ヨーロッパ周遊にもアクセス抜群!ステキなベルギーおすすめ観光地14選

ヨーロッパ周遊にもアクセス抜群!ステキなベルギーおすすめ観光地14選

ヨーロッパ旅行といえば、フランス、イギリス、イタリアなどなど、王道で素敵な国もたくさんありますが、チョコレートが美味しくて、かわいい街並みがたくさん見られるベルギー観光はいかがでしょうか?

ベルギーはフランス、ドイツ、オランダ、ルクセンブルクと接しており、それらの国から首都ブリュッセルには、鉄道等を利用して気軽に行くことができます。

今回は、おとぎ話の国ベルギーのおすすめ観光地を14箇所ご紹介します!ぜひ、参考にしてみてくださいね。

目次

ヨーロッパ周遊にもアクセス抜群!ステキなベルギーおすすめ観光地14選

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1.グラン=プラス(ブリュッセル)

ベルギー観光でまず訪れたいのが、何と言ってもこのグラン=プラスです!グラン=プラスは、ブリュッセル中央駅にほど近い場所にある広場で、フランス・ロマン主義の詩人ヴィクトル・ユーゴーが、世界で最も美しい広場と称賛したことでも有名な場所です。

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グラン=プラスは、ギルドハウスと呼ばれるヨーロッパの商工業者組合の建物や市庁舎、王の家などの建物で囲まれています。それぞれに細かな彫刻が施されており、圧巻です。また、夜間はライトアップされ、オレンジ色の光に包まれたグラン=プラスは圧倒される美しさですので、昼と夜両方の顔を見てみるのがおすすめです。

この他にグランプラスで忘れてはいけないのが、フラワーカーペットです。これは2年に1度、8月に開催されるイベントで、広場がお花の絨毯で埋め尽くされます。美しい建物に囲まれた花の絨毯は、感動ものの景色ですよ!この他、クリスマスのマーケットも必見で、とてもロマンチックな雰囲気に包まれます。

2.ギャルリー・サンチュベール(ブリュッセル)

出典: PRODado Daniela

グラン=プラスから徒歩5分ほどのところにある、世界最古の高級アーケードのギャルリー・サンチュベールをご紹介します。1874年に建てられたこのギャルリーには、王のギャルリー、王女のギャルリー、王子のギャルリーの3つの通路があります。全体的に細かな彫刻が施され、高いガラス張りの天井からは太陽がさんさんと降り注ぎ、とても明るく美しい場所です。ブリュッセルに来たなら、はずせない場所ですよ!

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中には、王室御用達のチョコレートやブランド店、カフェ、レストラン、劇場など様々なお店が入っており、ショッピングや休憩にはもってこいの場所です。ショッピング中も、中世のヨーロッパの雰囲気が味わえ、観光客が滞在中に何度も訪れてしまう人気の観光スポットです。こんな美しい場所で、ベルギー名物のチョコレートやビールを味わえるなんて素敵ですね。

3.小便小僧(ブリュッセル)

小便小僧がベルギーにあるということを、知らない人は多いのではないでしょうか?実はあるんです、ブリュッセルに。あると聞いたら、行くしかないですよね。小便小僧には、世界各国から民族衣装が送られていて、それを着ている日があるんです。衣装を着た小便小僧に会えるかはわかりませんが、それも楽しみの一つですね。衣装のコレクションは、市立博物館に展示されています。また、周辺のお土産物屋さんには、小便小僧グッズがたくさん揃っており、記念に購入するのもいいですよね。

ですが実際に行ってみると、小さな男の子の像があるだけの「がっかり観光地」としても有名です。しかし最近の情勢不安により、違った角度から小便小僧が注目されています。小便小僧が作られた理由としては諸説ありますが、その中の一つに、爆弾の導火線におしっこをかけて消し止めたというものがあります。そのような意味から、平和の象徴として考えている人もいるようです。

4.タンタンの壁画(ブリュッセル)

出典: Noemí Rivera

皆さんは「タンタン」をご存知でしょうか?一度は、イラストやマンガなどで目にしたことがあるのではないでしょうか。これもベルギーはブリュッセル生まれのキャラクターです!日本ではあまり知られていませんが、ベルギーは日本に負けず劣らずのマンガ大国なのです。

マンガを愛するブリュッセルの街中には、20箇所ほどにタンタンの壁画が見られます。その中でも有名なのが、小便小僧の目の前の通りにある階段下の壁画です。タンタンとタンタンの愛犬スノーフィ、ハドック船長が等身大で描かれています。街中に散らばるタンタンを探しながら、ブリュッセルの街を散策するのは宝探しみたいでとても楽しいですよ!

この他、マンガ博物館やルーヴァン・ラ・ヌーヴという街にあるタンタンの作者エルジェの美術館では、タンタンの原画をみることができます。お土産物の購入にもぴったりの場所ですよ!

