コペンハーゲンのおすすめ観光スポット28選。北欧らしい魅力満載!

コペンハーゲンのおすすめ観光スポット28選。北欧らしい魅力満載!

コペンハーゲンはデンマークの首都で、ヨーロッパでも人気の観光都市。政治だけでなく建築・芸術・音楽といった文化の中心地でもあります。夏には花々が咲き乱れ、まるで北欧のパリのような美しい街並みが広がります。おしゃれな雑貨店を巡ったり、絵本のような街を散歩するだけで、美的センスが磨かれる気がする都市です。

日本からコペンハーゲン国際空港へは、直行便で約11時間半。周辺諸国への飛行機や電車、バスでのアクセスも充実しており、周遊旅行にもおすすめの都市です。

目次

コペンハーゲンのおすすめ観光スポット28選。北欧らしい魅力満載!

目次を閉じる

1.ニューハウン

ニューハウン(コペンハーゲン)

「ニューハウン」は、コペンハーゲン観光で外せないスポット。「新しい港」という意味を持つこのエリアは、コペンハーゲンの象徴的な港町です。観光ガイドやハガキなどに登場するコペンハーゲンの代表的な景色といえば、ニューハウン。カラフルな木造の北欧デザインの家々が並ぶ風景は、まるで絵本の中に迷い込んだような美しさです。

通り沿いにはレストランが並んでおり、食事を楽しみながら訪れるのもおすすめ。昼間は鮮やかな風景を、夜にはライトアップされた幻想的な雰囲気を堪能できます。運河では観光船ツアーも楽しめるので、ぜひ参加してみてください。

2.チボリ公園

チボリ公園(コペンハーゲン)

1843年に開園した世界最古の遊園地「チボリ公園」。ウォルト・ディズニーがディズニーランドをつくる際に参考にしたといわれるテーマパークです。

まず、かわいらしい門をくぐって「おとぎの国」へと足を踏み入れます。園内には絶叫マシーンをはじめ、レストランや植物園などさまざまな施設があり、家族連れや年配の観光客も多く訪れています。アトラクション以外にも、ゆっくり過ごせるエリアがあるのも魅力の一つです。コペンハーゲンは四季折々の花も美しく、植物園ではデンマークの季節の花を楽しむことができます。

園内のレストランでは、デンマークの伝統料理を堪能でき、味も絶品。夜のライトアップはとてもロマンチックなので、カップルでの訪問にも最適です。ニューイヤーやクリスマス、ハロウィンの時期のイルミネーションも人気。場所はコペンハーゲン中央駅のすぐ前にあり、アクセスも便利なコペンハーゲンを代表する定番観光スポットです。

3.ローゼンボー城

ローゼンボー城(コペンハーゲン)

ローゼンボー城は、コペンハーゲンの観光名所の一つで、毎年多くの観光客が訪れます。コペンハーゲン中心部に位置するこじんまりとした城ですが、絵本に出てきそうな素敵な雰囲気があります。1606年に夏の離宮としてオランダ・ルネサンス様式で建てられ、この時代のデンマーク建築を象徴するデザインとして知られています。

ローゼンボー城 王冠(コペンハーゲン)

観光の一番の見どころは、宝物館に展示された豪華な王冠や貴金属。他にも、19世紀のデンマーク芸術品や王室コレクション、王族や貴族の部屋など見応えがあります。

4.ローゼンボー城公園

ローゼンボー城公園(コペンハーゲン)

ローゼンボー城の前に広がる「ローゼンボー城庭園」、別名「王の庭園」は、デンマーク最古の庭園。クリスチャン4世のプライベートガーデンとして、ルネサンス様式で造園されました。

四季折々の花が咲き誇り、美しい景観を楽しるこの庭園は、観光客や地元の人々に人気の憩いの場です。庭園はもちろん、ローゼンボー兵舎や歴史的な建築物、ロイヤルガード、モニュメントも見所。庭園ではイベントやコンサートが行われることもあります。

ローゼンボー城観光後に立ち寄って、ゆっくり過ごすのもおすすめですよ。

5.救世主教会

救世主教会(コペンハーゲン)

