るろうに剣心の聖地はどこ?|ロケ地やゆかりの地をご紹介

るろうに剣心の聖地はどこ?|ロケ地やゆかりの地をご紹介

大人気漫画「るろうに剣心(略称:るろ剣)」シリーズの聖地について、アクセス方法や観光ポイントをご紹介します。

るろうに剣心は90年代後半に、週刊少年ジャンプで連載されていた作品です。当時のジャンプ内で断トツクラスに高い人気を誇り、アニメ化、実写映画もされました。

どの媒体でも大人気作品となったるろうに剣心。連載期間は5年ほどでしたが、明治時代の日本を舞台にしていることから聖地となっている場所が複数あります。

そんな「るろうに剣心の聖地」とは、どこにあるのでしょうか?以下で詳しくみていきましょう。

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るろうに剣心の聖地はどこ?|ロケ地やゆかりの地をご紹介

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るろうに剣心とは?

るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-とは、1994年から1999年の間に週刊少年ジャンプで連載された「時代劇漫画」です。その後時を経て、2017年からは続編である「北海道編」が連載を開始しました。

るろうに剣心は少年誌としては珍しく、明治時代を描いた「歴史物」であり作中の事件や登場人物は史実のものとリンクしています。

現実の日本を舞台としている点や斬新さ、そして作品としての完成度が高く人気を集め、全世界で7200万部を売り上げています。

最終回で次世代の看板漫画と交代?

余談ですが「るろ剣」の最終回が掲載された1999年43号は、なんと後に本誌の看板作品となる「NARUTO」の連載が開始された号です。この後、ジャンプは二度目の黄金期を迎えることとなります。

るろうに剣心連載当時のジャンプは一時代を築いた看板作品が続々と連載を終了し、黄金期と比べて落ち着いた時期となっていました。「るろうに剣心」はこの時期を支え、作者には「ジャンプが沈まないように次の時代に繋げたい」という気持ちがあったそうです。

一時代を築いた漫画と一時代を築く漫画。始まりと終わりが重なったのは偶然ですが、まるで作者の願い通り、次世代へとしっかり受け継がれた感じがしますね!

るろうに剣心の聖地とは?

るろうに剣心 聖地

るろうに剣心は明治維新から10年後、幕末時代に人斬りとして活動していた「緋村剣心」が、ひょんなことからヒロインである「神谷薫」の神谷活心流道場に居つくようになり、道場や周囲の人を守るために戦う……というのが大筋のストーリーです。

物語は大きく4章にわけられます。1章・3章はこの道場のある東京。2章は京都、4章は北海道が主な舞台です。フィクションではありますが舞台は史実なので、実際に聖地として巡礼できるスポットも現存しています。

実写映画のロケ地が聖地に!

実際に作中で登場した場所の他にも、2012年以降に公開された実写映画シリーズのロケ地も聖地として数えられ、SNSでは実際に聖地巡礼をしている方も見られます。

実写映画版は豪華な俳優陣で話題を集め、迫力のあるシーンの連続から時代劇とは一線を画した作品として大成功。原作とはまた別の新規ファンを獲得しました。

【るろ剣の聖地①】浅草寺

るろうに剣心 聖地 濡れ仏

最初にご紹介する「るろ剣の聖地」は、都内でも有数の観光スポットとして名高い「浅草寺」です。

浅草寺が登場するのは、OVA(テレビ放送とは別)で公開された「追憶編」の第一幕です。るろうに剣心は時代劇ベースの作品でありながら、映像で確実にここだとわかる場所はそれほど多くありません。ただしこのOVAで登場した浅草寺は境内をしっかりと描かれており、「濡れ仏」こと「二尊仏」もしっかり登場します。

アニメだとあくまでフィクションなので現実離れしがちですが、当時から今まで実際にあるものが映像化されると、現実世界と繋がっているように思えますね!

最寄りの浅草駅には東武線や東京メトロ、都営地下鉄線の駅でもあります。地方から訪れる場合、羽田空港への航空便を利用するのが便利です。

【るろ剣の聖地②】八幡掘

るろうに剣心 聖地 八幡掘

「るろ剣」の聖地、続いてご紹介するのは「八幡掘」です。こちらは滋賀県、近江八幡市に位置する、和風な都市景観が残るスポットになります。

和風な建物と、それに挟まれる運河。一見して江戸時代がそのまま写されたような景観で、いかにも時代劇映画のロケ地に使われそうですが……この地は実写映画版で、神谷活心流道場の近くという設定で登場。剣心が小舟で下っていくシーンはこちらで撮影されているとのことです。

