中国 - 重慶について

重慶とは、中国に4市ある直轄市の1つで、直轄市の中では最も面積が大きな市として知られています。アジア最長の川である長江が流れているのが特徴です。市の中心部には嘉陵江という長江の支流では最大の支流が流れていて長江との合流点もあります。川のゆっくりとした流れが印象的な市で川に関するアクティビティなどがあるのも魅力です。ナイトクルーズなどで川を楽しむのもいいですし、ホテルなどからゆっくりと眺めるのもおすすめです。
長江という川は、風景やアクティビティなどだけでなく、産業面でも多大な影響を与えています。市では古くから長江を物流に利用していて、中国各所への物資の輸送が行われていました。そのため様々な工業が発展し、中国でも指折りの工業都市となっているのが特徴です。近年では特に自動車産業や軍事設備を主力として発展を遂げています。
気候の特徴として挙げられるのが、盆地のため夏はとても暑くなるということです。気温だけでなく湿度も高くなるため、蒸し暑くジメジメとした空気が漂います。夏に旅行に行こうと考えている人は注意が必要です。
重慶市ならではの交通手段として、ロープウェイがあげられます。長江の上をロープウェイで移動することができます。陸や船の上とは違う長江の魅力を感じながら移動できるため、観光客には大変人気です。
ここからは、重慶市を訪れた際にはぜひ行って欲しい観光スポットをご紹介していきます。都会を味わうことも昔ながらの空気を味わうこともできるのが魅力の市なので、ぜひ多くの場所を訪れて様々な魅力にあふれています。
洪崖洞
歴史的建造物を見たいという人は、ぜひ洪崖洞を訪れてみて下さい。「山城」という別名があるなど山なりの地形に建物が建てられています。その建物は「吊脚楼」と呼ばれ独特の建築様式を見ることができるのも魅力的なポイントです。夜にはライトアップもされるため、歴史ある建物が華やかに照らされてゴージャスな雰囲気を味わうことができます。中は商業施設になっていたり、食事ができるエリアがあったりと、観光するのにはぴったりの場所です。
重慶市内には地下鉄があるため、地下鉄を利用していくのがおすすめです。中心部から離れておらず、解放碑などといった他の観光スポットと合わせて刊行することができます。
磁器口
旅行の楽しみである食べ歩きや買い物をしたいという人は、ぜひ磁器口と呼ばれる場所を訪れてみてください。石畳の路地に中国の雰囲気を感じられる建物が並んでいて、人気の観光スポットです。重慶市はビルが立ち並んでいる地域も多いですが、昔ながらの中国の風景を楽しみたいという人におすすめのスポットです。
磁器口には、様々なお店やお茶屋、食べ物屋が並んでいます。食べ歩きをするのもいいですし、買い物するにはぴったりの場所です。お土産を買いたい人にもおすすめです。
地下鉄を利用して簡単に行くことができるのも魅力です。最寄り駅である「磁器口駅」からは徒歩5分程度で入り口につきます。気軽に行きたい観光スポットの1つです。
大足石刻
1999年にユネスコ世界遺産にも登録された仏教石窟です。岩の壁に様々な石仏が彫刻されている場所で、約5万体の石刻を見ることができる重慶市の観光スポットとして欠かせない場所です。最も有名な31mの大きさを誇る釈迦涅槃仏や日本でも有名な千手観音像など、様々な石仏を一度に見ることができます。
市の中心部から離れた場所にありますが、中心部にある重慶北駅や重慶駅から1時間に1本程度バスが出ているためバスを利用するのが大変便利です。約2時間程度で到着します。
ここからは、重慶市で宿泊するのにおすすめの地域のエリアをご紹介していきます。
空港から車で30分ほど移動すると、市の中心部に到着します。空港周辺のホテルに宿泊するよりも、観光目的であればぜひ市の中心部のホテルをおすすめします。高級ホテルも多く建ち並んでいるため様々なホテルから自分の希望に合うホテルを選ぶことができます。
市の中心部から効率的に様々な場所をめぐりたいという人は、ぜひ渝中区のホテルを選んでください。渝中区は市内でも中心の区の1つであるため交通の便が優れているのが特徴です。様々な場所に観光に行きたいという人はぜひ渝中区を拠点として移動することをおすすめします。また、渝中区の中にも様々な観光スポットがあるため、ホテルの近くで観光を楽しむことができるのも魅力的なポイントです。