タグビラランへの航空券+ホテル 格安旅行
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フィリピン - タグビラランについて
タグビラランは、フィリピン中部にあるボホール島の西南部に位置する港湾都市です。ボホール島で最も大きな街として知られ、ボホール州の州都にもなっています。バランガイ(集落)の数は15で、人口は2007年時点で9万人を超え、年々人口が増加している発展都市です。フィリピンの観光地と言えば、代表的なのは首都であるマニラと綺麗なビーチが楽しめるリゾート地セブでしょう。しかし近年、ボホール島も前述した2つの観光地に引き続き人気を博している観光地なのです。有名なチョコレート・ヒルズや世界最小の原子猿ターシャに会えるということで、年々観光客が増えています。そんなボホール島の観光スポットへの交通の要としても活躍するタグビラランには、空路を確保する空港があります。
マニラからは東南へ630kmほど、セブからは南へ72kmほどの距離にあるタグビララン空港は、国内外問わず空の玄関口となっています。そして、タグビラランはボホール島周辺への観光・リゾート地への交通の中心となっているだけでなく、金融や食品工業などの経済の中心地にもなっています。加えて、人の集まる大きな街ということもありホーリー・ネーム大学やボホール大学などの有名な教育機関も存在しています。
そもそも、ここタグビラランの街はもともと、中国やマレー半島との交易で栄える集落でした。その後、スペイン人のコンキスタドールであるミゲル・ロペス・デ・レガスピが1565年3月にボホール島に到着した際、ボホール島に住む当時の領主のシカトゥナと和平を結びました。その際、現在のタグビララン市域にある海岸でお互いの左腕を切りつけ、その2人の血を一つの容器に注ぎ、ワインと混ぜて飲む血盟を交わしたのです。タグビラランの始まりとして、この出来事を今でも街の人々は祝福しており、毎年7月の1ヶ月間はこの血盟を祝い、サンドゥゴ・フェスティバルが開催されています。
しかしその後、レガスピのセブ・マニラ征服によりフィリピンはスペイン領となり、1966年7月1日にタグビララン市が誕生しました。さらにその後の戦争では、タグビララン市は米比戦争においてアメリカ軍に、太平洋戦争において日本軍に占領されています。当時、ボホール人によるゲリラでは日本軍との戦いが起こり、大きな人的被害も出ました。しかし、第二次世界大戦後には友好関係を築くこととなり、現在ではフィリピンのボホール州の州都として経済や観光の要と都市となっています。それでは名所をいくつかご紹介していきましょう。
・チョコレート・ヒルズ
観光名所として最も有名なのが、ここチョコレート・ヒルズです。200段ほどの階段を登り切り、展望台へと向かえば、そこには1000個以上の石灰石の山々が連なっており、目の前に絶景が広がるでしょう。なんとこの山は、大昔に海底が隆起してできたものらしく、非常に珍しい地形として知られています。一番おすすめな時期は4月から5月の乾季です。この地名の由来となった景色を見ることができ、山々の緑が枯れて茶色になることでまるで山がチョコレートに見えてきます。
・ターシャ観察区域
ここターシャ観察区域は、約20分くほどで楽しめる観光スポットです。まるで遊歩道を散歩するように、森に囲まれながらぶらぶらと歩きながらターシャを探します。なかなか見つからなかったとしても、道の途中にはスタッフが待機しており、ターシャがどこにいるのか教えてくれるので安心です。
・ロボック エコツーリズム アドベンチヤーパーク
ロボック川を跨ぐように進む自然の中のテーマパークです。特にジップラインは最高で、大自然の中を爽快に駆け抜けるのは病みつきになるでしょう。また、テーマパーク内には船の中で食事が楽しめるレストランやダンスショーが楽しめるイベントもあり、一日中いても飽きずに楽しめるでしょう。
・バクラヨン教会
ここバクラヨン教会はフィリピンで最も古い教会として有名な観光スポットです。1595年にスペイン統治時代に建てられました。教会の2階は博物館になっており、当時の装飾品など歴史を知る品々が展示されています。
ここまで紹介してきた通り、タグビラランには数々のランドマークがあります。マニラやセブに続き非常に人気になっており、今後もますます観光客が増加する地域として注目が集まるでしょう。しかし、マニラやセブほど認知度が高いわけではないので宿泊場所も迷うことでしょう。
タグビララン市内では、ポブラチオン周辺に何十ものホテルが密集しています。対岸にも数多くのホテルがありますが、フェリーでの移動がある場合などはポブラチオン側の方がアクセスは便利です。フェリーを利用すれば、気軽にセブ島へも観光に行けます。港近くのホテルを選ぶことで、1日目はボホール島・2日目はセブ島と人気のスポットを満喫することができますね。
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