名称:丸岡城
住所:福井県坂井市丸岡町霞町1-59
福井県の旧:越前国には歴史スポットが多くあります。この記事では、福井県の歴史探索をするにはココ!という歴史スポットをご紹介!京都や大陸からのアクセスがしやすい場所にあり、当時から交通の要所とされていた福井県(越前)の歴史スポットをチェックしてみましょう。
目次
福井県(越前)の歴史スポット!おすすめ7選
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1.質素で味わい深い城「丸岡城」
福井にある丸岡城は、福井県中心地より北部に位置して霞ヶ城とも言われる北陸地方で現存する唯一の天守です。霞ヶ城とは、合戦の際に大蛇が、霞を吹いて城を隠した逸話から言われるものです。丸岡城は、日本の城100選に選ばれている現存最古の城とも言われています。
現存する最古の城とも言われているため、この天守閣は、お城と言う言葉で思い浮かぶイメージとは異なる佇まいで、質素な外観の歴史スポットとなっています。
安土桃山時代に造られたもので織田信長の家臣が治めていたようです。本能寺の変、清洲会議、関ヶ原の戦いなど歴史的な事象を受けて城主が変わった歴史スポットでもあります。江戸時代には、丸岡藩の藩庁があった場所ですが明治時代に天守を除いて解体されることで、福井の歴史を見守っていた城でもあります。現状、城の内堀が埋めたれられていますが、復元する予定があり新たな歴史スポットとして多くの方が訪れる場所となります。
2.福井の浅倉氏の栄枯衰退「一乗谷・朝倉氏遺跡」
福井にある一乗谷・朝倉氏遺跡は、福井市の南東の山間部にあります。戦国時代に一乗谷城があった場所ですが、現在では天守閣はなく遺跡として残っています。一乗谷城は日本の城100選に選ばれている城で、国の特別名勝の指定を受けている歴史スポットです。
朝倉氏は、戦国時代に但馬(現兵庫県)から越前(福井)に入ってこの地を治めていました。この地に来た浅倉氏は、5代に渡りこの地を103年間支配していたようです。応仁の乱のあと、多くの人が京から避難してきたため大きな発展を遂げた歴史があったようです。
1573年の刀根坂の戦いで敗れて浅倉氏の支配の歴史は閉じられました。そして、織田信長との軍勢に火が放たれ一乗谷の歴史にも幕が閉じられました。その後、一向一揆などの歴史的出来事もあり朝倉氏は越後へ下向したとされています。
1967年に発掘が行われ、現在の遺跡として管理されるようになりました。一乗谷・朝倉氏遺跡資料館では、朝倉氏の歴史、出土品の展示が行われている歴史スポットとなります。
名称:一乗谷・朝倉氏遺跡
住所:福井県福井市城戸ノ内町
3.福井の歴史スポットの寺で宿坊体験「大本山永平寺」
福井県北部にある「大本山永平寺」は、横浜市の總持寺とともに、曹洞宗の中心となる大本山です。1244年に道元禅師が福井県に傘松峰大佛寺を建立し、2年後に山号寺号を吉祥山永平寺に改名。この名前で今に至ります。
現在、80世の貫首が寺を納める長い歴史のある永平寺。出家参禅の道場として、大佛寺山に70近い殿堂楼閣が立ち並んでいます。森林地帯にある寺では、200名程度の修行僧が修行に励んでいるんですよ。
この境内にある銅像も、修行に関する歴史スポットのひとつ。典座和尚が椎茸を干しているのを見て、道元禅師が「修行とは?」「生きるとは?」という問いかけをしているシーンで、修行の原点ともいわれています。
名称:大本山永平寺
住所:福井県吉田郡永平寺町志比10-5
4.福井の日本三大木造大鳥居が壮麗な「氣比神宮」
福井県敦賀市の「氣比神宮(けひじんぐう)」は、北陸道総鎮守 越前國一之宮。702年に建立され、北陸での総鎮守で7柱をご祭神として祀る歴史スポットです。
「日本三大木造鳥居」のひとつである朱塗の大鳥居は、国の重要文化財。春日大社、厳島神社に匹敵するもので、歴史スポットとしての価値と存在感があります。
福井は朝鮮半島や中国からの対外的な敦賀港があり、北陸道総鎮守として朝廷から特別な対応を受けました。古事記、日本書紀、日本後紀、続日本後紀、日本文徳天皇実録にも記載されている歴史深い神社で、明治時代から官幣大社として管理されています。
