定番から穴場まで!秋田で人気の観光名所60選

定番から穴場まで!秋田で人気の観光名所60選

秋田県の観光地というと、どこを思い浮かべますか? きりたんぽや比内地鶏など、秋田県を代表するグルメは有名で思い浮かべやすいですね。一方、秋田県の観光地となるとなかなか出てきません。でも、秋田県には魅力的な観光地がたくさんあるんですよ。全国でも有名ななまはげを見たり、女性に嬉しい温泉郷を訪れたり、家族でお祭りだって楽しめます。

また、秋田県の格安レンタカーを予約して、ドライブがてら観光地を回るのもおすすめです。そんな秋田県のおすすめ観光スポットをどどんと60ヶ所紹介します!


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定番から穴場まで!秋田で人気の観光名所60選

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1.田沢湖

田沢湖

秋田観光ではずせないスポットといえば、なんといってもここ田沢湖。秋田県仙北市のJR田沢湖駅からバスに10分ほど乗ると、自然豊かな湖畔に到着できます。水深日本一の深い青の湖面を見つめていると、田沢湖の主といわれる龍の辰子姫が微笑んでくれるかもしれません。

秋田の四季折々の美しさに彩られる田沢湖の魅力を味わいたいなら、一周40分ほどの小さな船旅ができる遊覧船がおすすめ。日常を忘れるゆったりとした観光気分を味わえます。船に乗っていると、金色の辰子像も見えるんです。そして船の発着所近くのレストハウスでは、秋田名物のきりたんぽや稲庭うどんを食べられるほか、魚醤の「しょっつる」や漬物の「いぶりがっこ」もお土産で買えますよ。

2.抱返り渓谷

抱返り渓谷

秋田観光で美しい水辺の景色が楽しめるのは、田沢湖だけではありません。JR神代駅から車で5分ほどの秋田県仙北市の抱返り渓谷では、整備された遊歩道を歩きながら、春は桜、初夏は新緑、そして秋になると色鮮やかな紅葉を眺めることができます。

渓谷に着いてすぐに目に入るのは、「神の岩橋」という名前がつけられた吊り橋。滝のしぶきを感じながら歩くうちに、心も体もリフレッシュできるでしょう。ただし、冬になると秋田は雪深くなるので、11月下旬~4月下旬までは遊歩道が閉鎖になります。観光するなら、秋の紅葉の時期までですね。東北の耶馬溪ともいわれる抱返り渓谷の絶景、秋田観光でははずせません。

3.刺巻湿原

刺巻湿原

秋田の顔ともいえる田沢湖周辺にはもう1か所、水辺の観光スポットがあります。それがここ、秋田県仙北市の刺巻湿原。3ヘクタールのハンノキ林が広がっています。初夏になると、およそ6万株の白く可愛らしい水芭蕉の花でいっぱいに。見頃となる4月中旬から5月のゴールデンウィークにかけては、毎年「刺巻水ばしょう祭り」も開かれるんです。

祭りでは秋田ならではの郷土芸能のイベントが開かれたり、地元のイワナがふるまわれたりします。この時期に合わせて、秋田観光の計画を立てるのもいいですよ。また、冬になるとロシアから白鳥が飛来することでも知られる刺巻湿原。雪景色の中の白鳥なんて、とてもロマンチックですね。観光のアクセスはJR刺巻駅から歩いて15分ほど。JR田沢湖駅からバスも出ています。

4.角館樺細工伝承館

角館樺細工伝承館

ここまで田沢湖周辺、秋田の自然豊かな水辺の観光スポットを紹介してきましたが、続いては秋田の文化についてです。秋田というと思い浮かぶのは、冬になると子どもたちの家を回るなまはげかもしれませんね。でも、秋田の文化の魅力はそれだけではありません。

秋田県仙北市のJR角館駅を降りて、武家屋敷で知られる角館の街並みを歩いて20分。秋田県の中でも、この地域ならではの文化を知ることができるのが、ここ角館樺細工(かばざいく)伝承館です。ヤマザクラの樹皮を使って作られた樺細工の歴史は江戸時代に遡ります。歴史を知った後は、樺細工作り体験をしてみるのはいかがでしょうか。自分でデザインしたミニ壁掛けを作れるので、秋田観光の思い出になりますね。

5.角館 武家屋敷通り

角館 武家屋敷通り

さて秋田観光、文化を語る上で外せないのは、角館(かくのだて)の武家屋敷通りです。秋田県仙北市の角館樺細工伝承館のほど近く、武家屋敷通りでは「角館歴史村・青柳家」をはじめ、6軒ほどの武家屋敷を見学することが出来ます。特に秋の紅葉の観光では、苔むす庭や板道に舞う木の葉が美しく、風情ある景色が目を楽しませてくれますよ。

観光に疲れたら、ランチやお茶を楽しめるスポットもあります。「西宮家」では、蔵をリノベーションしたレストランがあって、そのノスタルジックな雰囲気に惹かれるカップルも多いんですよ。秋田の文化を感じられる武家屋敷通りへのアクセスは、JR角館駅から徒歩15分ほど。秋田・角館の古い歴史の中、のんびり心を遊ばせる観光の旅をしてみたいですね。

6.角館 桜まつり

角館 桜まつり

みちのくの三大桜とも言われる秋田・角館の桜は、例年4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎えます。それに合わせて開かれるのが、秋田県仙北市の角館桜まつり。期間中には全国から120万人以上もの観光客が訪れます。国の天然記念物でもある武家屋敷のシダレザクラや、2キロに渡ってソメイヨシノが土手を飾る檜木内川堤など、観光の見どころがたくさん。

桜まつりの間は様々なイベントがひらかれたり、秋田名産の樺細工の販売などもされます。屋台もにぎやかで、楽しいお祭り気分を盛り上げてくれますよ。日が暮れると、ライトアップされた夜桜がとてもロマンチック。桜の開花に合わせて、秋田観光の計画をたててみるのもいいですね。

7.角館歴史村 青柳家

角館歴史村 青柳家

秋田県仙北市の「角館歴史村 青柳家」は、秋田を代表する歴史の街・角館を象徴するような武家屋敷。重厚な造りの薬医門をくぐり、3000坪の敷地に足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたような錯覚をおぼえるかもしれません。母屋をはじめ、展示館でもある青柳庵や秋田郷土館では、いにしえの時の流れに想いを馳せられます。

