タイ旅行完全ガイド|定番から秘境までおすすめ観光スポットを紹介

タイ旅行完全ガイド|定番から秘境までおすすめ観光スポットを紹介

タイは、文化・歴史・自然が融合した魅力的な旅行先です。バンコクの壮麗な王宮や三大寺院、プーケットやパタヤのビーチリゾート、さらにはチェンマイやアユタヤの歴史的な遺跡まで、訪れる場所によって異なる魅力が待っています。

今回は、タイ旅行の定番スポットから、まだ知られていない秘境まで、あなたの旅を豊かにするおすすめの観光地10か所を厳選してご紹介します。ぜひ、理想のタイ旅行プランの参考にしてみてください。


この記事を書いた人


Y Yasue

京都出身、趣味は旅行。カプリ島「青の洞窟」、ユングフラウ、アンテロープキャニオン、マウナケアのサンライズなど、どの旅もかけがえのない思い出です。アイスランドではオーロラを鑑賞し、アイスケーブのクリスタルブルーも体験しました。観光プランの参考になる情報や、旅の感動をお届けしていきます!


目次

タイ旅行完全ガイド|定番から秘境までおすすめ観光スポットを紹介

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1. バンコク旧市街の王宮と三大寺院(タイ中央部)

バンコクの王宮と街の風景

バンコクの旧市街、ラタナコーシン島に位置する「王宮(グランドパレス)」は、1782年にラーマ1世によって建設され、歴代の王が暮らした壮麗な宮殿です。敷地内には、豪華な建築が立ち並び、現在も王室の儀式が行われる特別な場所となっています。

チャクリー・マハー・プラサート宮殿(タイ王宮)

タイ伝統様式と西洋建築が融合した建物が並び、特に「チャクリー・マハー・プラサート宮殿」は美しいファサードが印象的です。

◆ワット・プラケオ(エメラルド寺院)

ワット・プラケオ(エメラルド寺院)

王宮内にある「ワット・プラケオ」は、エメラルド寺院とも呼ばれるタイ仏教の最高位の寺院。本堂には翡翠で作られたエメラルド仏が安置され、王族の特別な儀式が行われます。装飾が華麗で、金色の仏塔や壁画も見どころです。

◆ワット・ポー(涅槃仏寺院)

ワット・ポー(涅槃仏寺院)

王宮の南に隣接する「ワット・ポー(涅槃仏寺院)」はバンコク最古の寺院で、全長約46mの巨大な涅槃仏が有名です。タイ古式マッサージの総本山としても知られ、境内では伝統マッサージを体験できます。

◆ ワット・アルン(暁の寺)

タイ バンコクのワット・アルン

「ワット・アルン(暁の寺)」は、王宮からチャオプラヤー川を挟んだ西岸に位置する壮大な仏教寺院です。

高さ約82mのそびえる大仏塔がシンボル。陶器のモザイクで飾られた塔は、特に朝日や夕日に照らされる姿が幻想的です。

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【バンコク市街地へのアクセス】

スワンナプーム国際空港からエアポートレールリンクに乗れば、中心街のパヤタイ駅に30分程度でアクセスできます。

2. パタヤのビーチ、サンクチュアリー・オブ・トゥルース(タイ中央部)

パタヤビーチ沖合のラン島(タイ)

バンコクから南東へ約150kmに位置するビーチリゾート、パタヤ。パタヤビーチや沖合に浮かぶラン島では、マリンアクティビティが豊富に楽しめます。

サンクチュアリー・オブ・トゥルース(タイ)

壮大な木造建築の寺院「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」は、パタヤではずせない観光名所です。

細部に至るまで、神々や神話のモチーフが施されており圧巻。今も建設進行中のため、"タイのサグラダ・ファミリア"と呼ばれています。「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」はタイ湾を望む絶景のロケーションにあり、周囲の景色と相まって神秘的な雰囲気を醸し出しています。

【バンコクからパタヤまでのアクセス】

バンコクのBTSエカマイ駅にあるバスターミナルから、パタヤ行きのバスが運行しています。乗り場には「PATTAYA」と表示された標識があるので、それを目印にしてください。所要時間は約2時間30分、料金は片道400円未満と手頃です。

3. アユタヤの仏教寺院と遺跡(タイ中央部)