渦巻き状の塔が特徴的な「救世主教会」は、まるでおとぎ話から出てきたようなユニークな教会です。周辺には低い建物が多いため、その独特なデザインがひときわ目を引きます。

1696年にゴシック様式で設計されたこの教会は、豪華で繊細な装飾が施されている一方、木を基調とした暖かみと上品さも感じられます。特に、飛び交う天使の彫刻と精緻なデザインのパイプオルガンが見どころです。

渦巻き状の塔は登ることができ、頂上からはコペンハーゲンの景色を一望できます。ただし、塔の階段は屋外で木造のため、天候が悪い日は注意が必要です。幅が狭いので、他の観光客と譲り合いながら登りましょう。

6.デーヴィス・コレクション

デーヴィス・コレクション(コペンハーゲン)

出典: By Orf3us - Own work, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=23560221

コペンハーゲン観光では、アート鑑賞も外せません。デーヴィス・コレクションは、18世紀のヨーロッパ美術やイスラム美術が収蔵されている人気の美術館。絵画だけでなく、彫刻、陶器、装飾品などのバリエーションも豊富です。

また、デンマークの昔の食器や家具も展示されており、当時のデンマークの生活を知ることができる絶好の観光スポットです。貴重なアートが美しく展示されており、フラッシュなしであれば写真撮影も可能なのが嬉しいポイント。北欧で鑑賞するイスラム美術も独特の趣があります。展示品が多いので、時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。

7.ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館

ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館

ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館(ニュー・カールスバーグ美術館)は、ヨーロッパ屈指の美術館で、貴重な美術品が数多く展示されているコペンハーゲンの観光名所です。

中でも注目はロダン・コレクションで、その他にはドガの彫像やステファン・シンディングの作品も人気です。絵画では、モネやピサロなどの印象派、ゴッホやボナールのポスト印象派の作品も展示されています。

さらに、エジプト、ローマ、ギリシャといった古代アンティークやデンマークの貴重な美術品も充実しており、見応えがあります。休憩には、カフェでおいしいケーキをどうぞ。

8.コペンハーゲン・ストリート・フード

コペンハーゲン・ストリート・フード

物価が高めのコペンハーゲンですが、観光中にリーズナブルで手軽に食事を済ませたい時もありますよね?そんな時におすすめなのが「コペンハーゲン・ストリート・フード」。Papiroeenという島にあり、アクセスの良さも人気の理由の一つです。

週末になると地元の人や観光客で賑わう、コペンハーゲンの新しい人気スポット。おしゃれな屋台村のような雰囲気で、各店はデコレーションされたトラックやバスを使ったカッコいいスタイルが特徴です。

コペンハーゲン・ストリート・フード

ハンバーガーをはじめ、フランス、イタリア、メキシコ、中国など、世界中の軽食が楽しめます。特にデンマークのオーガニックビールはおすすめですよ。

9.クリスチャンスボー城

クリスチャンスボー城(コペンハーゲン)

クリスチャンスボー城は、デンマーク王室が使用するだけでなく、政府の迎賓館としての役割も果たしています。また、国会議事堂や内閣府、最高裁判所など、デンマークの三権に関する施設が集中しており、デンマーク政治の中心と言える場所です。

歴史を感じるバロック様式の外観はもちろん見どころですが、内部も見学が可能です。地下には12世紀の遺跡が残されており、さらにデンマーク王室のロイヤル・レセプション・ルームは豪華で見応えがあります。観光の途中に立ち寄りやすい立地にあるので、ぜひ訪れてみてください。

10.デンマーク国立博物館

デンマーク国立博物館(コペンハーゲン)

デンマーク国立博物館は、デンマークの文化や歴史を学ぶのに最適な観光スポット。デンマーク国内だけでなく、世界各国の文化も展示されており、歴史や文化に興味がある人には特におすすめの博物館です。

展示は石器時代からバイキング時代、ルネサンス、近現代までデンマークの歴史を順を追って見られるよう工夫されています。特に、北欧ならではのバイキング時代の展示は必見で、コペンハーゲンならではの貴重な展示物が揃っています。

