名称:大塚国際美術館
住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1
公式・関連サイトURL:https://o-museum.or.jp/
徳島といえば、阿波踊りやうず潮ウォッチングといった迫力ある観光が目白押し! そして広大な自然や美術館、さらには日本の風情あふれる街並みも同時に持ちあわせ、多彩な観光が楽しめると話題です。
もちろんグルメやお土産も充実している徳島県ですが、まずは観光スポットをチェック! 行きたい場所がたくさん見つかったら、徳島県の格安レンタカーを予約しておくと、移動時間を短縮できて観光に時間を割けるかもしれませんよ。今回は徳島観光の魅力を存分に紹介します。
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目次
行ってみたくなる徳島のおすすめ観光スポット60選!
- 1.大塚国際美術館
- 2.鳴門の渦潮
- 3.渦の道
- 4.阿波踊り
- 5.阿波おどり会館
- 6.眉山
- 7.新町川・阿波製紙水際公園
- 8.ひょうたん島クルーズ
- 9.徳島城跡
- 10.徳島市立徳島城博物館
- 11.秋田町
- 12.徳島マチアソビ
- 13.吉野川フェスティバル
- 14.阿波十郎兵衛屋敷
- 15.藍住町歴史館藍の館
- 16.四国八十八箇所第1番札所「霊山寺」
- 17.大麻比古神社
- 18.鳴門市ドイツ館
- 19.大谷焼窯元大西陶器
- 20.ボートレース鳴門
- 21.JA里浦 芋掘り体験農園 「里むすめ畑」
- 22.NFT鳴門美術館(旧:鳴門ガレの森美術館)
- 23.大塚製薬徳島工場
- 24.阿波の土柱
- 25.学駅
- 26.四国八十八箇所第11番札所「藤井寺」
- 27.ラッキー宮殿
- 28.脇町うだつの町並み
- 29.脇町劇場オデオン座
- 30.四国三郎の郷
- 31.吉野川ハイウェイオアシス
- 32.大歩危小歩危
- 33.大歩危峡観光遊覧船
- 34.道の駅大歩危
- 35.祖谷渓
- 36.祖谷のかずら橋
- 37.小便小僧
- 38.琵琶の滝
- 39.奥祖谷
- 40.奥祖谷二重かずら橋
- 41.奥祖谷観光周遊モノレール
- 42.東祖谷歴史民俗資料館
- 43.剣山
- 44.大塚製薬わじき工場
- 45.四国八十八箇所第21番札所「太龍寺」
- 46.牛岐城趾公園
- 47.弁天山
- 48.阿南市科学センター
- 49.Jパワー&よんでんWaンダーランド
- 50.喫茶「大菩薩峠」
- 51.蒲生田岬
- 52.日和佐城
- 53.四国八十八箇所第23番札所「薬王寺」
- 54.ウミガメ博物館「カレッタ」
- 55.轟の滝
- 56.正観寺
- 57.上勝町棚田
- 58.出羽島
- 59.阿佐東線イルミネーション電車
- 60.たぬき広場
- ◎徳島のおすすめ観光スポットまとめ
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1.大塚国際美術館
まず徳島観光で紹介したいのが、世界の名画を見ることができる大塚国際美術館。ゴッホ、ダ・ヴィンチ、ピカソ、ムンクなど有名どころ満載で、しかも全てが原寸大!ミケランジェロの世界の天井壁画を見上げ、中庭のモネの『大睡蓮』に感動、『最後の晩餐』の大作を見てユダを探したりと観光にはもってこいですよ。芸術に満たされる観光タイムをお楽しみください。
また、館内のカフェは絵画風のメニューというのも観光客には嬉しいですね。人気名画ベスト10を巡る観光ツアーもあります。入館料は日本一高いですが、観光する価値はアリ。館内は広いので、歩きやすい靴にしましょう。アクセスは徳島バス「大塚国際美術館前」バス停からすぐです。関西方面からも近いので観光しやすいですよ。
2.鳴門の渦潮
徳島観光で外せない鳴門の渦潮は、海が作る大自然エンターテイメント。潮の流れと海底地形の影響で激流がぶつかり合い、大小さまざまな渦潮が起きます。世界三大渦潮と言われるのは、海底の深さがあるから。何と最大で20mもの渦を巻いています。観光船「わんだーなると」か「うずしお号」などで、近くでうず潮ウォッチングができますよ。
渦潮の見ごろは3月下旬から4月下旬にかけて、もしくは春と秋の大潮の時期がいいでしょう。潮見表を見ながら観光時間を決めるのも、徳島ならではですね。鳴門駅からバスで20分とアクセスもよく、たくさんの観光客であふれています。せっかく観光に来たなら、天気がいいことを祈りましょうね。
名称:鳴門の渦潮
住所:徳島県鳴門市
公式・関連サイトURL:https://www.awanavi.jp/feature/uzushio.html
3.渦の道
大鳴門橋遊歩道「渦の道」は全長450m、徳島と淡路島を結ぶ大鳴門橋の橋桁に設けられた回遊式の遊歩道です。ガラス張りの床4か所から鳴門海峡を見下ろすことができ、入口の待合室では渦潮のライブ映像を大画面で楽しめ観光には最適。場内には観光音声ガイドとして利用できるQRコードが7か所あるので便利ですよ。
道の最終地点は橋の中央にある中央展望室。45m下の「鳴門の渦潮」が真下に眺められます。歩道のガラス窓から見える広がる海と瀬戸内海の眺めも絶景。轟音と渦巻く激流をぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。徳島観光の良き思い出となるでしょう。
名称:渦の道
住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65
公式・関連サイトURL:https://www.uzunomichi.jp/
4.阿波踊り
徳島といえばもちろん阿波踊り。徳島市では毎年8月11日に前夜祭、12日から15日が本祭という日程で徳島駅周辺の道路で開催されます。桟敷のチケットは毎年すぐに完売するほどの人気。多くの観光客で大賑わいです。阿波踊りのチームは女踊り、男踊り、鳴り物などで構成され、これは「連」と呼ばれます。
中でも有名連が出てきた時の歓声は凄いですよ。「同じ阿呆なら踊らにゃソンソン~」と、本祭では「にわか連」で観光客の飛びこみ参加も、昼間は有名連での体験レッスンも可能です。そして毎晩22時からのクライマックスの総踊りは華麗で迫力満点!お盆に徳島観光へ来るならぜひ見ましょう。
開催中は交通規制があるので、公共機関もしくは近隣の無料臨時駐車場からのシャトルバスが便利です。周辺ホテルは確実に満室状態になるため予約はお早めに。ホテルの数が少ないので、高松や淡路島・関西方面まで移動して宿泊する方もいるほどです。
名称:阿波踊り
住所:徳島県徳島市 徳島駅周辺
公式・関連サイトURL:https://www.city.tokushima.tokushima.jp/kankou/awaodori/
5.阿波おどり会館
徳島の阿波踊り会館は、1階に観光案内や徳島物産プラザがあり、徳島観光のお土産が一斉に揃います。2階3階は徳島伝統の盆踊り「阿波踊り」の演舞場ホールや博物館、阿波踊りミュージアムと魅力満載のスペース。8月の4日間だけの阿波踊りを、年中いつでも見ることができるのは嬉しい徳島観光スポットですね。
食事は会館内にある「阿波へんろ蕎麦眉山」がおすすめ。そして眉山ロープウェイのスタート駅「山麓駅」も5階にあります。また、眉山への観光ロープウェイのセット料金にするとお得ですよ。アクセスはJR徳島駅から眉山方面に徒歩10分。観光用の無料駐車場は100台完備です。
名称:阿波おどり会館
住所:徳島県徳島市新町橋2-20
6.眉山
徳島市の中心部にある眉山(びざん)。標高290mの小高い山は徳島の市街地を一望できる人気の観光スポット。『万葉集』にも詠まれた歴史ある眉山は、どこからみても眉の形をしているところから名付けられました。さだまさし原作の映画やドラマでも有名になったこともあり、徳島で最も愛され続ける山です。ここも徳島観光では定番のスポットとなっています。
山頂へのルートは多く、おすすめは徳島駅から徒歩10分の阿波踊り会館から眉山ロープウェーに乗って6分で頂上へ行くコースです。四季や昼、夜の違う眺めを360度楽しめます。天気が良ければ大鳴門橋や淡路島、関西地方が見えますよ。また、ハイキングコースがあるので、登山ではしっかりした靴が必要です。車で登るには2ルートあり、頂上には眉山公園の駐車場も完備しています。
名称:眉山
住所:徳島県徳島市
7.新町川・阿波製紙水際公園
JR徳島駅から眉山方面へ向かうと、都会的なボードウォークが見えます。「新町川・阿波製紙水際公園」と呼ばれる一帯は、人気の観光スポット。水空間を意識したモニュメントや階段を流れる水、藍蔵をイメージした素敵なシェルターや季節を彩る木々に囲まれています。朝昼は眩しい光とみずみずしい雰囲気、夜はライトアップやイルミネーションの美しさも楽しめます。
ふれあい橋では電飾が足元を照らし、川にそびえるLEDモニュメント、水と光の劇場はとにかくロマンチック。「水の都・徳島」を演出します。観光用の駐車場は近くに市営新町駐車場もあり、徳島駅からも徒歩5分程度。徳島観光の際はぜひ足を運びましょう!