全国各地に「タイムスリップを体験できる」スポットがありますが、この八幡掘は飲食店などが充実しており、ロケ地以外の楽しみがあることで人気です。

実際の道場は東京府が住所

神谷道場は東京府内の下町にあった設定となっていますが、実は明確にどこにあったのかは明らかになっていません。

作中に登場する「赤べこ」は浅草にあり、そこから徒歩へと行ける距離であるなどヒントとなる情報はあります。

作者曰く、同じく町道場として知られた「試衛館(近藤勇の道場)」近くで、かつ浅草まで徒歩圏内ということで、現在でいう本郷・根津周辺としています。

【るろ剣の聖地③】油日神社

るろうに剣心 聖地 油日神社

続いては、実写映画版で重要なシーンのロケ地として登場した神社、「油日神社」をご紹介しましょう。

「油日神社」は滋賀県の甲賀市に位置する神社です。映画版最終作である「The Beginning」の物語上で、剣心の今後の運命を左右する重要なシーンとなっています。

この神社、創建は不明ですが1,000年以上の歴史があり、楼門・東回廊・西回廊・拝殿・本殿は室町時代から現存します。いずれも重要文化財に指定されており、フィクションながら剣心たちが登場した幕末の時代も経験してきました。

古くから残る社寺として独特な空気感が漂い、何百年変わらない景観を楽しめるのが魅力となっています。

なお最寄り駅は「JR油日駅」ですが、徒歩30分の距離があります。道が複雑なので迷わないように注意しましょう。

【るろ剣の聖地④】彦根城

るろうに剣心 聖地 彦根城

続いても実写映画のロケ地として話題になった聖地、「彦根城」をご紹介しましょう。

彦根城は「現存十二天守」と呼ばれる、江戸時代当時から天守が残っている貴重な史跡です。希少性から世界遺産候補にもなったお城で、お城周りの雰囲気はもちろんのこと美しい天守閣は必見。天守だけでなく附櫓を始めとする櫓群も現存し、いずれも重要文化財となっています。

この彦根城、実写映画版ではとある重大な人物が、作中の人物に襲撃された舞台として登場しました。登場人物たちはフィクションですが、現実の歴史的にも重要な事件となったためインパクトが強いシーンの一つです。

上記までご紹介した聖地は浅草寺を除いて滋賀県に集まっており、1日か2日で巡りやすくなっています。同じ県に集まっていると言ってもそれぞれ距離があるのでレンタカーの利用もおすすめ。彦根城の最寄り駅はJR彦根駅で、駅から降りて一本道、徒歩10分ほどでお城まで到着します。

【るろ剣の聖地⑤】蒼柴神社

るろうに剣心 聖地 蒼柴神社

続いてご紹介する聖地は「蒼柴神社」です。本編に登場したわけではありませんが、こちらは主要人気キャラクターの名前の由来となった神社です。新潟県長岡市に位置します。なお、原作者である和月伸宏さんはこの長岡出身の方です。

作者の故郷かつ、社名を由来としたキャラクターである「四乃森蒼紫」のゆかりの地ということもあり、るろ剣ファン(蒼紫ファン)にとっては定番スポットの一つとなっています。作中でも美形キャラなので、当時から女性ファンが多いことも人気に拍車をかけているようですね。

蒼柴神社はペット神社としても知られます。長岡藩のお殿様、「牧野忠辰公」が可愛がっていた愛犬「しろ」が祀られており、愛犬守も頒布されています。

最寄り駅は「JR長岡駅」。徒歩では距離があるので、駅東出口からタクシーを使うのがおすすめ。8分ほどで到着します。30台分の境内駐車場があるので、車でアクセスするのも良いでしょう。

【るろ剣の聖地⑥】彌彦神社

るろうに剣心 聖地 彌彦神社

彌彦(やひこ)神社もまた、作中に登場したスポットではないものの、登場人物の一人である「明神弥彦」の名前の由来となった「るろ剣の聖地」とも呼べる神社です。 新潟県、西蒲原郡弥彦村に位置しています。
「弥彦」は作中時10歳の少年キャラで、戦闘員ではないものの幕末を生き延びた剣豪相手にも物怖じしない度胸を持っており、後に剣心から信念を託されるまでに成長します。

彌彦神社の創建について、詳しいことはわかっておらず神話の時代にまで遡るとのこと。祭神は「天香山命(あめのかごやまのみこと)」です。製塩、稲作、養蚕などの産業を同地に伝え、越後の国造りに携わった神として祀られています。周辺は鎮守の森があり、静かでかつ神聖な空気が漂っているのがポイントです。いつ訪れても景観を楽しめます。

アクセスは「JR弥彦駅」から徒歩10分~15分ほど。無料駐車場もあるので、車でのアクセスも可能です。弥彦駅は一見して駅舎に見えない外見で、まるで神社のような見た目となっています。電車で訪れた際はこちらも注目です。

蒼柴神社、彌彦ともに新潟県内にあります。県内を移動する場合はレンタカー利用がおすすめです。skyticketでは新潟県内・長岡市内における最安値を検索してご利用頂けます。

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