アユタヤのワット・プラ・マハタート

アユタヤ遺跡は、タイの古都アユタヤに残る壮大な遺跡群です。1351年~1767年頃に栄えたアユタヤ王朝跡で、1991年にユネスコ世界遺産に登録されました。タイの歴史と文化を象徴する観光スポットとして多くの旅行者が訪れます。

◆ワット・マハータート(Wat Mahathat)

ワット・マハータート(アユタヤ)

ワット・マハータートは、アユタヤの象徴的なスポット。仏頭が木の根に包まれた姿が有名な寺院です。

◆ワット・プラシーサンペット(Wat Phra Si Sanphet)

ワット・プラシーサンペット(アユタヤ)

3つの巨大な仏塔が印象的な「ワット・プラシーサンペット」は、王族専用に使用されていたアユタヤ王宮の寺院です。

◆ワット・ヤイ・チャイ・モンコン(Wat Yai Chai Mongkhon)

ワット・ヤイ・チャイ・モンコンの涅槃像(タイ・アユタヤ)

「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」は、高さ約62mの仏塔がそびえる寺院。黄色の布をまとった仏像が並ぶ光景が印象的です。

【バンコクからのアユタヤまでのアクセス】

バンコク市内からアユタヤへ行くには、フアランポーン駅発の列車に乗るか、乗り合いワゴンタクシー(ロットゥー)を利用するのが一般的です。列車なら約2時間、車ならそれより短い時間で到着します。

また、バンコク市内を経由せずにアユタヤへ行く場合は、ドンムアン空港着の便を利用し、空港から列車やロットゥーで移動すると便利です。

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4. プーケットはビーチ・観光・ナイトライフが充実!(タイ南部)

プーケット島のパトンビーチ

透きとおった海と熱帯雨林、小高い山に囲まれたビーチが印象的な楽園リゾートです。主な観光エリアは西海岸のにぎやかなパトンビーチと、島の南東にあるプーケットタウンですが、沖合に出てコーラル島やピピ島などの離島を観光するのもおすすめです。特にパトンビーチは美しいビーチ沿いたくさんのショップやホテルが軒を連ね、観光リゾートらしい活気があります。

タイ南部に位置するプーケットは、アンダマン海に浮かぶタイ最大の島で、美しいビーチや豪華リゾートが魅力の人気観光地です。透き通る海、活気あるナイトライフ、豊かな自然と文化が融合し、リゾートステイからアクティブな観光まで楽しめます。

◆ビッグブッダ

ビッグブッダ(プーケット)

◆プロムテープ岬

プロムテープ岬(タイ・プーケット)

「プロムテープ岬」は、プーケット随一のサンセットスポット。アンダマン海に沈む美しい夕日を眺められます。

【バンコクからプーケットまでのアクセス】

スワンナプーム国際空港からプーケット国際空港まで約1時間20分のフライトです。日本から直接向かう場合は、香港で乗り継ぐのが便利。航空券も往復で20,000円台~の便があって気軽に旅行できます。

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5. クラビーは見渡す限りの絶景が広がる秘境(タイ南部)

クラビー(タイ)

アンダマン海を挟んでプーケット島の対岸に位置するクラビー。あまり馴染みがないかもしれませんが、タイの隠れた楽園・秘境として知られています。

クラビー(タイ)

突き抜ける青空と透き通る海、そしてダイナミックな岩山が織りなす圧巻の景色。その絶景の中に佇む隠れ家的なリゾートホテルで、のんびりと過ごすのも贅沢な楽しみ方です。また、神秘的なロケーションを巡るアイランドホッピングツアーも人気があり、ボートに乗って秘境の美しさを満喫できます。

【バンコクからクラビ―までのアクセス】

バンコクのスワンナプーム空港からクラビー空港までは、飛行機で約1時間。LCCを利用すれば、6,000円台の格安チケットもあります。日本から向かう場合も、スワンナプーム空港を経由するのが一般的です。

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6. サムイ島はのんびり滞在したい人にオススメのリゾート(タイ南部)