名称:新町川・阿波製紙水際公園
住所:徳島県徳島市 新町川沿い
公式・関連サイトURL:https://www.city.tokushima.tokushima.jp/shisetsu/park/shinmachigawa.html
8.ひょうたん島クルーズ
新町川と助任川が交差する場所にある、ひょうたん型の中州の「ひょうたん島」。約6キロメートルを周遊船で一周するプチ船旅を体験できる観光船「ひょうたん島クルーズ」は、屋根のない船に10人程度の乗船でスタート。途中に22本の橋の下を通る時、満潮時には頭すれすれ。スリルに笑い声や叫び声がこだまします。海にも近いので、さわやかな潮の香りがしますよ。
この観光クルーズの歴史は平成2年、新町川を守る会が川の浄化とまちづくりのために始めました。最初は100人程度の観光客でしたが、今は年間4万人の観光客が乗船します。乗船は無料で、両国橋北詰の乗り場から出航し約30分のクルーズ。川から見た徳島の魅力が満載です。歩いて観光する徳島とはまた違う徳島の一面が見える観光船ですよ。
名称:ひょうたん島クルーズ
住所:徳島県徳島市南内町2(新町川水際公園 ボートハウス)
公式・関連サイトURL:https://www.awanavi.jp/archives/spot/2542
9.徳島城跡
戦国時代から江戸時代にかけて、蜂須賀氏の居城であった徳島城もおすすめの観光スポットとなっています。明治維新後に廃城となり建築物はすべて撤去され、鷲の門だけが残されていましたが、徳島大空襲で燃えてしまい、戦後は石垣だけとなります。しかし1989年には、徳島市制100周年を迎える記念行事として鷲の門が復元されました。
現在は城山とその周辺地域を含め、徳島中央公園として市民のレクリエーションの場になっています。併設のバラ園や博物館、庭園や数寄屋橋など歴史遺産と景観を楽しんではいかがでしょう。遥か古、戦国時代をしのぶ旅。徳島駅からは徒歩10分です。
名称:徳島城跡
住所:徳島県徳島市徳島町城内
公式・関連サイトURL:https://www.100finecastles.com/castles/tokushimajo/
10.徳島市立徳島城博物館
徳島城跡の徳島中央公園内にある「徳島城博物館」。藩主蜂須賀家ゆかりの歴史資料や刀、美術品等を展示しています。最も有名なものは徳島藩御召鯨船「千山丸」で、現存する最古の木造和船。見事な装飾に目を奪われます。昔から捕鯨が盛んだったんですね。
また、旧徳島城表御殿庭園は一見の価値あり。季節や時期によって催しもあり、歴史ファンでなくても楽しめます。JR徳島駅から徒歩10分と好アクセス。徳島観光の際は同時に徳島の歴史も学びましょう。
名称:徳島市立徳島城博物館
住所:徳島市徳島町城内1-8
公式・関連サイトURL:https://www.city.tokushima.tokushima.jp/johaku/
11.秋田町
徳島県内最大の歓楽街、秋田町(あきたまち)。賑やかなこの町では、徳島ラーメン・阿波尾鶏・阿波牛など徳島グルメを思う存分満喫できます。待ち合わせスポットにもなっているアクティ21という大きなビルを中心に、光り輝くネオンの町並み。地元の人も観光客も訪れるスポットです。
大通りから一歩入ると、狭いレトロな町並みがあり、チェーン店より地元の居酒屋さんやバーが。是非ディナーは秋田町で済ませましょう。徳島ではお肉・魚・味噌汁などあらゆるものに地元の食材「すだち」をかけます。またお酒ではやはり、すだち酒やすだちサワーが人気。飲みやすい柑橘系のお酒なので、飲み過ぎないように注意してくださいね。
8月12日から15日に開催される阿波踊りでは、大通りから裏通りまで町全体が会場となります。踊るもよし、飲むもよし、徳島の夏の夜を謳歌しましょう。踊り子さんたちもたくさんいるため、写真をとってもらうこともできますよ。
名称:秋田町
住所:徳島県徳島市紺屋町
12.徳島マチアソビ
「徳島マチ★アソビ」は徳島のアニメ制作会社が運営するイベント。2009年より町おこしをかけて始まり、徳島駅周辺・新町ボードウォーク周辺・眉山がその会場になっています。県内外から多数の観光客、中でもアニメファンやコスプレイヤーの集まる徳島マチ★アソビには、全国的に有名な声優さんやアニメ作家さん、監督さんも来訪。イベントやトークショーが毎日目白押しですよ!
