第4回
【第4回】勉強とスポーツの秋
更新日：2024/11/08
中間テストに向けて
あっという間に、授業が始まって６週間が終わりました。
最初はドキドキしていた授業でしたが、今では授業や課題にも慣れてアメリカの授業生活も日常になりました。最近は、授業のディスカッションに貢献できることが増えて嬉しいです。
私の学校はクオーター制なので、先週から今週にかけて中間試験やレポートがありました。不安でいっぱいだったので、とにかく丁寧に勉強をしました。
授業の内容も英語も一つずつ身についている感覚が嬉しかったです。理解できていても英語で表現することが難しく、もどかしさを感じることもありましたが、何とか一つ山を超えられたと思っています。
ここからクオーターが終わるまで、テストと課題がたくさん迫って来るので、一つずつ取り組んでいきます！
フードボランティアの活動
最近、毎週末に参加しているボランティア団体があります。
「Colectivo de Paz」では、「食事を満足にとることができない人たちに簡単な食事を作って届ける」という活動を行っています。まだ実際に食事を届けに行ったことはないので、どのような人を対象にしているのかを直接知ることはできていません。
これまで参加しているのは主に調理パートで、学校にある共有キッチンで食事を作る担当です。
デンバーの街にあるベーグル屋さんが売れ残ったベーグルを寄付して下さり、それを使ってベーグルサンドイッチを作っています。こうして余ったベーグルと水を届けることで、救われる人がいるのだと想像しながら調理しています。
近いうちに、調理過程だけでなく実際に届けに行く部分まで参加させてもらい、どのような人の力になれるのかを確かめたいと思います。
参加し始めたばかりではありますが、活動をしていく中で課題や改善できる点がいくつか見えてきました。
中でも活動の効率面や衛生面はすぐに直せそうだと思っているので、もともとあるやり方や考え方を尊重しながら、今は私ができる範囲でより良い活動にできるように取り組んでいきたいと思います。
教授が気付かせてくれた大事なこと
とても小さなことではありますが、心に残ったことがあったので皆さんにシェアしたいと思います。
ある日、教授がとても忙しそうにしていました。最近調子はどうですかと尋ねると、屈託のない笑顔で「とても忙しいけど、より良い世界にするために頑張っているよ」と話してくださいました。
「より良い世界にするために頑張る。」とは・・・一見抽象的できれいごとのような表現だと思いました。
私が現在学んでいる国際政治経済も、抽象的で直接何かの職業に結びつく学問ではありません。最終的に目指す職業や目標が決まっていなかったので、とにかく闇雲にこの学問を勉強してきたところがありました。
しかし思い返してみると、私はもともと「世界の貧困や不平等をなくしたい」「世界を平和にしたい」という思いで、途上国支援や政治経済に興味を持ち始めたのでした。
教授の「より良い世界にするために頑張る」という言葉は、目的を見失いそうだった私に初心を思い出させ、元気をくれました。
その教授の考え方にとても感銘を受け、心持ち一つで自分の生活が明るくなっていくのを感じます。
私も教授のように「より良い世界にするために」、これからも留学生活を頑張りたいと思います！
勉強を頑張った後はスポーツ観戦！
アメリカに来てから、たくさんのスポーツを観戦するようになりました。これまで、大学のバレーボール/アイスホッケー/デンバーの野球/Air Force対Navyのアメリカンフットボールの試合などを見ました。どの試合に行っても活気に満ちたアメリカンな雰囲気を感じるので、とても楽しいです。
特に、University of Denverのアイスホッケーチームは、全米で何度も優勝している強いチームだったのでとても興奮しました。アイスホッケーの試合を見るのは初めてでしたが、スピード感と迫力がものすごくて、これからもたくさん応援したいと思いました。
また、大学の大きなアイスリンクに学生やその家族、OBOGがたくさん集まって、みんなでDU(University of Denverの略称)を応援する雰囲気がとても楽しかったです。
たまには勉強ややらなくてはいけないことから解放されて、全力でスポーツ観戦をするという時間がとても癒しになります。本気で戦っている選手たちを見て自分も頑張ろうという気持ちにもなれます。
あっという間に渡米して2か月が経過しようとしています。今ではもう生活にすっかり慣れたので、ここからはいろいろなことに挑戦して、充実させた毎日にしていきます！
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