広い庭園には四季おりおりの花々が咲き誇り、観光に訪れたあなたを優しく迎えてくれるでしょう。中でも「青柳八重桜枝垂桜」は日本に1本しかない新種の桜。桜まつりの時期に合わせた観光で、ぜひ眺めてみたいですね。邸内ではコーヒーや甘味を味わいながら一休み出来るスペースや、秋田伝統の稲庭うどんを味わえるお店もあります。

8.大曲の花火

秋田県 大曲の花火 全国花火競技大会

秋田市大仙市で開かれる「大曲の花火」は、日本三大花火大会のひとつとして知られる全国花火競技会。百年以上の歴史を持っている権威ある大会で、全国の花火師たちが技術の粋を尽くして、夜空で競い合います。有料の桟敷席は、観光ツアー向けの団体席のほか、個人の観光客向けの一般販売もあります。

また、大曲では8月に開催される大会の他、10月に「秋の章」、4月には「春の章」と称した花火大会も開催されています。秋田の四季の空を彩る大曲の花火、一度は眺めてみたいですね。それぞれの季節に合わせて、秋田観光の計画を立てるのもオススメです。

9.真山神社

真山神社

観光で訪ねてみたい冬まつり2位に選ばれた「なまはげ柴灯祭り」が開催される、秋田県男鹿市の真山神社(しんざんじんじゃ)。標高567mの真山山頂に本殿があるこの神社は、秋田・男鹿のパワースポットとして有名です。さらに縁結びの神様でもある歓喜天が祀られている歓喜天堂は、秋田県内だけでなく全国の女性から人気があります。

秋田観光の際には、別名・聖天といわれる、この神様の形をしたペアの縁結びお守りをぜひ、ゲットしてみてはいかがでしょうか。ほかにも歓喜天堂には夫婦円満のご利益があるそうです。

また真山神社には、最後の遣唐使として有名な円仁こと、慈覚大師が自ら植えたといわれる樹齢1000年を超えるカヤの巨木が立っています。歴史を感じさせる、秋田の自然の大きさを間近で感じられますよ。秋田観光で足を運びたい場所です。

10.小町堂

小町堂

秋田県というと、「秋田小町」の語源になったこの地ゆかりの美女小野小町を思い浮かべるかもしれません。そんな方に秋田観光で訪れてほしいのが小野小町と、彼女に一途な想いを捧げた深草少将の恋物語の舞台となった、秋田県湯沢市にある観光スポット小町堂。

平成7年に改装された小町堂は、鮮やかな朱色を基調として輝いています。6月の第2日曜日になると、小町まつりの会場として多くの観光客が訪れる有名スポットですよ。中でも小町まつりの前日の宵祭では、「小町・深草逢瀬の図」に注目です。また、小町まつりの時だけお堂の中が公開され、中にある木彫りの小町像を見ることができます。年にたった1度のチャンスを見逃さないでくださいね。

11.男鹿半島

男鹿半島

秋田県の北西、日本海に突き出た男鹿半島。真山神社やなまはげ館、男鹿水族館GAOやゴジラ岩など見どころがたくさん詰まった秋田の中でもおすすめの観光地です。自然豊かな男鹿半島では、寒風山でパラグライダーを体験したり、戸賀湾から出航する遊覧船で海風に吹かれながら秋田の雄大な景色を味わうことも。

そして北西端の入道崎は、「日本の夕陽百選」にも選ばれているほどの美しい夕陽の観光名所。大海原に沈みゆく壮麗な夕陽、大事な人と一緒に眺めてみたいですね。また入道崎近くの男鹿温泉郷では、人気のなまはげ太鼓ライブも楽しめるんですよ。秋田ならではの迫力あるこのライブ、見逃せません。魅力いっぱいの男鹿半島、秋田観光でははずせないスポットです。

12.男鹿真山伝承館

男鹿真山伝承館

秋田県男鹿市の男鹿真山伝承館は、男鹿地方の典型的な曲家民家。「ナマハゲを知る、見る、体感する」というキャッチコピーがつけられた男鹿真山伝承館では、観光客に広くなまはげのことを知ってもらうために体験学習講座を開いています。秋田独自の民俗行事であるなまはげは、毎年大晦日に子供たちの無病息災や幸福を願って行われます。

実はその動作には、昔からの伝統としきたりが脈々と受け継がれているんですよ。男鹿真山伝承館ではレクチャーを受けたあとに、なんと実際になまはげが登場してくれます!なまはげの本場である秋田県男鹿で、昔ながらの民家でのなまはげとの出会い。きっと忘れられない秋田の観光体験になること間違いなしです。

13.なまはげ館

なまはげ館

2013年にリニューアルされた、秋田県男鹿市のなまはげ館。隣は男鹿真山伝承館です。秋田県男鹿に伝わるなまはげ伝説についての資料が多く展示されています。実際に祭りなどで使用されていた、約100枚を超えるなまはげの面が並ぶ光景はなかなかの迫力!衣装を身につけて、実際になまはげ体験をしたり、写真を撮ったりすることもできるんです。男鹿真山伝承館とあわせて、貴重な男鹿観光ができるでしょう。

なまはげ館への観光アクセスは相乗りタクシーの「なまはげシャトル」がおすすめ。秋田を代表する観光スポット、男鹿の主要な場所を結んでいるので、路線バスよりも観光には便利ですよ。

14.男鹿水族館GAO

男鹿水族館GAO

秋田県男鹿市ではずせない観光スポットといえば、やっぱり男鹿水族館GAO。GAOとは、"Grobal, Aqua, Ocean" の略なんです。そして男鹿を逆さにしてよんで、GAO。こんな風に、この水族館の名前には2つの由来があるんですね!そんな男鹿水族館GAOので観光客に人気なのは、なんといってもホッキョクグマ。ここでは、オスの豪太とメスのクルミの夫婦、そして2匹の間に産まれたメスのミルクを見ることができますよ。

男鹿水族館GAOの公式チャンネルには「クルミのうた」も掲載されているので、ぜひ聞いてみてくださいね。1月の終わりから2月のはじめの1週間程度をのぞき、年中営業されている男鹿水族館GAO。夏季、冬季で営業時間が異なるため、観光スケジュールを組む前に確認していきましょう。