眉山観光ロープウェイの音声ガイダンスは声優さんに変わり、ひょうたん島観光クルーズでは川を巡りながら橋の下に設けられたギャラリーを楽しめるなど他の観光名所とコラボされた企画も。サイン会や原画展もあり、アニメファンは心の底から楽しむことができます。日程は年に2回ほど。春と秋が予定されています。
名称:徳島マチアソビ
住所:徳島県徳島市 徳島駅付近
公式・関連サイトURL:https://www.machiasobi.com/
13.吉野川フェスティバル
徳島市内の吉野川グラウンドで、毎年夏に3日間開催されるビッグイベントです。雄大な「四国三郎」こと吉野川を背景に、川と一体となれるイベントを多数実施。ビアガーデン・B級グルメ屋台・ビッグバーベキューで食を楽しみ、吉野川遊覧やスイミング・ラフティングボートレースで川を楽しみましょう。
他にも阿波踊りや干潟相撲大会、ヒーローショー、巨大すごろく大会など大人から子供まで楽しめるイベントが目白押し。メインステージでは毎日ライブが開催され、夜には美しい打ち上げ花火も上がります。県外から観光で訪れる方も、徳島県民の方も、楽しまなきゃソンソンですよ。
名称:吉野川フェスティバル
住所:徳島県徳島市上吉野町3-21先
公式・関連サイトURL:http://yoshi-fes.jugem.jp/
14.阿波十郎兵衛屋敷
徳島観光で外せないのが徳島県立阿波十郎兵衛屋敷です。吉野川北岸にあるこの施設は、もともと徳島藩士である板東十郎兵衛の屋敷跡に建てられました。
ここでは国の重要無形民俗文化財である浄瑠璃の上演を毎日見ることができます。人形の細かい動きから語りの声、三味線の迫力ある音色まで見どころはたくさん。心を奪われること間違いないですよ。
また、人形浄瑠璃に使用される木偶人形や資料なども展示されているので、観光の際は要チェックです。訪れる日時によっては、日本舞踊体験や藍染めの展示会も行っています。
名称:徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
住所:徳島県徳島市川内町宮島本浦184
公式・関連サイトURL:https://ainoyakata.jp/
15.藍住町歴史館藍の館
徳島の伝統的な文化に触れたいなら、「藍住町(あいずみちょう)歴史館藍の館」がオススメ。昔から藍染めが盛んに行われていた徳島、その中でも有力者であった奥村家の屋敷が資料館となっています。藍の栽培や加工・販売までの工程をミニチュアで復元したものや当時の農機具・民具、今活躍している藍染め作家さんの作品の展示など様々なものを見ることができますよ。
また、ここでは観光で藍染め体験をすることもできます。真っ白な生地が藍色に染色されていくのは感動モノですよ。せっかくの徳島観光、あなただけのオリジナルのハンカチやストールを作ってみてはいかがでしょうか。大切な人へのお土産としても人気です。個人で訪れる場合は予約不要ですが、団体で訪れる場合は予約が必要となります。
名称:藍住町歴史館藍の館
住所:徳島県板野郡藍住町徳命字前須西172
公式・関連サイトURL:http://aizome-tokushima.jp/?mode=f4
16.四国八十八箇所第1番札所「霊山寺」
鳴門市にある霊山寺(りょうぜんじ)は、四国八十八ヶ所参りの第一札所として有名な寺院です。奈良時代に行基によって開かれ、平安時代は空海が修行に訪れていました。仁王門を入ると多宝塔があり、立派な五智如来像が祀られています。本堂までの間には大きな池があり、錦鯉がたくさん泳いでいますよ。
またここはお遍路さんの出発の地。巡礼の際に一般的に着用される白衣や、菅笠、金剛杖、輪袈裟、歩き遍路シューズ等、様々なものを販売しています。歩き遍路をする方はここで必要な物を揃えましょうね。アクセスは徳島自動車道藍住ICや高松自動車道板野ICから近い他、徳島駅前からバスも出ています。ゆったりした観光にもオススメです。
名称:霊山寺
住所:徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126
17.大麻比古神社
霊山寺の北側にある徳島を代表する神社、大麻比古神社。徳島では「おわさはん」の愛称で慕われています。昔から阿波国の一宮として、四国中からの参拝客が多いです。大鳥居をくぐって長い参拝道を歩くと、天太玉命(あまのふとだまのみこと)を祀っている本殿が見えてきます。ここは安産祈祷が特に有名で、戌の日以外にも毎日行っています。
また、正月三が日には毎年20万人を超す初詣客が参拝し、徳島県の総鎮守としての存在感を発揮。参道には100店を越える屋台が出店し、まるでお祭りモード。お正月に徳島観光を予定している方は訪れましょう。
名称:大麻比古神社
住所:徳島県鳴門市大麻町板東広塚13
18.鳴門市ドイツ館
ドイツ館は徳島北部で外せない観光スポットです。実は徳島とドイツの結びつきは強く、歴史は第一次世界大戦にまでさかのぼります。当時ドイツ領であった中国の青島で日本軍の俘虜となったドイツ兵は、この地に連行されてきたのです。ここでは捕虜の人権を尊重し、収容所の運営権も任されたため、地元民との交流が盛んに行われました。
ドイツ文化が幅広く伝わり、ベートーベンの『第九』が日本で初めて奏でられたのもこの地。このストーリーは『バルトの楽園』で映画化されたことで知っている人も多いのではないでしょうか。今では『第九』は徳島のJリーグチーム・ヴォルティス徳島の応援ソングになっています。クリスマスやビール祭りなど観光イベントも多いので、ぜひドイツ館に足を運んでみましょう。
名称:鳴門市ドイツ館
住所:徳島県鳴門市大麻町桧東山田55-2
19.大谷焼窯元大西陶器
せっかく徳島に観光に来たのなら、徳島が誇る工芸品・大谷焼の窯元に訪れてみてはどうでしょうか?大谷焼窯元・大西陶器では大きな水甕・睡蓮鉢・植木鉢・コーヒーカップ・湯のみ・花瓶・カエルやタヌキなどの縁起物など、たくさんの作品があなたを出迎えてくれます。
どれも光沢のある茶色で、美しく、思わず買いたくなっちゃうかもしれませんね。ギャラリーのコーナーでは黄金窯変一輪挿しなど、金色に光り輝く一点ものの作品を見ることができます。素敵な作品に囲まれまるでここはパワースポット?と思っちゃいそうです。
また、大西陶器では手回しろくろや電動ろくろを使っての観光客用の陶芸体験や、完成した湯のみや皿への絵付け体験も行っています。完成した作品は焼き上げたあと自宅へ発送してもらえますよ。徳島観光の際は、大西陶器で大谷焼の素晴らしさに触れてみましょう。
名称:大谷焼窯元森陶器
住所:徳島県鳴門市大麻町大谷字東山谷17-2
公式・関連サイトURL:https://onishitoki.jp/
20.ボートレース鳴門
徳島北部、小鳴門橋のふもとにあるボートレース鳴門では、2016年に新スタンドが完成しました。一般席・オーシャンシート・ロイヤルシートの他、施設のすべてが美しくリニューアル。館内には木を基調とした心地よい空間が広がっています。ボートレースは1レース毎に楽しめるので、あまり詳しくない人でも簡単に参加することができますよ。
レースの予想屋さんもいるので、ビギナーズラックを信じてみるのもいいでしょう。また、館内フードコーナーでは牛すじ煮込みなど美味しいボートレースめしを販売中。お子様と楽しめるエア遊具「なるちゃんワールド」もあります。徳島の鳴門に観光で訪れる際には一度立ち寄ってみましょう。
名称:ボートレース鳴門
住所:徳島県鳴門市撫養町大桑島字濘岩浜48
公式・関連サイトURL:https://www.n14.jp/
21.JA里浦 芋掘り体験農園 「里むすめ畑」
里むすめ畑が砂地だからスコップなくてもざかざか掘れる pic.twitter.com/dinoNGmlN6
— 笙子 (@pss_bell) October 16, 2021
徳島が誇るさつま芋のブランド「なると金時・里むすめ」。鳴門市里浦町の温暖な気候と降水量が少ない土地で育った、きめ細かく美しい紅色のさつま芋です。味はさつま芋の中でも甘く、一度食べたらトリコになるでしょう。その「里むすめ」の芋掘り体験できる観光農園がなんと徳島北部にあるんです!
里むすめ畑では芋掘り体験で汗を流した後、1株ごとの精算になります。欲しい分だけ、思う存分に芋掘りしましょうね。思い出になるだけじゃなく、徳島のお土産としても人気がありますよ。なお、2週間前までの予約が必要になるため、注意してくださいね。
名称:JA里浦 芋掘り体験農園 「里むすめ畑」
住所:徳島県鳴門市里浦町里浦字花面233-1
公式・関連サイトURL:https://jasatourafarm.com/imohori/
22.NFT鳴門美術館(旧:鳴門ガレの森美術館)
📢2023年10月16日よりNFT鳴門美術館 再オープン✨
— emi00crypto|@コミケ103日曜_西に03b (@emicrypto2) October 9, 2023
芸術の秋です。足を延ばしてみませんか
美しい自然の中で、展示作品をご覧下さいませ🥳💕#NFT鳴門美術館 @NFTNARUTO_ https://t.co/cYdh5ErQSi
徳島北部、鳴門市の妙見山公園内にある「ガレの森美術館」は、2023年3月1日に「NFT鳴門美術館」としてリニューアルオープン。日本初のNFTアート特化型美術館として注目の施設です。展示はもちろん、アート作品のNFT発行・審査・販売・流通が可能な、日本初かつ唯一の美術館となりました。
フランス・ロレーヌ地方出身のガラスアーティストであるエミール・ガレ、現代アーティストのヒロ・ヤマガタ氏、現代陶芸家の古野幸治氏などの作品や、“マイセンの花瓶”も展示。イベントや企画展示も好評です。
名称:NFT鳴門美術館(旧:鳴門ガレの森美術館)
住所:徳島県鳴門市憮養町林崎字北殿町149(妙見山公園内)
公式・関連サイトURL:https://nftjp.org/
23.大塚製薬徳島工場
徳島県で生まれた大塚製薬。県内にはたくさんの工場があって、観光用の工場見学ツアーが行われています。今回は中でも徳島工場を紹介。徳島空港から車で約10分でアクセスできる徳島工場では、皆さんお馴染みのオロナミンCやファイブミニ、カロリーメイト缶などを製造中です。
約50分の見学ツアーでは始めにDVDで製品について学んだ後、オロナミンCとポカリスウェットの製造ベルトコンベアを見ることができますよ。普段なかなか見ることのできないものなので、心に残る観光になること間違いないでしょう。旅行会社の観光ルートには入ってないコースのため、あなただけの通な徳島観光になりますよ!
