世界屈指の炭酸泉にシュワシュワ浸かろう!長湯温泉の観光の魅力をご紹介

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世界屈指の炭酸泉にシュワシュワ浸かろう!長湯温泉の観光の魅力をご紹介

大分県竹田市にある長湯温泉を紹介します。長湯温泉は古くから多くの文化人に愛され、また様々な病気に効能があることから、今日まで人気のある温泉地です。長湯温泉のシンボルであるガニ湯を始め、飲泉場など多種多様な楽しみがあります。硫黄っぽい泉質は如何にも身体に良さそうな温泉ですね。下記で詳しい施設をみていきましょう。

目次

世界屈指の炭酸泉にシュワシュワ浸かろう!長湯温泉の観光の魅力をご紹介

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1. 長湯温泉とは

長湯温泉

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長湯温泉は、大分県竹田市直入町にある炭酸風呂が有名な奥豊後の温泉地です。炭酸濃度や湧出量、温度などが素晴らしく、「世界屈指の炭酸泉」「日本有数の炭酸泉」として日本のみならず世界各地から注目されています。その特異な泉質であるために、歌人・与謝野鉄幹や種田山頭火などが自身の詩に長湯温泉の名を残したといわれているほど。現在のみならず、過去の文人を中心にファンがいる温泉地といえます。
温泉街の特徴は、芦川の川原にある混浴露天風呂「ガニ湯」をはじめ、ドイツ風の建築で有名な「御前湯」、炭酸気泡で有名な「ラムネ温泉」など多種多様な泉質です。後述するため詳しい説明は省きますが、温泉街に行くだけで何時間でも楽しめる、そんな温泉地といえるでしょう。

2. ラムネ温泉館

ラムネ温泉館

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ラムネ温泉館は、ラムネ温泉(炭酸泉)と炭酸水素塩泉の2種類の浴場があり、前者は32度と温度低め、後者は42度と高温のお風呂となります。それぞれ高血圧症や動脈硬化、神経痛、関節リウマチなど複数の疾病に適応しています。
内湯と外湯、そして間接照明がきれいな家族風呂と複数の楽しみがあり、満足できるでしょう。温泉館の施設も、東京大学名誉教授で建築士の藤森照信氏が手掛けた個性豊かな建築物。そちらの方もお楽しみに。
営業時間は午前10時から午後10時までで、毎月第一水曜日は休館日となります。入浴料金に関して大浴場は大人500円、小人200円、貸切の家族風呂は1時間2000円と、有名温泉地にしては大変リーズナブルな価格設定です。(2019年10月時点)

3.長湯温泉療養文化館 御前湯

3.長湯温泉療養文化館 御前湯

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館内は1階と3階に浴場があり、奇数日は1階が女性、偶数日は男性というように交互に使用されています。
1階のお風呂は、温度42度で大浴場や露天風呂、サウナが完備されており自然豊かな景観が特徴。3階のお風呂は大浴場と露天風呂で、開放感ある高い天井と青で統一された清潔感ある内装が特徴的です。泉質はマグネシウムやナトリウム、炭酸水素塩泉が含まれており、神経痛や筋肉痛、関節痛などに効能があります。
営業時間は午前6時から午後9時まで、毎月1回第3水曜日は休館日になります。料金は大人500円、小人200円で、家族風呂は50分2000円です。ただし、竹田市内にお住いの大人料金は300円となります。(2019年10月時点)
前述のラムネ温泉館と同様の価格設定で、やはり格安で入浴できます。

4. ガニ湯

カニが雷に撃たれてできたという伝説のある「ガニ湯」。いわずと知れた長湯温泉の代表的なお風呂です。ガニ湯の特徴は、なんといってもその開放感にあります。橋の下で着替えを行い、大自然のもと入浴できるガニ湯は露天風呂よりも更に開放感があるでしょう。泉質は炭酸水素塩泉で、高血圧や皮膚症、神経痛などをはじめ様々な疾病に効能があるとか。長湯温泉に訪れた際は、是非立ち寄ってもらいたい場所です。
上記で紹介した温泉施設とは異なり、川沿いの温泉のため営業時間は24時間、定休日もなし、利用料も無料という圧倒的な手軽さが魅力です。混浴露天風呂のため不安な方も多いと思いますが、水着の着用が可能。女性も安心して入浴できますね。

5. 飲泉場

長湯温泉の飲泉場は複数あります。国民宿舎「長入荘」前の飲泉場、薬泉堂の飲泉場、籾山湧水の飲泉場、「長湯温泉療養文化館 御前湯」「ラムネ温泉館」などの飲泉場など多岐に渡ります。
「飲んで効き 長湯して利く長湯のお湯は 心臓胃腸に血の薬」という言葉が古くからあるように、長湯温泉は飲むことで効力を発揮します。具体的には慢性胃炎や糖尿病、肝臓病、痛風など実に様々な疾病に対応しています。ただし、飲み過ぎるとお腹を下すという話もあるため、1日200~1000ccが適量です。ご自身の身体にあわせて調節しましょう。
飲泉場は、基本的に定休日はなく、料金も無料となっていますが、温泉内の施設に関しては、施設の休館日に依存するため、それに合わせて行くことが賢明です。

6. 桑畑湧水

桑畑湧水は長湯温泉の入口にあり、新鮮な温泉が汲み放題の施設になります。
長湯温泉は複数の場所で湧水があるため、多くの人が汲み取りを行いますが、こちらの桑畑湧水は道路沿いにあり施設も比較的清潔なため、多くの人が大量の水を汲み取り、車で持ち帰っていきます。車で長湯温泉に来られた方は、ぜひ桑畑湧水にも立ち寄って、お土産に温泉を持ち帰るのもよいかもしれませんね。
また、定休日や汲み取り料などもなく、24時間湧き続けているため、誰でも手軽に利用することが可能です。ただし車は4台ほどしか停めれないため、注意が必要です。

◎まとめ

長湯温泉は川沿いの無料露天風呂はじめ、汲み取り水や飲泉場、有料の温泉施設など多種多様な名泉が楽しめる温泉でしたね。それだけよく温泉が湧き上がっているということなので、無料でも十分に楽しむことができるでしょう。当然、「ラムネ温泉館」や「長湯温泉療養文化館 御前湯」にいけば、さらにバラエティ豊かな楽しみ方があります。多くの疾病にも効能があり、過去にも多くの偉人たちが訪れていることでも有名です。温泉だけでなく歴史を感じられる長湯温泉に、ぜひ出掛けてみては。

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