北海道の素材を使ったおすすめチーズケーキ12選！ふわっとろっを堪能！

北海道といえば、広大な大地で育まれた牛乳や、それをもとに作られたチーズにバターなどの乳製品が有名です。今回はそのなかでも、北海道ならではのおすすめチーズケーキ12選を取り上げます。北海道旅のブレイクにチーズケーキを店内のカフェで楽しむもよし、北海道のお土産として買って帰るのもよし。北海道の現地で楽しめるこだわりのチーズケーキを、王道からちょっと変わった一品まで一挙にご紹介します。

1. 十勝トテッポ工房「ナチュラルチーズケーキ三種のフロマージュ」

帯広駅からまっすぐ伸びる公園大通沿いにある十勝トテッポ工房。十勝産の材料にこだわるこちらのスイーツ工房の人気商品が、「ナチュラルチーズケーキ三種のフロマージュ」です。「とかちふれっしゅ」というナチュラルチーズに、クリームチーズとマスカルポーネの3種類のチーズを独自にブレンド。濃厚でしっかりしたチーズの味わいがたまらない美味しさです。

タルトの上にベイクドタイプのチーズケーキが乗っていて、形も崩れにくく食べやすい一口サイズになっています。個包装されているので、北海道のお土産にもぴったり！スイーツ以外にも、十勝にある9つの工房から毎日届くナチュラルチーズもおすすめです。

工房にはカフェも併設されているので、「とてっぽ通り」の愛称をもつ十勝鉄道跡の散歩道を眺めながら、チーズケーキを味わこともできますよ。北海道の牧場のイメージにぴったりな建物も可愛いので、帯広を訪れる際にはぜひ工房に足を運んでみてください。

2. ルタオ「ドゥーブルフロマージュ」

北海道の人気観光都市小樽で、最も有名な洋菓子店といえば、ルタオでしょう。そのルタオの看板商品が、2層のチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」です。上部には、さわやかな風味のイタリア産マスカルポーネチーズをホイップして固めた、雪のようにとろけるレアチーズケーキ。下部はオーストラリア産クリームチーズを約50パーセントも使用した、しっとり重厚なベイクドチーズケーキになっています。さらに表面は、スポンジクラムという細かく砕いたスポンジケーキでコーティング。新鮮な北海道産の小麦粉と卵を使ったスポンジを、職人がすべて手作業でまぶしています。

ひと口食べれば、ベイクドチーズケーキとレアチーズムースが口のなかで溶け合って、最高のハーモニーを奏でます。その食感は「奇跡の口どけ」と称されるほど！小樽を観光するならぜひ一度は味わっておくべきスイーツです。

木箱をイメージしたパッケージも可愛いので、北海道土産にすれば喜ばれること間違いなしですよ。お土産用は冷凍で販売されています。夏には半解凍の冷たい状態で、ひんやりチーズケーキにして食べるのもおすすめです。

3. スイートオーケストラわらく堂「おもっちーず」

「チーズケーキの革命」とまで言われたスイートオーケストラわらく堂の「おもっちーず」。「日本のチーズケーキ」をコンセプトに作られた、北海道発の新食感スイーツです。

四角い大福のような見た目のおもっちーずは、その名の通りお餅のように伸びるのが一番の特徴！その正体は特殊な製法で開発されたチーズで、中にはさらに濃厚なチーズケーキが隠れています。原料となるチーズや牛乳、生クリームは北海道産生乳を100%使用。味についても折り紙付きで、2011年には北海道加工食品コンクールで最優秀賞である北海道知事賞も受賞しました。

プレーンのほかにいちごやショコラがあり、一口サイズでいろんな味を楽しめます。北海道のお土産に買って帰れば、職場の同僚や友人などへのインパクトも抜群です。もちもち食感の不思議なチーズケーキをぜひ試してみてください。

4. ティンカーベル「チーズベーク」

道東の北見市にあるケーキ屋さん「ティンカーベル」は、昔ながらの焼チーズケーキ「チーズベーク」が人気です。オホーツク小麦を使用したパイ生地の上に、北海道産フレッシュチーズとフランス産クリームチーズ、それにオーストラリア産クリームチーズ2種を贅沢にブレンドしたチーズケーキが乗っていま。