※2023年12月現在、工場見学は休止されています。最新情報は公式サイトでご確認ください。なお、公式サイトで"バーチャル見学"実施中です!
名称:大塚製薬徳島工場
住所:徳島県徳島市川内町加賀須野463-10
公式・関連サイトURL:https://www.otsuka.co.jp/virtual-factory-tour/tokushima/guide.html
24.阿波の土柱
徳島北部・阿波の土柱(どちゅう)は、砂礫層が吉野川に浸食されてできたもので、その名の通り柱状の地形です。国の天然記念物に指定されている他、何とロッキー山脈やイタリアのチロルの土柱と合わせて世界三大奇勝と呼ばれています。世界に3ヶ所しかない地形なので、徳島観光の際はぜひ訪れておきたいですね。
夜にはライトアップされ、昼とはまた違った土柱の表情を見ることができます。徳島自動車道の阿波PAから近くとアクセスも良好。駐車場も広いです。周辺には土柱ランド新温泉もあって、日帰り入浴もできますよ。徳島観光で疲れた体を癒やしてくださいね。
名称:阿波の土柱
住所:徳島県阿波市阿波町桜ノ岡
公式・関連サイトURL:https://www.awa-kankou.jp/odekake/awanodochu/
25.学駅
学駅(がくえき)はJR四国・徳島線の駅です。秘境にあったり景観が特別いいわけでもないのに、観光地に選ばれるのはそれなりの理由があります。何とそれは入場券。学駅の「学」という字と入場券を表す「入」、この二文字が縦に印字され「入学」となり、縁起がいいことから受験生に大人気になりました。
今では「御(5)入学」とかけての5枚セットや、お守りも販売中。受験生や親御さんはぜひ学駅に立ち寄って合格祈願切符を買いましょう。徳島観光のお土産としても喜ばれること間違いなしですよ。また、最近では「すべらない砂」やJR社員さんからのオリジナルメッセージ付きのセットも販売していますよ。学駅の合格祈願切符にパワーをもらって合格を勝ち取ってくださいね。
名称:学駅
住所:徳島県吉野川市川島町学字吉本8
26.四国八十八箇所第11番札所「藤井寺」
四国八十八ヶ所巡りの十一番札所、藤井寺は徳島県吉野川市を代表する観光スポット。平安時代に空海によって建てられ、堂宇の前に藤を植えたことが名前の由来とされています。その後19世紀には一度全焼しましたが、すぐに再建しました。見どころは国の重要文化財に指定されている本尊・薬師如来坐像と、山門近くの空海のお手植えと伝えられている藤の花。4月下旬からゴールデンウィークにかけて満開となります。
また、本堂天井には吉野川市出身の画家・林雲渓の描いた雲龍があります。畳に換算すると30畳もの大きさで迫力満点ですよ。お遍路をされている方には、次の十二番札所までは約12kmの山道となります。この藤井寺でしっかり身支度をして行きましょう。
名称:藤井寺
住所:徳島県吉野川市鴨島町飯尾1525
公式・関連サイトURL:https://88shikokuhenro.jp/11fujiidera/
27.ラッキー宮殿
777の町で、地図には載ってない謎の7つの宮殿『ラッキー宮殿』すべて見つけました(^o^)
— 笑顔の伝道師 センジ (@smilesenji) June 2, 2014
1つ目『破軍星(はぐんせい)宮殿』 pic.twitter.com/jjZx2R5Zsg
徳島の観光地の中で最もツウかも知れないスポットです。ラッキー宮殿とは皆さんが想像するような宮殿がドーンとあるわけではありません。徳島県の穴吹町の郵便番号が777だったことから、ラッキーセブン777をテーマに町おこしを行い、町内の7箇所に宮殿型モニュメントを設置。全てを訪れると開運されるというものです。ちなみに7箇所は少しずつ離れているので、観光には車があった方が便利でしょう。
7箇所は北斗七星の位置をかたどっていたり、龍のオブジェがあったり、南京錠のたくさんついたフェンスがあったりと、こだわりは強め。徳島の美馬市へ観光の際はラッキー宮殿を全て巡ってみてはいかがでしょうか。また、郵便番号777に憧れる方は徳島県の穴吹町への移住をオススメします。
名称:ラッキー宮殿
住所:徳島県美馬市穴吹町周辺
28.脇町うだつの町並み
美馬市脇町には徳島西部観光のメインの1つ、うだつの町並みがあります。400mにわたって連なる町並みは江戸中期より作られました。うだつとは2階の壁から突き出した壁のこと。隣家の屋根との見切りとなり、火事の際には防火にも役立ちます。
そして実は、うだつの建設には多額の費用が必要なことから、かつては繁栄の象徴でした。藍の取引や繭の生産で栄えた脇町の商人が、いかに栄華を極めていたかわかりますね。中でも1、2の繁栄を競った吉田家住宅は観光用に公開されているので、徳島観光の際はぜひ訪れてみましょう。
また、雰囲気の良い町並みは夜になると街灯に照らされ幻想的な景観となりますよ。アクセスは徳島自動車道の脇町ICから、もしくはJR穴吹駅から、共に車で10分ほどです。うだつの町並みを見て、うだつの上がる人生にしましょう。
名称:脇町うだつの町並み
住所:徳島県美馬市脇町大字脇町
29.脇町劇場オデオン座
徳島県美馬市にある脇町劇場は、1934年に建設された大衆劇場です。戦後は多くの有名人が訪れ歌謡ショーなどが何度も公演されました。当時の脇町の住民にとって娯楽の中心の施設だったのです。しかし、その後映画館として利用されてはいましたが、老朽化もあり1995年は閉館。翌年には取り壊し予定でしたが、なんと取り壊し寸前に映画『虹をつかむ男』の舞台となり一躍注目を集めることに。
そして取り壊しは中止され建物は修復し、一般公開されると脇町の観光名所となりました。今では音楽やお笑いのイベントも時折行われ、徳島の観光スポットです。また、オデオン座という名前はパリの国立劇場「オデオン座」の外観に由来しています。外観も味があるのでぜひ立ち寄ってみてください。
名称:脇町劇場オデオン座
住所:徳島県美馬市脇町大字猪尻字西分140-1
公式・関連サイトURL:https://odeonza.amebaownd.com/
30.四国三郎の郷
徳島西部、四国三郎の里は吉野川をのぞむオートキャンプ場です。四国三郎とは吉野川の通称で、徳島を代表する河川となっています。ここには利用できる施設が多いので観光にもオススメ。キャンピングカーやコテージ利用でも、テントでも宿泊することができ、パークゴルフ場・テニスコート・サッカー場も完備しています。
吉野川で釣りをしたり、バーベキューをしたりと観光アクティビティも充実。家族とでも友達とでも利用できる素敵な施設となっています。キャンプ一式・バーベキュー一式から、マウンテンバイクや天体望遠鏡までレンタルも行っているのも嬉しいですね。そして自然に囲まれているので、四季折々の景色も楽しむことができますよ。予約状況はホームページで確認できるので利用してみましょう。
名称:四国三郎の郷
住所:徳島県美馬市美馬町字境目39-10
公式・関連サイトURL:https://mimacamp.jp/
31.吉野川ハイウェイオアシス
徳島のええとこがギュッと詰まった施設、吉野川ハイウェイオアシスはふるさとゾーン・せせらぎゾーン・ふれあい館に分かれています。ふるさとゾーンでは子供が遊べるアスレチックがたくさん。ミニチュアのかずら橋のかかる池では、鯉も見ることができますよ。せせらぎゾーンでは美濃田の渕の素敵な景観を見ることができます。