15.秋田市大森山動物園

秋田市大森山動物園

ミルヴェの愛称で観光客だけでなく地元の方にも親しまれる、秋田県秋田市の秋田市大森山動物園。実はこの動物園、遊び心たっぷりの解説板がTwitterで3万以上もリツイートされるほど注目されたことがあるんですよ。世話をしているキジの餌を、野生のスズメに盗られてしまうことから飼育員さんが作成したスズメ解説板は、皮肉まじりでユーモアたっぷり。

秋田観光の折にはぜひ、そんな飼育員さんと動物たちが待つ秋田市大森山動物園に足を運んでみてください。ウサギや羊、モルモットなどと触れ合いながら、エサやり体験ができるコーナーもあるんですよ。また、「アソヴェの森」ではスライダーやハンモックなどで遊びながら、動物の姿を見ることができるので、観光客ばかりでなく子供たちにも人気のエリアです。

16.秋田県立美術館

秋田県立美術館

世界的画家である藤田嗣治(ふじたつぐはる)の作品が多く展示されている「秋田県立美術館」。地元・秋田の資産家平野政吉が集めたコレクションが美術館の前身です。最大の見どころはなんといっても、その藤田嗣治が1937年に描いた大壁画「秋田の行事」。雪国秋田の人々が生き生きと描かれた「秋田の行事」、秋田観光に訪れたなら必見ですよ。

安藤忠雄氏が設計した秋田県立美術館は、建築物としても高い評価を受けています。美術品だけではなく、広い吹き抜けのエントランスホールやらせん階段などにも、ぜひ注目してみてくださいね。また、館内のミュージアムラウンジからは大きなガラス窓をとおして、秋田市を代表する千秋公園を見ることができます。

17.赤れんが郷土館

赤れんが郷土館

明治の末に完成した、旧秋田銀行本店。現在は赤れんが郷土館となり、郷土資料館・美術館として観光施設の役割を担っています。建設当初珍しかった洋風建築は現在、国の重要文化財にも指定されています。秋田観光の計画に、ぜひとも組み込みたい場所のひとつですね。

また、旧営業室の吹き抜けホールでは年に1度、秋田銀行の支援を受けてコンサートが開かれているので、観光スケジュールを合わせて行ってみてはいかがでしょうか。ほかにも版画をはじめとする体験学習が開かれているので、事前に確認して観光の日程を組みましょう!

18.千秋公園(久保田城)

千秋公園(久保田城)御隅櫓

秋田県秋田市を代表する観光地、千秋公園。JR秋田駅から徒歩5分で、その入口に到着できます。秋田藩主佐竹氏の居城であった久保田城の跡です。自然の台地を利用した平山城として知られています。緑豊かな中に佇む古城を眺めていると、時間がたつのを忘れてしまいそう。春は桜が美しく、城跡を見ながらの花見は格別です。初夏には、鮮やかな色合いのつつじが華やかに咲き誇ります。

公園の奥には地元ゆかりの学者である平田篤胤と佐藤信淵が祀られた彌高神社もあり、受験生の合格祈願で人気です。街中の喧騒を離れてほっとできると、秋田のみなさんにも愛されている千秋公園。秋田観光でひと息つきたい時、訪れてみたい場所ですね。

19.ポートタワー セリオン

秋田 ポートタワー セリオン

高さ143mのポートタワーセリオンは、秋田県秋田市のランドマーク。地上から約100mにある展望台からは、360度ぐるりと秋田の眺望を楽しむことができますよ。天気の良い日に見える綺麗な景色はもちろん、夜景などにも注目です。秋田観光でロマンチックな夜を過ごしたい方にオススメ。

ポートタワー1階にあるセリオンガーデンでは秋田のおみやげ、名産品が販売されています。さらに2階にあるイベントホールでは会議やカルチャー教室が開催されているので、観光日程が合えば秋田の民謡を学ぶことができるんです。他にもセリオンでは、秋田ならではの観光イベントが多く行われていますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。

20.秋田竿燈まつり

秋田竿燈まつり

東北三大祭りの一つに数えられる、「秋田竿燈まつり(かんとうまつり)」。ただし、この秋田竿燈まつりには、青森のねぶた祭りや仙台の七夕祭りのような山車も神輿もありません。大きなものでは40個を超える提灯が吊るされた竿を、法被姿の人々がおでこや肩で軽々と支えながら、身ひとつで練り歩くのです。その見事な技の潔さ、そしてオレンジ色に揺れる提灯の美しさに見惚れるうちに、日頃の憂さも晴れていくことでしょう。

秋田竿燈まつりは毎年8月3日から6日の4日間開催されるので、事前に観覧席を予約して見やすい場所で見るのもおすすめですよ。秋田市への観光ツアーも組まれていますので、調べてみましょう。また、「ねぶり流し館」の愛称を持つ秋田市民俗芸能伝承館では、観光しながら竿燈体験もできます。

21.旧金子家住宅

旧金子家住宅

出典: ja.wikipedia.org (CC BY-SA 4.0)

秋田市の観光で訪れたいのが「旧金子家住宅」。平成8年、所有者から秋田県の県庁所在地である秋田市に寄贈され、翌年には江戸時代後期の伝統的な建物として秋田市有形文化財に指定された「旧金子家住宅」。江戸時代後期に質屋・古着商を開業し、さらに明治初期には呉服・太物卸商へその商いの幅を広げた金子家は、昭和57年までこの住宅で商売を営んでいました。

建物は主屋、土蔵1棟ずつから構成され、1階部分の店先には当時の様子が再現されています。土蔵の内部は一般にも開放されていて、観光だけでなく、演奏会の会場として利用することもできますよ。秋田観光の忘れられない思い出になるでしょう。

22.阿仁熊牧場「くまくま園」

阿仁熊牧場 くまくま園

熊好きの方にはマストな観光スポットがここ。愛称「くまくま園」で親しまれる、秋田県北秋田市の阿仁熊牧場です。2周年のリニューアル記念の際には、アニメ『くまみこ』とコラボレーションした観光イベントもありました。この阿仁熊牧場にはツキノワグマとヒグマの2種類の熊がいて、エサやりをすることができます。おねだりする可愛い熊たちの姿には、ついついエサをあげすぎてしまうなんてことも。

また、4月下旬の冬期休暇明けには愛らしい小熊の姿を見られます。小熊限定の放牧は必見ですよ!他にも小熊とのふれあい体験が不定期で開催されています。さらに条件が合えば冬眠中の熊の様子をみることができる観光ツアーに参加することもできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

