2022年のサッカーW杯開催都市として注目を集めているカタールのドーハ。そのドーハのハマド国際空港を拠点としているのがカタール航空で、スカイトラックス社が実施する「最も素晴らしい航空会社」の1位を2021年に受賞するなど、おもてなしやサービス面で高評価です。
カタール航空は日本から直行便のないアフリカや南米はもとより、パリやロンドン、ニューヨークなどへも就航。ハマド国際空港での乗り継ぎも便利です。
気になるカタール航空の日本線は2022年3月現在、東京(成田)からハマド国際空港へ運航しているほか、新型コロナ前は東京(羽田)からも運航しており、将来的には大阪(関西)にも就航計画があります。
カタール航空が本拠地とするドーハ・ハマド国際空港は2014年に開港。前述のスカイトラックス社の世界空港ランキングでは2021年首位に輝きました。
今回はカタール航空とハマド国際空港の魅力、ラウンジ情報を解説します。
目次
【顧客満足度世界一】カタール航空とハマド国際空港をご紹介
カタール航空とは?
The stunning city of Osaka will be the third Japanese gateway in #QatarAirways’ rapidly-expanding global network.
— Qatar Airways (@qatarairways) September 16, 2019
Read more at https://t.co/JAWAcWC2wd #OsakaTogether 🇶🇦🛫 🇯🇵 pic.twitter.com/PmKiUHFebn
中東カタールの国営航空であるカタール航空(QR)が誕生したのは1993年で、日本には2005年に関西国際空港に就航しました。2010年には成田空港に就航、2014年には旧来のドーハ空港から現在のハマド国際空港に移転し、路線網を急拡大。同年には羽田空港にも乗り入れています。関西国際空港からは1度撤退しましたが、コロナ禍後に再度乗り入れる予定となっています。
カタール航空が所属する航空連合(アライアンス)はワンワールドで、日本航空(JAL)やアメリカン航空などと同じです。したがって、JALなどのマイルをカタール航空の搭乗でためること(逆も可能)もできます。ワンワールドサファイアやエメラルドといった上級ステータスも生かせますよ。
カタールは産油国のため、燃油サーチャージが非常に安いのが特徴で、原油が高いときでも安価にチケットを入手可能です。
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▼世界各地へアクセス網が充実!
成田空港からドーハ・ハマド国際空港までの所要時間は約11時間半~12時間、反対方向は偏西風に乗れるので9時間半~10時間半ほど(2022年3月現在)です。
成田からロンドンまでは乗り継ぎ時間を含め約23時間、パリまで約22間半、サンパウロまで約29時間半で到着(乗り継ぎ待ち時間含む。2022年3月現在)します。日本から直行便のないジョージアのトビリシやチェコのプラハ、南アフリカのヨハネスブルクやモロッコのカサブランカへも快適にアクセス可能です。
▼好評のカタール航空のビジネスクラス
カタール航空の飛行機はファーストクラス(一部)・ビジネスクラス・エコノミークラスから構成され、ドアが付いたプライベート感満載のビジネスクラスシート「Qsuite」はお客様の口コミ・レビューの評価も上々です。
客室乗務員(CA)も日本発着路線には日本人や日本語がわかる乗務員が複数常務しているので、安心ですね。
▼機内食&エンターテイメント、アメニティも充実!
カタール航空の機内食やっぱり美味しい😍 pic.twitter.com/jDqsiGVCX4
— たかぼう (@takabow0316) July 14, 2021
機内食は、イスラームの教えに則り豚肉等の入っていないハラルフードを使用しています。なお、ワインなどのお酒はあるので安心してくださいね。
機内エンターテイメントも充実し、機内誌も読むことができたり映画を楽しむこともできます。Wi-Fiも8MBまで無料(有料でアップグレード可能)で、機内でインスタ等を投稿するなどインターネットも可能です。
アメニティにはInstitut Karité Parisのリップクリームを採用するなど、細やかな気遣いも見て取れます。
快適にステイできるハマド国際空港
カタール航空のハブ空港であるハマド国際空港は、ウルス・フィッシャー氏が製作した巨大なクマのぬいぐるみがそびえる空間が印象的です。ここで写真撮影をする人も多いのだとか。
ハマド国際空港のターミナルはAからEまであり、その規模の大きさをうかがわせます。そんなハマド国際空港には滞在を楽しめる工夫が多数あります。
お店もストールやデーツの実などカタールならではのお土産、カタール航空のおもちゃ等がそろう土産物店やスタバなどの喫茶店・カフェ、バーガーキングなどの飲食店などバラエティに富んでいます。免税店はグッチやディオールといった名だたるブランドが集結し、お買い物も楽しいですよ。
ハマド国際空港の乗り継ぎエリア内にはトランジットホテルもあり、乗り継ぎ時間の長い方に最適です。新型コロナ禍の前は8時間以上乗り継ぎ時間がある方向けに無料ホテルのサービスもありましたが、2022年3月現在中止されています。
▼空港内のトランジットホテル
ハマド国際空港のラウンジ情報
何度もドーハに来ていながら、一度も足を踏み入れられなかったアル・ムルジャン ビジネスラウンジ。
— ちょろ母@‘22〜海外復活、’23〜キュナード修行も復活! (@Chorouzu1017) July 18, 2019
噂には聞いてたけど、その広さとラウンジ内の池(!)にビックリ!(^◇^;)
さすがに朝3時半にはシャワーはすんなり入れました。
5時を過ぎると、一気にお客様が増えてガヤガヤと…(⌒-⌒; ) pic.twitter.com/FYDDBWS3Vw
はぁ、やっぱ何度とないチャンスだし利用することに。オリックスラウンジ。受付のお姉さんが日本語喋れて
— Miki Kogure (@g00gure) February 25, 2017
「中では何も払う必要がないの!楽しんでね!」って。
奥に何やらご飯とかあるけど、あまりにラグジュアリーなのでひよって、手前の方でスプライト飲んでるW pic.twitter.com/00JW2AHcYd
ハマド国際空港には、贅を尽くし感嘆のため息がもれるファーストクラス限定の「アル・サファ ファーストクラスラウンジ」をはじめとして、1万平方キロメートルの面積を誇るビジネスクラス・ファーストクラス限定の「アル・ムルジャン ビジネスクラスラウンジ」、カード会員用の「アル・マハ ラウンジ」と「オリックスラウンジ」計4つのラウンジがあります。
「アル・マハ ラウンジ」と「オリックスラウンジ」の2つに関しては、料金を支払えば「アル・マハ ラウンジ」は4時間まで、「オリックスラウンジ」は6時間まで滞在できます。ラウンジではアルコールを含むドリンク・食べ物の提供やシャワールームもあるので、乗り継ぎの際にリラックスするのにおすすめです。
乗り継ぎの時はカタール入国も視野に入れよう
乗り継ぎ時間が5時間以上あれば、カタールに入国してドーハの街を観光することもできます。ドーハ市内ならばお手頃なホテルも多いので、こちらで宿を探すのも良いでしょう。
ドーハのスカイチケット観光ガイドとおすすめホテルは以下をご覧ください。
▼ドーハのおすすめスカイチケット観光ガイド
▼ドーハのおすすめホテル
ちょっと贅沢な空の旅へ
優れたおもてなしや設備が好評のカタール航空やハマド国際空港の魅力について解説してきました。カタール航空を使えば日本から直行便のないアフリカや中東、南米の都市をはじめ、ヨーロッパにも快適アクセスが可能です。日本からドーハ乗り継ぎで行ける都市は順次拡大中なので、カタール航空のこれからに期待です。
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