濃厚ながら甘すぎない味わいがたまりません！独自の製法で中はレアチーズのようにとろとろ、表面はこんがり、パイ生地はサクッとした食感が楽しめます。チーズケーキというよりは、チーズパイという表現がぴったりの北海道スイーツです。

パッケージもシンプルで、北海道土産にすれば一目置かれること間違いありません。難点は、賞味期限は2日程度と短いこと。それでも冷凍販売はしないという「ティンカーベル」の職人さんのこだわりからも、おいしいものをおいしい状態でという思いを感じることができます。

5. ユーハイム・ノースハーベスト「カマンベールチーズケーキ」

ユーハイムの「ノースハーベスト」というブランドから販売されているカマンベールチーズケーキ。見た目は、市販のカマンベールチーズそっくりですが、薄いスポンジの中には濃厚でまろやかなレアチーズクリームが隠れています。ひとつひとつ手づくりで仕上られた、北海道限定の特製チーズケーキです。

1つ1つは6～7cmほどの大きさで、冷やして食べるのがおすすめ。口に入れると、ふわっとしたスポンジの先に濃厚なチーズとクリームの甘さが広がります。通販でもなかなか手に入らない商品なので、北海道のお土産にもオススメですよ。

6. ボーノボーノ「ケーゼ」

「ボーノボーノ」は、札幌市の円山公園近くの住宅街にあるチーズケーキ専門店です。お店の特徴は、なんといってもチーズケーキの種類が豊富なことです。ほどよい酸味のサワーチーズケーキやニューヨークチーズケーキのほか、ワインに合うようゴルゴンゾーラを使ったケーキ、濃厚な味わいが楽しめるエダムチーズケーキなどなど。そして季節限定の商品も加えて、常時15種類ものチーズケーキが用意されています。

なかでもおすすめなのが、一番人気の「ケーゼ」です。サクサクのクッキー生地の上に濃厚でクリーミーなチーズケーキが乗り、見た目はスタンダードなチーズケーキ。グランマニエを使用したほんのり柑橘系の香りが心地よく、あっさり柔らかでパクパク食べても重く感じることはありません。

ケーゼのほかにも美味しそうなチーズケーキが並んでいるので、どれを食べようか迷ってしまうことでしょう。併設のカフェで家族や友人と数種類のケーキを食べ比べてみるのもおすすめですよ。ちなみにボーノはイタリア語で美味しいという意味ですが、ケーゼはドイツ語でチーズのこと。チーズケーキはもちろん英語ですから、国際色豊かで面白いですね。

7. パティスリーシイヤ「エムセベイユ」

「パティスリーシイヤ」は、2014年にパティシエが選んだおいしいスイーツ店人気No.1に選ばれた札幌の名店です。北海道の雪をイメージさせる白を基調とした清楚な店内のショーケースには、チーズケーキをはじめ焼き菓子やマカロンなど、洋菓子が豊富に揃っています。

まるでアートのように並ぶさまざまなスイーツの中でも、今回注目するのはレアチーズケーキの「エムセベイユ」です。六角形のムース系のチーズガトーで、淡雪のようなきめ細やかな表面が特徴です。底はサクサクのココナッツサブレ、上にはブルーベリーを乗せ、肝心のチーズケーキの中にはブルーベリーのコンポートが入っています。「ふわっ」という表現がぴったりのチーズケーキで、口に運ぶと粉雪のようにすーっと消えてしまいますよ！

8. きのとや「焼きたてチーズタルト」

「きのとや」の焼きたてチーズタルトは、年間600万個も売れているという大人気商品です。食べたことはなくても、ビジュアルを見たことがあるという人は多いでしょう。

お店で作られているため、あたりは焼きたてのチーズタルトの香りに包まれます。ガラス張りの店内を覗くと製造過程も見られるようになっているため、購入時に並んで待っている間も楽しめます。

サクッとした食感のタルト生地で、その上にふわっと軽いチーズフィリングが絶妙な組み合わせ。温かいうちに食べるのがもちろんオススメですが、お持ち帰りやお土産でチーズタルトが冷めてしまった場合でも大丈夫です。オーブントースターで温めれば、できたてのサクサク感やふんわり感を楽しむことができます。食べ歩きにもちょうどよいサイズなので、テイクアウトで北海道の街歩きや、北海道土産としてもおすすめです。

