雨天だからこそ楽しめる？雨の鳥取でおすすめしたい観光スポット5選

せっかくの鳥取県観光であいにくの雨天。今回はそんなときにオススメの観光スポットを紹介します。雨の日でも楽しめるスポットから雨の日だからこそ行きたいスポット、雨に濡れず屋内でのんびり楽しめるスポットを5つピックアップしたので、鳥取県で雨に降られた方は参考にしてみてください。

1.世界有数のラドン泉で冷えた体もぽっかぽか「三朝温泉」

鳥取県東伯郡三朝町にある「三朝温泉」。鳥取県を代表する温泉のひとつです。三朝温泉の名は「三たび朝を迎えると元気になる」ということに由来します。実際のところ世界でも珍しいラドン含有量を誇る三朝温泉のお湯。ラドンは新陳代謝及び自然治癒力を向上させると言われています。そのため三朝温泉には県内外からの観光客はもちろん、湯治目的で訪れる人も多いんだとか。

三朝温泉へのアクセスは、JR倉吉駅から車なら約16分。バスなら約25分。近隣観光地からだと鳥取砂丘から車で約60分、大山国立公園から約80分、島根県の出雲大社からは約2時間10分くらいです。

2.大山が帽子を被っているかのような演出「植田正治写真美術館」

雨天でも楽しめる観光スポットといえば美術館ですよね。という訳で、鳥取を代表する美術館「植田正治写真美術館」を紹介します。

有名な写真家である植田正治氏は1995年、自身の出身地・鳥取県西伯郡伯耆町で美術館を開館しました。植田正治氏本人からの寄贈作品1万2千点以上を展示しています。美術館は設計は建築家の高松伸氏が行いました。とても洗練されたお洒落な建築スタイルで、誰が見ても目立つ外観です。

植田正治美術館を訪れる人は「逆さ大山（伯耆富士）」を楽しみにきます。4棟の建物を繋ぐように置かれた水の空間があり、ここに山陰の名峰･大山が写り込むのです。

ユニークなのは、植田作品を表徴するシルクハットが窓ガラスに描かれていること。大山が帽子を被ったような演出で見てると何だかほっこりします。晴れた日に見るのもいいですが、曇天や雨天だと品よくグレー基調でまとまり、「モダン×紳士的×大自然」という異種の妙が感じられます。

3.四季折々の景観が楽しめる遊歩道がある「雨滝」

鳥取県にある雨天でも景観が楽しめる観光スポットといえば「雨滝（あめたき）」です。平成2年には「日本の滝百選」にも選ばれました。 40ｍの高さから落ちる水流の豪快な水しぶきに思わず見とれてしまいます。この滝以外にも、周辺には48を数える大小の滝があって面白いですよ。

昔から霊場として「お滝まいり」が行われていた雨滝は、信仰や修行の場所として使われていました。今では「滝開き祭」が梅雨の最中の6月第1土曜日に開催されています。因幡地方の伝統神事「因幡の傘踊り」が観られますよ。滝近くには遊歩道があって四季折々の景色を楽しめますが、「雨滝」というのだから雨の日に訪れてみたいですよね。滝の水量が増えるはずなので、晴れの日よりも力強い姿が見られるのではないでしょうか。

4雨で冷えた身体を癒す温泉「せきがね湯命館」

鳥取県倉吉市関金町にある「せきがね湯命館」は、雨の日に行きたい温泉スポット。関金温泉でも有名な温泉施設で、日帰り入浴の湯としても大人気です。浴場はもちろん更衣室、休憩室も広々していてすごく寛げます。

大浴場は少し高い場所から浴場全体をを見渡せる造りになっていて、設計が一工夫されていると感じられます。関金温泉では珍しいサウナも完備されていて好評を博しています。女性に人気の寝湯は源泉かけ流し。仰向けになれば施設周辺の景色を見ながら寛げます。雨で冷えた身体に優しい施設なので、雨に降られたときに行ってみてください。

5.雨が降ったからといって諦めてほしくない「妖怪神社」

鳥取県境港市は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげる氏の故郷。妖怪の聖地としても有名な町です。境港駅近くには人気観光スポット「水木しげるロード」があり、ゲゲゲの鬼太郎の世界観に倣って作られた「妖怪神社」もそこにあります。社内にある黒御影石や妖怪神社の御神体は一見の価値あり。ご神体の裏側にある目玉石は可愛くて何ともいえません。雨が降っても、雨に濡れても、訪れないと後悔しますよ。

◎まとめ

雨の日におすすめの鳥取観光スポットはいかがでしたか？晴れたなら鳥取を代表する鳥取砂丘もいいですが、あいにくの天気だからこそ違った視点で鳥取の魅力を感じたいですよね。雨の日だからこそ出会える風景もあるので、これも天の恵みとポジティブ思考で鳥取観光を楽しみましょう。

雨天だからこそ楽しめる？雨の鳥取でおすすめしたい観光スポット5選