世界一幸せな国デンマークでもっともっと感じたい!厳選観光スポット15選

世界一幸せな国デンマークでもっともっと感じたい!厳選観光スポット15選

デンマークから思い浮かべる言葉はなんでしょう!?児童作家アンデルセンと『人魚姫』、福祉の国、ロイヤル・コペンハーゲン、レゴ、パンのデニッシュ、ビールのカールスバーグ、最近ですと、北欧雑貨店フライング・タイガーやソレストレーネ・グレーでしょうか?日本の北欧ブームもあって、とっても身近でお馴染みの国ですね。

2016年に世界で幸福な国ランク第一位(全157か国、日本は第53位)に輝き、常に上位にランキングされている国デンマーク。消費税は25パーセントと高額ですが、教育・医療・介護は無料で、真に「ゆりかごから墓場まで」を実現している国です。

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世界一幸せな国デンマークでもっともっと感じたい!厳選観光スポット15選

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1. レゴランド・ビルン(ビルン)

出典: www.flickr.com

子どもから大人まで世界中で今もなお長く愛され続けている、デンマーク生まれの玩具レゴブロック。その本社があるデンマークのビルンにあるレゴ遊園地が、レゴランド・ビルンです。本場レゴランドへの行き方は、日程にレゴランドを含むツアー参加かひとり旅のどちらにせよ、コペンハーゲン経由ビルン着の空路、コペンハーゲンからレンタカー、あるいは列車とバスを乗り継いの陸路で入るかのいずれかになります。チケットはオンラインで事前購入でき、購入時期によって入場料がお得になっています。

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入ると、左手に必ず立ち寄りたいお土産ショップ。目の前には、世界各地の有名スポットがレゴブロックを使って見事に再現されたミニランド。敷地内は、来園時期によって随時変化している各テーマ別のレゴブロック作られた複数エリアがあり、乗り物や体験トラクションが組み込まれたものになっています。2017年4月1日、レゴランド・ジャパンが名古屋に開園します。

2.人魚姫の像(コペンハーゲン)

出典: News Oresund

作家アンデルセンが1837年に執筆した童話『人魚姫』は、誰もが一度は触れたことのある物語ではないでしょうか。ディズニー映画『リトル・マーメイド』としても製作されています。

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物語は、海底に住む人魚姫が客船の沈没に出遭い、海中で瀕死状態の王子を救助するところから始まります。人間でない人魚姫は、王子が目覚める様子を岩陰から見届けます。その後、王子を忘れられない人魚姫は、美しい声との交換条件で魔女から両足をもらい、王子との再会を果たします。声を失った人魚姫は真実を伝えられず、王子は勘違いしたままの別の女性と結婚。王子の命と交換に、元の姿を取り戻せると聞いた人魚姫でしたが、自ら海に飛び込み泡になってしまったお話です。

そんな人魚姫の像の寂しい姿が、コペンハーゲン人気の観光スポットです。街の中心地から徒歩、公共機関や観光向けバス・ボートツアーで行く方法があります。

3.ニューハウン(ニューハウン)

ニューハウンは、新しい港町と呼ばれる運河の街です。この地区に、童話作家アンデルセンが住んでいた住居も残っています。王室広場のすぐそばにあり、観光ガイドブックには必ず取り上げられている、第一人気の観光撮影スポットです。運河沿いにはボートツアーの開始・終点ポイントがあるせいもあって、日中は多くの観光客が集まっています。夜になると、昼間の慌ただしさから、少し落ち着きついた雰囲気に。ディナーにも人気あるレストランが揃ってます。

日中、歩き回ってお腹が空いたら、有名なデンマーク料理レストラン「ファーゲクロ」でランチを取ってみるのもいいですね。小腹を満たすなら、カラフルなアイス棒も良いですが、ぜひボリュームいっぱいの濃厚なアイスクリームをお試しください。カラフルなトッピングを選べるのも、ここデンマークならではの体験です。

4.クロンボー城(ヘルシンゲル)

デンマークの首都コペンハーゲンがあるシェラン島の北部、ヘルシンゲルの町にあるクロンボー城は、シェークスピアの戯曲『ハムレット』の舞台になったお城。西暦2000年に、世界文化遺産に指定されています。お城は、海峡の対岸にスウェーデンを目視できる距離の、海辺に建てられています。

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クロンボー城は400年間、海峡を通る船舶から通行料を徴収する場所として、富を得ていたお城でした。しかしながら、1629年の大火事により荘厳な城の姿は変わり果て、1658年にはスウェーデンとの戦いで2年ほど奪われていました。デンマークが奪還してから300年の間、お城はデンマーク軍の要塞および住居地として使用されていました。地下には、ケースメイトと呼ばれる大砲の砲撃から隠れる防護施設があり、多数の兵士や馬の命を守ったそうです。地下には、「ホルガー・ダンスケ」と呼ばれる伝説の巨人が眠っていて、国を守っているといわれています。

現在では、年間25万人のビジターが訪れる観光地となっています。

5.チボリ公園(コペンハーゲン)

