【2024年】関東の初日の出スポットをご紹介!|予想時間も要チェック◎

【2024年】関東の初日の出スポットをご紹介!|予想時間も要チェック◎

2023年は新型コロナウイルスが5類に格下げされ、まさにコロナ明け元年となりました。2023年も残すところもう少し。もうすぐ新年ですね!2024年はどうなるでしょうか?そして元日といえば、気になるのが初日の出でしょう。初日の出が早い伊豆・小笠原諸島を皮切りに6:50ごろまでには関東のほぼ全域で初日の出が拝められることでしょう。

この記事では、日本国内でも比較的見られる時間が早い南関東3県(東京・千葉・神奈川)と茨城県にあるスポット別で初日の出の出現時間について解説していきます。

ぜひこの記事を参考に初日の出に1年の幸福を願ってみてくださいね。

目次

【2024年】関東の初日の出スポットをご紹介!|予想時間も要チェック◎

目次を閉じる

2024年、初日の出はいつ昇る?最も早いのは東京都小笠原村(6:18ごろ)!

2024年に日本本土の平地で最も初日の出の時刻が早いのは千葉県銚子市の犬吠埼で6:46ごろです。なお、地球の地軸の傾きの影響で一般人が行ける日本最東端の北海道根室市の納沙布岬は1位ではなく、6:49ごろとなります。ちなみに富士山頂では6:42に初日の出が拝めますが、冬季はおすすめしません。

ちなみに「本土」でない離島であればもっと早く初日の出が拝めます。日本最東端の島である東京都小笠原村、南鳥島の初日の出時刻は驚きの5:27ですが、一般の方は上陸ができません。

一般の人が住んでいるという条件であれば、6:18ごろの小笠原諸島の父島にある「夜明山山頂」と母島の「小富士山山頂」が最も早く初日の出を拝められる場所となります。理論上は雲の量によってどちらが先になるのかは微妙なところです。

小笠原村では母島の中ノ平無線中継所の過去24時間の様子を配信しています。また、沖港の様子はyoutubeでライブ配信されています。沖港のライブ配信はこちら

千葉県の初日の出おすすめスポット!犬吠埼は本土最も早い6:46のご来光

千葉県からは2か所をご紹介!先に述べた「犬吠埼」と、もう1つのおすすめ「南千倉海岸」をご紹介します!
※小見出しの後ろに初日の出の予想時刻を記述。

◆犬吠埼(6:46ごろ)

犬吠埼の初日の出

犬吠埼の日の出時刻は6:46で、これは日本本土の平地では最も早い記録です。毎年手軽に、かつ早い初日の出を拝もうという観光客でにぎわいます。
初日の出の後は、銚子市の初詣スポットである「満願寺」や「飯沼観音(圓福寺)」のほか、銚子駅からJR成田線で成田駅まで行って、有名な成田山新勝寺(成田不動尊)まで1年の幸せをお願いにぜひお越しください。

◆南千倉海岸(6:56ごろ)

南千倉海岸

千葉県南房総市にある南千倉海岸もおすすめ初日の出スポットです。現実未明には新宿駅発午前2:30発の全席指定臨時特急列車「外房初日の出号」も運転され、車なしの方にも安心の観光スポットといえます。なお、こちらの初日の出時刻は6:56です。

また、付近の里見氏ゆかりの真言宗高徳院では、元日のみ500年宝燈を千倉海岸に移設して、初日の出大護摩・祈祷を行うので、初詣も同時に済ませられるのもポイントといえるでしょう。

茨城県の初日の出おすすめスポットは?日立駅の時間は6:49ごろ!

日立駅

2023年は都道府県魅力度ランキングでいつもの位置に戻ってしまった茨城県。2024年はどうなるでしょうか?そんな茨城県も魅力たっぷり!茨城からは「日立駅」と「大洗海岸」をご紹介!

上の画像にあるJR常磐線の日立駅は、「日が立つ」という縁起のよさだけでなく、朝日の美しさに定評がある駅です。日立市での初日の出の予想時刻は6:49ごろで、それまでに上り列車が6本(うち特急2本)、下り列車が3本やってきます。
レンタカーのほかにいわき駅~水戸駅の間に宿を取れば、列車で初日の出を拝みに行くこともできます。

アメリカまで続く太平洋から昇ってくる朝日は圧巻の一言!思わず感動してしまうこと間違いありません。

◆大洗海岸(大洗磯前神社、6:48ごろ)

大洗海岸の日の出

TOP画像の神々しい雰囲気の鳥居が気になった方も多いのではないでしょうか?この神社は茨城県大洗町、大洗海岸にある大洗磯前神社の「神磯の鳥居」です。年明けを迎えて初詣を済ませたら、6:48ごろ昇ってくる初日の出を待つだけ!
鳥居と朝日のコラボが美しさをとことん堪能あれ!