館内にはランチビュッフェが楽しめるレストランや、歴史に関連したショップもあり、じっくり見て回ると3時間はかかるほどの規模です。観光の際は、十分な時間を確保して訪れてくださいね。

11.ラウンドタワー

ラウンドタワー(コペンハーゲン)

コペンハーゲン観光に訪れたら、街の景色を写真に収めたい人も多いでしょう。そんな時におすすめなのが、ラウンドタワー。ここはコペンハーゲンの街を一望できる絶好の展望塔で、頂上からは360度のパノラマを楽しむことができます。また、天体望遠鏡も設置されていて、夜空を眺めるのにも最適です。

ラウンドタワー(コペンハーゲン)

通常の塔は階段で登りますが、この塔はらせん状の坂道になっており、歩きやすいのが特徴。道幅が広いのは、かつて荷物を馬車に乗せて運び上げるためで、ピョートル大帝とその夫人が馬車で登ったという逸話も残っています。

12.グルントヴィークス教会

グルントヴィークス教会(コペンハーゲン)

グルントヴィークス教会は、コペンハーゲンのビスペビアウ地区にある、初期モダニズム建築と表現主義のスタイルを取り入れた珍しい教会。シンプルで洗練されたモダンなデザインに、北欧らしい温かみを感じる教会です。

外観は黄色いレンガ造りで、ユニークなデザインが特徴。内部に入ると、木と淡い色のレンガが調和し、柔らかく落ち着いた雰囲気に包まれます。最大の見所は、北欧最大のパイプオルガンで、その圧倒的な存在感に驚かされることでしょう。パイプオルガンのコンサートが開かれることもあるので、事前に確認してみるのもおすすめ。

その独特なデザインから、観光客にも人気のグルントヴィークス教会。コペンハーゲンでぜひ訪れてみたい観光スポットのひとつです。

13.フレゼレクスベア・ガーデン

フレゼレクスベア・ガーデン(コペンハーゲン)

フレゼレクスベアは、コペンハーゲン自治体に囲まれた独立した自治体で、市街地の西部に位置しています。

「フレゼレクスベア・ガーデン」は、コペンハーゲンで自然を感じながら、ゆったりと過ごしたい時にぴったりの広大な観光スポットです。公園に足を踏み入れると、空気が一変し、別世界にいるかのような雰囲気を味わえます。春や夏の暖かい日には、地元の人や観光客が芝生の上でのんびりと過ごしたり、ピクニックを楽しんだりしています。

フレゼレクスベア・ガーデンは、エリアごとにテーマに沿った庭園がデザインされており、散策がとても楽しい公園。中国式の建物やスイスコテージ、デンマークの建物、かわいい橋など、見所がたくさんあり、全てを見て回るのが大変なほどです。野鳥も多く、観察するのも楽しいですね。街中の観光で疲れたら、この公園でリフレッシュするのがおすすめです。

14.人魚姫の像

人魚姫の像(コペンハーゲン)

デンマーク、コペンハーゲンといえば、やはりアンデルセンの『人魚姫』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。その「人魚姫の像」はコペンハーゲンで外せない観光名所。特に夏の観光シーズンには多くの人で賑わい、海に入って像と一緒に撮影する人もいるほどです。

像自体は小さなものですが、海を見つめるその姿には、どこか悲しげな美しさがあります。海沿いの美しい街並みを楽しみながらの散策は、観光の一環としてとてもおすすめです。

15.アマリエンボー宮殿

アマリエンボー宮殿(コペンハーゲン)

デンマークのロココ様式で建てられた「アマリエンボー宮殿」は、デンマーク女王の住まいであり、観光客に人気のスポットです。この宮殿は1750年、王制300周年を記念して建設されました。

女王が住んでいる宮殿は見学できませんが、4つの宮殿のうち2つ、レーベツォー宮殿とモルトケ宮殿が公開されています。モルトケ宮殿は迎賓館としても使用されるため、来賓がある場合には見学が制限されることもありますが、内部のデンマーク王室にまつわる展示が見どころ。王室に代々伝わる宝物や貴重な家具、肖像画などが豪華に展示されています。

