北海道旅行の宿泊場所は重要な点のひとつですよね。北海道のペンション・民宿はコストパフォーマンスに優れており、オーナーの個性やこだわりがつまった宿が多くあります。アットホームなオーナーたちとのふれあいが楽しめるところも、ペンション・民宿の良いところ。北海道にも1泊2食付きで1人あたり1万円を切るペンションや民宿がたくさんあります。食が豊かな北海道ならではの地産地消の美味しい食事を楽しめる宿も盛りだくさん。北海道での素敵なひとときを過ごせるような各地の「北海道で1万円以下で泊まれる宿」ペンションや民宿を10軒ピックアップしました。
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北海道で1万円以内で泊まる!コスパに優れたペンション・民宿10選
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1. YORKSHIRE FARM
「YORKSHIRE FARM(ヨークシャーファーム)」は北海道・サホロ川沿いにある羊牧場で、その中にあるレンガ造りの洋館がペンションになっています。美味しい食事と、10ヘクタールの牧場で放牧されている200頭ほどの羊たちがいる穏やかな風景に癒やされる宿。YORKSHIRE FARMはコスパも良くオススメです。
JR新得駅より車で10分ほど、富良野や帯広から車で1時間ほどの場所にあり、車以外の方も駅からの無料シャトルサービスや、冬季はサホロリゾートスキーからの無料シャトルサービスを利用可能。
夕食のメインは自家産の仔羊肉をつかったステーキで、これがまた絶品。他にも北海道十勝産の野菜や、自家産の有機野菜やハーブ、北海道・新得産の卵やチーズなど、この地域でつくられた食材をつかったメニューはどれも美味しくお腹も気持ちも満足。もちろん洋風の朝ごはんも美味しいですよ。
こちらでは周辺の散歩などの時間をあけておくことをオススメします。宿周辺には素敵なスポットがた満載。牧場内を流れるサホロ川を散策したり、ペンションの前のローズガーデンやボーダー花壇の花を楽しんだり、晴れた夜には満天の星空を楽しむことができます。北海道最大のレンガアーチ橋・小笹川橋梁や、新内トンネルという100年前のレンガと石で作られた美しいトンネルも宿周辺にありますよ。
YORKSHIRE FARMでは他にも仔羊へのミルクの哺乳や毛刈り体験や、滝での川遊び体験、ラフテイングなどのアウトドアのオプションメニューも豊富にあり、ゆっくりと連泊して宿を楽しむのもオススメです。
2. ノースゲートイン アビラ
「ノースゲートイン アビラ」は北海道・新千歳空港からほど近い場所にあるホテルライクなお宿。家族みんなで楽しめるノーザンホースパークなど、北海道らしい牧歌的な風景が近くに見られます。新千歳空港からは車で15分ほどでアクセス抜群なうえにリーズナブル。リピーターのお客様には特別料金での宿泊サービスもあります。
部屋が全部で5室という小さな宿ですが、元ホテルマンのオーナーに、元客室乗務員の経験を持つオーナー夫人のあたたかいもてなしで、ゆったりと過ごせますよ。小さな宿ですが、客室等の設備はホテル並みで広々と寝心地の良さ抜群のベッド、外の景色は北海道らしい壮大なのどかな風景が広がっており、心身ともにリラックスできます。素泊まりでも、食事付きでもOK。ご自身の北海道旅行のプランに合わせて選べます。
お食事は「北海道フードマイスター」の資格を取得されているオーナー夫人手作りの家庭料理。地元食材を中心にこだわって厳選された北海道食材を使った料理は評判も高いです。パンも自家製で、北海道産の小麦「はるゆたか」と「春よ恋」をブレンドし、その日のお客様の分だけを焼き上げて提供されます。町内で採れた新鮮な旬の野菜サラダにかけるドレッシングも自家製です。
また、オーナーは乗馬が趣味で、宿のインテリアや小物類は馬がモチーフのもので統一。馬に関する書籍もたくさん揃っています。馬の話題でオーナーとおしゃべりも良いですね。そして、小さなお子様連れの方にも嬉しい、キッズチェアやおむつ用ゴミ箱、ベビー用ソープやおもちゃなども用意があるお宿です。ちょっとしたことですが、嬉しいサービスですね。