ちなみに近くの「アクアワールド茨城県大洗水族館」は年末年始も休まず営業しています!年末年始はクラゲやお魚さんたちに癒されるのもよいでしょう。

神奈川県の初日の出おすすめスポット!横浜の時間は6:50ごろ!

横浜の初日の出

神奈川県のおすすめ初日の出スポットをご紹介します!ハイカラな港町である横浜をはじめ、南には三浦半島、江の島の夜明けや西部には相模灘から昇る朝日が美しいです。
1年に1度の「除夜の汽笛」は横浜らしさあふれ、小田原市の根府川駅は東京から列車1本でアクセスできる初日の出スポット。なお、「除夜の汽笛」を聞いてから根府川駅にアクセスも可能です。

◆横浜大さん橋の「除夜の汽笛」は横浜が誇る感動イベント

みなとみらい・大さん橋にいると聞こえる「除夜の汽笛」は、港町「横浜」に暮らす「はまっ子」たちの年末年始の風物詩です。1月1日午前0時0分0秒に大型客船から鳴らされる汽笛は、海を見ることが困難な新横浜や鴨居、戸塚といった地域でも聞くことができます。これらの地域は大さん橋と同じ横浜市内とはいえ海から遠く、汽笛を聞く機会はめったにないので、この時ばかりは除夜の汽笛によって「日本有数の港がある都市に住んでいる」ことを実感させてくれます。

横浜市の小中学校で歌われている『横浜市歌』の一節に「されば港の数多かれど この横浜に勝るあらめや」と歌われているのも納得です。

1996年には当時の環境庁が制定した「残したい日本の音百選」にも選定されており、明治の時代から150年以上この風習が続いています。

◆横浜港「大さん橋客船ターミナル」で『横浜市歌』に歌われた世界観を実感!

ベイブリッジから昇る初日の出

先ほどご紹介した森鴎外作詞の『横浜市歌』の1番は「わが日の本は島国よ 朝日かがよう海に 連なりそばだつ島々なれば あらゆる国より舟こそ通え」という歌詞ですが、簡単に現代語訳すれば、「日本は島国なので、島々が連なっていて、朝日輝く海にあらゆる国々から船がやってくる」という意味になります(最後が「係り結び」なのがポイントです)。

その世界観を実体験するのにおすすめなのが、横浜港「大さん橋客船ターミナル」です。大さん橋の東には横浜ベイブリッジがあるので、現代的な景観であるベイブリッジと何千年も変わらない太陽との対比が美しいといえるでしょう。

朝日輝く海に港に出入りする船の数々は、『横浜市歌』の世界観そのもの。私たちの暮らしを支える品物がこの港から入ってくるので、明日の日本は横浜から始まるといっても過言ではありません。
ちなみに横浜港の初日の出の時刻は6:50ごろですが、横浜ランドマークタワーの最上階付近では6:47に拝めます。

◆JR根府川駅(6:51ごろ)

JR根府川駅

JR小田原駅から2つ熱海寄りにあるのが、JR東海道本線の根府川駅です。JR東日本が管轄する東海道本線の駅で唯一の無人駅で普段はひっそりとしていますが、実はこちらの駅から眺める朝日は美しいと評判を呼び、正月は下り電車が停車するホームに人々が集まります。

2023年大晦日~元日の東海道本線は終夜運転を行いませんが、上り列車(東京方面)の始発は朝4:49で、下り電車は6:00、6:30、6:52の3本があります。特に東京駅5:20発の電車に乗れば、電車が根府川駅に到着した瞬間、6:51に昇る初日の出が地平線から顔を出すという奇跡が起きるかもしれません。

東京都の初日の出おすすめスポット(23区外編)

お待たせいたしました!最後にご紹介するのは東京都です。先ほども述べた通り、日本で最も初日の出が早いのは南鳥島で5:27ですが、一般の人が拝めるのは6:18ごろです。
小笠原行きの船は12月31日には出ないので、大晦日に思い立って行けるのは八丈島でしょう。
そして、東京の西の端、高尾山からは、新宿・渋谷のビル街の方向に初日の出が昇る感動的な風景が見られます。

東京の人がほとんど知らないという「東京都歌」の最後も「大東京 今日もあけゆく」という歌詞で終わるように、東京は時代の最先端という意味でも、気象的にも1番最初に1日のはじまりを迎えるのです。

◆小笠原諸島・父島「夜明山」(6:17ごろ)

父島の夜明け

そして、先ほど「日本本土の平地では最も早い記録」と述べましたが本土でない離島では小笠原諸島の父島の初日の出時刻6:17です。最も早く初日の出が見られる父島の山の名前が「夜明山」というのも狙って名付けられたのかもしれません。