また、衛兵交代式も必見!イギリスや他の国でも衛兵交代式がありますが、アマリエンボー宮殿の交代式は特に規模が大きく、見応え抜群です。交代式の時間が近づくと多くの観光客が集まります。

宮殿にデンマーク国旗が掲げられているときは、女王が宮殿にいるサイン。その際には音楽も演奏され、より豪華な雰囲気が楽しめます。観光の際には、時間を狙って訪れてみると良いでしょう。

16.フレデリック教会

フレデリック教会(コペンハーゲン)

「フレデリック教会」は、アマリエンボー宮殿の広場から見える緑の大きなドーム型の屋根が特徴的な教会で、デンマークでも最大級の教会です。ロマネスク・バロック様式で建てられたこの教会は、ギリシャ風のファサードと大理石の像が重厚で荘厳な雰囲気。別名「大理石の教会」とも呼ばれています。

内部は、ドーム型の天井のデザインやフレスコ画、彫刻が神秘的で重厚感を漂わせていますが、色合いが柔らかいため、どこか優しい印象もあります。ツアーに参加すると、ドームの上に登ることもできます。

アマリエンボー宮殿に近いので、併せて訪れるのがおすすめ。観光客が多いエリアですが、宮殿とこの教会の周りは静かな雰囲気が流れています。

17.ストロイエ

ストロイエ(コペンハーゲン)

コペンハーゲンで最も観光客の多い通りがこの「ストロイエ」かもしれません。デンマーク国内はもちろん、ヨーロッパ最大の歩行者天国として一日中人が集まっています。通りの両側には、おしゃれなショップやかわいいカフェ、レストランが並び、路上パフォーマーもいて賑やかです。

観光土産やデンマークのかわいい雑貨を買うなら、この通りに行けば間違いなし!ロイヤルコペンハーゲンのショップやアンティークショップなど、どのお店もかわいくておしゃれなものばかりです。買い物好きにはたまらない通りで、ショッピングをメインに観光するなら、半日から一日かけてじっくりお店を回るのもおすすめ。お気に入りの一品をゲットしてみましょう!

18.クリスチャニア自由都市

クリスチャニア自由都市

「クリスチャニア自由都市」は、コペンハーゲンにあるのにコペンハーゲンじゃない、自称・自治区として国歌や国旗まで持つ自由を愛する人々の村です。ヒッピーの楽園とも呼ばれ、住民はわずか850人ほど。元々は軍の所有地だった場所に不法占拠してできた町で、町というよりは「大学の文化祭」のような雰囲気があります。

住民が案内するツアーもあるので、クリスチャニアについて詳しく知りたい方はぜひ参加してみてください。観光する際には、禁止事項がいくつかあるので看板を必ず確認しましょう。夜になると治安があまり良くないため、昼間の明るい時間帯に訪れることをおすすめします。

19.コペンハーゲン市庁舎

コペンハーゲン市庁舎(デンマーク)

コペンハーゲンを象徴する建物の一つが「コペンハーゲン市庁舎」です。中世のデンマーク様式とルネッサンス様式が融合した外観は、まるでメルヘンの世界から飛び出してきたような可愛らしさ。市庁舎の前にはアンデルセンの像が立っており、一緒に写真を撮る観光客で賑わっています。

市庁舎に訪れたら、ぜひ参加したいのがツアーです。ツアーに参加すると、コペンハーゲンで一番高い塔に登ることができます。すべて階段なのでハードですが、頂上から見下ろすコペンハーゲンの街並みは絶景です。

もう一つの見どころは、イェンス・オルセンの天文時計。50年以上の歳月をかけて設計されたこの時計は、100年にわたって1000分の1秒の誤差しか生じないという驚異の精密さを誇ります。ガラスケースの中に大切に保管されたこの時計にも注目してくださいね。

20.オペラハウス

オペラハウス(コペンハーゲン)

