中国 - 阿勒泰について

阿勒泰は、中国のウイグル自治区イリ・カザフ自治州の最も北に位置する地区です。中国は国民の約90％以上が漢民族という民族ですが、カザフ族、ウイグル族、モンゴル族など少数民族が過半数を占めていることが特徴です。
阿勒泰という言葉は、モンゴル語で金を意味しており、実際に金を算出しています。
中国の中でもモンゴルに近い場所に位置し、東部は阿勒泰山脈を隔ててモンゴル国の西部に接します。また西部はカザフスタンと接するなど様々な国と接しています。
川や湖などが多いため、水資源が豊富であり、漁業が非常に盛んな地域です。しかし水資源だけでなく、森林も豊富にあるため、様々な自然の資源を利用しています。
阿勒泰空港が阿勒泰市にありますが、日本からの直行便はないため、就航している他のウイグル地区の空港から向かう必要があります。日本から向かおうとすると時間と手間がかかるため注意が必要です。
日本とのつながりを示す説として、日本語は阿勒泰語を起源とした説があります。この説は、明治時代末から注目されており、古代の日本語である大和言葉の特徴などが挙げられますが、今はそういった根拠の多くについて否定的な意見がなされているようです。
ここからは、観光スポットをご紹介していきます。雄大な自然を満喫することができるため観光客には人気の地域です。ぜひ雄大な自然を楽しんでください。
カナス湖
阿勒泰山脈のふもとにあり、カザフスタン、モンゴル、ロシアの国境とも近い湖です。三日月型をしており、近辺にある様々な革と合流しています。湖付近に住む民族はトゥバ人とカザフ人で、湖があることから農業や遊牧業を行ってきましたが、近年はカナス湖が中国国家観光局より国家AAAA級観光地に指定されて有名な観光スポットになったことから、観光業を行う人も増えてきています。
このカナス湖は、不思議な噂があることでも知られています。それは、湖に大きな謎の生物がいるという噂です。数世紀前から目撃情報が複数寄せられるようにになり、大学の研究グループが調べたところによると、10～15m、重さ4トンの生物が湖にいるとされています。
21世紀に入りカナス湖に多くの観光客が訪れるようになったことで、これまで以上に謎の生物の目撃情報が頻繁に寄せられるようになります。この未知なる生物を一目見たいという人もぜひカナス湖に訪れてみてはいかがでしょうか。
樺林公園
人工的に作られた公園ではなく、自然そのままを活かしている公園なのが樺林公園の特徴です。中心部にあるこの公園は、様々な植物を見ることができるのが魅力的なポイントです。
広大な敷地で四季折々の植物や風景を楽しむことができます。敷地がとても広いため徒歩ではすべて回ることが難しいので、ぜひすみずみまで堪能したいという人はバッテリーカーを借りることをおすすめします。
冬には雪景色を堪能することができ、ファンタジー映画の中に入り込んだような幻想的な世界を満喫できます。
ここからは、宿泊するのにおすすめのポイントをご紹介していきます。日本から行くまでにかなり時間がかかるため宿泊するホテルなどは非常に大切になります。
烏倫古湖周辺
有名な観光スポットの1つである烏倫古湖にも、いくつかホテルが集中しています。烏倫古湖を目的に訪れるという人は、ぜひ周辺のホテルをチェックしてみてください。
烏倫古湖とは、阿勒泰地区の県の1つである福海県にある湖です。この湖では仏に漁がおこなわれているのが特徴で、氷の上で漁を行います。その時期に合わせて観光イベントが催され、地元の漁師によって巨大な網を引っ張り上げる漁の様子がお披露目されるため、日本ではなかなかみられない独自の漁を見たいという人におすすめです。烏倫古湖は中国10大内陸淡水湖の一つとなっており、魚の名産地としても知られています。漁の様子だけではなく、伝統的な儀式も見ることができるなど、中国の伝統にも触れることができます。
ブルチン県
カナス湖に観光に訪れたいという人におすすめなのがブルチン県のホテルです。地区の中でも特にホテルが多く立ち並ぶ地域の1つであるため、より自分にあったホテルを選ぶことができるのが特徴です。
阿勒泰地区は中国の中でも特に山間に位置する地域ですが、無料でインターネットを接続できるホテルもあるなど、ネット環境に優れているのも魅力です。設備が充実したホテルも多数あるため、安心して宿泊することができます。