23.安の滝

安の滝

秋田県北秋田市の中ノ又渓谷にある、日本の滝100選にも選ばれた安の滝。周囲に許されない恋に落ちて、悲しみに暮れたヤスという女性が滝に身を投げたという悲恋伝説が、この滝の名前の由来です。けれど今では恋が叶うという観光スポットに変わり、若い男女が訪れるようになりました。

そんな恋が叶う観光スポットでもある安の滝への行き方にはいくつか注意しなければならないことがあります。まず、遊歩道は整備されていますが、起伏が激しいので足元に注意が必要です。また、周辺地域は熊の生息地でもあるので、お守りとして熊よけの鈴を持ち歩くことをおすすめします。以上のことに気をつけながら、秋田の豊かな自然に囲まれた安の滝へぜひ、足を運んでみてくださいね。

24.潮瀬崎・ゴジラ岩

潮瀬崎・ゴジラ岩

潮瀬崎は溶岩でできた平たい場所に火山の噴出物でできた大小さまざまな岩が並んでいて、その中にゴジラ岩があります。ゴジラ岩はその名の通り、ゴジラに似ていることからこの名前が付けられました。テレビのCMでも使われた夕焼けのゴジラ岩はさらに迫力が増し、秋田の勇壮な景色が楽しめるのでオススメの観光スポット。『シン・ゴジラ』の人気もあって、更に盛り上がる観光スポットになるかもしれません!

「男鹿半島・大潟ジオパーク」の一部にもなっている潮瀬崎は、秋田県の中でも漁場としても人気のある場所。クロダイやアジなど種類豊富な魚が釣れるので、観光がてら釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

25.男鹿温泉

男鹿温泉郷

温泉地数・全国ベスト10にも入るなど、秋田は温泉の多い県。そんな秋田県を観光するならやっぱりのびのび温泉につかって、日頃の疲れをゆっくり癒やしたいですよね!男鹿半島の男鹿温泉では7軒の旅館・ホテルが協同組合に加盟しています。それぞれに魅力ある宿で、観光がてら湯けむりリゾートを満喫できますよ。

「男鹿萬盛閣」では、男鹿名物の石焼き料理がセットになったプランがあります。また、「男鹿温泉 結いの宿 別邸つばき」では、2本の源泉かけ流しを楽しめますよ。7軒の宿では日帰り入浴プランもあるので、秋田の観光計画を練るのも楽しみですね。広い湯船で手足を伸ばして、リフレッシュしましょう。

26.寒風山

寒風山パノラマライン

男鹿半島の寒風山は標高355メートルのなだらかな芝生山。特に山裾のパノラマラインは開放的です。寒風山のウォーキングコースは2コースあって、全長約9キロのコースでは山をぐるりと一周回れます。山頂に登ると迎えてくれる寒風山回転展望台からは男鹿半島、そしてお天気に恵まれていると、秋田県から青森県にかけて広がる世界遺産の白神山地を眺めることもできます。寒風山に来たなら外せない観光スポットです。

寒風山ではその地形を活かしたパラグライダーも人気。毎年9月に開催される寒風山まつりでは、パラグライダー遊覧飛行も体験できますよ。周辺には鬼の隠れ里や岩清水など、豊かな自然に恵まれた伝説の地もたくさん。寒風山の魅力をぜひ味わってみてください!

27.入道崎

入道崎

秋田を代表する観光地にして、男鹿半島の中でも有数の景勝地。北京やニューヨークと同じ北緯40度に位置します。大地に広がる草原と、日本海の激しい波の打ち付ける海岸のコントラストが美しい岬です。「日本の夕陽百選」にも選ばれて、ここから見る夕陽も格別。また、白黒の模様が可愛らしい入道崎灯台は「日本の灯台50選」に選ばれた観光スポットです。

周辺には飲食店も充実。秋田ならではの新鮮な海の幸がたっぷりの海鮮丼を味わえます。男鹿半島の観光地の中でも、かなり見どころの多い場所となっていますよ。何よりも辺り一面には芝生が広がっているので、観光がてらピクニック気分でゆったりと寛ぐことができるのは嬉しいですね。家族でもカップルでも思い思いの過ごし方を。

28.増田の蔵

横手市 増田の内蔵

平成25年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された、秋田の蔵の町として知られる増田は、足を伸ばしてでも訪れたい観光スポット。地元では「蔵しっくロード」と呼ばれるこの地域、明治から昭和の初期にかけて商人地主たちが贅を競って建てた蔵が、今でも50軒以上残っています。増田の蔵は頑丈な造りが特徴ですが、これは秋田の冬の豪雪に備えるためでした。

皇太子殿下も増田をご訪問された際には熱心にご覧になられたとのこと。地元の商工会議所が出した写真集『増田の蔵』には、その魅力がぎゅっと詰まっていますよ!全15軒の公開蔵やまんが美術館で販売しているので、増田観光の折にはぜひ手にとってみてくださいね。

29.横手かまくら

横手かまくら祭り

秋田の冬の観光で思い浮かべるのが、かまくら。秋田の冬の代名詞ともいえるかまくらを体験できるのが、「横手かまくら」です。観光名物のかまくら、地元のFMラジオ局の名前にもなっているんですよ。「横手かまくら」は毎年、2月中旬の雪深い時期に開催されます。

白い大きなかまくらの中に入ると、地元の子供たちが観光客を甘酒やお酒でもてなしてくれます。かまくらの中に祀られた水神様におまいりをして、子供たちとの和やかな語らいの時間を楽しみましょう。また、中にキャンドルが灯った、幻想的なミニかまくらが市内のあちこちに作られて、祭りに華を添えます。期間中、会場を結ぶ観光バスも運行しているのでぜひ利用してみてください。観光ツアーも開催されています。

30.増田まんが美術館

増田まんが美術館

日本で初めてまんがをテーマにしてつくられた美術館が、ここ秋田県横手市にある「増田まんが美術館」です。『釣りキチ三平』の作者である矢口高雄氏が秋田県出身という縁で、まんがの楽しさや夢を伝えることを目的として建てられた美術館です。過去には松本零士氏や鳥山明氏などの特別展を行っていました。

増田まんが美術館で開かれたアジア国際まんが展には、日本を含む東アジアの国々計6か国から原画が集まりました。現在の常設展示室では秋本治氏の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』や、『タッチ』でおなじみのあだち充氏の作品を楽しむことができます。JR奥羽本線十文字駅からバスがでているので観光のアクセスにも困りませんよ。

