長春龍嘉国際空港について

長春龍嘉国際空港は、中国東北部の吉林省長春市二道区龍嘉町に位置する国際空港です。長春龍嘉国際空港、満州国時代1941年に開港した長春大房身国際空港から民間空港業務を引き継ぎ、2005年に開港。現在は2つのターミナルビルと長さ3,200m×幅60mの滑走路を管理運営しています。

長春龍嘉国際空港の第1ターミナルビル1階には、1番と2番の出口正面の国内線出口や中国農業銀行の奥に国内線荷物受取所が3機あり、北側にファーストクラスラウンジやVIPルームなど国内線の待合室を完備しているターミナルビルです。

1階3番出口正面には、国際線出口と国際線荷物受取所があり、中2階には業務エリアの南側に国内線の入国審査所があるとともに北側に乗り継ぎ待合室とVIPルームがあります。第1ターミナルビル2階は、1番と2番の入口正面の2箇所の国内線チェックインカウンターの奥にファーストクラスやビジネスクラスラウンジを完備しており、3番入口正面には国内線チェックインカウンターと税関の奥に出国審査所や安全検査所が設置されています。

長春龍嘉国際空港の第2ターミナルビルは、第1ターミナルビルの北東端で直結しており、「T字型」南北約650m×東西約400mの総床面積128,000平米の巨大なターミナルビルです。第2ターミナルビルは、弧を描くように設置された7つのゲートからメインターミナルホールに出入りができ、ゲート正面の4つのセクションに航空会社共用の自動チェックインカウンター56機と出国検査所や安全検査所があります。

到着ロビーには、航空会社共用のU型の手荷物受取所を中心にT型の手荷物受取所が4機設置され、複数のレストランやショップに加えて出発ロビー南側にファーストクラスラウンジが設置されているターミナルビルです。第2ターミナルビルは、地下に長春駅と吉林駅を約14分と約24分で結ぶ昌輝高速鉄道の駅を有しているだけでなく、長春市街区の「全安広場」や「人民広場」及び「衛星広場」や「吉林の江城市場」を結ぶ路線バスも運行しています。