中国 - 哈爾浜について

哈爾浜の基本情報

哈爾浜の観光情報

哈爾浜（ハルビン）は、中国黒竜江省の中南部の松花江がアムール川に注ぐ河畔にあります。黒竜江省の政治・経済の中心地です。哈爾浜の歴史は古く幾多の変遷を経てきました。漢・晋時代には夫余、隋の時代には靺鞨（まっかつ）となり、唐代には渤海頡府、金朝の時代では上京会寧府が置かれた地で、その遺跡が今も残っています。

時を経て1898年、ロシアにより満洲を横断する東清鉄道の建設が始まると目覚ましく発展しましたが、一方でロシアと清朝の覇権争いも起こりました。1909年にはハルビン駅で日本の初代総理大臣として知られる伊藤博文が暗殺される事件も起こっています。中華民国成立後はロシアによる統治が終り、満洲国の建国時にハルビン特別市となり、満洲からロシア・ヨーロッパに向かう鉄道輸送の要衝として発展しました。戦後、中国北部の一大都市として現代に残ります。

気候は、夏と冬の温度差が大きい大陸性気候です。冬の気温は平均でも零下20℃近い寒さで、零下40℃以下になることもあります。とはいえ降雪はほとんどありません。夏は暑く雨も多くなるなど極端。旅行の際はすこし注意が必要です。

よくある質問

Q：日本から最寄り空港への直行便はありますか？

A：はい、成田からの直行便が出ています。

Q：日本からハルビンへはどれくらいの時間で着きますか？

A：日本から哈爾浜へは、直行便を利用して約4時間ほどの時間がかかります。