31.象潟

秋田 象潟 九十九島

国の天然記念物にも指定されている、日本海沿いの秋田県にかほ市の象潟(きさかた)。昔は小島の浮かぶ潟湖で、その景観の美しさについては、松尾芭蕉も『奥の細道』の中で句に詠んだほど。江戸時代の地震で海底が隆起して陸地になりましたが、今でも田植えの時期になって水が張られると、102の小島が海に浮かんでいるように見えます。そして稲穂が実る秋になると、小島は黄金色の海に浮かびます。

さて、秋田には温泉が多くありますが、象潟も温泉で知られる場所。道の駅・象潟「ねむの丘」では日帰り温泉プランがあるので、観光計画に組み込むのもいいですね。レストランでは珍しい唐辛子麺を使った夕陽ラーメンも食べられます。夏には日本海に面した秋田ならではの新鮮な岩牡蠣も味わえるので、外せない観光ポイントですよ!

32.川原毛大湯滝

川原毛地獄 川原毛大湯滝

川原毛大湯滝は秋田県湯沢市にある、滝全体が温泉というなんとも珍しい観光スポット。20メートルの高さから流れ出る温泉の滝なんてダイナミック!歩いて滝に着いたら、男女別の更衣所で水着に着替えて向かいましょう。成分は酸性の塩化物泉。滝からの水しぶきが目に入るとしみるので、注意してください。

雪が深い秋田なので、11月上旬から5月上旬にかけては道路が通行止めとなるので向かえません。初夏の6月を過ぎて、7月上旬から9月中旬にかけての時期が観光がてらの入浴に最適です。親子連れや恋人同士で仲良く楽しむ方々が多く訪れます。秋田の深い緑を眺めて、流れる風を感じながら、天然の露天風呂を満喫してくださいね。

33.乳頭温泉郷

乳頭温泉郷

秋田の温泉といって多くの人が思い浮かべるのが乳頭温泉郷ではないでしょうか。秋田県仙北市の田沢湖近くの乳頭温泉郷には「妙乃湯」や「黒湯温泉」など7つの宿が共同組合に入っていて、それぞれに泉質の違う7つの湯を日帰り入浴で楽しむことができます。組合では「湯めぐり帖」を発行していて、万病にきくという七湯めぐりの体験もできるんですよ!観光に来たなら全部の温泉に入りたい方におすすめです。

また、「休暇村」では駒ケ岳の自然観察会などのイベントも開かれています。田沢湖や駒ケ岳など、秋田の自然の中でリフレッシュした後には、温泉でリラックス。こんな風に秋田で過ごすゆったりとした観光計画を立ててみるのもわくわくしますよね。

34.鶴の湯温泉

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉

秋田県を代表する温泉、乳頭温泉郷の中でも最も歴史の古い「鶴の湯」。古くは秋田藩主の湯治場でもあり、その名残は茅葺き屋根の本陣からもうかがえます。鶴の湯には4種類の異なる泉質の源泉があるのが特徴。ぱっと見るとどのお湯も同じように見えますが、白湯は美人の湯、黒湯は子宝の湯と謳い文句が異なります。実際に入ってみると肌ざわりなどが違うんですよ。

また、露天風呂も充実しています。混浴露天風呂もあるので家族やカップルでも楽しめるのも嬉しいポイント。日帰りでも楽しめますが、ゆっくり泊まって宿自慢の山の芋鍋や、味噌仕立てで焼かれたイワナなど秋田の郷土料理に舌鼓を打つのもいいですね。あちこち観光した後に、歴史ある鶴の湯で大事な人との時間をのんびり過ごす秋田の旅もおすすめです。

35.能代エナジアムパーク

能代エナジアムパーク 能代火力発電所熱帯植物園

秋田県能代市の「能代エナジアムパーク」は、能代火力発電所内にあります。透明なドームが目印で、発電所からの排熱を利用した熱帯植物園をはじめ、観光の見どころが満載ですよ。なかでも家族連れにおすすめなのが冒険広場。クジラの噴水をはじめ、木製の遊具や見晴台などは子供たちから人気があります。さらに多数のイベントも開催され、何度訪れても楽しむことができる観光スポットです。

また、冬のイルミネーションにも注目ですよ。太古の森エリアは普段薄暗くなっていますが、この時期になるとイルミネーションでライトアップされ、また違った雰囲気を味わうことができます。JR能代駅からは車で約10分の距離にあり、広めの駐車場も設置されているので、観光のアクセスにも困りませんね。

36.リゾートしらかみ

リゾートしらかみ号

秋田県の東能代駅と青森県の川部駅間を走る「リゾートしらかみ」は、JR東日本によって運行されている観光列車。片方の窓からは荘厳な日本海の絶景、もう片方の窓からは秋田県と青森県にかけて広がる白神山地の神秘的な景色を堪能できるというまるで夢のような観光列車です。列車は見どころスポットを通る時にはゆっくり走ってくれるので、観光写真もたくさん撮れますよ。

車両にはブナ・青池・くまげらの3つの編成があり、どれも異なる魅力があります。空席情報などと併せて公式サイトを要チェック。2日前までに予約が必要な駅弁「あわびめし」も名物の一つです。秋田の海で育まれた天然の肉厚あわびを堪能しながら、車窓を流れる景色に酔いしれましょう。

37.白神山地

世界遺産白神山地

秋田県と青森県の県境をまたぐ白神山地は人気の観光地です。秋田県からアクセスするなら、白神山地世界遺産センターから車で出発する観光コースがおすすめです。名瀑・峨瑯滝が新緑や紅葉で彩られる景色はもちろん、滝が凍り付いた冬景色も見ごたえ抜群ですよ。さらに進むと、通称400年ブナが待つ岳岱自然観察教育林があります。

敷地内は徒歩約1時間で周ることができるので、車から降りてトレッキングを楽しんでみてくださいね。また、白神山地について学ぶなら、あきた白神体験センターもおすすめです。ここを拠点に出発し、二ツ森を登山して白神山地全体を見渡すこともできますよ。ただし道中は生態系を壊さないために最低限の整備となっているので、体力に自信のある人におすすめの観光コースです。

38.はまなす展望台

はまなす展望台

秋田県能代市の能代港に建つ観光スポット、はまなす展望台。高さ27メートルの展望台によく晴れた日に登ると、どこまでも青く広がる日本海と空のコントラストが迎えてくれます。展望台をぐるっと回って北に目を向けると、世界遺産にも登録されている白神山地も。眺望に恵まれたはまなす展望台にはカメラを持った方も多く訪れています。