5.ジュ・ド・バル広場の蚤の市(ブリュッセル)

出典: Hostel World

アンティーク好き必見の、ベルギーを代表する蚤の市です!ブリュッセルには、他にも蚤の市はありますが、このジュ・ド・バル広場での蚤の市が有名で、規模も大きいです。ベルギーのものはもちろん、隣国のフランスやドイツ、オランダからのステキでかわいいアンティークが流れてきています。食器や洋服、雑貨など、ありとあらゆるものが、所狭しと並べられています。毎週末に蚤の市が開かれ、12月にはクリスマスマーケットの賑わいも有名な場所です。

周辺には、レストランやカフェが立ち並んでいるので、休憩をはさみながら掘り出し物を探してみてはいかがでしょうか?開催時間は朝7時から14時ですが、8時ごろから店が出揃うようですので、そのくらいの時間から見始めるのがおすすめですよ!

他では見つけられない、とっておきのお土産を手にすることができるはすです!見つけた時は、迷わずゲットしましょうね!

6.ブルージュ歴史地区(ブルージュ)

ブルッヘとも呼ばれるブルージュは、ブリュッセルから電車で約1時間の街で、「ブルージュ歴史地区、旧市街の区域」が世界遺産に登録されています。マルクト広場の鐘楼、聖母教会、聖血礼拝堂など歴史のある建物が立ち並んでおり、その美しさから「天井のない美術館」と称えられています。また、ブルージュ歴史地区内には運河が流れており、昔は運河が市民の足となっていたことから「北のヴェネチア」とも呼ばれています。その運河をボートで巡る運河クルーズでは、かわいい建物が次々に現れ、夢のようなひと時が体験できるので、ブルージュ観光、いやベルギー観光には欠かせないものの一つと言えるでしょう!

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歴史を感じる街並みを歩いて散策すると、どこも素敵でどこを見ればいいか迷ってしまいます。そんな時は、ブルージュのシンボルと言われるマルクト広場の鐘楼がおすすめです!高さ約83mの塔は、階段で上までのぼることができ、それはそれは美しいブルージュの街を一望することできますよ。

7.ブルージュのベギン会修道院(ブルージュ)

出典: Alain Rouiller

こちらもベルギーのブルージュにある世界遺産のうちの一つで、現在も修道女たちが暮らしている修道院です。ブルージュに様々ある観光地の中で、特に神聖な空気を感じられる場所です。ブルージュの建物はレンガ造りのものが多く見られますが、この修道院は白壁で作られているのも特徴の一つです。中庭には、木々が植えられており、その木立の間から差し込む光は、とても美しく、心が洗われるようです。

都会の喧騒から離れ、この中庭をゆっくりと散歩すると、旅の疲れが癒されていくような気分になりますよ!修道院の一角には、お土産物も売っており、旅行が終わってもこの神聖な気持ちを思い出させるグッズを買うことができます。また、4月ごろにはスイセンの花が咲き乱れ、より一層素敵な場所になるんです。ぜひ、季節を合わせて訪れたいですね。

8.ノートルダム大聖堂(アントワープ)

出典: Petr Melnikov

ノートルダム大聖堂があるのは、ベルギーの中でもファッショナブルな町として知られるアントワープで、ブリュッセルからは電車で約45分ほどで到着します。そのアントワープのメインの観光スポットがノートルダム大聖堂です。

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この大聖堂は、『フランダースの犬』の最後のシーンの舞台となった場所で、ネロが最後に見たいと熱望した、ルーベンスが描いた聖母被昇天の絵画をみることができます。また大聖堂の前にはネロとパトラッシュの記念碑が建てられています。子供の頃に『フランダースの犬』を見ていた人なら、実際に見てみたいですよね!ただ、日本では有名な『フランダースの犬』ですが、ベルギーではみじめな結末であるがゆえにあまり知られていない物語だそうです。

この大聖堂の建物自体も素晴らしく、『フランダースの犬』を見ていない人でも楽しめる圧巻の建築物ですよ。また、大聖堂の前にはルーベンスの像があり、大聖堂と一緒に写真におさめるのがオススメです!

9.ルーベンスの家(アントワープ)

ノートルダム大聖堂でルーベンスの絵画を見たなら、ルーベンスの家にも行って見ましょう!ルーベンスはアントワープ出身の両親の元に生まれた画家で、聖母被昇天以外にも、キリスト昇架、キリスト降架など多くの作品を残しています。

このルーベンスの家は、ルーベンスが晩年に住んでいた場所で、調度品もそのまま残されています。生前からルーベンスかいかに成功していたかがわかる立派なお屋敷で、中世の雰囲気を堪能することができますよ。館内は、ルーベンス以外にも多くの画家の絵画が展示されている美術館となっており、見応え十分です。中でもダイニングルームに飾られた珍しいルーベンスの自画像は必見です。お庭も美しく手入れされており、ステキなお屋敷とともに、とても絵になる風景を作り出しています。

ミュージアムショップでは、画集等を購入することができ、アントワープの思い出も一品となりそうです。

10.コーレンレイ、グラスレイ(ゲント)

