因幡の白兎が伝わる鳥取のパワースポット5選!金運・長寿の運気もチャージ

画像出典:Felnard (CC BY-SA 3.0)

因幡の白兎が伝わる鳥取のパワースポット5選!金運・長寿の運気もチャージ

鳥取には「因幡の白兎伝説」という有名な神話があります。白兎がサメの背中を数えながら海を渡っていき、最後に「欺いてやった!」と言ったことからサメに皮をはがれてしまう場面は有名。そんな神話のある白兎神社をはじめとして、鳥取にはさまざまなパワースポットがあります。

因幡の一宮の神は、古代の天皇を助けた最古の大臣、武内宿禰命。長寿や子育てのパワースポットとされています。砂鉄から鉄を作った古代技術を基にした金持神社。織物の神・建葉槌命を祀っている倭文神社など産業や技術が伝わってきた歴史を反映したパワースポットも多いんですよ。そんな古代のロマンと現代の力を繋ぐ鳥取のパワースポットを5選でご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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因幡の白兎が伝わる鳥取のパワースポット5選!金運・長寿の運気もチャージ

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1.因幡の白兎が体を洗ったとされる「白兎神社」

鳥取県で一番有名な伝説「因幡の白兎伝説」に関わるパワースポット。白兎が体を洗ったとされる白兎神社をご紹介します。『古事記』の中に、大穴牟遲神(おおなむぢのかみ=大国主神)が国を得た理由として、白兎を助けたからという神話あります。ワニに皮をはがれて、さらに塩水を体に付けて乾かせばいいという誤った治療法で苦しんでいた白兎に、正しい治療法を教えた大穴牟遲神。感謝した白兎は、大穴牟遲神が国を治めるのを助けたと伝わります。この神話から、白兔神を主祭神とした白兎神社は皮膚病の方がお参りしたり、医療の神として信仰されています。

白兎神社は、昔は海のすぐ近くにあって、治療に使った蒲が生い茂っていたといわれています。天候に関わらず水位が一定の池「不増不減の池」は、白兎が体を洗ったパワースポット。縁結びのパワースポットでもあります。

2.因幡国の一宮「宇倍神社」

孝徳天皇の時代、648年の創建と伝わる因幡国の一宮で、祭神は武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)。武内宿禰命は、天皇を助けた古代の最古の大臣です。武内宿禰命は第12代景行天皇から成務・仲哀・応神・仁徳天皇と5人の天皇にお仕えし、厚く信頼され大臣の称を賜りました。日本の国造りに大きく貢献した神で、長寿の神。武内宿禰命は大陸の文化を取り入れることにも積極的で、遠征の際に天皇の子を抱いてお守りしたことから子育ての神ともされています。

現代の社殿は1898年(明治31年)に再建されたもので、明治から大正にかけて1円や5円札の図柄にも採用されています。春の例祭で大神輿が駆け上がる麒麟獅子舞は、鳥取県指定無形民俗文化財になっています。

3.ここにしかない金運上昇の地名「金持神社」

出典: Flow in edgewise (CC BY 3.0)

金持神社(かもちじんじゃ)は、全国でも数少ない天之常立尊(あめのとこたちのみこと)をお祀りしているパワースポット。天之常立尊は、天の素晴らしさを称える神。この神社は、810年に出雲の神官の子が伊勢神宮参拝へ向かう途中、神からの啓示を受けて創建したと伝わります。

このあたりは玉鋼の産地で、原料の砂鉄が採れる谷が多くあります。この時代の鉄は金よりも有用で、鉄を金と表したことから、この地は「金持」という名前になりました。金持という姓のルーツもこの地にあります。金運が良くなりそうな地名ですから、宝くじの当選祈願や、高額当選のお礼参りでにぎわうとか。このパワースポット「金持神社」を訪れて、金運をパワーアップさせましょう。

4.日本の文化が育ってきたパワースポット「大神山神社」

大神山神社は自然の石を敷き詰めた700mにもおよぶ日本最長の参道が有名なパワースポットです。大神山は、大山(だいせん)の古い呼び方。大山は伯耆大山(ほうきだいせん)とも呼ばれる標高1729mの火山で、中国地方の最高峰。

もともと伯耆大山は山岳信仰の対象で、1000年以上前から修験道の修業の場でした。大山の海抜900mあたりに簡単な遥拝所を設置したのが起源とされ、大山が神体山。神仏習合が広まると、3000人もの僧兵がいる大きな寺社になりました。

1333年に隠岐を脱した後醍醐天皇が、この大神山神社で鎌倉幕府を打倒する祈願を行ったとも伝わります。山自体が神という自然を敬う気持ちは、日本の古来の神の考え方。そこに神道、修験道、仏教が重なって日本文化が育ちました。そんな日本古来の色が目立つ場所、大神山神社は歴史のあるパワースポットです。

5.織物と安産の神を祀っている「倭文神社」

伯耆(ほうき)一宮であるパワースポット倭文神社(しどりじんじゃ)は、建葉槌命と下照姫命をお祀りしています。建葉槌命は織物の神で、機織り技術を有していた倭文氏の氏神さま。下照という女性の神は、一説には卑弥呼を指しているとも言われています。

女性の神であることから安産の神ともされていて、安産岩という岩を削って、それを飲むと安産になるという伝説もあります。女性の方や、ご結婚されたばかりのご夫婦の将来のために、安産祈願に訪れてみてはいかがでしょうか?

◎まとめ

鳥取の因幡の白兎は、海の塩水で治そうとしていたのを正しい治療法を神に教えられて治癒できました。古代に皮膚病などを植物の薬効で治したという話ですから医療の神として尊敬されたことでしょう。そんな大陸からの新しい知識や技術にまつわる神が多く祀られていました。最古の大臣である武内宿禰命の大陸の知識を積極的にとり入れたとされています。出雲の神官の子が見つけた砂鉄の谷に作ったという金持神社。これも鉄器文化という技術をもたらした神ですね。建葉槌命を祀っている倭文神社は、機織りの氏族の氏神で織物の神でした。大陸から技術が伝わってきた歴史や、ご霊山として山自体を神とする日本古来の神の考えも残っています。

山の神も仏教、修験道と混ざりあって、現代に日本文化が生まれました。鳥取には、日本と大陸との間にある重要なパワースポットが多くあります。運気をチャージしに、ぜひ鳥取へ足をのばしてみませんか。

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