展望台に向かう階段にはたくさんの写真が飾られていて、まるで小さなギャラリーのように目を楽しませてくれる観光スポットなんですよ。また、はまなす展望台が建つ堤防には、1.2キロに渡って地元の方々が描いた壁画が飾られています。近くには公園もあるので、お弁当を持って秋田での休暇をのんびり過ごすなんて観光プランもいいですね。

39.史跡尾去沢鉱山

史跡尾去沢鉱山

秋田県鹿角市の史跡尾去沢鉱山は約1300年前に開拓された鉱山で、2007年に近代化産業遺産に指定されました。現在観光スポットになっている史跡尾去沢鉱山では、観光コースが3つに分かれています。

まず、石切沢通洞坑コース。このコースでは現存する江戸時代に掘られた坑道を散策します。続いて2つめの産業遺産コースは、当時の尾去沢の街並みをマイクロバスで回ります。この産業遺産ツアーに参加するためには事前予約が必要なので注意してくださいね。

そして最後の体験コースでは、純金砂金採りや天然石掘りをすることができます。史跡内にあるログハウス風のレストランで食べるジンギスカンや、秋田名物きりたんぽ鍋もおすすめです。

40.玉川温泉

玉川温泉

秋田県仙北市の田沢湖にほど近い焼山ふもとの玉川温泉は、毎分9000リットルという日本一の湧出量を誇ります。無色透明で硫黄臭、そしてpH1.2と強い酸性のお湯は、多くの疾患に対しての改善が期待出来る「効きの湯」として、地元の方々だけでなく全国からの観光客に古くから親しまれています。

歴史ある湯治場としても知られる玉川温泉。近年ではがんの温熱療法に岩盤浴が効果ありとテレビ番組で取り上げられたこともあり、全国から多くの方が秋田に集うようになりました。今では湯治宿は半年から1年先まで予約が詰まっています。十和田八幡平国立公園にも指定された、秋田の自然の中に身を置いていると、日常の喧騒を離れて自分を見つめなおすことができそうですね。

41.後生掛温泉

後生掛温泉

岩手県と秋田県の県境にある八幡平山頂の西に位置する、秋田県鹿角市の後生掛温泉(ごしょうがけおんせん)。観光旅行には旅館部、湯治には湯治部と目的に合わせた観光プランを立てられるのも魅力です。湯治部では個室か大部屋を選べます。床が温泉の熱でぽかぽかと温かいオンドル部屋も観光客に人気。自炊か食堂での食事を自由に選ぶことができるのもいいですね。

大浴場では箱蒸し風呂や泥風呂など、7種類の入浴を楽しめます。特に泥風呂は美肌効果があると女性に人気。泥パックの後に打たせ湯で泥を洗い流すと、すべすべなお肌が長続きします!ちなみに大浴場はかつて混浴でしたが今は男女別に。くつろぎの後生掛温泉で心身ともに健やかになりましょう。

42.新玉川温泉

新玉川温泉 紅葉

秋田県仙北市の新玉川温泉は、玉川温泉と同じ源泉からお湯を引く温泉。アトピーなどの皮膚症状にも効果がある、pH1.2と強酸性の泉質は塩酸を主な成分としています。これは秋田だけではなく世界でも珍しいんですよ。また、岩盤浴でゆっくり体を芯から温めることもできます。「湯治相談室」もあって、相談に乗ってくれるのも嬉しいところですね。

温泉でゆっくり癒やされたい方にはぴったりの、癒やしの秋田観光プランを練れますよ。秋田の顔ともいえる田沢湖近くのブナの森で森林浴がてら観光しながら、のんびりと心も体もリフレッシュ。食も充実していて、日本三大地鶏に数えられる比内地鶏の鉄板焼きやきりたんぽ鍋、そして米どころ秋田ならではの地酒を味わえます。新玉川温泉でのゆったりとした観光、お楽しみくださいね。

43.湯瀬温泉

秋田 湯瀬渓谷温泉

秋田県鹿角市の渓谷を流れる米代川の上流沿いにあるのが、湯瀬温泉。米代川の川瀬から湯が湧いたことから「湯瀬」の地名が付いたと言われています。また、十和田湖八幡平国立公園の中間地点であることやJR花輪線の湯瀬温泉駅が近く、観光のアクセスがしやすいことから秋田の観光拠点としても利用されています。

湯瀬温泉には様々な宿があり、部屋が5つだけで家庭的なおもてなしが人気の「六助旅館」や、継体天皇の妃であった吉祥姫が帰郷した際に病を癒すために湯瀬温泉に入ったと言われている物語からその名が付いた「和心の宿 姫の湯」などがあります。また、湯瀬温泉は美人の湯とも言われています。秋田観光での心地良い疲れを癒やしてくださいね。

44.大潟温泉(大潟モール温泉)

秋田県南秋田郡大潟村の大潟温泉は、別名「大潟モール温泉」とも呼ばれている温泉です。大潟モール温泉の「モール」は、ドイツ語で腐植質を意味します。500万年前の植物質堆積物を含む温泉。特徴として短時間で体の芯まで温まること、天然保湿成分があること、火山性温泉に比べてなめらかであることから肌に優しい美肌の湯として知られています。

秋田の保養センターとして営業しているポルダーの湯や森吉山・太平山を眺めながら入れる白神展望温泉サンシャワーなどの施設で、大潟モール温泉に入浴することができます。また、ここ大潟モール温泉は世界遺産の白神山地やなまはげで有名な男鹿半島からの観光アクセスも抜群なので、秋田北部の観光ならここで宿泊するのがオススメです。

45.新屋温泉

新屋温泉

秋田市にある新屋温泉は、木材会社の社長が夢であった温泉を平成8年に掘り当てたのがはじまり。「福祉健康新屋温泉」として施設をオープンさせました。約1千万年前の海水が地下700メートルもの深さから湧き、ヨウ素濃度が高く、皮膚病や冷え性によく効くと言われています。塩分濃度が高いのも特徴です。

そのため、温泉を使った塩が開発されアジア最大級の展示会で「尖りのないまろやかな塩だ」と食のプロたちから高評価を受けました。福祉健康新屋温泉には休憩室があり、営業時間は朝10時から夜の9時までなのでゆったりと過ごすことができますよ。新屋駅から徒歩8分と観光アクセスのしやすい場所にあります。秋田市の中でも観光のアクセスが良く、行きやすい温泉施設になっています。

