南京禄口国際空港へご旅行をするならスカイチケットのホテル+航空券の検索・予約がおすすめ。携帯からでも簡単な操作で、限定価格のホテルを比較・検索することができます。またホテルはお好みのお部屋を客室や内観・外観のお写真や口コミ情報からお選びいただけ、航空券はお好みの航空会社や金額などの条件毎に選択し後は予約するだけ。南京禄口国際空港の近郊へ旅行するならスカイチケットの宿泊施設が便利です。南京禄口国際空港（なんきんろくこうこくさいくうこう）は中華人民共和国の江蘇省南京市、江寧区禄口街道にある国際空港です。南京市の中心部からは約40キロ離れた場所にあり、1995年2月に建設が開始されました。1997年7月に開港し、同年の11月に国務院の批准を得て外国の航空会社の離着陸が認められ、国際空港としての機能が始まりました。
南京禄口国際空港へのアクセスには地下鉄とバス、それにタクシーが利用できます。地下鉄を使う場合は、南京S1号線で南京駅から禄口機場駅までおよそ57分で到着します。バスを使う場合は、南京駅から機場バス1号と3号が、龍江新城市広場から機場バス2号が出ている他、路線バスや長距離バスなどもあり、選択肢が豊富です。タクシーを使う場合は、南京市内から約1時間で到着します。十分に交通アクセスが良い空港といえるでしょう。
就航航空会社は、国内線では中国東方航空や中国国際航空、大連航空、9エア、中国南方航空、北京首都航空など26社、国際線では吉祥航空やマレーシア航空、タイライオンエア、ルフトハンザドイツ航空など11社が乗り入れています。国際空港というだけあって規模が広く、セキュリティは厳しいですが、通関手続きは迅速で待たされることはほとんどありません。
空港の1階から近隣都市へと向かうICバスが発着し、地下鉄の入り口近くには券売機なども設置されています。搭乗便が長時間遅延したときには、軽食が無料で提供されるサービスがあります。地域の美味しい料理を味わえるレストランも豊富なので、待ち時間も楽しめそうです。免税店は少なめですが、空港では珍しいカラオケボックスも用意されていますから、ストレス解消に利用してみるのもよいでしょう。さらにコーヒーを片手に本が読める本屋などもあり、空港内でもさまざまな時間の過ごし方を選べます。
南京禄口国際空港の周辺で観光をするならば、「夫子廟（ふうしびょう）」や「栖霞寺（せいかじ）」などがおすすめです。南京市は三国志の時代から繁栄した地域で、歴史と文化の豊かな場所といえます。「夫子廟」は孔子を祀るお寺として有名で、夫子というのは孔子のことです。廟の中には中国の長い歴史に関する展示コーナーなどがあります。このお寺は南京市の繁華街にありますが、境内は落ち着いており一種独特の静けさに包まれています。
栖霞寺は484年に創建されました。数多くの名所旧跡を残す南京市において、特に古い歴史を持つお寺です。太平天国の乱で一度は焼失したのですが、清の乾隆帝に「第一金隆陵名秀山」と絶賛された姿を現在も残しています。
地下鉄の南京駅近くにある「玄武湖公園」は、三国志で知られる呉の孫権が掘らせ、武将が水軍の訓練をした湖と伝えられています。かの有名な李白が詩を読んだ湖ともされ、公園内には盆栽博物館や中国文化に触れられる場所が多数ある観光スポットです。
「鶏鳴寺」は1000年の歴史を持つお寺で、小高い丘の上に建ち多くの観光客が訪れる場所です。ここは山の景色や樹木、水の流れなども楽しめる自然溢れる地で、春には満開の桜に囲まれた風景が見られます。日本の桜の景色とはまた違った魅力があるので、そのギャップを楽しむのも面白いでしょう。
南京禄口国際空港の周辺には、「南京城」や「美齢宮」などのランドマークがあります。南京城は明朝時代に建てられた城です。21年の歳月と20万人の労働者を動員して、首都であった南京に建設されました。外郭・内城・皇城・宮城と4重の守りを誇り、南京城壁に囲まれた城壁都市でもあります。城壁は南京門とも呼ばれ、高さ21.5メートル、東西118.5メートルに広がっており、650年前の姿をそのまま現代に残しています。居住者のほとんどはこの城壁の中で暮らしていました。また、城壁は正四角形に近い形ではなく、うねうねと曲がりくねっています。攻め難く守りやすい壁で囲まれた、堅牢な都市といえるでしょう。
「美齢宮」は紫金山の南麓にあり、正式名は「国民政府主席官邸」というのですが、蒋介石とその妻である宋美齢が頻繁に宿泊していたことから、「美齢宮」と呼ばれるようになりました。2001年に全国重点文物保護単位に指定された歴史的建造物です。
美齢宮がある紫金山には中山陵もあります。中国建国の父とされる孫文の陵墓ですが、その敷地は非常に広大です。周辺には孫中山記念館があり、どれほど中国の人々に慕われているかが分かります。