松尾芭蕉が『奥の細道』で訪れた氣比神宮の境内には、松尾芭蕉像と句碑があります。また、神社周辺にも松尾芭蕉が訪れた句碑があるので、松尾芭蕉の想いを感じて歴史スポットを探索してみて下さい。
福井県近隣からお宮参り、七五三、厄払い、交通安全での祈願で訪れる方が多く、縁結び桜などもご利益を授かりに訪れる方が多いようです。
名称:氣比神宮
住所:福井県敦賀市曙町11-68
公式・関連サイトURL:https://kehijingu.jp/
5.福井で要塞のような「金崎宮(金ヶ崎城跡)」
福井にある金崎宮は、福井県敦賀市の敦賀湾に近い神社で、南朝側の皇族・武将を祀った建武中興十五社の1社とされています。尊良親王・恒良親王を主祭神にした神社で、官幣中社という位置づけとなっています。金ヶ崎城があった場所で、三方が海で高台にあるので、敵の進入を察知しやすく地形を活用した要塞ともいえる歴史スポットです。
後醍醐天皇から尊良親王・恒良親王と天皇側の新田義貞に北陸道の鎮撫、官軍再興を命じ北陸入りしました。天皇の対応として足利尊氏が金ヶ崎城を撃破して、尊良親王・恒良親王と新田義貞軍の300余人が亡くなった歴史があります。その尊良親王・恒良親王を祭神に祀った神社として、今に至っています。
NHK大河ドラマ「功名が辻」に登場する金ヶ崎城を観光する方もいらっしゃいます。この神社のご利益は、縁結び・恋愛成就・難関突破・開運招福・金運招福があります。福娘香恋(カレン)ちゃんがイメージキャラクターとしてPRに活用されています。
名称:金崎宮(金ヶ崎城跡)
住所:福井県敦賀市金ケ崎町1
公式・関連サイトURL:http://kanegasakigu.jp/
6.大河ドラマ『光る君へ』で注目の「紫式部公園」
福井県越前市の「紫式部公園」は、雅な雰囲気が漂う寝殿造の庭園。かつて、越前(福井県)の中心として栄えた地域にあります。紫式部にまつわる歴史スポットとして今、NHK大河ドラマ『光る君へ』で注目を浴びています。
この地は、996年に紫式部の父が越前国司に任ぜられたことで、紫式部も一緒に越前(福井)へ行き、約1年間生活したとされる場所。紫式部公園は、雅な雰囲気が漂う寝殿造の庭園です。金色の紫式部像や総檜作りの釣殿があり見学も可能。隣接する資料館『紫ゆかりの館』にも立ち寄ってみてください。
名称:紫式部公園
住所:福井県越前市東千福20
公式・関連サイトURL:https://www.tokimekuru-echizen.jp/spot-07
7.石階段と静寂さが迎える「平泉寺白山神社」
福井の平泉寺白山神社は、717年に泰澄によって開山された歴史があります。伊奘冊尊を祭神に祀り、禅定道の拠点となっていました。鎌倉時代は、山伏姿に姿を変えた義経や弁慶に関する歴史もあるようです。戦国時代は8,000人の僧兵がいて、当時は宗教が中心となって街が繁栄していました。
1574年の一向一揆で焼失して歴史が閉ざされていましたが、平成になり、発掘調査が始まり当時の姿が再現されています。全200ヘクタールのうち2ヘクタールが発掘されていますが、発掘25年間ではまだ序盤と言えるのでこれから何が発掘されるか気になります。
静寂な境内では、石階段が参道へと続いています。この石階段は、室町時代に修行僧が手で運んで整備したとされているもので、長い参道は壮大な環境で歴史スポットとなっています。
福井の歴史スポットという歴史的観点での寺ですが、夏季に境内は苔がきれいで、国の特別名勝、美しい日本の歴史的風土100選、かおり風景100選に選ばれ、美しい風景はおすすめです。
名称:平泉寺白山神社
住所:福井県勝山市平泉寺町平泉寺
公式・関連サイトURL:https://heisenji.jp/
◎福井県のおすすめ歴史スポットまとめ
福井県の歴史スポットは、今の歴史が変わっていたかもしれない出来事が発生しています。もし、何かが変わっていたら今の歴史は大きく変わったかもしれません。福井は、自然が豊かで観光すべき観光地もありますが、歴史ロマンをも求めて歴史スポットを探索してはいかがでしょうか?福井の風景は、歴史的な著名人も同じ風景を見ていたはずです。何を感じていたのかを探って見る事も楽しいですよ。
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