コペンハーゲンの「オペラハウス」は、デンマークの近代建築を代表する建築物のひとつです。建築家ヘニング・ラーセンによってデザインされたオペラハウスは、ガラス張りの近代的でユニークな外観が特徴。海に面して2005年に完成したオペラハウスは、今や観光スポットとしても人気があります。

オペラハウスのホワイエ(コペンハーゲン)

内部もこだわり抜かれたデザインが圧巻。まずは天井からぶら下がった球体が並ぶホワイエで迎えられます。観客席では、天井にも注目してください!4億4000万ドル投資された24金のゴールドリーフが、10万5000枚も施された装飾に目を奪われますよ。

デザインだけでなく、音響も世界トップクラス。毎日バレエやオペラなどの公演が行われています。観光客の多くはカジュアルな服装で訪れるため、気軽に楽しむことができますよ。

ちょっと贅沢したい方には、水上バスでのアクセスがおすすめ。オペラハウスの眺めが素晴らしく、夜のライトアップもステキです!

21.カステレット要塞

カステレット要塞(コペンハーゲン)

空から見ると星型に見えるカステレット要塞は、かつてコペンハーゲンの港を守るために造られました。敷地内には砲台が残っていますが、現在では要塞の雰囲気は薄れ、観光客や地元の人々がのんびり過ごす憩いの場所となっています。

イギリスの元首相ウィンストン・チャーチルの像が入り口にあるチャーチル公園には、赤い風車や教会もあり、デンマークの田舎風景を楽しむことができます。散歩コースも整備されており、コペンハーゲンでの散策には最適。夏にはジョギングや散歩を楽しむ観光客の姿も見られます。

22.コペンハーゲン大学植物園

コペンハーゲン大学植物園

「コペンハーゲン大学植物園」は、1600年に開園した歴史ある植物園で、ローゼンボー城の西側に隣接しています。19世紀後半に、現在の場所へ移転しました。この植物園はコペンハーゲン大学の一部ですが、一般開放されているため観光客も見学が可能です。

クリスタルパレスをイメージして設計された温室は、建築物としても見応え十分。レンガ造りのかわいらしいショップではガーデングッズやお土産も販売されています。

冬の寒い時期には、温室で観光と休憩を兼ねて立ち寄るのもおすすめです。と公園を抜けた先に植物園はあります。コペンハーゲンでののんびりした観光コースとしてぜひ訪れてみてください。

23.コペンハーゲン動物園

コペンハーゲン動物園

コペンハーゲン観光で長期滞在する人や、家族連れで子どもが楽しめる場所を探している人には、「コペンハーゲン動物園」がおすすめです。街中の観光も楽しいですが、歩き回るのに疲れたときには、この動物園で一日ゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

コペンハーゲン動物園のホッキョクグマ

広い園内には、キリンやゾウといった定番の動物たちはもちろん、北欧ならではの動物や、ホッキョクグマなど北極に生息する動物も見ることができます。ヤギなどおとなしい動物たちとのふれ合いコーナーも人気です。

動物園内の展望台からは、コペンハーゲンの街を一望することができます。動物たちに会いながら、素敵な景色も楽しめるこの動物園は、ゆっくりと観光したいときにぴったりのスポットです。

24.カールスバーグ・ビール工場/博物館

カールスバーグ・ビール工場/博物館

ビールやお酒が好きな方は、旧カールスバーグの工場跡を当時の姿のまま保存し、博物館として再利用しているカールスバーグへ行ってみませんか?館内ではビールやその製造に関する展示も行われており、ビールを飲む前にその作り方について学べば、後で飲むビールがさらにおいしく感じるかもしれません。

工場があるバルビー地区は、コペンハーゲンの郊外に位置するのどかなエリアで、一戸建ての住宅が並ぶ人気の住宅街です。どの家もデンマークらしい可愛らしいデザインで、時間があればこの住宅街を散策してみるのも楽しいですよ。

25.ゲフィオンの噴水

ゲフィオンの噴水(コペンハーゲン)