ベルギーのゲントという街は、中世にはブルージュと張り合っていた交易の街です。船で織物などの貿易品が運び込まれていた場所で、旧市街の中心にほど近いレイエ川の西岸がコーレンレイ、東岸がグラスレイと呼ばれています。コーレンレイ、グラスレイとは、それぞれ穀物河岸、香草河岸を意味しています。両岸にはベルギーらしい彫刻の施されたギルドハウスが建ち並び、ゲントを象徴する美しい川縁の風景を見ることができます。

ギルドハウスは、富を得た商人の家でしたが、現在はレストランやカフェなどとして利用されています。また、ゲントの街はレースやゴブラン織りといった工芸品でも有名な街です。ゴブラン織りは中世の時代にタペストリーとして飾ることが多かったそうですが、現在はランチョンマットやポシェットなどの小物が作られています。コーンレイ、グラスレイの美しい街並みを散策しつつ、ゲントらしい工芸品のお店に立ち寄るのも楽しいですね。

11.聖バーフ大聖堂(ゲント)

出典: Jun Suganuma

ベルギーのゲントの中でも有名な観光スポットの一つに、聖バーフ大聖堂があります。その理由は、ベルギー7大秘宝のひとつ、15世紀に描かれたヤン・ファン・アイク作の祭壇画である『神秘の仔羊』が所蔵されているからです!ベルギー7大秘宝と聞けば、とても気になりますよね。

この絵画は輝く子羊を礼拝している様子が描いていて、とても緻密な絵画として有名です。細部まで描かれた絵画は26枚のパネルで構成されていますが、そのうちの1枚は1934年に盗難にあったそうで、現在も複製のままとなっています(2016年11月現在)。

ベルギーの緻密に描かれた秘宝は、一見の価値ありですよ!

12.イーペルの猫祭り(イーペル)

出典: odlog

ブリュッセルから電車で約2時間、ベルギー西部にある町イーペルで3年に1回開催されるお祭りが、イーペルの猫祭り(カッテンストゥッツ)です。最近、日本でも猫人気が高まり、ペットとして飼っている方が増えていますよね。

そんな猫好きにはたまらない、猫だらけのお祭りです。起源は、織物産業が盛んだったイーペルの町にネズミが大量発生し、駆除のために猫を大量投入したところ、猫の数が増えすぎでしまい、鐘楼から猫を落としたことが始まりとされています。それ由来した、猫投げという鐘楼から猫のぬいぐるみを投げるイベントもありますよ。とてもユニークで、面白いですよね。

お祭りは、パレード、猫投げ、魔女の火あぶりという流れで行われ、全長50mを超える大きな猫の王様シープルと王妃ミネケ・プスが登場し、とても盛り上がります。パレードにはミュージカルのキャッツのような猫メイクをした人がたくさん登場し、一般のお客さんも猫の被り物をして楽しんでいますよ。

13.ウルセル伯爵城(デュルビュイ)

出典: commons.wikimedia.org

ウルセル伯爵城のあるベルギー南東部のデュルビュイは、世界最小の町としてギネスにも登録されています。ワロン地方の森の中にあり、ブリュッセルからは電車で約2時間で行くことができます。おとぎの国のような可愛いらしい建物が立ち並ぶデュルビュイは美食の町としても知られ、ジャムやジビエ料理などの名物があります。訪れた際にはぜひ食べたいですね!そんな町のシンボルが、このウルセル伯爵城です。

ウルセル伯爵城は、9世紀に建てられた歴史あるお城で、17世紀にウルセル伯爵の居城となるまで要塞として機能していたそうです。切り立った壁のように建てられたこのお城を見ると、要塞として使われていたというのが頷けます。

7月、8月に運行しているミニトランというミニ列車に乗って展望台に行けば、ウルセル伯爵城を中心とした小さなデュルビュイの町を望むことができます。自然の中にある、石造りの町とお城の景色はとても美しいですよ。

14.シタデル(ディナン)

出典: PROCROMEO

ブリュッセルから電車で約1時間のワロン地方にある古都ディナンに聳える城塞「シタデル」。100mほどもある、高くそびえ立つ断崖に建てられた城塞には、石段かロープウェイで登ることができます。シタデルの内部にはディナンの歴史に関する展示物などもあり、ガイド付きのツアーもあるので利用して見るのも楽しいでしょう。また、街の中心にムーズ川が流れるディナンの街を一望できる、パノラマポイントでもありますよ。

ムーズ川クルーズも人気で、約45分のクルージングでシタデルを含むディナンの景色を楽しむことができ、ディナンに来たら欠かせないアトラクションですね!

ディナンは小さな田舎町であるため、派手な観光地ではありませんが、シタデルのある断崖をバックにベルギーらしい建物が立ち並ぶ街並みは、他では見られない一訪の価値のある景色ですよ。

◎まとめ

ご紹介したベルギーの観光スポットはいかがでしたか?ベルギーにはブリュッセルを中心として、多くの町に見所がたくさんあります。ベルギーは、フランスやドイツ、オランダ等の近隣の国と電車で繋がっており、移動も便利なので気軽に訪れることができます。かわいくて、歴史を感じさせてくれる街並みや建物が多く、チョコレートやビール、フリッツやワッフル等グルメも楽しめておすすめですよ!

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