【2021花火大会】全国の開催状況は?人気花火大会の最新情報まとめ

画像出典:花火 / PIXTA(ピクスタ)

【2021花火大会】全国の開催状況は?人気花火大会の最新情報まとめ

2021年も花火大会の季節がやって参りました。2020年は新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止となり、本年度も続々と中止となった花火大会が増えています。
 
ただしそんな状況下でも、いくつかの花火大会は開催が確定、または既に開催された花火大会も全国にチラホラ。シーズンである8月開催予定の花火大会も何カ所か確認でき、まだ完全に「ナシ」となったわけではありません。

本記事では2021年夏、各所花火大会の開催状況や特徴について詳細情報を記載しています。この夏は花火を見に行きたい!という方、是非本記事を参考に足を運んでみてください。

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【2021花火大会】全国の開催状況は?人気花火大会の最新情報まとめ

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2021年花火大会の開催状況

2021年の花火大会、開催状況は少し苦しくなっています。7月~8月と言えば例年は各地で花火大会が開催される季節。2021年も多くの花火大会が開催予定でしたが、昨年に引き続き多くのメジャー花火大会スポットは先んじて中止が決定しています。
 
都内では隅田川花火大会、群馬では第47回高崎大花火大会なども中止と発表。地方の花火大会も殆どが中止・延期とされ、2021年に例年通りの花火大会を開催しているスポットは全国でも限られているようです。ほか開催すれど、無観客やライブ配信を前提とした花火大会も散見されます。

したがって有名・人気な花火大会に限らず、開催が確定している花火大会をチェックする必要があるでしょう。

【北海道】ルスツリゾート花火大会

ルスツリゾートは北海道南部の観光地である洞爺湖よりやや北、冬季は北海道最大のスキー場として賑わう山地のリゾート。天候の良い日、周辺は羊蹄山などの山々を眺める景勝地としても人気で、あまり夏に訪れるイメージは強くありません。

ただし夏季にはこのルスツリゾートで花火大会が行われており、2021年も既に花火大会が開催されています。

花火の打ちあがる時間は約10分ほどで、計1200発の花火が打ちあがります。規模がとても大きいわけではありませんが、その分を花火の演出でカバー。夏の暑さを和らげたいリゾート地で一見の価値がある花火と言えるでしょう。

【青森】第41回八戸花火大会(※規制アリ)

八戸花火大会は例年青森八戸の漁港で1年に1度限り開催されている花火大会で、打ち上げられる花火の総数は約6000発、夕方から夜の1時間、圧巻の迫力が夜空を包みます。

2021年の八戸花火で打ち上げられるのは、尺玉にスターマインなど新型コロナウイルス終息の願いが込められた特大花火たち。大迫力の演出が夜空を鮮やかなものに染めあげてくれるでしょう。

なお八戸花火大会は事前予約制で、有料座席のみの見学が可能です。ネット販売はしておらず、八戸市内のローソンでのみ購入可能となっています。県外の方は手に入れにくいので注意しましょう。

【埼玉】西武園ゆうえんち

埼玉南部西武ゆうえんちの夜空で、轟音と共に満開の花が咲き乱れる!
やや外出自粛が続けられる関東の2021年夏、すでに花火大会が始まっている場所が存在。所沢市にある西武ゆうえんちでは、7月15日より期間中毎日花火大会をしています。

開催期間は9月5日の日曜日まで。8月中も平日・休日問わず、空が暗くなると鮮やかな花火が打ちあがります。もちろん、西武ゆうえんちへ訪れたついでの鑑賞でもOK!有料になりますが観覧席は2種類あり。すぐ目の前で見えるエリアか、座っての観覧ができる席のいずれか。枚数限定でネット販売もされているので、チケットを予め購入しておくと良いでしょう。

約15分という短い時間ですが、園内では太鼓とダンスによる凝った演出と共に数々の花火が打ちあがり、ラストではゴジラ襲来の緊急放送(!?)と共にフィナーレ。毎日やっているとは思えないクオリティです。一瞬で夜空を鮮やかな色彩に変える花火をお楽しみください。

【山形】山形大花火大会

山形大花火大会は毎年行われている県内でもトップクラスに人気な花火大会です。例年は40万人が集まって約1時間強の時間1万発の花火が夜空を埋め尽くします。
 
2021年は無観客での開催が決定され、花火大会の様子はネット上でLIVE配信される予定とのこと。YouTubeの動画では、ドローンカメラでの撮影で上空から炸裂する1万発の花火をご覧頂けます。▽前回花火大会のドローン映像。
 