タイランド湾に浮かぶサムイ島は、プーケットに次ぐタイ有数のリゾートアイランドです。

「ココナッツアイランド」と呼ばれるほどヤシの木が生い茂るサムイ島は、エメラルドグリーンの海と白砂のビーチが広がる南国の楽園。高級リゾートから手頃なバンガローまで多彩な宿泊施設が揃い、ビーチリゾートとしての魅力はもちろん、寺院や自然の観光スポットも充実しています。

数々のビーチやリゾートホテルの素晴らしさは言うまでもありませんが、それ以外の見どころとしておすすめなのが、ビッグブッダとワット・プラーイ・レーム。南国リゾートの風景を背にした豪華絢爛なお釈迦様の姿は、サムイ島ならではの魅力です。

◆ビッグブッダ(ワット・プラヤイ)

ビッグブッダ(ワット・プラヤイ)

ビッグブッダ(ワット・プラヤイ)は、サムイ島のランドマーク的存在。高さ約12mの黄金の仏像が、島の北部の小さな島に鎮座しています。海を望む絶好のロケーションにあり、夕暮れ時には美しい景色を楽しめます。

◆ワット・プラーイ・レーム

ワット・プラーイ・レーム(タイ・サムイ島)

湖に浮かぶ巨大な観音像が印象的な寺院。色鮮やかな建築や装飾が目を引き、サムイ島らしいエキゾチックな雰囲気を満喫できます。

【バンコクからサムイ島までのアクセス】

バンコクからサムイ島まで、飛行機なら約1時間で到着できます。バンコク観光とセットにするより、スワンナプーム空港経由で直行する方がお得な場合が多いです。

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7. チェンマイは豊かなタイ文化に出会える街(タイ北部)

インタノン山・国立公園(タイ・チェンマイ)

タイ北部に広がる山岳地帯の中心都市であるチェンマイ。歴史的には、さまざまな民族の交流地点として機能してきたため、バンコクとは一味違った独特な文化(ランナー文化)を感じることができます。特に有名な首長族も、タイ北部やチェンマイ周辺の山岳民族の一部です。

観光の見どころは、数多くの仏教寺院。13世紀末に成立したラーンナー王朝の都であったことから、立派な寺院が数多く点在しています。

チェンマイのナイトバザール

チェンマイには多様な民族文化が息づいているため、ユニークで可愛らしい民芸品や雑貨が多くお土産として人気。チェンマイのナイトバザールでは、これらの品々を購入することができますよ。

【バンコクからチェンマイまでのアクセス】

飛行機なら約1時間で到着します。LCCを利用すれば、航空券は7〜8,000円台が中心。陸路での移動は半日近くかかるため、時間に限りがある場合は飛行機での移動をおすすめします。日本からのチェンマイ行きは、30,000円台位からが目安です。

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8. スコータイで世界遺産を観光しよう(タイ北部)

スコータイの歴史公園

タイ民族最初の王朝が成立した町、スコータイはバンコクとチェンマイの間に位置しています。要塞や寺院の遺跡が有名で、周辺の都市も含めて世界遺産に登録されています。

観光の見どころは、世界遺産として整備されたスコータイ歴史公園と、地元グルメのスコータイ式ラーメン。少し足を伸ばして、シーサッチャナーライ歴史公園(世界遺産)や、カンペーンペットの要塞跡(世界遺産)もおすすめです。

◆シーサッチャナーライ歴史公園

シーサッチャナーライ歴史公園(スコータイ)

13世紀に建設されたラーンナー王朝時代の遺跡が集まる場所です。美しい寺院の遺跡と静かな雰囲気が魅力で、スコータイからも近いため、歴史と自然を楽しむことができます。

◆カムペーンペット歴史公園

カムペーンペット歴史公園(スコータイ)

かつての要塞都市で、古代の城壁や寺院跡が見られます。特に城壁や門の保存状態が良好で、歴史的な価値が高い場所。スコータイと並んでタイ北部の重要な歴史遺跡地としておすすめです。

【バンコクからのスコータイまでのアクセス】

飛行機を利用すれば、約1時間30分で到着します。バンコクエアウェイズなら、往復12,000円台(燃料費や諸税抜き)からチケットが購入可能です。

陸路でもアクセスできますが、所要時間を考慮すると飛行機が圧倒的に便利。日本から向かう場合は、スワンナプーム空港経由が一般的です。

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9. チェンライに来たらタイの山岳文化を体験しよう(タイ北部)

