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音楽と共にある町「ロックハンプトン」

ロックハンプトンはオーストラリアのクイーンズランド州に属する都市です。フィッツロイ川と隣接しており、自然が豊富。1年のうち約200日が晴天といわれ、国立公園やリバーバンクパークランドなどの屋外施設が人気です。また、ロックハンプトンでは年間を通してお祭りやイベントが開催されています。そのほとんどが音楽をメインとしたもので、文化的なものから国際的なものまでさまざま。定期開催される「音楽ボウル」や「ピルビームシアター」では、音楽だけでなくコメディーショーも楽しめます。さらに、パブやナイトクラブは市が所有していることから、ロックハンプトン有数のバンドグループのライブを見ることができます。

ロックハンプトンの歴史

オーストラリアの原住民であるアボリジニの人々は、フィッツロイ川とその支流からの豊富な放牧地を利用して生活していました。その後、金が発掘されたことで移住者が増加。町には銀行や裁判所などが建てられ、発展を遂げていきます。当時のロックハンプトンは、オーストラリアの主要港として機能を果たし、ウールを他地域に輸出していました。第二次大戦でも米国基地として機能したロックハンプトンでしたが、2015年の大型サイクロンにより大きな被害を受けました。

ロックハンプトンの経済

セントラルクイーンズ州に位置するロックハンプトンでは、肉牛飼育を中心とした農業と食品加工業が盛んです。干ばつなどにより閉鎖に追い込まれることもありましたが、現在も町では大きな食肉処理場が稼働しています。また、自然を活用したアクティビティや施設、イベントによる観光産業もロックハンプトンの経済を支えています。