【タイの世界遺産】人気ランキング|全7か所の世界遺産リスト一覧

【タイの世界遺産】人気ランキング|全7か所の世界遺産リスト一覧

東南アジアで独自の文化を築き、日本にも根強いファンがいるタイ王国。一度訪れるとその魅力にどっぷりハマり、何度も訪れる日本人も多い国です。

今回はそんなタイ王国の【世界遺産】にスポットを当て、全7か所の世界遺産を人気順にランキング形式でご紹介します。なかには「ここが世界遺産だったのか!」と驚くようなスポットもあるので楽しみにしてくださいね。

目次

【タイの世界遺産】人気ランキング|全7か所の世界遺産リスト一覧

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1.古都アユタヤ

アユタヤ ワット・マハータート(タイ世界遺産)

アユタヤは首都バンコクから北に約70km。観光客が比較的アクセスしやすい場所にあるタイで一番人気の世界遺産です。1991年に周辺の遺跡とともに「古都アユタヤ」として世界遺産に登録されました。

アユタヤは1350年頃から約400年間にわたって栄えたタイ族の王朝です。ワット・マハータート、ワット・ロカヤスタ、ワット・プラシーサンペット、ワット・プー・カオ・トンなど見どころ満載!

当時はアジアの国際交易の拠点ともなっていて、日本や琉球王国とも交易が行われていました。アユタヤ付近に日本人街もありますよ。

アクセスは、タクシーや電車でバンコクから約1時間30分。チャオプラヤー川のほとりは、宿泊施設も充実しているのでオススメです!

2.ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯

ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯(タイ世界遺産)

「ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯(森林群)」は、タイの首都バンコクの北東部に広がる森林地帯。2005年に、周辺4つのタイ国立公園とともに世界遺産登録されています。バンコクからアユタヤと併せて日帰りで行ける世界遺産スポットとして、観光客や地元のタイ人に人気がある世界遺産です。

タイ初の国立公園と知られる「カオヤイ国立公園」をはじめ、タップラーン国立公園・パーンシーダー国立公園・タープラヤー国立公園・ドンヤイ野生生物保護区がまとめて登録されています。

カンボジアの国境付近まで広がる広大な森林には112種類のほ乳類、392種類の鳥類、200種類の両生類が生息。"山のリゾート"として、カオヤイ国立公園を中心にリゾート開発が行われているので、保護と開発が課題になっているエリアでもあります。

3.スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町

スコータイ歴史公園(タイ世界遺産)

スコータイはタイ北部にある小さな街です。この街はかつてスコータイ王朝の都が置かれていた場所で、現在はその周辺の3つの歴史公園を含めて世界文化遺産に登録されています。

見どころの多い世界遺産ですが、スコータイ遺跡の「ワット・シーチュム」という遺跡にある巨大な仏像は必見スポット!同じくタイで世界遺産に登録されているアユタヤと比較すると状態が良く、完全体で残っています。

4.ケーンクラチャン森林保護区群

ケーンクラチャン森林保護区群

「ケーンクラチャン森林保護区群」は、2021年の拡大世界遺産委員会で登録されたタイの世界自然遺産です。

タイ最大の国立公園であるケーンクラチャン国立公園には、熱帯から亜熱帯の広葉樹、アジアゾウやベンガルヤマネコなど約60種の哺乳類、400種以上の鳥類が生息。貴重な生物多様性が評価されています。

5.バーンチエン遺跡

バーンチエン遺跡(タイ世界遺産)

タイ北東部、ラオスとの国境付近のウドーンターニーという街に「バーンチエン遺跡」があります。1992年に世界遺産に登録されました。この遺跡は発見された当初、東南アジア最古の文明では?と騒がれましたが、その後の調査で紀元前3000年〜紀元前2000年頃の世界遺産ということが分かっています。

動物や人間の骨の他にたくさんの土器が出土し、その土器の模様はウドーンターニーのシンボルに。タイとラオスの国境付近の都市なので、陸路を使ってラオスに入るバックパッカーなどは訪れることがある都市かもしれませんね。ここにも貴重なタイの世界遺産があるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

6.トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区

トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区

「トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区」は首都バンコクから北西に130kmほど進んだところにある世界遺産です。人の手が加わっていない自然が広範囲に渡って残っていることが評価され、1991年に世界自然遺産に登録されました。残念ですが、ここは観光客は入ることができない世界遺産です。

しかし、周辺には一般人でも入ることができるタイ国立公園があるので、この世界遺産の自然がどんなものか感じてみたい方は足を運んでみるといいでしょう。

7.古都シーテープ・ドヴァーラヴァディー遺跡群

古都シーテープ・ドヴァーラヴァディー遺跡群(タイ世界遺産)

ペッチャブーン県にある「シーテープ古代都市とその関連遺跡群」は、2023年9月19日に登録された世界文化遺産。古代都市の遺跡群を保存するため、「シーテープ歴史公園」として整備されています。

クメール建築様式で建造されたヒンズー教の「プラーン・シーテープ(シーテープ塔堂)」「ラーン・ソーン・ピーノーン(兄弟の塔堂)」という塔堂が見どころ。約2km北には「カオ・クラン・ノーク」という1辺約64mの正方形をした遺跡もあります。

◎タイの世界遺産まとめ

ワット・チャイ(アユタヤ世界遺産)

タイ王国の世界遺産を、2023年に登録されたシーテープ歴史公園まで7か所をご紹介しました。もしかすると、意外な場所が世界遺産に認定されていたのではないでしょうか。

タイには世界遺産の暫定リストに載っている場所がまだあるので、これからも世界遺産が増えていくことが予想されます。そう考えると次の旅が楽しみになってきますね。この記事が次の旅行の参考になれば幸いです。

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