ふれあい館ではレストランでの食事やショッピングを楽しめる他、イベント広場では阿波踊りなども行っています。せせらぎゾーンに隣接する美濃田の渕では、キャンプ場・バンガロー・ログハウスがあり宿泊することも可能。テニスコートや吉野川の遊覧船もあり、観光アクティビティには事欠きません。川面で泳ぎまわる鮎を見ながら優雅な1日を過ごしましょう。
名称:吉野川ハイウェイオアシス
住所:徳島県三好郡東みよし町足代1650
公式・関連サイトURL:https://yoshinogawa-oasis.com/
32.大歩危小歩危
大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)とは、2億年かけて吉野川の清流が創った渓谷。大理石を切り開いたかのような美しい白亜の岩石がそそり立ち、観光客を魅了します。一風変わった名前の由来は、「大股で歩くと危険、小股で歩いても危険」という意味から取られた、あるいは断崖を指す「ほけ」から付けられたなど、諸説流通しています。
人気の観光アクティビティはなんといってもラフティング!四国最大、暴れ川としても名高い吉野川の激流を楽しむことができます。四季折々の姿が楽しめることも有名です。春にはソメイヨシノ、5月にはV字渓谷の間に張られた鯉のぼり、秋には紅葉、冬は雪で覆われ一面真っ白となった銀世界が現れます。近くにある大歩危祖谷(いや)温泉郷がありますよ。JR阿波池田駅より車で5分と、アクセスも便利です。
名称:大歩危小歩危
住所:徳島県三好市山城町西宇
33.大歩危峡観光遊覧船
ラフティング愛好者に人気の渓谷・大歩危峡。天然記念物に選定された含礫片岩の断崖が、ダイナミックな景観を生み出しています。徳島でも有数の景勝地ですが、その自然を間近に感じたい方にオススメなのが「大歩危峡遊覧船」です。100年以上の歴史を持ち、基本的には年中無休で運航。増水や強風などの際は欠航しますが、にわか雨程度なら屋根がしっかりと付いているので安心です。
30分かけてたっぷりと、りんどうや岩つつじが生える岩壁の間を下っていきます。時刻表など定まったものは特になく、人数が集まり次第出発するとのこと。大手旅行会社各社からはお得に使える観光クーポンなども提供されているので、上手く活用してみましょう。
名称:大歩危峡観光遊覧船
住所:徳島県三好市山城町西宇
公式・関連サイトURL:http://www.mannaka.co.jp/index.html
34.道の駅大歩危
道の駅大歩危は三好市の国道32号線沿いにあり、ラピス大歩危という岩石の博物館や妖怪屋敷が一体となった道の駅です。三好市山城町は『ゲゲゲの鬼太郎』で有名な子泣き爺伝説発祥の地。近くにある自然豊かな大歩危小歩危の渓谷は、地質学的に希少な地形なことから、その2つにちなんだ施設がオープンしました。
もちろん道路施設としても充実していて、24時間利用できるトイレや駐車場、足湯や無線LANなどが利用できます。徳島の地元民に愛されている祖谷そばや阿波尾鶏の定食セットを提供する観光レストランなどもあるので、徳島旅行の思い出に一足しできますね。
名称:道の駅大歩危 妖怪屋敷と石の博物館
住所:徳島県三好市山城町上名
公式・関連サイトURL:https://yamashiro-info.jp/
35.祖谷渓
日本三大秘境の1つ祖谷渓(いやけい)は徳島観光で外せないスポットです。全長10m、高低差は100mにもおよぶ渓谷。紅葉時は素晴らしい眺めが待っています。ここは暴れ川として知られる吉野川の支流・祖谷川にあり、川を渡るのも難儀だったことから、有名な吊り橋「かずら橋」が架けられました。名前の通り、植物のシラクチカズラ製です。
この地域は降水量が多く木々が生い茂り、隠れるには最高の場所。そう、平家の落人たちが隠れた里としても有名です。その名も「隠田(おんでん)集落」。今もどこかに人がなんて思えるほどの秘境となっています。ここでの名物は祖谷そばやこんにゃく。近くにあるリバーステーションでは徳島観光みやげも充実しています。アクセスは定期観光のボンネットバスもありますが、車で行く方が便利ですよ。
名称:祖谷渓
住所:徳島県三好市池田町松尾~三好市西祖谷山村
公式・関連サイトURL:https://miyoshi-tourism.jp/spot/iyakei-peeingboy/
36.祖谷のかずら橋
しらくちかずらを編んだ吊り橋・かずら橋。もともと村人用の通り道として祖谷川の至る場所に架けられていましたが、現存するのは西祖谷山村と東祖谷に残る二橋のみ。その橋床は下に流れる川の水しぶきを肉眼で捉えられるほど大胆に隙間が空いていてスリル満点です。かつては平家の落人が追手をまくために、簡単に切り落とせる構造にしたという伝説が残るほど、原始的な見た目をしています。
祖谷川が流れる祖谷渓周辺には名物の祖谷そばや旬の山菜、川魚を楽しめる食事処が多くあります。温泉施設と一体となったところもあるので、観光する方にとって便利ですね。なお、徳島駅から向かう場合は観光直行バスなどがないため、車でのアクセスがいいでしょう。
名称:祖谷のかずら橋
住所:徳島県三好市池田町松尾~三好市西祖谷山村
37.小便小僧
徳島県西部に位置し木々が生い茂る秘境・祖谷渓の中深く、張り出した岩壁の上に「小便小僧」の銅像が立っています。緑豊かな自然の中でのその姿はユーモラスで、人気の観光スポット・かずら橋と並んで訪れる人も多いです。
銅像は地上から約200メートルも上の場所にあり、かつて祖谷街道の開設工事をしていた際、たまたま残ったこの岩の上で地元の子どもや旅人が度胸試しをしていたという逸話から作られたそうです。祖谷渓観光展望台の3キロ先の県道32号にあり近くに駐車場はないですが、道路沿いに車を停めるスペースがあります。
名称:小便小僧
住所:徳島県三好市池田町松尾~三好市西祖谷山村
公式・関連サイトURL:https://www.awanavi.jp/archives/spot/2970
38.琵琶の滝
日本三奇橋にも数えられるかずら橋を渡ると、その先に琵琶の滝が流れています。かつて合戦に敗れた平家の落人たちが京での典雅な暮らしを忍び、この滝の下で琴を奏で、互いを慰めあっていたという言い伝えから名前が付いたそうです。落差は約50メートル。滝壺近くまで行くことができるので、水音や水しぶきを間近で感じ取れますね。
徳島の観光スポット・祖谷渓の中で屈指の癒やしポイントです。移動手段としてはJR大歩危駅からかずら橋行きバスに乗ってかずら橋で下車して5分程歩くルートがメイン。車はかずら橋付近の観光用の駐車場に停めておけるので、自由気ままに散策できますよ。
名称:琵琶の滝
住所:佐賀県三好市西祖谷山村善徳
公式・関連サイトURL:https://miyoshi-tourism.jp/spot/biwawaterfall/
39.奥祖谷
秘境の祖谷からさらに奥地へと進めば、天空の村と呼ばれる奥祖谷の風景が待っています。山のふもとから頂上近くまで張り付くように古民家が建ち並ぶ姿は、まるで日本昔話の絵のよう。古い民家ではカフェになっているところも多く、元禄時代(1699年)に建てられた「木村家住宅」でゆっくりお茶なんていかがでしょうか。悠久の時の流れを自然の中で感じてください。
奥祖谷のほぼ中心に位置する落合集落は、国の重要伝統的建造物群保存地区。天空の村の名所は盛りだくさん、奥祖谷二重かずら橋や奥祖谷観光モノレール、東祖谷歴史民俗資料館など古さのなかに良き日本の姿が見つけられるでしょう。街中の喧騒を忘れる徳島観光もおすすめです。桃源郷祖谷の山里はじめ、民家を一棟借りしたお泊りも雰囲気が出ますね。