日本一早い海開きは、元日に小笠原で行われます!1年中泳ごうと思えば泳げるのですが、1月の海は少し冷たいので、4~6月ごろまでウェットスーツは必須です。
ちなみに夏日が観測された最速記録を持っているのも小笠原で、2024年の元日には南鳥島で夏日が予想されています(※2023年12月29日時点の情報)。

◆八丈島(八丈富士山頂、6:40ごろ)

八丈富士の朝焼け

父島は船での所要時間が24時間なので現実的ではないかもしれませんが、八丈島なら羽田から飛行機で約1時間!12月31日当日も八丈島付近の気象条件さえよければ一飛びで行けます。

八丈島の初日の出時刻は6:43ごろですが、八丈富士(西山)山頂では6:40には初日の出を拝められます。
そんな八丈島は「常春の島」といわれていますが、それでも寒いという方には「末吉温泉みはらしの湯」で温泉に入浴しながら初日の出を眺めるのがおすすめです。普段は10:30から営業ですが、元日に限っては5:30から営業しているので、体を温めながら初日の出を待つことができます。

◆高尾山(6:50ごろ)

高尾山から都心を臨む

ギネスブック®によって、世界一登山者が多いとされている高尾山は、2024年の幕開けにもふさわしい山といえるでしょう。ちょうど新宿などのビル街から昇ってくる初日の出は、日本の明日を担う首都である「東京」の夜明けを感じさせてくれるでしょう。

気温は1桁のことがほとんどなので、暖かい服装でお出かけください。

東京都の初日の出おすすめスポット(23区内編)

羽田空港の日の出

東京から遠出しなくてもいい、23区内のおすすめ初日の出スポットをご紹介します。東京ゲートブリッジ周辺や24時間眠らない国際空港である、羽田空港など、フォトジェニックな場所が多いのが特徴です。

◆東京ゲートブリッジ(6:51ごろ)

東京ゲートブリッジの日の出

2021年の東京オリンピック・パラリンピックの舞台の1つとなった、江東区の海の森と同じ江東区の若洲を結ぶのが「東京ゲートブリッジ」です。車では渡れますが、徒歩は若洲側からのみで、しかも海の森・中央防波堤側には渡れないのでご注意ください。

◆意外と穴場な東京の埋立地(6:51ごろ)

中央防波堤外側埋立地から見る東京ゲートブリッジの朝焼け

東京ゲートブリッジの橋の上からも初日の出は拝めますが、お台場の暁ふ頭公園や若洲、中央防波堤外側埋立地・大田区令和島などからも眺めることができます。なお、中央防波堤は、橋・トンネルが全て自動車専用のため自動車またはタクシー必須(都営バス「波01」系統もありますが、間に合いません)です。
2024年度末には中央防波堤地区に「海の森公園」が開園予定、新たな初日の出スポットになる見込みとなっています。

城南島海浜公園の日の出

海の森(中央防波堤)から渡った先の大田区の城南島海浜公園や同じ大田区の京浜島つばさ公園もなかなかの初日の出スポットです。

◆羽田空港(6:50ごろ)

羽田空港 穴守稲荷

24時間眠らない空港、羽田空港は1月1日を迎えるその瞬間も第3ターミナルが稼働しています。ちなみに1月1日最初に出発するのは、ANAのジャカルタ行きとクアラルンプール行き、エミレーツ航空のドバイ行きの3便です。

羽田空港の初日の出時刻は6:50頃ですが、国内線の6:00、6:15の札幌/新千歳行きなど十数便は初日の出の時間にちょうど上空を飛んでいるほか、第2ターミナルの展望デッキからは飛行機と初日の出の素晴らしい共演が見られます。

フォトジェニックな光景を狙うなら羽田空港の旧穴守稲荷神社大鳥居がおすすめです。

◆穴守稲荷神社&羽田神社で初詣もバッチリ

羽田神社の絵馬

羽田空港周辺には穴守稲荷神社や羽田神社といった神社があり、羽田空港ともゆかりの深いスポットになっています。
穴守稲荷は商売繁昌・家内安全・心願成就・病気平癒・交通安全・厄除開運といったご利益があるとされています。

多摩川の堤防が破れないことを願うために「穴」から「守る」で「穴守稲荷」という名前となったことから、穴守稲荷は厄除けのパワースポットとしても注目されています。

一方の羽田神社の航空御守は、航空関係者や旅行者だけでなく、飛行機は「落ちてはいけない」ことから受験生にも人気です。飛行機の柄が入った御朱印も見逃せません!

◎良い新年を迎えよう

今回は南関東(東京+千葉+神奈川)を中心に茨城を加えて初日の出スポットをご紹介いたしました。次の旅行はどこに行こう…?と考えるだけでワクワクしますよね。そんな未来に希望が持てる旅をskyticketはこれからも提供していきます。
良いお年を!

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

横浜でおすすめの記事

横浜のアクセスランキング