チボリ公園は、国外の公園や庭園に感動したジャーナリストのゲオ・カーステンセンが、1843年に国王から土地を借り受けて開園させました。チボリ公園の豪華さと異国感にゲストたちは圧倒されたのですが、その中にはあの童話作家のアンデルセンもいました。

1955年、カリフォルニアにディズニーランドが開園。あのウォルト・ディズニーが、なんとか雰囲気を真似できないかと何度もチボリ公園を訪れたそうです。2000年には、株の多くを占めていたカールスバーグ社が所有株を手放し、一時国外に手放す危機に陥りましたが、最終的にはデンマークのタバコ会社が所有株を買い取り、現在もデンマーク所有です。

注目のアトラクションは、1914年に始業した世界最古の木製ローラーコースターで、現在も稼働しています。以前は春夏季節限定の開園でしたが、今ではクリスマスイベントを兼ねて、大晦日までオープンしています。

6.アメリエンボー宮殿(コペンハーゲン)

デンマークの首都コペンハーゲンに来たら忘れてはならないのが、デンマーク女王マルグレーテ2世の邸宅アメリエンボー宮殿で正午に行われる衛兵交代式。定時に警官がやって来て、宮殿広場の整備がはじまります。あっという間に人の壁ができてしまいますので、観光の際には場所確保はお早めに。待っている間に、長銃を手に宮殿をガードしている衛兵を撮影するとよいでしょう。但し、一緒に撮影したい場合はきちんと距離感を保って!あまり近寄りすぎると威嚇されるので、ご注意ください。

衛兵さん達が着用する黒熊の皮の帽子とユニフォームは、時代と共に変化しているそうですが、特有の青いズボンは1822年からずっと使用されています。デンマーク女王が在宮の時は、邸宅のある屋根のポールにデンマーク国旗が揚げられてるので、目で確かめてみて下さい。

7.オーフス・オールドタウン(オーフス)

出典: Roger W

オーフスの「オールドタウン」は屋外の博物館で、現デンマーク女王マルグレーテ2世が度々訪ねる場所でもあり、ミシェラン・ガイド3つ星のアトラクション施設に指定されている場所です。1900年代、1920年代、1970年代の建物を移築していて、時間を忘れて楽しめる観光スポットです。

それぞれの年代の街並みに、その時代の衣装を身にまとった人たちがその時代の生活を実演していて、まるでその時代にタイムスリップしてしまったかのような気にさせられます。特に1970年代の街並みには、老若問わず親や自分の幼少の時代を想い、誰もが懐かしくも興味深くも思われるのではないでしょうか?!

オーフス駅から徒歩約20分、バスで約10分で行けますが、オーフスの街をぶらぶら歩きながら行くのをお勧めします。

8.ハンス・クリスチャン・アンデルセン博物館(オーデンセ)

出典: Odense Bys Museer

童話作家アンデルセンが生まれ育った町オーデンセにあるハンス・クリスチャン・アンデルセン博物館には、アンデルセンのすべてが集められています。このアンデルセン博物館は、作者の生活や作品に焦点をあてた世界最初の博物館で、アンデルセンの貧しい幼少の頃やコペンハーゲンで学問を学んだ頃のこと、そして海外で過ごした頃のことやアンデルセンの愛した女性のことまで、生まれてから亡くなるまで(1805年から1875年)の一生涯を知ることができます。

アンデルセン自身が紙を切って製作したペーパークリップアーや絵描き、手書きの原作も収納されています。さらに、世界各国言語に訳された本も集められ、展示されています。最新技術の揃った博物館で、コンピューターを利用しながらアンデルセンの世界を探ってみませんか。

9.イーエスコウ城(フュン島)

出典: commons.wikimedia.org

イーエスコウ城は、1554年に完成された水辺に浮かぶお城として知られ、童話作家アンデルセンの生まれたオーデンセがあるフュン島の南部にあります。

お庭を含めると東京ドームの約4.7倍の大きさがあり、部屋数は66室、窓は200個、ドアは171枚もあります。お城の中の見どころは、チタニアパレスと呼ばれるドール・ハウスの展示と、アンデルセンが製作したペーパー人形のコレクションです。

城のお庭には、もともとは納屋であった建物に古い車を集めた、「ベテラン・カー博物館」があります。

10.ロスキレ大聖堂(ロスキレ)

出典: www.flickr.com

ロスキレ大聖堂は、1995年にユネスコ世界遺産に指定された建造物です。1170年代に建築を始めてから完成まで、100年以上の歳月がかかってます。完成した建物は、北欧最初のゴシック式の建物となり、その時代の建築モデルにされました。この聖堂には現在総数40体もの王と女王の王族が埋葬されていて、世界で最も多くの王族が埋葬されている教会ともいわれています。

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行き方は、デンマーク首都コペンハーゲン中央駅から列車でロスキレまで30分。到着後、駅から歩いて大聖堂まで約10分です。

コペンハーゲンカードもを持っていれば、列車も入場もカード提示するだけなのでおすすめ。入場時間は曜日と季節で異なりますので、観光の際は事前に調べてから行くようにしましょう。

11.スケーエン グレーネン岬(ユトランド半島)