名称:奥祖谷
住所:徳島県三好市
40.奥祖谷二重かずら橋
徳島にはかずら橋の観光名所が2箇所あります。1つは有名な「祖谷のかずら橋」、もう1つがその更に奥にある「奥祖谷二重かずら橋」です。どちらも足元がスカスカの吊り橋でスリル満点ですが、今回紹介するのは後者。前者と比べて橋床の丸太と丸太の隙間が広く、距離が長いため恐怖が倍増します。約800年前、平家一族が訓練に通うために架設したのが始まりだそうです。
かずら橋が並んで架けられていることから、男橋女橋や夫婦橋など呼ばれることも。女橋の隣には自力でロープを手繰り寄せて渓谷を進んでいく「野猿」というロープウェーもあり、普段できないスリリングな観光に!大歩危駅から車で約2時間と時間はかかりますが、その分周囲の景色も都会から隔絶されて秘境感が漂います。また、キャンプ場も近くにありますよ。
名称:奥祖谷二重かずら橋
住所:徳島県三好市東祖谷菅生
公式・関連サイトURL:https://miyoshi-tourism.jp/spot/okuiyanijukazurabashi/
41.奥祖谷観光周遊モノレール
徳島県「奥祖谷観光周遊モノレール」
— SWIPTRIP[スイトリ] (@swiptripJP) June 14, 2019
秘境の奥でまったり森林浴♪ 忙しい日常から離れて大自然を体感しよう! pic.twitter.com/PzfD918bGN
奥祖谷観光周遊モノレールは知る人ぞ知る、世界一の観光用モノレール。世界一の理由は全長4600m、高低差590m、標高1380m、傾斜40度、全てが世界一だからです。所要時間約65分なので、乗る前にお手洗いを済ませておきましょう。
アクセスは井川・池田ICから約2時間かかり、予約はできません。夏休みや紅葉の時期は混雑するため、電話で運行状況を確認しましょう。最初から最後まで森の中をゆったりとした時間を過ごしながら森林浴をすることができますよ。
また、運がよければ野生動物や林業関係の方に会えるかもしれません。進む速度はゆっくりですが、勾配は急なのでしっかりモノレールにつかまってください。このモノレールに乗車することが徳島のツウな観光の始まりといっても過言ではありません。
※2023年12月現在、休業中です。最新情報は三好市公式観光サイトでご確認ください。
名称:奥祖谷観光周遊モノレール
住所:徳島県三好市東祖谷山菅生28
公式・関連サイトURL:https://miyoshi-tourism.jp/spot/okuiyakankoshuyumonorail/
42.東祖谷歴史民俗資料館
三好市にある東祖谷歴史民俗資料館では、祖谷地方に流れついた平家の武士たちの遺品・生活用具など様々な展示を見ることができます。香川県での屋島合戦で敗れたあと、幼い安徳天皇をつれてこの地を訪れた平家一行。その伝説は全国からの観光客をこの地に集めていますよ。
また、平家のシンボルである赤旗のレプリカも展示しています。アクセスは井川・池田ICから約90分。平家伝説の1つに数えられるかずら橋などと合わせてご覧ください。歴史ロマンの彼方へ連れていってくれること間違いないでしょう。
名称:東祖谷歴史民俗資料館
住所:徳島県三好市東祖谷京上14-3
公式・関連サイトURL:https://miyoshi-tourism.jp/spot/higashiiyamuseum/
43.剣山
「つるぎさん」とも「けんざん」とも呼ばれ親しまれる剣山。愛媛県の石鎚山に次いで、西日本第2位の標高1955mを誇ります。登山客や観光客用の登山リフトがあるのも特徴で、登山初心者も簡単に登ることが可能です。トレッキングコース中には奇石や高山植物の群生地も多く、楽しみながら登ることができます。
山頂では大パノラマが待っています。天気が良ければ遠くは瀬戸内海や足摺岬まで見渡せることも。曇っていても、一面に広がる雲海を見ることができるでしょう。また、山頂にある「剣山頂上ヒュッテ」ではなんと宿泊も可能。窓や庭から見るご来光は格別ですよ。他にも剣山スキー場や日本最長の未舗装道である剣山スーパー林道など、観光にも登山にも魅力的なスポットです。
名称:剣山
住所:徳島県 三好市東祖谷・美馬市木屋平・那賀郡那賀町木沢
44.大塚製薬わじき工場
日本を代表する大企業・大塚製薬の工場見学ができます。徳島南部のわじき工場では、那珂川の水運を活かして様々なものを製造。見学は2週間前の予約が必要で、行程は概要説明からカロリーメイトブロックやソイジョイ、医薬品の製造ラインの見学となります。どれを見ることができるかは日によってのお楽しみ。また観光記念のプレゼントもありますよ。
工場周辺は「自然環境や地域社会と融和するファクトリーパーク」といったコンセプトのもと、豊かな自然が広がっています。散歩なども楽しめるでしょう。年に一度、工場の野外ステージで開催される無料フェス「エキサイティング・サマー・イン・ワジキ」は県内外からたくさんの観光客が来場し大盛り上がりです。
※2023年12月現在、工場見学は学校団体のみとなっています。最新情報は公式サイトでご確認ください。
名称:大塚製薬わじき工場
住所:徳島県那賀郡那賀町小仁宇大坪306-2
公式・関連サイトURL:https://www.otsuka.co.jp/virtual-factory-tour/wajiki/guide.html
45.四国八十八箇所第21番札所「太龍寺」
四国八十八ヶ所参り21番札所、太龍寺(たいりゅうじ)は標高約600mの山の上にあり、若き日の弘法大師が虚空蔵求聞持法の修行をした霊場です。持仏堂の天井には、その名の通り立派な龍の彫刻も見られます。徳島県では最大かつ最古の金剛力士像も見られますよ。
そして最も有名なのは太龍寺ロープウェーです。全長は2775mと西日本で最大。101人乗りの大きい観光ロープウェーは山を越え川を越え、太龍寺のある山頂まで約10分で到着。途中で美しい山々・蛇行する川・遠くには紀伊水道まで見渡せます。また、観光ロープウェー途中の岩場の上には、修行中の空海の坐像「求聞持修行大師像」も観ることができます。
もともとは徒歩でしか登れず、八十八ヶ所参りの難所の1つでしたが、話題になるほど巨大な観光ロープウェーを開業したことにより徳島県南部を代表する観光地の1つとなりました。観光ロープウェーの運行情報などはホームページで確認してくださいね。
名称:太龍寺
住所:徳島県阿南市 加茂町龍山2
公式・関連サイトURL:https://88shikokuhenro.jp/21tairyuji/
46.牛岐城趾公園
牛岐(うしき)城趾公園は恋人の聖地として有名。青色LED開発のまち阿南では、LEDイルミネーションをベースとした町づくり・町おこしが盛んですが、その代表的なものとなっています。展望台へ続く階段は、毎夜きらびやかにライトアップされ観光客の方を魅了していますよ。常設のキラキラドームは何と8万個のLEDが使われています。
春には満開のソメイヨシノ、7月の夏まつりでは阿波踊りが開催。12月クリスマスが近づくとLEDで装飾された巨大なツリーがそびえます。かつて武将の居城があった小高い丘は一年中楽しめる観光LEDパークとして再び注目を集めています。徳島南部の外せない観光スポットですね。
名称:牛岐城趾公園
住所:徳島県阿南市富岡町トノ町24-21
公式・関連サイトURL:https://www.awanavi.jp/archives/spot/2265
47.弁天山