カステレット要塞のすぐ近くにある「ゲフィオンの噴水」は、4頭の牛で大地をすく女神ゲフィオンの像が有名な噴水です。

このモニュメントは、北欧神話の女神をモチーフにしています。昔、スウェーデンの王が女神ゲフィオンに一夜で耕せるだけの土地を与えると言いました。ゲフィオンは息子4人を牛に変えて土地を耕し、その掘り出した土を海に投げ込みました。その土でできた島が、現在のシェラン島、つまりコペンハーゲンのある島だと言われています。

ゲフィオンの噴水は、女神像のたくましさにふさわしく力強い噴水です。噴水にコインを投げ込む観光客の姿も見られる絶好の撮影スポットであり、人魚姫の像へ行く途中に位置していますので、ぜひセットで観光してください。

26.トーヴァルセン美術館

トーヴァルセン美術館(コペンハーゲン)

1848年に開館した「トーヴァルセン美術館」は、デンマークを代表する彫刻家ベルテル・トーヴァルセンのほとんどの作品を収蔵している美術館です。

トーヴァルセンの作品はネオクラシック様式で、新古典主義を代表する北欧3大彫刻家の一人として知られています。彼の作品はどれも力強く、見応え十分。彫刻に興味がない方でも、その圧倒的な存在感に思わず引き込まれるでしょう。彫刻以外の展示品もあり、そちらも見逃せません。

27.デザイン・ミュージアム・デンマーク

デザイン・ミュージアム・デンマーク

コペンハーゲン観光で「北欧デザイン」を体験したいなら、ぜひ「デザイン・ミュージアム・デンマーク」を訪れてみてください。1895年にオープンしたこのミュージアムでは、デンマークの伝統的なデザインを学ぶことができます。

デンマーク最大のデザインミュージアムで、スカンジナビアや世界のデザインの展示会も積極的に開催。展示会の予定はホームページで確認できます。展示品について詳しく知りたい方は、日曜日の観光客向けの見学ツアーがおすすめ。ガイドの話を聞きながら、じっくり見て回れます。

今ではミュージアムとして使いやすく改装されていますが、建物自体も観光スポット。ロココ様式のこの建物は1752年に造られ、今でもその雰囲気を残しています。館内にカフェがあり、周辺には公園もあるので、ミュージアムで静かにのんびりと過ごす贅沢な時間が楽しめます。

28.王立劇場

王立劇場(コペンハーゲン)

近代的なオペラハウスとは対照的に、デンマークで最も古い劇場がコペンハーゲンにあります。石造りの堂々とした外観が魅力的な「王立劇場」は、ニューハウンのすぐ近く、コンゲンス・ニュートー広場の南に位置しており、観光にも便利なスポットです。1874年に初演が行われ、当初の観客席は600席でしたが、改修を重ねて現在の1500席となっています。

デンマーク王立バレエ団がメインで公演を行っており、贅沢な観光体験をしたい方にはぜひ訪れてほしい場所です。かつては社交界の場としても知られていた劇場で、その時代のゴージャスな雰囲気を味わえるかもしれません。バレエ以外にも演劇、オペラ、コンサートなども上演されています。夜にはライトアップされ、さらに迫力を増した劇場の姿を見るのもおすすめです。

チケットは、チケットオフィスまたはホームページから購入できます。

◎コペンハーゲンのおすすめ観光スポットまとめ

ローゼンボー城(コペンハーゲン)

デンマーク最大の都市、コペンハーゲンは街中至る所に観光スポットが点在しています。歴史的な建物から最先端のモダン建築、女王の住む宮殿、さらには自由なヒッピー自治区まで、その振り幅は驚異的。それぞれの要素がぶつかり合うことなく、調和を保ちながら落ち着いた穏やかな雰囲気を漂わせているのは、感心するばかりです。

さまざまな楽しみ方ができる魅力的コペンハーゲンは、欲張りな観光をしたい人にぴったりなヨーロッパ有数の都市です。観光旅行の計画を立てる際は、早めに宿泊先やチケットの手配をしておきましょう。また、オフシーズンには極寒になることがあるので、念入りな防寒対策もお忘れなく!

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

コペンハーゲンでおすすめの記事

コペンハーゲンのアクセスランキング