3. ペンションう~に~
北海道の離島・礼文島(れぶんとう)の大自然の中にある、色鮮やかなスカイブルーの建物で人気の宿「ペンションう~に~」。礼文島は北海道北部の稚内、そこから西方60km先に位置する日本最北の島です。気軽にふらっと来られないような場所なので、この旅行が素敵で楽しい思い出になるようにと、ペンションう~に~さんは温かくもてなしてくださいます。
礼文島の観光ポイントを教えてくれたり、花の開花状況など含めてトレッキングの相談に乗ってくれたりと、礼文について詳しくアドバイスももらえますよ。事前に連絡すれば、近くのトレッキングポイントまでの送迎もOK。ペンションう~に~さんの協力を得て、礼文の美しい自然を満喫しましょう。他にも、近くにある「天然温泉うすゆきの湯」への割引券と無料送迎もしていただけるので、オーナーに観光について相談してみてください。
もちろん宿でのお食事は礼文で獲れる新鮮な魚介類。季節ごとに旬の魚介類を洋風にアレンジした料理が美味しいと評判です。オーナーの息子さんが創意工夫した手作りデザートも人気です。北海道・礼文島の素晴らしい旅を満喫するためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。
名称:ペンションう~に~
住所:北海道礼文郡礼文町香深村トンナイ680
公式・関連サイトURL:http://www.p-uni.burari.biz/
4. 宿房 樺のん
「宿房 樺のん」は北海道・霧多布湿原にほど近い場所にあるログハウスのお宿です。湿原の反対側、すぐそこには太平洋。道東の大自然を感じるには最適な場所にあります。古いログハウスを再利用した全3室の小さな宿ですが、木のぬくもりと館内に流れるJAZZがあたたかで静かな雰囲気を作り出している素敵な宿。
北海道道東部でのみ水揚げされる「花咲蟹」を1人1パイ提供されるプランや、この周辺で育った牡蠣がメインのプランなど、地物魚介類と旬の食材で作られた食事も美味しいと評判。北海道のグリーンシーズンでもリーズナブルな価格なので、リピーターも多い宿です。小学生以下のお子様メニューや子ども料金の設定もあり、小さなお子様連れにも嬉しいですね。
宿内には、コーヒーやお茶などの無料ドリンクコーナーもあり、チェックイン後や入浴後などにほっと一息いれられますよ。宿に温泉はありませんが、車で10分程度のところに「霧多布温泉ゆうゆ」があり、そちらまでの送迎も行っています。詳しくはオーナーの方に確認してみてくださいね。
名称:宿房 樺のん
住所:北海道厚岸郡浜中町渡散布1
公式・関連サイトURL:http://log-cabanon.com/
5. アルプロッジ美瑛
北海道はJR美瑛駅から約2kmほど、歩いて30分くらいのところに「アルプロッジ美瑛」はあります。JR美瑛駅への送迎のサービスがあるので安心。北海道・北西の丘展望公園すぐそばに位置するセルフビルドのログハウスの宿がアルプロッジ美瑛です。宿泊プランは、素泊まりや2食付、子ども料金もありとてもリーズナブル!
アルプ(Alp)とは、「高原の牧草地、高地」という意味の言葉で、半世紀ほど前に創刊された山の文芸誌のタイトル「アルプ」からとっています。愛読者のオーナーは全巻500冊のほか、それらの関連書籍も宿に置かれています。
こちらのメインディッシュは、赤ワインで丁寧に煮込まれたスープハンバーグ。ほかに前菜・副菜には地元産の旬の野菜等を食材としたこだわりのお料理が並びます。ボリュームもしっかりありますよ!また薪ストーブもあり、いかにも北海道らしく暖かい山小屋といった雰囲気のダイニングで食事をいただきます。ちなみに、ストーブで燃やす木はオーナーが丸太をチェーンソーで切っているそう。
この宿からは、北西の丘展望公園の裏手の入り口まで歩いて3分ほどで、ケンとメリーの木までも5分ほどで行けます。公園の展望台からは、美瑛の丘や北海道の山々の見事なパノラマ。早朝や夕方ごろの散歩にもってこいな素敵な場所です。宿周辺のおすすめスポットを気さくなオーナー夫婦に質問してみるのも良いですよ!
