神奈川でしか見ることのできない絶景!一度は見たいおすすめ11選

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神奈川でしか見ることのできない絶景!一度は見たいおすすめ11選

神奈川は首都東京の南側に位置しており、県内の政令都市は国内でも最大の3つもある主要な都市と言えるでしょう。神奈川は江戸から近い位置にあり、古くから栄えて発展して来てはいますが、多くの自然も残されている場所でもあります。今回はその中でも、他県では見ることのできない絶景をご紹介します。

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神奈川でしか見ることのできない絶景!一度は見たいおすすめ11選

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1. 天成園

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箱根湯本は、神奈川でも西方に位置している自然豊かな地域です。神奈川でも有名な箱根温泉の玄関口のひとつでもあるのです。周辺の地域は、絶景な場所の多いとされる富士箱根伊豆国立公園に指定されており、箱根湯本もこの箱根火山から恩恵を受けている温泉七湯のひとつです。神奈川の箱根湯本には滝の見られる有名な旅館「天成園」があり、この旅館の庭園内にその滝はあります。見学自由でどなたでも見に来ることが可能。手前が「飛烟の瀧」で20mほどの高さから、その力強い水しぶきをほとばしらせています。

この飛烟とは宙に舞う煙を意味しており、その奥側には「玉簾の瀧」という滝があり、玉すだれのような細かい滝が糸のように流れているのを見ることができます。多くの文人に愛されてきたこれらの滝ですが、特に歌人与謝野晶子はことのほかお気に入りだったそうで、幾度もこの地に足を踏み入れ宿泊しながらこの滝を愛でました。まさにここは神奈川の絶景旅館のひとつに数えられるでしょう。

2.八景島シーパラダイス

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神奈川県の横浜にある八景島は、埋め立てによる人工島です。古くからこの金沢地区は埋め立てによる開発が盛んに進められてきましたが、そのせいで横浜の水際線ではマリンレジャーで楽しむこともあまりできなくなってしまったのだとか。そのため、八景島を建設することによって、レジャースポットを復活させたという経緯があります。その眼玉とされる施設が「八景島シーパラダイス」という訳です。

八景島シーパラダイスには、水族館や乗り物のほか、ショッピング施設やホテル、マリーナなどと充実した設備も完備されており、滞在中にゆっくりと楽しめるようになっています。この八景島シーパラダイスには、4つの水族館があり、「海育」というものコンセプトにした「うみファーム」や、海の動物たちとのふれあいができる「ふれあいラグーン」、海底散歩でイルカたちの生態がわかる「ドルフィンファンタジー」、日本最大級の水槽「アクアミュージアム」で一日中楽しむことができます。

3.江ノ島

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江の島は神奈川の絶景地、湘南海岸から相模湾に突き出たように伸びている島で陸続きになっています。神奈川でも古くから景勝地として、江の島の名は全国でも有名で日本百景の地にも選ばれているほどです。周辺の地域はマリンスポーツも盛んで、拠点としての扱いもされているほど整備されています。絶景のダイビングポイントがあり、釣り船や船宿が多いのもこの江の島の特徴と言えるでしょう。

江の島で一番の絶景スポットは、この島の頂上にあります。頂上とは言っても、その標高は60m程度しかありませんが、急こう配の階段ですのでそれなりにしんどいものはあります。ですが、この場所には有料ですが、エスカレーターもありますので、こちらを利用すると良いでしょう。この先には高さ40mほどの展望台があり、そこから江の島を見渡す事ができます。天候のいい日を選ぶ事をお勧めしますが、それは西側に伊豆半島や箱根の山々、さらには富士山が見渡せるからです。東側には、鎌倉や三浦半島が見る事ができ、沖合には大島を望む事もできるという、まさに絶景の地点と言えるでしょう。

4.三溪園

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三溪園は、神奈川の横浜市中区にある絶景を誇った庭園の総称であり、原富太郎によって全国から集められたコレクションとも言えるものです。原富太郎は生糸貿易によって成功を収めた実業家で、古美術に関心を持って収集した日本の美術コレクターとしても、有名な人物です。茶人でもある彼は、17hもの土地に各地の建築物そのものを収集しており、国宝級の美術品を多数所蔵していたとされていますが、それらは戦時中や関東大震災によって被害を受け、戦後の混乱期には美術品が逸脱してしまうという不幸に見舞われましたが、建築物だけはかろうじて残されたのです。