LIVE配信だからこそ楽しめる新しい花火鑑賞の形。映像とはいえ、直接見るものとは違う迫力と感動に期待。混雑を一切気にせず、自由なスタイルで山形花火大会の映像を鑑賞しましょう。

【栃木】りんどう湖花火大会

2021年夏に開催されている花火大会スポット、続いては栃木県那須高原にある「那須高原りんどう湖ファミリー牧場」で開催されている花火大会です。
 
本年7月の間も既に開催され、8月、9月も引き続き花火大会が継続が発表。有料観覧席のチケットも販売され、徹底された感染症対策の中で夏の夜空を彩ります。
 
8~9月の間は計9日間で花火大会を開催。テーマは「笑顔」と「感動」。約3500発の花火が打ちあがり、夜空だけでなく水面までもが色彩豊かなものに変化!迫力のある夏の風物詩を鑑賞しましょう。
なお、花火大会開催日は駐車場料金が有料となります。開催予定や日時の変更もあるので、実際に訪れる前にホームページなどで確認しておくのが確実です。

【静岡】 伊豆多賀温泉海上花火大会

続いて紹介するおすすめの花火大会は、熱海市の南部多賀エリアで開催される「伊豆多賀温泉海上花火大会」です。多賀エリアは「来宮駅」の次、「伊豆多賀駅」が最寄りとなっています。

熱海で花火といえば毎年10回以上が開催される、熱海海上花火が名物。しかし今年は8月上旬までの予定が中止となり、代わりに伊豆多賀温泉の花火が注目されています。

こちらは8月12日(木)のみ、約20分間開催されます。徒歩の場合は多賀駅から5分ほど、駐車場は300台まで無料です。ただし道路は混雑が予想されるので、電車での移動が推奨となっています。注意しましょう。

【岐阜】明智町納涼花火大会

2021年の花火大会、東海地方は比較的開催しているところが多めです。岐阜県で開催される「明智町納涼花火大会」もその一つで、こちらは岐阜県西南部の恵那市明智で開催される花火大会になります。

開催は8月14日の土曜日。時間は19:30~20:00と30分から40分ほど、約1000発の花火が岐阜の夜空を賑やかに。規模としては大きくありませんが、のどかな街でより近く感じる花火は穏やかなお盆の一日を彩ってくれることでしょう。

明智のエリアは恵那市の中心から南にずれています。電車でのアクセスはしにくいので注意してください。

【和歌山】SHIRAHAMA2021花火ラリー

例年9万人が訪れる和歌山の花火大会。2021年も開催が決まりました。7月の上旬から既に開催されており、8月も1日の大会含め計5回開催予定です。

花火会場である白良浜は和歌山県の南部に位置。規模を分散した花火イベントであり、各回40分ほどで約800発の花火が打ち上がります。色彩豊かな花火に思わずうっとり。夏の風物詩をゆったり楽しんで思い出に残しましょう。 

【長野】諏訪湖祭湖上花火

2021花火大会の全国的な開催状況は、海上やテーマパークなどで楽しめるケースが多め。もともと人気が高い海上花火ですが、「日本内陸にある海」でも海上花火の気分を楽しめます。長野県の人気観光地、諏訪湖で開催される花火大会に注目です。
 
諏訪湖の花火大会は複数あるものの、いくつかが中止になっています。ただし「諏訪湖祭湖上花火」は例年と少々違う形で開催されることが決まりました。
 
諏訪湖祭湖上花火は例年、「災いからの復興を願って夜空を染める」という伝統があります。8月1日より15日までの2週間、毎晩10分ほどですがこの色彩豊かな伝統花火が花を咲かせるようです。時間は短いですが毎年行われる伝統行事。避暑に訪れる方も多い長野県で、花火の思い出を作るのにもってこいのイベントです。

なお8月後半は「諏訪湖サマーナイト花火」として毎日開催。同じように1日10分間約500発が染め上げる夜空をお楽しみください。

◎2021年の花火大会開催状況まとめ

2021年夏の花火大会、開催している花火大会をまとめてご紹介しました。全国的に花火大会も自粛のムードなのは本年も変わらずですが、開催が確定した会場も多く、開催地近くの方は特に今年も花火の思い出を作ることができそうです。
 
首都圏や都市部は県外移動がなかなかし辛くなっていますが、自宅でも花火を鑑賞できるLIVE配信という新しいジャンルにも注目。肉眼で見ることはできずとも、同様の迫力を映像として楽しめる試みも行われています。こちらは混雑を気にせずに楽しむことができそうです。
 
夏の風物詩花火、密を避けつつ無理のないよう鑑賞しましょう。

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