グレーネン岬は、デンマークの最北端に位置するユトランド半島の突端です。北海とバルティック海のふたつの海が出遭い、格別な自然現象が生み出されている観光地。激しい潮の流れによって寄せられた砂や砂利で作られているこの岬は、100年の歳月を経て約1km伸び、今も強い潮の流れによって岬の先端は動き続けています。危険地域のため、海水浴は禁止されています。

このビーチには、早朝にアザラシが現れることが多く、さらにカモメや猛禽類の鷲や鷹、ミサゴが見られます。観光スポットとしては、教会の塔が残されたままの「埋もれた教会」が印象的です。30kmの長さのあるグレーネン岬は、世界中でも大きな岬のひとつ。1900年代に入り、芸術家の植民地として世界から集まったアーティストの作品が収められているスケーエン美術館のある町から、数km離れた場所にあります。

ちなみにスケーエンは、時計ブランド「SKAGEN(スカーゲン)」の発祥地です

12.カステレット要塞(コペンハーゲン)

出典: www.flickr.com

カステレットは、1626年にデンマーク国王クリスチャン4世によって築かれたコペンハーゲンの要塞。1658年のスウェーデンの攻撃によって破壊され、1663年に国王フレデリック3世が修復。19世紀になって星形の要塞に仕上げられましたが、刑務所として使用されていた時期もあります。

現在はデンマーク軍の住居として使用されていますが、入場無料で一般公開されています。ただし、建物の内部は公開されていません。

人魚姫から目視できる近さにあるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。要塞のお濠では、白鳥の親子が水遊びをしている様子も見られ、要塞の上からは景色の良い風景が楽しめます。観光客は比較的少なく、どちらかと言えば、市民の憩いの場のように思われる隠れたスポットです。

13.デンマーク水族館 ブループラネット(カストラップ)

出典: www.flickr.com

デンマークに最初に水族館がオープンしたのは、1934年のクリスマスイヴの日。父と息子のちょっとしたある夢の会話をきっかけに、その5年後に父親のクヌッド・ホイゴード氏が、水族館設立を実現しました。当時、ヨーロッパで2番目に大きかった水族館は、開園ひと月で来場者が7万7千人にもなりました。水族館は徐々に規模を大きくして行ったのですが、当時の場所では運営が難しくなり、2013年にコペンハーゲン空港近くに移されました。

新しく生まれ変わった「デンマーク水族館ブループラネット(青い惑星)」は、北欧最大を誇る渦巻きの形をした奇抜なデザインの建物の中に、総量700リットルの水を使い、53個の水槽の中では約2万種の魚と海洋動物が生活しています。

デンマーク出発前の最後の観光スポットとして、空港近くの便利なロケーションにあるデンマーク水族館ブループラネットをお勧めします。

14.カールスバーグ・ビール工場(コペンハーゲン)

出典: commons.wikimedia.org

ビール好きなあなたなら、ぜひ、行ってもらいたい「カールスバーグ」のビール工場。コペンハーゲンカードを購入すれば、提示するだけ。試飲無料券を2枚貰って、工場内ツアーの開始前と後に分けて頂きましょう。敷地内の建物の中には、ビールの製造過程のようすが順を追って丁寧に展示されているセクションと、世界ギネスブックに記録されているビールのコレクションが展示されているセクションがあります。屋外には庭園があり、ほかにも馬小屋と並んでビール運送の歴史がわかる展示セクションがあります。


カールスバーグ工場へは、コペンハーゲン市街から近いカールスバーグ駅で下車して、歩いてすぐです。カールスバーグ工場行きの専用バスを利用することもできますよ。工場見学には入場料と、ガイドツアーおよび試飲用のチケットが別途必要になります。

15.ロイヤルコペンハーゲン(コペンハーゲン)

出典: www.flickr.com

ロイヤルコペンハーゲンは、デンマーク王家御用達の食器製品です。陶器の模様はひとつひとつ手書きされていて、裏には、王冠と3本の波線で構成される特有のマークが記されています。

そのロイヤルコペンハーゲンのデンマーク本店が、コペンハーゲン市内のショッピングエリアにあり、観光スポットになっています。店内いっぱいに食器や置物が展示されていますが、お店の上階に行くとアウトレット製品が置いてあって、少し安価な製品を入手できます。唐草模様に似た青い線のマグカップと、1908年から毎年出されているクリスマス・イヤープレートは、日本でもお馴染みの製品です。

ロイヤルコペンハーゲン直営のショップは、デンマークのほか日本や台湾、韓国などにあり、その他世界各地には、小売店があります。買いたくなったときには重宝ですね。

◎まとめ

幸福な国デンマークで、もっともっと幸せを感じたい。限られた滞在期間で行ってみたい。そんな人におすすめのデンマーク厳選観光スポット15選いかがでしたでしょうか?ひとり旅でも家族旅行でも楽しめるおススメの観光スポットを集めました。

しかし、もちろんデンマークにはほかにも魅力あふれる観光地がいっぱいです。デンマークならではの街並み、風景、体験があなたを待っています。是非一度、足を運んでみてくださいね!

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