【土日祝限定】滋賀県~新潟県が2,580円!鉄道1日乗り放題「北陸おでかけパス」とは?

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【土日祝限定】滋賀県~新潟県が2,580円!鉄道1日乗り放題「北陸おでかけパス」とは?

北陸新幹線の開通により一段と行きやすくなった北陸。新幹線で急ぐ旅もいいですが、たまには、ローカル線を景色を見ながらゆっくりと行く旅もいいですよね。

今回ご紹介する「北陸おでかけパス」は、土曜日、日曜日、祝日に限ってJR西日本の北陸エリア、「IRいしかわ鉄道」、「あいの風とやま鉄道」、「えちごトキめき鉄道」(日本海ひすいラインに限る)、「のと鉄道」の七尾駅~和倉温泉駅が1日乗り放題になる企画乗車券です。

乗車券の有効範囲は滋賀県の長浜駅から新潟県の直江津駅までととてもワイドなのにお値段は2,580円(2020年11月現在)ととてもお得ですよ。また、首都圏からは北陸周遊乗車券が便利です。

このきっぷを使ってお得に北陸を旅しましょう!

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【土日祝限定】滋賀県~新潟県が2,580円!鉄道1日乗り放題「北陸おでかけパス」とは?

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北陸おでかけパスは3日前までに購入が必要!

みどりの券売機のイメージ

出典: papa88 / PIXTA(ピクスタ)

北陸おでかけパスの購入は「みどりの券売機」か、北陸と滋賀の一部エリアのJR西日本「みどりの窓口」、IRいしかわ鉄道(金沢駅を除く)やあいの風とやま鉄道(富山駅を除く)の主な駅などでできます。

エリア外にお住まいの場合はJR西日本のネット予約「e5489」で購入して当日受け取りも可能。

なお、えちごトキめき鉄道は北陸おでかけパスは使えるものの、有人駅の直江津駅と能生駅では扱っていません。(糸魚川駅ではJR西日本の窓口で購入可能)

首都圏からは北陸周遊乗車券もある

JR東日本のネット予約システム「えきねっとトクだ値」、「モバイル Suica 特急券」を利用して、東京駅~上越妙高駅の各駅から金沢駅・新高岡駅・富山駅・黒部宇奈月温泉駅・糸魚川駅に来訪した方のみ販売します。こちらは2,540 円で2日間有効。ちなみにこちらは平日も使えますよ。

なお、えきねっとの「購入完了画面」または「購入内容の確認結果画面」を印刷したものや購入したことを示すスマホ画面などの提示が必要です。

周遊可能エリア

北陸のイメージ画像

出典: nextone / PIXTA(ピクスタ)

【JR西日本】
・北陸本線のうち長浜~金沢
・小浜線のうち青郷~敦賀
・越美北線全線
・七尾線全線
・氷見線全線
・城端線全線
・高山本線のうち猪谷~富山
・大糸線のうち中土~糸魚川
【Rいしかわ鉄道】
・全線
【あいの風とやま鉄道】
・全線
【のと鉄道】
・七尾~和倉温泉
【えちごトキめき鉄道】
・日本海ひすいライン全線

なお、北陸新幹線は使えませんが、サンダーバードやしらさぎといった特急列車は特急料金追加で乗れます。

ちなみに、のと鉄道観光列車「のと里山里海号」、あいの風とやま鉄道観光列車「一万三千尺物語」、えちごトキめき鉄道観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」は使えないので注意が必要。

北陸地方を抜けるのに便利な乗車券!

えちごトキめき鉄道有間川駅

出典: ふるさと探訪倶楽部 / PIXTA(ピクスタ)

北陸地方の金沢駅以東は第3セクターに分離されてしまったため、在来線のみでは金沢から直江津といった区間で、通しでの乗車券の発行が不可能に。しかし、このきっぷなら滋賀県の長浜駅から新潟県の直江津駅まで1枚で大丈夫ですよ。

第3セクター区間の運賃は意外に高いので、こういったきっぷは有難いですよね。

ちなみに在来線だけで長浜から直江津まで行くと6,860円(長浜→金沢:3,080円、金沢→直江津:3,780円)かかります。なお、JR小浜線の青郷から直江津という経路が最もお得(青郷→金沢:3,740円、金沢→直江津:3,780円、合計で7,520円)です。

乗って楽しい列車!「ベル・モンターニュ・エ・メール」(べるもんた)で雨晴海岸へ

山脈をバックにして走るべるもんた

出典: サンシャイン / PIXTA(ピクスタ)

「井波彫刻」や「高岡銅器」をイメージした吊り革が特徴的です。3日前までに事前予約すれば、寿司職人が乗務しているので、富山湾の海の幸が味わえる「ぷち富山湾鮨セット」(2100円)をぜひどうぞ。その他に、地酒を楽しめる「ほろ酔いセット」(1,550円)やぷち富山湾丼セット(3,000円)なども味わえます。

※「北陸おでかけパス」「北陸周遊乗車券」とは別におとな530円、こども260円の指定席券が必要。

「ベル・モンターニュ・エ・メール」(べるもんた)が走る雨晴海岸は海と立山連峰が美しい

雨晴海岸と立山連峰

出典: まちゃー / PIXTA(ピクスタ)

「ベル・モンターニュ・エ・メール」(べるもんた)が走る、氷見線の絶景として名高い雨晴海岸。冬の数少ない晴れ間には立山連峰と海岸のコントラストが美しいです。

まるで秘密基地!トンネルの中にあるえちごトキめき鉄道の筒石駅

秘密基地みたいな駅(筒石)

出典: tarousite / PIXTA(ピクスタ)

JR土合駅、北越急行美佐島駅と並び、山岳トンネルの中にある駅。その特殊な構造のため、鉄道ファンには有名。訪れて見学する方も多いです。

また、俳優の関口知宏さんも、まだこの駅がJRだったころにNHKの最長片道切符の旅でこの筒石駅を訪れています。

秘密基地のアジトに来たかのよう

秘密結社のアジトに来たかのよう

出典: ばりろく / PIXTA(ピクスタ)

まるで秘密結社のアジトに来たかのような雰囲気を醸し出しています。列車が到着する際に警告音が鳴るため、一層そのような雰囲気を感じます。

無人駅なので、列車が到着するときは風に注意してくださいね。

もうすぐお別れ!JR西日本七尾線の413・415系電車に乗ろう

JR西日本の415系電車も見納めに

出典: F4UZR / PIXTA(ピクスタ)

1971年に登場した415系電車はJR常磐線やJR七尾線も属する北陸地方、九州地方などで活躍しました。交流電化と直流電化の両方に対応できる高性能な電車です。

JR七尾線は津幡駅付近にデッドセクション(交流電化区間と直流電化区間の境目にある電化されていない区間。津幡以北が直流、津幡以南が交流のため。)があります。そのため、車内の電気が一瞬暗くなるのが特徴。知らないとびっくりするかもしれませんね。

今回、415系電車を置き換える521系100番台ではバッテリーを搭載しているため、そのようなことはありません。時代の流れとは言え、このような光景がなくなるのは少し寂しいですね。

JR九州では415系は引き続き残りますが、こちらも時間の問題といえそうです。

「北陸おでかけパス」でJR七尾線に乗って、旅情を感じてみるのもよいかもしれません。

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北陸地方のローカル線は魅力がたくさん

北陸地方は魅力いっぱい

春夏秋冬、北陸地方は様々な表情を見せてくれます。北陸新幹線ではほとんどトンネルの区間もローカル線ならば景色を楽しみながら乗車できますよ。皆さんも北陸地方の旅情を感じる旅はいかがでしょう。

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