名称:アルプロッジ美瑛
住所:北海道上川郡美瑛町大村大久協生
公式・関連サイトURL:http://www.alp-lodge.com/
6. 手打ち蕎麦の宿 朱鞠内湖そばの花
北海道・旭川より北方の幌加内町(ほろかないちょう)にある人造湖の朱鞠内湖(しゅまりないこ)。この湖の南端に位置する「手打ち蕎麦の宿 朱鞠内湖そばの花」も1泊2食付で1万円以内とリーズナブルな宿です。ただ、1日あたり3組限定、小学生以下のお子様とペット連れはご利用不可となっていますのでご注意を。
幌加内町は蕎麦の生産量が日本一で、この宿では「幌加内産蕎麦粉」を使用した本格手打ち蕎麦をいただけます。夕食の蕎麦会席「蕎花の膳」は創作蕎麦料理10品に蕎麦3枚がついてくるボリュームで、北海道での「夕食の良かった宿No.1」にも挙げられています。宿泊のお客様の夕食時間にタイミングを合わせて蕎麦を打ち、他のお料理も丁寧につくられているのを感じます。1日3組までに限定しているからこそのもてなしですね。
それらのお料理は、50畳の広さに高さ10メートルの吹き抜けのあるリビングダイニングでいただきます。リビングダイニングの壁面には大きな窓で、北海道の移り変わる四季の景色や夜空の眺めを楽しめます。
21時からは、こちらでライトアップした庭とジャズの名曲を楽しみながら、サービスの自家製果実酒がいただけるナイトタイムもあります。宿のコンセプトである「大人の隠れ家的雰囲気」を特に満喫できるひとときとなるでしょう。
名称:手打ち蕎麦の宿 朱鞠内湖そばの花
住所:北海道雨竜郡幌加内町朱鞠内
電話番号:0165-36-4567
7. ペンション亜留芽利亜
「ペンション亜留芽利亜(アルメリア)」は北海道・稚内市街と宗谷岬の中間地点くらいに位置しており、稚内空港からは車で約10分、宗谷岬からは車で約15分です。稚内空港までの送迎があるので、予約時に問い合わせてみてくださいね。
北海道の北側の海沿いを走る国道238号線沿いにある鮮やかな黄色の宿が、ペンション亜留芽利亜です。建物の背後はすぐ海!利尻富士とサハリンが望め、特に夕陽の時間帯の絶景が素晴らしい最高のロケーションにあります。ほぼ北海道本土の最北とも言えるような場所、一度は訪れてみたいですね。
こちらのペンションの夕食は、稚内名物である「たこしゃぶ」や、稚内・宗谷の新鮮な旬の魚介類をふんだんに使用したお料理。波打ち際が間近の食堂で、波音と夕陽を眺めながらの食事を楽しめます。またお風呂は、岩盤浴でも使用されるブラックシリカの人口温泉になっています。遠赤外線効果があり、よく暖まりますよ。
ペンション亜留芽利亜では、ペットとの同宿も可能です。詳細は宿の予約時に確認を。別途料金が必要となりますが、家族の一員であるペットも一緒に北海道旅行ができるのは嬉しいですね。
名称:ペンション 亜留芽利亜
住所:北海道稚内市字富磯番外地
公式・関連サイトURL:http://primenet2010.biz/armeria/
8. ラーダニーヴァ
こちら「ラーダニーヴァ」もペットと一緒に宿泊できる北海道のお宿。場所は北海道の十勝平野。車では十勝清水ICより約4分、JR十勝清水駅より車で10分ほどのところにあります。建物はなんとオーナーの手造り!オーナーひとりで建てたそうで、多少の不具合もありとのことですが、そこはご愛嬌。しっかりお部屋の手入れもされていて清潔感は十分で、何よりも愛犬と一緒に北海道の旅を楽しんでほしいというオーナーの思いを感じます。
看板犬の人懐っこいセントバーナードのかおんちゃんがお出迎えしてくれます。玄関にワンちゃん用足洗い場とタオルも用意されているので安心。犬連れ専用宿泊施設なので、「ウチの子が慣れない場所で吠えてしまうのでは…」と必要以上に気をもむこともなく、人も犬も寛いで過ごせますね。