それぞれの建物は伝統的で希少な日本家屋で、庭園と共に移築されています。臨春閣は、徳川吉宗が幼少の頃育ったと言われる「磐出御殿」とも言われており、障壁画や繊細かつ精巧な数寄屋風書院造りが見どころになっているほか、各部屋に配された見事な欄間も素晴らしく、こうした重要文化財とされるものを含めて、17棟もの日本建築物や貴重な三重塔を含めた見事な庭園を見る事ができます。四季折々の花々も楽しむ事ができるのも、まさに神奈川の絶景地ならではの事でしょう。

5.横浜中華街

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全国でも、絶景地の多い神奈川の横浜中華街ですが、こちらでは異文化を堪能できると言えるでしょう。この神奈川を含め、国内には長崎や神戸といった中華街がありますが、ここ横浜中華街が最大のものとして知られる事でしょう。古来中国では、王城などを築く際には城内に入ってくる邪なものを見張る為に、牌楼という門が作られました。この中華街にも10基もの牌楼が見られ、異国情緒を醸し出しています。

この横浜中華街では、年間を通じて様々なイベントが開催されている事を、意外とご存知ない方も多いでしょう。この中華街の一年の始まりは、2月の「春節」から始まる事になります。続けて「春節娯楽表演」が数日間にわたり開催され、「祝舞遊行」や春節の最終日には「元宵節燈籠祭」で締めくくられるのです。また3月には「媽祖祭」、4月には「媽祖誕」が行われ5月には「端午節」を始め、「横浜セントラルタウンフェスティバル」や「横浜ドラゴンボートレース」が行われる程の、見どころ満載の観光スポットなのです。7月以降にも、ほとんどの月ごとに季節に合わせたイベントがとり行われており、見るものを飽きさせません。

6.大涌谷

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大涌谷(おおわくだに)は神奈川の箱根火山にあり、今なお活発に動いている火山の地熱地帯で、噴気地帯と言える場所です。これらは3000年前の噴火の影響で出来たと言われる地形で、江戸時代までは生あるものを受け入れない場所とされており、「地獄谷」や「大地獄」とも呼ばれていました。現在ではあちらこちら整備されてきたおかげで、この絶景を間近に拝む事ができるようになっています。見所はやはり、殺伐とした大地に白煙と硫黄の匂いが立ち込める大涌谷の景色でしょう。

この場所の特異な風景に相まって彼方から見える富士山の光景は、神奈川でも随一の絶景と言えるでしょう。まさにその景色は、生と死を感じさせてくれる一抹の風景と言えるでしょう。周辺は温泉地でもあり、様々な効能を持った温泉の恩恵に預かる事ができます。この地の特産と言えば、誰もが知る「黒卵」ですが、現在ではその生産も復活しており、お土産物として購入する事ができます。黒くなるのはこの温泉地の鉄分と、硫化水素が反応して起こる現象で、中身は至って普通の温泉卵ですが、旨味も普通の卵より上との実証もされています。

7.報国寺

報国寺は神奈川の古都である鎌倉にあります。全国にも有名なのは竹林で、竹寺とも揶揄されるほど有名なお寺です。庭内を含め、お寺の境内敷地には1000本以上の孟宗竹が、しっかりと管理された佇まいを見せている場所です。竹林は全国にも多数存在しますが、管理されている竹林とそうでない竹林とでは全く違います。

雑然と放置されている竹林は、各々大小の竹が軒を連ね、その大きさも太さもバラバラですが、この場所の竹たちは整然と生えているのに、趣のある情緒を漂わせているのです。一度この竹林の美しさに浸ったならば、都会の喧騒も雑念も全てが忘却の彼方へと消えていく事でしょう。実はこの報国寺は、拝観料とは別料金ですが、竹林を眺めながらの抹茶を楽しめる場所でもあります。素朴な干菓子を摘んだあとは、禅の心にふれあってみてはいかがでしょうか。この報国寺は足利家と新田家の菩提寺でもあります。奥を行きますと、突然緑の中でぽっと浮かび上がるように、洞穴に掘られた足利家代々の墓が見えてきます。天下人の多くは、このようにいつかは滅びゆくもので、命の儚さを物語っているかのようです。

8.芦之湖

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神奈川の絶景地として有名な芦ノ湖ですが、芦ノ湖は立派なカルデラ湖です。火山湖との記述も見られますが、この芦ノ湖は火山の噴火で出来たものではなく、堆積物が溜まって出来た水蒸気爆発によってもたらされたものです。神奈川県下の湖でも最大の規模を誇る芦ノ湖は、絶景スポットとして人気があるだけではなく、周辺の地域には子供たちが喜んで遊べるような施設も完備されているのが、魅力のひとつだと言えるでしょう。