弁天山(べんてんやま)は標高6.1 mの日本一低い山です。大阪にある天保山や仙台市にある日和山が日本一低い山として認定されていますが、これらの2つは人工的に作られたもの。国が公式に認定する「自然に出来た山」の中では、徳島市にある弁天山が日本で1番低いです。
登山道と呼べるものはありますが、所要時間は大人の足で約15秒程度。山全体が神社となっていて、四国八十八ヶ所霊場のへんろ道の近くにあることから、お遍路さんがお参りすることも多いですよ。
また、歌手で俳優の福山雅治さんが登頂したことでも有名になりました。登頂証明書は直ぐそばにある中華そば店「チーアン」にて100円で発行しています。弁天山保存会としてお守りやおみくじも販売しているので、ぜひ立ち寄ってください。さらに弁天山では結婚式をすることも可能。詳しくはホームページをチェック。弁天山に登頂して、人に真似されない徳島観光をはじめましょう。
名称:弁天山
住所:徳島県徳島市方上町弁財天8-1
公式・関連サイトURL:https://bentenyama.com/
48.阿南市科学センター
草壁inマチ★アソビ
— 草壁知里@実想企画 (@kusakabe_work) May 11, 2015
草壁編です。徳島初日、きんごるの丸山とCDの在庫を取りに阿南市に行った際、取材の為に「阿南市科学センター」に立ち寄りました。脚本のヒントが見つかりましたよ。 #小鳥団 #プラ研です。 pic.twitter.com/VMfuFs16QJ
阿南市科学センターでは科学や宇宙について学べます。中でも口径113cmの西日本最大の望遠鏡を持つ天文館は有名。天体観測会は曜日によって22時まで開催しています。季節折々の星座の話を聞いて、天文学に詳しくなりましょう。体験館は無料ですよ。
プラネタリウムでは衛星「ひまわり」からの中継も映しだされ、宇宙空間を感じることができます。徳島南部へ観光の際はぜひ宇宙を感じてみてはいかがでしょうか。アクセスはJR阿波中島駅から徒歩25分。阿南市役所からは車で10分、駐車場も60台完備です。なお、月曜日は休館のため気を付けてください。
名称:阿南市科学センター
住所:徳島県阿南市那賀川町上福井南川渕8-1
公式・関連サイトURL:http://ananscience.jp/science/
49.Jパワー&よんでんWaンダーランド
ここは海のそばにある体験型公園。Waが表すのは地域と電力の「和」、自然環境を表す「環」、技術や知識が伝わる「輪」の3つのテーマとなっています。一番のオススメはクリスタル館にある、巨大マッコウクジラの骨。見上げて大いに驚いてくださいね。アクセスはJR阿波福井駅から車で15分。入館料は無料です。
四国電力が運営する施設で、発電のしくみ等の科学体験ができますよ。他にも観光スポット巡りを楽しめる阿南マジックフロアや、子供たちの遊具も充実しているので親子連れにも大人気!屋外のグラウンドも海風が心地よい場所です。また発電原料に石炭を使っているのも、火力発電所みたいで話題性がありますね。
名称:Jパワー&よんでんWaンダーランド
住所:徳島県阿南市福井町舟端1
公式・関連サイトURL:https://www.jy-wonderland.jp/
50.喫茶「大菩薩峠」
誰もがこのレンガ造りの建物に目を見張るでしょう。実はこれ喫茶店です。「大菩薩峠」という名前の由来は、阿南市出身の建築者・島利喜太(しま りきた)が山梨県の大菩薩峠を見て感銘したことから来ています。大菩薩峠でなければ、「万里の長城」と付けていたそうですよ。
島氏が釜で造ったレンガはその数、10万個!店の内部は木の塊から削りだし作られたもの。扉も一枚岩で、看板も鉄板をくりぬいて作ったという細部まで手作りを突き通すこだわりよう。それでもまだ未完成、製作途中のこの建造物はまさに日本のサグラダファミリアですね。
気になるメニューはクレープやサンドウィッチ、クレープなどから洋食メニューまで。味よし値段よしに加えて雰囲気よし。徳島市から室戸岬までの国道55号線沿いにあります。
名称:喫茶「大菩薩峠」
住所:徳島県阿南市福井町土井ケ崎
公式・関連サイトURL:http://www.taa2003.com/write02/tokushima-tatemono/17daibosatsu.htm
51.蒲生田岬
ごろごろした石の海岸、蒲生田岬(かもだみさき)。四国の最東端にあり、海抜50mにそびえたつ白亜の灯台からの眺めは最高素晴らしいです。遊歩道から階段を上がると、見渡す限りの水平線。晴れた日なら遠く鳴門大橋まで見えるほどです。また、アカウミガメの産卵地としても有名です。もしかしたら産まれて海へ歩く赤ちゃんウミガメに会えるかもしれませんね。
この岬への道は海沿いの国道55号線をまっすぐ岬まで。南阿波サンラインこと55号線は格好の観光ドライブコースとなっています。バイクでツーリングも観光に人気です。
そして、海の幸と徳島の昔ながらの魅力をを楽しむなら、近くの民宿「あたらしや」がおすすめ。アオリイカや取れたての新鮮な魚を食べて、1日ゆったり観光するのもいいでしょう。近くにある「かもだ岬温泉保養センター」でゆっくり徳島観光の疲れをいやすこともできますよ。
名称:蒲生田岬
住所:徳島県阿南市椿町蒲生田1
52.日和佐城
室町時代に日和佐(ひわさ)氏が造ったという説があり、城跡だけとなっていた日和佐城。現在は模擬天守ができ入場料無料です。日和佐氏は長宗我部(ちょうそかべ)氏に降伏し、土佐に移り住んだと言われこの城は謎に包まれたまま。今の石垣や溝も以前のものではないので、実際どんな歴史を刻んだかは永久にわかりません。そんなミステリーを感じながら天守閣に登って悠久の歴史を感じる観光はいかがでしょう。
小さめの城山を登り、頂上の天守閣から見た日和佐市や海の眺めも素敵です。少し坂道が続きますが、運動がてらにはいいかもしれませんね。アクセスはJR日和佐駅から徒歩20分ほど。駅から見えるのでその方向に歩くと到着します。
※2023年12月現在、休館中です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
名称:日和佐城
住所:徳島県海部郡美波町日和佐浦
公式・関連サイトURL:https://www.awanavi.jp/archives/spot/2830
53.四国八十八箇所第23番札所「薬王寺」
四国八十八ヶ所参りの23番札所、薬王寺。かつて弘法大師が平城上皇の厄除けの願いを受けて、薬師如来が作られたところです。それ以降、厄除けの道場となり徳島で有名になりました。
ここは高野山真言宗の別格本山としても有名なお寺。薬師如来が鎮座しているため、「薬の王」すなわち薬王寺という名前になっています。大師が山腹から湧き出た霊水を使って、病気の人に温浴をすすめたことで現在も薬王温泉があります。徳島観光の疲れや人生の疲れも洗い流していきましょう。JR日和佐駅から徒歩10分と好アクセスです。すぐ近くにお遍路さんや一般の方向けの宿泊施設「薬王会館」もあります。
名称:四国八十八箇所第23番札所「薬王寺」
住所:徳島県海部郡美波町奥河内字寺前285-1
公式・関連サイトURL:https://yakuouji.net/
54.ウミガメ博物館「カレッタ」
日和佐の大浜海岸のすぐ近くにあるウミガメ博物館。ウミガメに特化した博物館は世界でもここだけです。施設内の「ただよううみがめ館」では、天井や横の窓から泳ぐウミガメの姿が観れ、優雅な姿に心和みます。まるで海の底にいるような感覚になりますよ。ちなみにカレッタとはアカウミガメの学名です。
