能取湖のアクセスや周辺スポット|日本一のサンゴ草群落地!?

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能取湖のアクセスや周辺スポット|日本一のサンゴ草群落地!?

北海道オホーツク海沿岸は北海道網走市に位置する能取(読み方:のとろ)湖。ここにはサンゴ草(サンゴソウ:アッケシソウ)の群落があり、秋にはサンゴによって能取湖の湖畔が一面赤々と染まります。

本記事では、圧巻のサンゴ草が楽しめる能取湖の観賞ポイントを解説します。また、周辺観光スポットも同時にご紹介。能取湖へのアクセスに関する情報や、観光に便利な周辺のおすすめホテルも併せて記載するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

能取湖のアクセスや周辺スポット|日本一のサンゴ草群落地!?

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能取湖はどこにある?湖へのアクセスは?

能取湖は網走市街の北西に位置しています。

付近に鉄道路線はないので、網走駅から路線バスか女満別空港などからレンタカーでのアクセスが一般的となっています。

LCCも就航する女満別空港が便利

首都圏や大阪から能取湖のある網走へのアクセスには女満別空港が便利です。女満別空港にはANAやJALの他にLCCのpeach aviation(ピーチ航空)も就航しているので、以前よりも気軽に道東の旅を楽しむことができるようになりました。

2021年5月現在、羽田や札幌からの他に成田からpeachが就航しています。そして2021年7月には大阪/関西からのpeachも就航し、観光利用で便利になりますよ。

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網走駅への列車でのアクセス

能取湖の最寄りの網走駅には、札幌から網走行き特急「オホーツク」が便利。あるいは札幌から特急「ライラック」「カムイ」を利用して旭川で特急「大雪」に乗り換えるのもおすすめです。

レンタカーでの能取湖へのアクセス

女満別空港から道道104号、あるいは国道39号経由で行くことができます。所要時間は30分程度です。

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公共交通機関利用での能取湖へのアクセス

網走駅からは、網走バス常呂線・サロマ栄浦線の「サンゴ草入口」というバス停で降りると良いでしょう。女満別空港からの場合は途中の「刑務所前」で網走バス常呂線・サロマ栄浦線に乗り換えとなります。

能取湖南岸・卯原内地区のサンゴ草が美しいと評判

卯原内のサンゴ草

出典: kiki / PIXTA(ピクスタ)

能取湖は意外と広い湖です。サンゴ草を見学するには能取湖の南岸、卯原内(読み方:うばらない)地区にある「能取湖サンゴ草群落地」がおすすめです。ここには木道が整備されていて、上からサンゴ草の群落を見ることができます。

サンゴ草の見頃は8月から9月、10月はじめにかけて。サンゴ草は紅葉とともに道東に短い秋を告げる風物詩で、この赤々とした絨毯の光景が終わると冬のシーズンへと突入していくことを示します。

サンゴ草観賞は干潮時がベスト

サンゴ草の美しい卯原内

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サンゴ草観光するときは干潮時に行く方がベスト。満潮になるとサンゴ草は湖に沈んでしまうので、潮見表で地上に姿を現す時を事前に調べていきましょう。10月になると「大潮」となり、潮位が高くなるので、9月ごろの干潮時が特におすすめです。

厚岸で見つかったことからアッケシソウと名前はついていますが日本最大の群生地はここ。日本ではほかに瀬戸内海でも群生地はありますが、瀬戸内海のものは韓国の仲間に近いものだと研究で明らかになりました。

能取湖では潮干狩りも行われている

秋にはサンゴ草で有名な能取湖ですが、春(4月ごろ)から夏(7月ごろ)にかけて西網走漁協の協力により東岸で潮干狩りが開催されます。能取湖は湖と名前はついていますが、オホーツク海と一体化しているため、海の魚や貝が捕れます。

場所は二見ヶ岡漁港東端から後述する「レイクサイドパーク・のとろ」の北までの間。ここではアサリをとることができます(ほかの貝は採集禁止)。ごみを捨てない、小さいアサリはとらないなど、ルールを守ってよい思い出にしてくださいね。

能取湖は海産資源も豊富で、カレイ釣りを楽しむ人々の姿も見ることができます。

「レイクサイドパーク・のとろ」でキャンプも

「レイクサイドパーク・のとろ」は能取湖の南東にあるキャンプ場、パークゴルフ場などを備える施設です。コテージやモンゴル風のパオもあります。

料金はテント1張り1,050円、オートサイトテント2,100円、プライベートテントサイト3,150円などとなっています(2021年5月現在)。

能取岬の絶景を堪能しよう

能取岬の灯台

出典: ttn3 / PIXTA(ピクスタ)

能取湖の北東にある能取岬は、天気が良いと知床まで見渡すことのできる絶景観光スポットです。夏はもちろんのこと、冬も海氷を眺めることができる場所として、季節問わず一年中楽しむことができます。

ちなみに能取湖や能取岬の「のとろ」の由来はアイヌ語で「岬のところ」という意味。つまり、この能取岬が由来なのです。周辺には網走市営美岬牧場も広がります。

卯原内交通公園と網走市鉄道記念館

卯原内交通公園の9600形蒸気機関車

出典: ezokiha / PIXTA(ピクスタ)

今となっては能取湖周辺に鉄道はありませんが、1987年までは旧国鉄の勇網線がこの地を走っていました。その旧・勇網線卯原内駅の跡に9600形蒸気機関車の「49643号機」と、客車「オハ47 508」が保存されています。

また、喫茶店「エンコンドル」の中にある網走市鉄道記念館では駅名標など旧国鉄勇網線に関する品が多数展示されていて、鉄道ファンの方におすすめの観光スポットです。

能取湖畔のおすすめの宿「かがり屋」

かがりやの客室内露天風呂

能取湖観光・滞在に便利な「かがり屋」は、サンゴ草群落地のすぐ南にある宿です。ここは展望風呂や貸切露天風呂が自慢。

レストラン「美咲」では「ホタテ」や「キンキ」などの水産物をはじめとしたオホーツクの恵みを味わうことができますよ。

サンゴ草が美しい能取湖に行こう

能取湖の看板

出典: HAPPY SMILE / PIXTA(ピクスタ)

サンゴ草の時期はもちろん、その他の時期でも楽しむことができる能取湖。周辺には天都山や網走監獄、さらにはサロマ湖といった観光スポットもあります。
 
ぜひ網走を訪れる際、本記事で紹介したスポットを参考に観光をお楽しみください。

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