀発見ゾーン」に分けられています。常設展示のほかに企画展示、さらにサイエンス教室に天体観測教室と宇宙に興味がある方ならぜひ参加してみたくなるようなワークショップも随時開催。幼稚園や小学生の子供でも楽しめる空間は、雨の日でも時間を忘れて楽しむことができるでしょう。

6.「嬉野温泉」

出典: commons.wikimedia.org

温泉は雨の日だけではなく晴れの日も入りたくなりますし、観光の疲れをいやすのにぴったりです。嬉野温泉は日本三大美肌の湯のひとつで、特に女性から人気が高い観光スポットです。大自然に囲まれたお湯はアルカリ泉で肌がツルツルになりますし、湯遊チケットを使えば秘湯めぐりを楽しむことができます。

例えばシーボルトの湯は大正ロマンを感じさせる外観が特徴。車いすの方や足の不自由な方でも入ることができるバリアフリー構造です。各温泉を日帰り入浴で楽しんだ後は温泉街を散策するのもお勧めですが、雨の日でも楽しめる肥前吉田焼窯元会館では、日本初めての磁鉱石である白い石が発見され始まった肥前吉田焼の歴史や作品を実際に見ることができます。また幕末に全盛期を迎えた志田焼の博物館や資料館もあり、雨の日も楽しめる佐賀県の観光スポットとして知られています。

◎まとめ

佐賀は雨の日が6~7月に集中しますが、そんな時期でも楽しめる観光スポットがたくさんあります。陶磁器や焼き物で栄えた街も多く、その歴史を知ることもできますし、現代の形を知ることもできます。さらに戦国時代からの変遷を経て今に残る佐賀城や唐津城は歴史が好きな方には見逃せないスポット。晴れの日もいいのですが、雨の日も情緒あふれる景色が望めていいですよ。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

skyticketならこんなにおトク!

最新の佐賀行き格安航空券

佐賀でおすすめの記事

佐賀のアクセスランキング