46.発荷峠展望台

十和田湖 発荷峠展望台

秋田県と青森県との県境、秋田県小坂町にある標高631mに位置する薄荷峠展望台。円の形をしているこの展望台から十和田湖だけではなく、八甲田の山々も見渡せます。十和田湖の青と八甲田の山々の緑を同時に見ることができる観光客に人気のスポットです。

夏には澄んだ湖と晴れ渡る空が織りなす青のコントラスト、冬には白銀の雪に包まれた中の鈍色の湖と、季節によって全く異なる景色を楽しむことができますよ。駐車場や売店などもあるので、観光の休憩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。秋田と青森のはざまの美しい景色に癒されてくださいね。

47.康楽館

康楽館

明治43年に建てられた日本で最も古い木造芝居小屋で、国の重要文化財のひとつ「康楽館」。テレビにも登場する有名な歌舞伎役者が出演する康楽館歌舞伎大芝居や、下町かぶき座の三峰組や夢の座などの座長たちが出演する下町かぶき組座長花形祭りが、ここ秋田県鹿角郡で開催されます。芝居好きにはたまらない観光スポットですね。

公演がない日には施設内を見学することができるんですよ。花道、スッポン、回り舞台といった日本最古の木造芝居小屋の本格的な造りを実際に見ることができるなんて貴重な体験ですよね。さらに運がよければ、自分の手で舞台を回す体験ができることも。特別な公演を見るもよし、重要文化財の内部を見学するもよし。忘れられない観光体験ができる康楽館へぜひ足を運んでみてくださいね。

48.七滝

秋田県鹿角郡 名瀑七滝

秋田県鹿角郡の名瀑七滝。七滝伝説で知られるこの滝のふもとには、龍神を祀る七滝神社や水車小屋があります。お参りの後、滝から出ているミストを浴びることで運気もアップ!隠れパワースポットの七滝は十和田湖へ向かう道中にあるのでぜひ、観光がてら寄ってみてくださいね。

「日本の滝百選」にも選ばれた七滝のすぐ近くには、平成22年にオープンした道の駅「こさか七滝」があります。ここでは名瀑七滝を見ながら食事をすることができますよ。グルメでおすすめなのが、秋田に実る果実の山ぶどうソフトクリーム。手軽に七滝グルメを堪能できるでしょう。道の駅の醍醐味である土地の特産物も豊富に揃っています。

49.小坂鉱山事務所

小坂鉱山事務所

明治38年、秋田県鹿角郡の小坂鉱山の事務所として建てられたルネサンス様式の「小坂鉱山事務所」は現在、国の重要文化財に指定されています。そんな館内の施設は充実。特にレトロな内装が特徴のレストラン「あかしあ亭」は、小坂産の桃豚を使った定食や期間限定の山菜カレーが観光客に人気です。

また忘れてはいけないのが、同じく館内にある着物スタジオ「モダン衣装室」。100着を超える衣装から選んだドレスを着て、有名な玄関ホールのらせん階段で記念撮影をすることができるんです!秋田の旅の思い出にいかがでしょうか。さらに夜にはライトアップされた小坂鉱山事務所の姿を楽しむことができます。バスのライトアップツアーの中でも注目の観光スポットですよ。

50.小坂鉄道レールパーク

小坂鉄道レールパーク

鉄道好きな方の観光にオススメしたいのが、秋田県鹿角郡の「小坂鉄道レールパーク」。廃線になった小坂鉄道の駅や線路を利用しているんですよ。レールバイクに乗りながら、「115ラッセル車」や「キハ2106」などの昔懐かしい車両を見ながら楽しむことができます。また、寝台特急「あけぼの」に泊まれたり、ディーゼル車の運転体験もできるんです。

小坂鉄道レールパークまでの観光アクセスは、JR花輪線「十和田南」駅・JR奥羽本線「大館」駅から秋北バス「小坂」行きで「小坂小学校前」下車、徒歩約2分です。

51.小安峡大噴湯

小安峡大噴湯

秋田県湯沢市の皆瀬川、その長年の侵食でできた小安峡は高さ約60メートルもあります。その下にあるのが小安峡大噴湯。小安峡の岩壁からは大きな音とともに蒸気が出ています。大自然の迫力を感じながら整備された遊歩道を散策してみてください。

さらに秋田の四季を存分に楽しむこともできます。初夏には新緑、秋には紅葉、冬には「しがっこ」と地元で呼ばれるつららを見ながら観光するのもオススメ。

小安峡大噴湯までの観光アクセスは湯沢駅から車で約50分、バスで約70分に加え、20分ほど歩かなければならないのですが、迫力満点の景色が楽しめますのでぜひ訪れて見てください。また、湯沢市には小安峡温泉もありますので、散策したあとは秋田観光で疲れた体を癒やしてみてはいかがですか。

52.秋田ふるさと村

秋田ふるさと村

出典: commons.wikimedia.org (CC BY-SA 3.0)

雨が降っても大丈夫!秋田県横手市にある全天候型の観光スポット、秋田ふるさと村では遊びながら色んなことを学ぶことができますよ。東北最大級のプラネタリウムや近代美術館など様々なエリアがあり、特に家族連れにおすすめなのが「ワンダーキャッスル」。トリックアートが織りなす不思議な空間や落下式滑り台は子供たちも楽しめること間違いなしの観光エリアです。

また、近年毎夏行われているお化け屋敷は、秋田ふるさと村で観光客に大人気イベントの一つ。ラジオとのタイアップや期間限定ブースで特殊メイク体験が行われているので注目ですよ。駐車場もあり、JR横田駅からは路線バスが運行しているので観光のアクセスにも困りませんね。

53.安藤醸造元 本店

安藤醸造元 本店

秋田県仙北市角館町の安藤醸造は、江戸時代からの歴史ある醸造元。仙北市内には安藤醸造が4店舗ありますが、中でも下新町にある本店は明治時代に建てられた煉瓦造の蔵座敷で知られています。角館町指定文化財にも登録され、人気の観光スポットです。

