【雲昌寺】青々としたアジサイが美しい秋田県男鹿市の寺

画像出典: KENGO / PIXTA(ピクスタ)

【雲昌寺】青々としたアジサイが美しい秋田県男鹿市の寺

秋田県男鹿市にある雲昌寺(うんしょうじ)は、アジサイが咲く名所です。そのアジサイの咲く風景は絶景として数々の書籍などで紹介されました。

雲昌寺のアジサイは副住職である古仲宗雲(こなか しゅううん)氏が15年の歳月をかけて改良を重ねたもので、1株に咲く花が多く他にはない圧倒的な迫力です。

本記事では雲昌寺のアジサイの魅力と雲昌寺へのアクセスを解説します。

目次

【雲昌寺】青々としたアジサイが美しい秋田県男鹿市の寺

雲昌寺とは

アジサイが絨毯のようだ

出典: PHOTO NAOKI / PIXTA(ピクスタ)

雲昌寺は秋田県男鹿市にある曹洞宗のお寺です。最近では「雲昌寺ブルー」といわれる、絶景の青々としたアジサイを見に観光客が多数やってくるようになりました。

そんな雲昌寺のアジサイも1株から始まりました。副住職の古仲宗雲(こなか しゅううん)さんは、境内に偶然生えていたアジサイの花の美しさに心奪われたのが始まりです。
アジサイは、今では改良を重ねて1,500株になりました。

1株当たりのアジサイの花の数が他より多いのが特徴で、この風景を目当てに来る参拝客も少なくありません。

雲昌寺の見どころ

htアジサイとお地蔵様の画像

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雲昌寺の主役は圧巻のアジサイです。まるで青々としたじゅうたんを見ているようです。
また、雲昌寺には主役のアジサイを引き立たせる、ちょっとした遊び心ある演出もありますよ。

▼お地蔵さんもかわいい

お地蔵さん(めんこい地蔵、微笑み地蔵)の表情もかわいいと評判です。
お地蔵さんの表情を見ていると自然と笑顔になってきます。人生もこのように笑顔を絶やさずに生きていきたいものですね。

▼ハート型の石を見つけよう

また、境内の石畳には合計7個のハート形の石が使われています。見つけると願い事が叶うといわれているので、ぜひ探してみましょう。

▼あじさいティー

そして、添えられているレモンを加えると色が変わる「あじさいティー」も雲昌寺の名物になっています。魔法のようですね。

ちなみにお茶の中に入ってるのはアジサイではなく、バタフライピー(チョウマメ)というハーブです。

バタフライピーが持つアントシアニンがアルカリ性から酸性になると色が変わる性質を利用した、見た目にもおいしいハーブティーです。
1杯400円。

雲昌寺の観覧時間と拝観料

雲昌寺の観覧時間と拝観料は時間によって異なり、9時から17時(最終入場16:30)の昼間の時間が500円、18:30から21:30の夜のライトアップが1,000円となっています。
なお、アジサイの期間以外は200円で拝観できます。

雲昌寺へのアクセスは?

大館能代空港の画像

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雲昌寺へは秋田市内から車でおよそ1時間ほどかかります。

男鹿市へのアクセスには秋田空港の他に、秋田県北部にある大館能代空港(愛称:あきた北空港)も同じぐらいの近さで利便性がいいですよ。
雲昌寺は、秋田空港と大館能代空港から70kmあまり離れています。

秋田空港から大館能代空港(あるいは大館能代空港から秋田空港)へ向かってレンタカーを使いながら秋田を縦断観光し、もう一方の空港でレンタカーを返却する乗り捨て利用もいいでしょう。

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▼自動車でのアクセス

アジサイの季節は雲昌寺境内の駐車場は使えないので、雲昌寺が指定している県道55号線沿い駐車場(100台)と浮田商店隣駐車場(10台)を利用しましょう。
なお、路上駐車は禁止です。

秋田空港でのレンタカーはこちら
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▼列車と路線バスでのアクセス

JR男鹿線の最新車両

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雲昌寺の最寄り駅はJR男鹿線の羽立(はだち)駅ですが、1つ先の終点、男鹿駅を利用した方が利便性はいいでしょう。

羽立駅や男鹿駅から男鹿市内循環バス「男鹿北線」の男鹿水族館または別邸つばき前行きに乗って「北浦」バス停が最寄りです。
男鹿駅から北浦までは大人片道200円。
バスの本数が少ないので時刻はよくチェックしていきましょう。

▼なまはげシャトルで雲昌寺にダイレクトアクセス

また、雲昌寺のアジサイ開花期間中は男鹿駅から「なまはげシャトルバス」または、「あいのりタクシーなまはげシャトル」(前日までに要予約)を利用すると雲昌寺までダイレクトアクセス可能です。時刻・ご予約(外部サイト)

なお、秋田空港からは「秋田エアポートライナー」(要予約)が秋田駅や男鹿市内まで運転しているので便利ですよ。

▼男鹿市のスカイチケット観光ガイド

◎雲昌寺のまとめ

雲昌寺とアジサイ

出典: KENGO / PIXTA(ピクスタ)

「なまはげ」のイメージがあるせいかなんとなく冬のイメージが強い男鹿ですが、「男鹿水族館GAO」や「入道崎」など、夏でも楽しめる観光スポットは意外と存在します。

雲昌寺の境内に足を踏み入れると雲昌寺ブルーに圧倒されること間違いなしです。
次の夏は、この世の極楽浄土ともいうべき雲昌寺のアジサイに会いに行ってみませんか?

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