9. ペイストリースナッフルス「チーズオムレット」

「ペイストリースナッフルス」のチーズオムレットは、名前のとおりオムレツのような食感のチーズケーキです。フォークでカットすると、トロっとした感覚。口に入れると、泡がシュワッっと弾けていくように溶けていきます。

材料にもこだわっていて、北海道七飯町大沼の新鮮な山川牛乳と、北海道産の卵を使用。冷凍は一切せず、毎日焼き立てを店頭に並べています。お土産としては賞味期限が短くなってしまいますが、おいしい状態でご家族や友人に届けてあげてください。

味はプレーンのほかに、ショコラや抹茶、メイプル、いちごなど全部で8種類あります。1箱4個入もあるで、職場などには数種類購入していくと話題性も抜群ですよ。

10. フラノデリス「ドゥーブルフロマージュ」

「フラノデリス」は、富良野プリンスホテルの麓にある洋菓子店です。こちらで瓶に入った「ふらの牛乳プリン」と並んで人気なのが、北海道産チーズに富良野産の小麦粉を使用したフロマージュシリーズ」です。

とくにおすすめなのが、ロングセラーの2層チーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」！下の層はクリームチーズを使ったベークドチーズケーキ、上の層はマスカルポーネを使ったチーズムースと、2層の違う味と食感が絶妙な組み合わせです。クリームチーズは函館産、マスカルポーネは別海産と、北海道の材料にもこだわっています。

ほかにも、ベルギー産のショコラを足したドゥーブルフロマージュショコラや、12種類の味があるスティック状チーズケーキのバトンフロマージュなど、フロマージュシリーズには気になるチーズケーキがいっぱい。北海道の人気観光地富良野へ来たら、ぜひできたてを食べに立ち寄ってみてください。

11. ファームデザインズ「うしさんのチーズケーキ」

釧路と根室を結ぶ国道44号線沿いにあるファームデザインズは、酪農家が経営するレストランカフェです。搾りたての新鮮な牛乳が作られるチーズケーキが、美味しくないわけがありませんね。

なかでも「うしさんのチーズケーキ」は、牛柄の模様が可愛らしいお土産にぴったりの一品！丸わっぱのパッケージに入っているのもポイントです。白黒の牛模様は、チョコレート生地で表現したもので、カットした断面にも現れます。牧場の濃厚な牛乳を使ったニューヨークスタイルのチーズケーキはずっしりとした重みがあり、食べがいもありますよ。底の生地はビターなココア味のクッキーになっていて、チーズケーキにアクセントをつけています。

ファームデザインズではほかにも、ヨーグルトレやマンゴーパッションのレアチーズケーキや北海道チーズケーキ、クラシックチーズケーキなど、たくさんの種類のチーズケーキを取り扱っています。うしさんのチーズケーキをお土産に、イートインで別のチーズケーキを味わってみるのもアリですね。

12. 清月「赤いサイロ」

北海道北見市の銘菓「赤いサイロ」。2018年の平昌オリンピックでカーリング女子日本代表チームがもぐもぐタイムで食べていたことでも有名になりました。北海道産素材を使用した、しっとりとした食感が自慢のこだわりチーズケーキです。1つ1つ箱のパッケージに入っているのでお土産にもおすすめです。

「赤いサイロ」は、どこか懐かしさを感じるパッケージデザインも特徴。甘さ控えめの牛乳とチーズのコクや旨みが相まって、しっとりとしていながら濃厚な味わい。まるでクリームチーズを食べているような感覚で、大人のチーズケーキという異名もあるほどです。

オリンピックで話題になって以来、入手困難になっている北海道の名物チーズケーキ。運よく見かけたらぜひ購入しておきましょう。

◎まとめ

北海道チーズケーキ12選をお送りしました。北海道旅行のお土産としても人気のチーズケーキ。今回ご紹介した北海道のお店は、どこもそれぞれこだわりのチーズケーキを作っています。北海道の恵みがたっぷり詰まったチーズケーキを、北海道の澄んだ空気を感じながら食べれば、思い出の1コマとなること間違いなしですね。北海道を旅行するなら、絶品チーズケーキを少し遠くまで足を延ばして食べにいっても後悔はしませんよ。北海道ならではのチーズケーキを、ぜひ現地で味わってみてください。

北海道の素材を使ったおすすめチーズケーキ12選！ふわっとろっを堪能！