アイランド アヴィエイションで行く航空券＋ホテルの格安旅行

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赤地に白抜きでモルディビアンと書かれた同社のロゴですが、機体には赤字で社名が刻まれ、後方には青い波にモルディブの海でよく見られるイルカが同国のイメージにぴったりです。

航空券の手配では、エコノミークラスとビジネスクラスのどちらにもフレックスとプロモの2カテゴリーが設けられています。しかしながら、残席次第ではプロモカテゴリーがない場合もありますので、より低額の運賃を探したい場合には、日程を変えてみて探すのも一つです。

国際線を利用する場合、大抵はエアバスとなりますが、A320では138席、またA321では194席がエコノミークラスとされています。一方ビジネスクラスは、それぞれに14席と6席しかありません。優先搭乗などのアシストサービスが受けられるビジネスクラスでさえも避けて通れないのが入国時の荷物チェックです。注意したいのは、イスラム教国家であるモルディブに持ち込めないものがある点でしょう。花火などの可燃物や薬物などはもちろんですが、その他にもイスラム教では不浄とされる犬や豚、豚肉製品、アルコール、ポルノグラフィーなどは持ち込みが禁じられており、ビジネスクラスと言えども没収となります。犬以外のペットを同伴する場合には、許可証を求められますので気をつけて下さい。出国時にはこれらと違い、カメやサンゴ、貝類が禁止とされますから、同様に注意が必要です。

モルディビアン航空を利用する際、荷物の許容範囲は路線によりますが、基本的に国内全線は20kgです。一方、国際線は路線ごとに異なり、インド南端のティルヴァナンタプラムまでなら20kg、南東のチェンナイまででは30kgとされ、バンコクまでも同様の30kgとされています。手荷物は搭乗する機体によって違い、エアバスA320系であれば7kg、また国内線で見かける50席未満の小型双発ターボプロップタイプのダッシュなら5kgです。小型機では特に重量制限が厳しいので気をつけましょう。サイズは、エアバスで50x38x22cm、ダッシュ系なら50x30x17cmです。

海に囲まれたリゾートを訪れる観光客が大半であるため、ウォータースポーツ用品を預け入れることも少なくありませんが、例えばサーフボードなら213cm以内に収まっていなくてはなりません。また、釣具なども243センチ以内と決められています。重量超過の場合、毎kgごとに数米ドルが加算されますが、カウンターで確認するのが賢明です。実際、既に預け入れられている荷物の状況によっては同便での運搬が困難になる場合もありますので、事前に確認したり、早めに空港で問い合わせる方が良いでしょう。

国内線では2時間前、また国際線では3時間前からチェックインカウンターがオープンしますが、出発時刻の1時間前には受け付けが終了しますので、くれぐれも時間には余裕を持って下さい。離島へ向かう観光客が多く、往復ともに国際線と国内線の乗り継ぎが生じますが、少なくとも2時間は必要とされています。

首都であるマレ市内では、空港へ行く前の段階でチェックインができます。バスターミナルでモルディビアン航空利用客であれば使えますし、もちろん無料です。空港へと急ぐ必要がなく、ゆっくり市内を見て回るぐらいの時間ができるので利用価値がありますが、出発時刻の90分前には市内チェックインがクローズとなりますので、気をつけましょう。ありがたいのは、搭乗者である人がチェックインする必要がないことです。チェックインをしてくれる人に写真付き身分証明証と航空券を渡しておけば受け付けてもらえます。