芦ノ湖の大きさを物語るように、箱根町や元箱根の箱根神社、箱根園に湖尻、桃源台と湖畔周辺には多くの絶景ポイントがあり、ほとんどの場所で名峰富士山を堪能できるという、まさに日本の代表する絶景地と言っても過言ではないでしょう。湖畔から出ている遊覧船や海賊船などの周遊もでき、季節を通してどの時期でもこの景観を満喫できるのが強みです。神奈川で回都市開催されている箱根駅伝も、この芦ノ湖が中心地であり、スタート地点とゴール地点も設けられていますので、まさしく年中楽しめる場所と言えるでしょう。

9.明月院

神奈川の明月院は、「紫陽花寺」として特に名高い絶景地ですが、元々は参道を整備する際に杭が足り無くなったため、それを補う意味でアジサイが植えられました。ご存知の方も多いかと思いますが、アジサイは挿し木がとても簡単で、発育も早い為に仕切りの為に多く植えられました。おかげで現在はその数数千本と言われるように、梅雨時には素晴らしい景色を演出してくれます。しかし、この明月院のアジサイだけではなく、春一番には蝋梅が咲き、春先には桜やボケの花がいろどり咲き乱れ、初夏にはアジサイを始め庭園には菖蒲やシャクナゲ、夏椿の花々が咲き乱れるのです。

秋には、紅葉に彩られ一層華やかな景色に飾り立てられる事で、神奈川のほとんどの季節において、絶景が拝める場所とされているのです。鎌倉幕府の執権として、「元寇の役」で有名な北条時頼の菩提寺としても知られており、墓所も拝む事ができます。また開創の祖として、関東管領であった山内上杉家の祖、上杉憲方もこちらには祀られており、珍しいやぐらと呼ばれる横穴墳墓も見る事ができます。

10.城ヶ島

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城ヶ島は、神奈川の自然が育んだ島の中でも最大規模の絶景の島です。周囲がほんの4km程度しかないほどの非常に小さな島で、三浦半島の最南端にあり、東京湾の玄関口に位置しています。周辺は鎌倉時代より風光明媚な場所として知られていました。現在でもその景色の見事さは健在で、神奈川の花の名所100選や景勝50選、さらには神奈川の公園50選にも選ばれているという、絶景の風景を見る事ができる場所なのです。

観光地としての歴史も古く、かの源頼朝公もこの地を幾度となく訪れており、馬上で笠懸という弓を用いて催した遊興場所である「遊ヶ崎」や、茶を淹れたり文を書く為に墨を研ぐ硯の水に使用したとされる「水っ垂れ」、頼朝の侍女が酒に酔ったとされる楽し気な逸話から、その名のついた「酔女ヶ浜」など城ヶ島各地にその由来を残しています。この地の特異な地形から奇岩と断崖などと見どころも各所にありますが、それぞれにコースしての道が用意されており、「北原白秋」も住んでいたこの地の素晴らしさを堪能できるようになっています。

11.大山

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神奈川の大山は、丹沢大山国定公園にある標高1200mの名山とも言える山で、神奈川の絶景ポイントの一つとして数えられています。富士山のように絶景の容姿である為に、古くから山岳信仰の対象とされており、山頂には大山阿夫利神社があり「大山祇神」が祀られています。大山では、修験場の霊山でもあり天狗信仰も盛んに行われていた事から、小天狗や大天狗の祠も見る事ができます。神奈川50選の景勝地としても知られており、その景色を見る為に多くの登山客がこの地を訪れています。

標高が高くありませんので、初心者でも比較的登りやすい山として知られており、ケーブルカーもありますので、登山も楽にできます。登山道も整備されていますが、急こう配も各所にありますので、登山に関してはしっかりとした装備でのお出かけをお勧めします。山頂は絶景なのは言うまでもありませんが、とくに秋口の紅葉は見事なもので、紅葉狩りを堪能する事ができるでしょう。山頂まで往復したとしても、3時間かからない程度なので、中学生以上お子さんなら十分に登る事ができます。

◎まとめ

神奈川は都心にほど近く、都会的な装いを持った地域も多く、東京湾を中心に活性化された地域の特色を持っていますが、それにもまして残されている貴重な風景も多く残されています。特に日本の象徴である富士山が望めますので、それを見渡す事の出来る地域のほとんどが、絶景地として親しまれているのです。

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