安藤醸造では昔ながらの醤油、味噌もおすすめですが、最近人気があるのがイワナのしょっつるを加えた白だし。料理に独特の旨味が加わりますよ。安藤醸造を観光するならお土産におすすめです。国道46号線にある北浦本館では人気の醤油ソフトも楽しめます。また、武家屋敷通りの花上庵は街並みに溶け込む品のあるたたずまい。日本人の心のふるさとともいえる伝統の醤油、安藤醸造で味わってみてください。

54.横手公園展望台(横手城)

横手城 横手公園展望台

「横手かまくら」の会場のひとつでもある、秋田県横手市の横手公園には展望台があります。もともとは小野寺氏の居城だった横手城跡でしたが、高台にあるという地の利を活かして、平成26年に二の丸跡に三層の天守閣様式の展望台が開館しました。特に春の桜の時期には、匂い立つような桜を抱きかかえるように見下ろすことができます。

そしてこの時期は夜になると、展望台と秋田の桜が共にライトアップされるのも観光の見どころです。駐車場も広いので、車での観光のアクセスをしやすいのも嬉しいポイント。ただし開館時期は4月頭から11月末まで、そして横手かまくらの雪まつり期間中と限られているため、観光の日程を組む時には注意しましょう。

55.石田ローズガーデン

秋田県大館 石田ローズガーデン

5月上旬から11月下旬まで開館している、秋田県大館市の石田ローズガーデン。1種1本を基本に植えられた約600種のバラが咲き誇ります。そして毎年バラの開花シーズンである6月になると大館バラまつりが開催されます。中でも観光客に人気なのが、バラにちなんだお菓子の販売。50年前から続くこのお祭りでしか味わうことのできない「ばら乃餅」をぜひ味わってみてくださいね。

また開催期間中、3日間限定で開放されるナイトガーデンも必見です!普段見ることのできないライトアップされたバラに包まれる幻想的な空間を楽しんでくださいね。秋になると大館きりたんぽまつりと時期を合わせて開催される大館バラまつりシーズン2もありますよ。

56.森林科学館 八森ぶなっこランド

秋田県と青森県に広がる世界自然遺産「白神山地」。その西の玄関口となる秋田県山本郡八峰町にある、体験型の観光スポットです。山の景観に溶け込むようにアーチを帯びたドーム状の木造建築となっています。館内には白神山地やブナ林についての説明が展示。学びの場となっているだけでなく、白神山地のインフォメーションセンターとしての役割も担っています。

白神山地に足を運ぶ前に知識を身につけておくと、感動もより大きなものになるはず。入館無料の観光スポットなので、これを利用しない手はありません。また、「三十釜」と呼ばれるトレッキングコースのスタート地点にもなっています。道路の反対側にある「白神ふれあい館」も併せて利用してみてください。

57.桑ノ木台湿原

桑ノ木台湿原 鳥海山

秋田県と山形県にまたがる鳥海山の東麓に広がる観光スポット、秋田県由利本荘市の桑ノ木台湿原。シーズン中はトレッキングを目的とした観光客で賑わいます。新緑に混じるオレンジのレンゲツツジをはじめ、植物が織りなす色あい豊かな景色を楽しむことができますよ。秋田の自然を豊かに楽しめる観光コースです。

林道を約1時間歩くとブナ林の中の湿原周回コースに入ります。ブナ林を抜けた先に広がる桑ノ木台湿原。天気がよければ鳥海山を望めることも。緑に包まれて深呼吸していると、心にも新しい風が吹き込んでいることに気付くかもしれません。中には天然記念物に指定されている希少価値の高い植物を見ることもできます。ゴミは持ち帰る、ペットは連れて来ないなど、マナーを守ったトレッキングを楽しみましょう。

58.道の駅てんのう 天王スカイタワー

天王スカイタワー

秋田県潟上市の天王グリーンランド内の観光スポット。上部のフロアは展望台となっており、高さ約60mから男鹿半島や日本海の絶景を360度のパノラマで見渡し、秋田を眺めることができる観光スポットになっています。「潟の民俗展示室」では、かつて日本2位の面積を誇っていた湖「八郎潟(はちろうがた)」の歴史や当時の生活を学ぶことも。

また、タワー内には蕎麦屋もあります。スカイタワー限定のお土産もお見逃しなく。遊び、学び、食べることができる場所で、贅沢な時間をお過ごしください。さらにスカイタワーの含まれる天王グリーンランドには温泉施設の「天王温泉 くらら」、食材を取り扱う「食彩館 くらら」といった様々な施設もあります。

59.赤神神社 五社堂

赤神神社 五社堂

この地に天から降り立ったとされる漢の武帝が祀られている、秋田県男鹿市の赤神神社。国の重要文化財に指定されている「五社堂」の5棟にはそれぞれ名称が付けられ、中央に当たる「中堂」で赤神が祀られています。また、その右隣の「客人権現堂」には円空が作った「十一面観音像」も。

なまはげ伝説が残る神社としても知られ、伝説の中でなまはげが一晩で作ったとされる999段の階段が残されています。また、建立から800年となった2016年には八百年祭と称した様々な行事が行われました。観光アクセスはJR男鹿駅から、便利な相乗りタクシー「なまはげシャトル」を利用するのがオススメです。

60.浮木神社

田沢湖 浮木神社 漢槎宮

別名を漢槎宮(かんさぐう)ともいう、秋田県仙北市の浮木神社。田沢湖に流れ着いた流木を祀ったというのが名前の由来です。田沢湖を築いたという伝説の残る辰子姫に縁の神社でもあり、彼女に縁のある鏡石や霊泉などの品が供えられています。

また、縁結びのご利益があることから女性の観光客に好評。側には金色の辰子像が置かれ、神社を見守っています。お参りを組み込んだ観光スケジュールを立てれば、きっと良いご縁に恵まれることでしょう。アクセスはJR田沢湖駅から羽後交通バス「田沢湖一周線」に乗車、「潟尻」で下車し徒歩約1分。なお、浮木神社に御朱印はありません。御朱印を頂きたい方は辰子像から北側にある「御座石神社」で頂きましょう。

◎まとめ

雄大な自然の田沢湖や男鹿半島、角館の桜まつりや大曲の花火、そして竿燈まつりや横手かまくらなどのイベント、そして個性豊かな数々の温泉。秋田観光の魅力はもりだくさん。次の休みにはぜひ、飛行機や新幹線で秋田県に行ってみてくださいね。もしかしたら秋田観光に訪れたあなたを、なまはげがにっこり出迎えてくれるかもしれませんよ!

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