チェンライの国境、ゴールデントライアングル

チェンライはラーンナー王朝最初の都で、タイ最北の都市。名前が似ている「チェンマイ」とは、200kmほど離れた別の街です。

ミャンマーやラオスと接する国境「ゴールデン・トライアングル」の一角に位置し、多民族文化が色濃く残っています。人の往来が多く、メーサイのマーケットは活気があります。名物のカオソーイとコーヒーはぜひ味わって帰りたいところ。山岳地域の民族文化を体験したい人は、訪問ツアーに参加しましょう。主要な民族の集落に行くことができます。

人気の観光名所には、純白で彫刻のように美しいホワイト・テンプル「ワット・ロンクン」、ブルー・テンプルと呼ばれる「ワット・ロンスアテン」があります。

◆ホワイト・テンプル「ワット・ロンクン」

チェンライのホワイト・テンプル「ワット・ロンクン」

ホワイト・テンプルと称される「ワット・ロンクン」は、真っ白な外観が特徴の非常に美しい寺院。幻想的なデザインがフォトジェニックで、観光客に人気があります。

◆ブルー・テンプル「ワット・ロンスアテン」

チェンライのブルー・テンプル「ワット・ロンスアテン」

ブルー・テンプルこと「ワット・ロンスアテン」は、鮮やかな青色の装飾が特徴の寺院。寺院全体が鮮やかな青と金色で装飾され、幻想的な雰囲気が漂っています。

比較的新しい寺院で、内部には大きな白い仏像があります。細かい装飾や壁画も見どころで、ワット・ロンクンと併せてチェンライ観光の人気スポットになっています。

【ドンムアンからチェンライまでのアクセス】

チェンライ空港への乗り継ぎは、ドンムアン発が便数も多く便利です。フライトの所要時間は、約1時間20分。LCCも就航しており、往復1万円を切ることもあるのでチェックしてみてください。

陸路は安く済む可能性もありますが、半日近くかかるのであまりおすすめできません。

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10. 番外編:「メークロン鉄道市場」で旬なタイ旅行を楽しもう

メークロン市場を抜ける電車

メークロン市場はメークロン線の脇ギリギリの場所にたくさんの露店が軒を連ねる、ユニークな市場です。テレビやネットでも度々話題になって見たことがある人も多いと思います。

旅行客が買うようなお土産こそ売ってはいませんが、その奇妙な風景は土産話にピッタリ。観光の際は約7km北西にあるアンパワー水上市場にも足を運んでみてください。タイならではの水辺の町が楽しめておすすめです。

【バンコクからメークロンまでのアクセス】

チャトゥチャックのシリキット王女公園とバンコク北バスターミナルの間にあるミニバス乗り場「Minibus Station Morchid」から、メークロン行きのロットゥー(1BOXワゴン型のミニバス)に乗車して約90分。料金は60~90バーツ(約250~400円)ほどです。

ミニバス乗り場へはBTSスクンビット線、またはバンコクメトロの「モーチット駅」から、タクシーか徒歩でアクセス。徒歩なら約25分、タクシーなら5~6分ほどで着きます。

◎タイ観光でおすすめのシーズンは?気候で選ぶなら乾季と雨季がおすすめ

ソンクラーン(タイの水かけ祭り)

シーズンでプランを考えるなら乾季の11~2月、雨季の6~10月がおすすめです。3~5月の暑季は外出がちょっと辛いかもしれません。雨季の観光を心配に思う方もいると思いますが、基本的には夕方に1時間ほど降るスコールです。通りの軒下で雨宿りするのも東南アジアらしい旅情があってなかなかですよ。

【乾季】11~2月 ◎ /服装:夏服+羽織るもの1枚
【雨季】6~10月 〇 /服装:夏服 雨具 サンダル
【暑季】3~5月  △ /服装:夏服(着替えは多めに)+羽織るもの1枚

3~5月は暑さが厳しいのですが、有名なお祭り「ソクラーン(水かけ祭り)」に参加したいなら暑季の一択です。タイの各地で開催され、街のあちらこちらで水のかけ合いが行われます。有名な観光地ならどこでも体験できると思います。おすすめは水着で参加できるプーケットで、特に開放的なの水かけ祭りとなっています。

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