どうしてウミガメだけの博物館?と不思議かもしれません。実は目の前にある大浜海岸はウミガメの産卵で有名かつ国の天然記念物です。エサやり体験や野ガメの放流、子ガメとのふれあいなどもでき、徳島観光のオススメスポットとなっています。日和佐駅から徒歩20分なので、日和佐城と合わせて観光しましょう。徳島南部への観光では定番スポットです。
名称:日和佐うみがめ博物館カレッタ
住所:徳島県海部郡美波町日和佐浦370-4
55.轟の滝
徳島県南部、海陽町にある轟の滝は四国一の大滝で、日本の滝百選の一つにも選ばれています。落差58メートルのダイナミックな滝で、本滝神社の秋祭りでは神輿が滝壺に入る大迫力のクライマックスを見ることができます。物凄い水しぶきが飛んでいるので、撮影の難易度は高いかもしれません。
この辺りは滝が多く、大小様々な滝を合わせて轟の九十九滝と言われることもあるそうです。観光客用に遊歩道も整備され、約2時間で山全体にわたる滝の回廊を見ることができますよ。近くには轟神社もあるので参拝しましょう。観光アクセスはJR阿波海南駅より町営バスで約1時間。「轟神社前」バス停で下車します。
名称:轟の滝
住所:徳島県海陽町平井王余魚谷
公式・関連サイトURL:https://www.awanavi.jp/archives/spot/3010
56.正観寺
徳島県南部、牟岐(むぎ)にある正観寺(しょうかんじ)は、奈良県にある東大寺の末寺です。有名どころは迫力満点の八大地獄の展示。可愛い鬼をポップに見せる施設はたくさんありますが、ここは鬼や地獄をリアルに表現しています。
金棒や刃物で人の皮膚を剥がし肉体を切り刻み、返り血を浴びる鬼々など。8つの地獄どこを見ても圧倒され、悪いことはしないように生きていこうという気持ちになるでしょう。小さなお子さんがいると、リアルすぎて泣き出してしまうかもしれません。
展示のユニークさから、珍スポットとして全国からの観光客を集めています。写真撮影は2009年から禁止になったため、観光ガイドブックにこそあまり載っていませんが、徳島のオススメ観光スポットに変わりはありません。
名称:正観寺
住所:徳島県海部郡牟岐町大字中村奥前158-1
公式・関連サイトURL:https://kegonshu-shokanji.com/
57.上勝町棚田
徳島県中央部に位置する上勝町(かみかつちょう)は緑美しい棚田で有名です。棚田100選にも選ばれた樫原の他にも、八重地・田野・市宇・野尻・府殿と6ヶ所の棚田があり、その景観は全国の棚田写真コンテストでもよく上勝町の棚田をモデルに撮った写真が入賞するほど。
中でも樫原の棚田は観光にオススメ。まわりを杉に囲まれていることも、神秘的な雰囲気を醸し出す要因となっています。棚田の位置や丸みのある形状・枚数・用水路などが江戸時代のそれとほとんど変わらず、景観がそのまま保存されている全国でも珍しいケースです。
近くには昔ながらの家屋や水車小屋もあり、古きよき日本を感じることができるでしょう。水田利用以外ではそばも作っているので、美しく咲くそばの花を見ることもできます。
名称:上勝町棚田
住所:徳島県勝浦郡上勝町生実
公式・関連サイトURL:http://www.kamikatsu.jp/kankou/miru/tanada/
58.出羽島
人口200人に満たない出羽島(てばじま)へのアクセスは、徳島県南部にある牟岐港から定期連絡船が出ています。所要時間は約20分。島には遊歩道があり、一周しても約3kmです。小さな島にはたくさんの魅力が詰まっていて、島の灯台からは東に和歌山・西には室戸・北には四国山地・南には太平洋が一望できます。朝日や夕日は綺麗に見えるでしょう。
島内には世界に自生地が4ヶ所しかないシラタマモという植物も繁茂しています。また、出羽島には車が1台も走っていません。島内での交通手段は自転車と徒歩のみという、都会の喧噪から離れた島は、「未来へ残したい島」とも言われています。
2013年からは出羽島アート展も始まり、少しずつ全国からの注目も集め観光客が増加。もちろん釣りにダイビングにサーフィンにと、観光に欠かせないアクティビティも楽しめますよ。観光のお土産には帆布グッズをどうぞ。
名称:出羽島
住所:徳島県海部郡牟岐町牟岐浦出羽島
公式・関連サイトURL:https://tebajima.jp/
59.阿佐東線イルミネーション電車
海部郡海陽町の海部(かいふ)駅から高知県安芸郡東洋町の甲浦(かんのうら)駅までを結ぶ阿佐東線。この鉄道はとても短く、全長は約8kmで3駅しかありません。しかしローカル線を侮ることなかれ。社員一丸となって工夫をこらした様々なエンターテインメントが待っています。
中でも観光の目玉はイルミネーション電車。徳島南部ではLED産業が盛んなことを受け、電車の天井にたくさんのLED電球を設置。夜やトンネルの中で光輝き、ただ電車に乗っているだけなのに幻想の世界に連れて行ってくれます。
春には桜をイメージしたピンク、夏には天の川をイメージしたブルーに、冬の電飾はきらびやかで「冬ほたる」とも呼ばれることも。クリスマスには車内にサンタがやって来てプレゼントをくれることもありますよ。さらに、駅自体にも電飾が施されていて美しいです。途中駅の宍喰(ししくい)駅はメダカやイセエビが駅長というユーモアあふれる駅としても有名です。
※期間限定での実施です。最新情報は公式サイトでご確認お願いします。
名称:阿佐東線イルミネーション電車
住所:徳島県海部郡海陽町奥浦字一宇谷23-15
公式・関連サイトURL:https://asatetu.com/
60.たぬき広場
小松島ステーションパーク(たぬき広場)に来たじょ(≧▽≦)
— すだちくんオフィシャル【公式】 (@sudachikun_offi) April 20, 2021
おっきい狸さんがいて、前で大きな音を鳴らすと、水が流れるよ。
楽しいじょ♪#小松島市 #金長狸 #こまポン #徳島 #すだちくん #小松島ステーションパーク #たぬき広場 pic.twitter.com/Oc7nL63BWS
小松島ステーションパーク内にあるたぬき広場。世界一大きいたぬきの像「金長」があることで有名です。小松島市には「阿波狸合戦」という狸の世界の天下分け目の戦いがこの地であった民話が伝わります。この民話を元にアニメ『平成狸合戦ぽんぽこ』も制作され、小松島市の地名は一躍有名になりました。
たぬき広場では金長の他にも狸の像がたくさん。大小様々な狸に囲まれて、観光の思い出に残る1日を過ごしましょう。金長像の前で手を叩くと、素敵なことが怒りますよ。それは観光に行ってのお楽しみ。また、たぬき広場の向かいにSL広場もあり、本物の機関車の展示や旧小松島駅の駅舎を再現したものも。毎週金曜日の夜には、全国的にも珍しいヨルイチが開かれていますよ。
名称:たぬき広場
住所:徳島県小松島市小松島町字網渕1-13
公式・関連サイトURL:https://www.city.komatsushima.lg.jp/komatsushima-navi/spots/5161.html
◎徳島のおすすめ観光スポットまとめ
ダイナミックな鳴門の渦潮や秘境の祖谷渓、奇跡の村の奥祖谷やお遍路巡りのお寺、そして阿波踊り。海ガメの産卵に眉山に日和佐城。独特の文化が根強く残り、今も変わらず生き生きと文化を作りあげる徳島。「あなたに回帰する観光旅、徳島」で本州とはまた違う魅力に触れれば、パワーをもらえるのではないでしょうか。
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