フィリピン - イロイロについて

イロイロの基本情報

イロイロの観光情報

イロイロはフィリピン中部にあるビサヤ諸島の1つ、パナイ島南岸に位置する都市です。イロイロ州の州都でもあり、西ビサヤ地方における経済や政治の中心として機能しています。

経済や政治の中心としてではなく、歴史をさかのぼっていくとフィリピンにおける農業の中心地のひとつでもありました。日本でもよく見かけるバナナやマンゴー、砂糖やコプラなどの国外への輸出はここイロイロ市から始まり、スペイン植民地時代からアメリカ支配時代を通して数々の農産品が輸出される拠点として活躍。2000年時点では、フィリピン国内で9番目に人口の多い都市となっています。

イロイロは過去さまざまな出来事から発展と衰退を繰り返し現在に至ります。植民地時代の史跡も残るなど、貴重な資料がある観光名所が豊富です。「サンペドロ要塞」は、1600年代前半にスペイン人植民者が建造した要塞です。1600年代の建設以来、様々な戦争でアジアやヨーロッパの国々による攻撃に耐えてきました。14門もの大砲が砲座に備えられており、今でも見学することができます。多くの大砲が並ぶ姿は圧巻です。

「モロ教会」は市街地中心部から3km離れたところにある教会です。日本ではなかなか見られないサンゴ礁の石灰岩で建てられたゴシック・リバイバル様式の教会となっています。19世紀に完成し、フィリピンの英雄ホセ・リサールがミンダナオ島へ流刑される途中に立ち寄ったとも言われています。

よくある質問

Q：イロイロの近隣都市には何がありますか？

A：同じパナイ島内の町として、ロハスやカリボがあります。

Q：イロイロと東京の時差はどれくらいですか？

A：東京とイロイロの時差は1時間で、日本の方が進んでいます