石家荘正定国際空港について

石家荘正定国際空港は、中華人民共和国河北省石家荘市にある空港で、市街地からは32kmほど離れています。1984年に開港しており、長さ3400メートルの滑走路と並行滑走路があるため大型旅客機の離発着が可能です。現在のターミナルは、北京オリンピックによる北京首都国際空港の混雑を分散化させるために2008年５月に完成しました。

輸送実績は、旅客数が中国国内47位の132万人と大型の空港です。日本の空港とのアクセスは、中部空港・関西国際空港から乗り継ぎできるようになったことで便利になっています。ターミナルから南へ4kmのところに高速鉄道「京石旅客専用線」の正定空港駅があり、空港からシャトルバスが運行されています。

石家荘市は、河北省の省都であり常住人口約1078万人を超える大都市です。河北省の経済・金融・文化の中心になっている都市になります。石家荘市には、多くの観光スポットがありますが、中でも文化的に見ておきたいのが「河北省博物館」になり、長安区にあり、正面側の旧館と裏側の新館の２棟があり河北省の歴史的遺跡が陳列されています。