お食事は、十勝の地物や自家製無農薬野菜を材料に作られています。食事中も愛犬をテーブルに繋いで同席ができ、旅の楽しいひとときをみんなで過ごせますよ。また屋外にある「森のお風呂」もオーナーの手造り!ワンちゃんは脱衣所までは一緒に行ってもOK。夏以外はちょっと肌寒く感じてしまう外のお風呂ではありますが、なんといっても解放感がとても素晴らしいです。晴れた夜には北海道の綺麗な星空も眺めることができますよ。
名称:ラーダニーヴァ
住所:北海道空知郡中町西2線北19号
公式・関連サイトURL:http://radaniba.web.fc2.com/
9. 四季の宿 KI・ZU・NA
「四季の宿KI・ZU・NA」は北海道・十勝岳連峰が一望できるロケーションにある、オーナー手作りのログコテージの宿です。最寄り駅はJR西中駅で、この駅への送迎は可能。予約時に確認してみてくださいね。車であれば、富良野駅から15分ほど、旭川空港から40分ほどと、アクセスも良い場所です。
宿に到着するとまずは三角屋根と大きな窓がある緑色のセンターハウスがあり、こちらに食堂と客室が2部屋あります。センターハウスの背後側にオーナー手造りのコテージ風の宿が3棟並びます。
食事は、地元・富良野のお肉や野菜、ご近所の農家さんの自家製野菜や有機野菜、無農薬栽培の野菜乳製品を使用したこだわりの家庭料理。パンも北海道・深川産の米粉を使った手造りの米粉100パーセントのパンをオーナーが毎朝焼き上げます。オーナーの奥様もマフィンやスコーン等を手作り。オーナー一家の心がこもった美味しい料理がいただけます。7月から8月中旬ごろなら赤肉富良野メロンも楽しめますよ!
またオーナー主催のイベントもあり、夕食後は宿周辺の景色の四季の移り変わりのスライド上映、夜は星について勉強中というオーナーと一緒に星空観察、朝は5時スタートの約50分のウォーキング!同じ日に宿泊した人たちとの一期一会を大切に、こういったイベントに参加するのも良いですね。
名称:四季の宿 KI・ZU・NA
住所:北海道空知郡中富良野町西2線北19号
公式・関連サイトURL:http://shikinoyado-kizuna.com/
10. 温泉民宿 摩湖
北海道・釧網本線の摩周駅(ましゅうえき)から徒歩20分のところに位置する「温泉民宿 摩湖(まこ)」。こちらは北海道の天然温泉・名湯のひとつの「鐺別温泉」が自慢の宿です。民宿なので宿泊費もリーズナブル。1泊2食付のプランや小学生以下の子どもの割引料金もあります。7月から9月の夏の期間は、日帰り入浴も可能で300円にて鐺別温泉を楽しめますよ。宿泊される電車利用の方は、午後4時以降であれば摩周駅まで送迎もOK。事前に連絡は必要なので、予約時にも確認してみてください。
こちらのオーナーは、摩周湖に魅せられて東京から北海道へ移住した方です。なんと、摩周湖の日の出を求めて600回以上訪れ、摩周湖で200泊も野宿した経験を持つオーナー、摩周湖や屈斜路湖の穴場にも詳しいですよ。お勧めスポットを教えてもらえて、摩周湖日の出ツアーも随時開催されています。
この民宿は、老朽化した元旅館をオーナーが試行錯誤しつつ「ちょっとアートな宿」を目指して少しずつ修復していって宿を開業したという経緯もあり。そういった話を聞いてみるのも楽しい時間になりそうですね。
名称:温泉民宿 摩湖
住所:北海道川上郡弟子屈町桜丘1-2-17
公式・関連サイトURL:http://www.onsenmako.com/
◎まとめ
北海道の雄大な自然や景観、そしてグルメが堪能できて1万円以下で泊まれるリーズナブルな北海道のペンション・民宿。それぞれの宿の特長が気に入ればとてもお得で楽しい北海道旅行になりますよね。宿のホームページもぜひチェックしてみてください。ブログなどを書いてるオーナーもいたりと、それぞれの人柄や宿の雰囲気がホームページからもわかりますよ。コスパに優れた北海道の素敵な宿に泊まって、素晴らしい北海道旅行を楽しんでくださいね!
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