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ノシャップ岬（野寒布岬）は稚内の夕日スポット！アクセスも解説
ノシャップ岬（野寒布岬）は稚内の夕日スポット！アクセスも解説

画像出典：akapple / PIXTA(ピクスタ)

ノシャップ岬（野寒布岬）は稚内の夕日スポット！アクセスも解説

2021年4月16日 更新

ノシャップ岬は北海道稚内市にある岬です。ここは夕日がとても美しい絶景が広がる景勝地。利尻山（利尻富士）に夕日が沈むときが1番美しいですよ。
そして、周辺には「青少年科学館」や「稚内灯台」、「わっかりうむ ノシャップ寒流水族館」、稚内温泉「童夢」といった見どころも。今回はノシャップ岬や周辺のアクセス・見どころをご紹介いたします。

目次

ノシャップ岬（野寒布岬）は稚内の夕日スポット！アクセスも解説

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ノシャップ岬の位置と地図

ノシャップ岬は北海道稚内市の北西部にあり、日本最北端の宗谷岬とは宗谷湾で隔てられています。稚内市街からもほど近く、稚内駅からは4.7km北の位置にあるため、宗谷岬と比べて手軽に行くことができます。

漢字では野寒布岬と書きますが、北海道最東端の岬である納沙布岬と紛らわしい（ただし野寒布と納沙布の語源は同じ）ので「ノシャップ岬」とカタカナで記されるのが普通です。

ノシャップ岬は夕日が美しい

ノシャップ岬の夕焼け（利尻富士を望む）

出典： taka.o / PIXTA(ピクスタ)

ノシャップ岬を観光するなら日の入り時刻前がおすすめ。この時間に来れば利尻島にある名峰利尻山（利尻富士）や礼文島の方向に沈む夕日を眺めることができ、夕日とは反対方向の宗谷湾をはさんで宗谷岬が照らされます。そして、運が良ければ異国ロシアのサハリン（樺太）やモネロン島（海馬島）の景観も望められ、国境の町に来たことを感じさせます。

▼イルカのモニュメントも

ノシャップ岬のイルカ

出典： bj_sozai / PIXTA(ピクスタ)

ちなみにノシャップ岬にはイルカのモニュメントが立っていますが、これは宗谷海峡でイルカが目撃されたという伝説に由来するものです。

周辺おすすめ観光スポット「わっかりうむ ノシャップ寒流水族館」

「ノシャップ寒流水族館」（愛称：わっかりうむ ノシャップ寒流水族館）は日本で最も北にある水族館。幻の魚イトウなど、北の海や川に住む魚の泳ぐ大型水槽も見どころ。100種、約1,500点の生き物たちがこの水族館にいます。ノシャップ寒流水族館では、アザラシやペンギンの食事が見学できたり、アザラシにえさやり体験ができたりと観るだけでなく、遊ぶこともできる水族館です。

稚内市青少年科学館も見どころ

「ノシャップ寒流水族館」に隣接した「稚内市青少年科学館」では昔ながらのプラネタリウムや、科学や自然環境に関する展示があり、子ども連れでも楽しく科学を学べます。1階や南極越冬隊資料展示館では、南極の石を実際に観察できたり、南極観測船「しらせ」の模型もあったり、さらには雪上車もあったりと南極に関する展示が充実しているのが特徴です。

稚内灯台の高さ42.7mは全国2位！

稚内灯台は大きい灯台

出典： tomoくん / PIXTA(ピクスタ)

ノシャップ岬先端の稚内灯台は水族館隣に立つひときわ目立つ建物。初代の灯台は映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台としても有名でしたが、現在の灯台は2代目。稚内灯台は全国で2位の高さを誇ります。その高さは42.7mで、ノッポな赤白の模様が印象的な灯台です。

お土産は「あきかわ屋」で手に入れよう

サーモンやカニ、タラコといった海鮮グルメから記念に欲しくなる雑貨に至るまで、ノシャップ岬をはじめとした稚内のお土産がそろう店。宅配便で冷蔵・冷凍での発送もOKなので、稚内の味をそのままご家庭へどうぞ。

名称：あきかわ屋
住所：北海道稚内市ノシャップ2丁目4−25
公式・関連サイトURL：https://www.akikawa.co.jp/

稚内温泉「童夢」で最北の温泉につかろう

はるか沖に浮かぶ利尻・礼文の島影を見ながら入浴できる温泉です。日本最北の温泉として「入浴証明書」も発行してくれます。館内はバリアフリーを意識しつつも露天風呂など様々なお風呂を楽しめますよ。最北のお湯を楽しんでみてくださいね。

泉質はナトリウム－強塩化物・炭酸水素塩温泉で、神経痛や五十肩、冷え性などに効能があります。

名称：稚内温泉「童夢」
住所： 北海道稚内市富士見4丁目1487
公式・関連サイトURL：https://onsen-domu.com/
開館時間は9:45～22:00。

稚内空港や稚内駅からノシャップ岬へのアクセス

・レンタカーご利用の場合

ノシャップ岬は稚内空港から北西に17kmほど離れた場所にあり、稚内空港からは国道238号線を経由し、さらに稚内駅前といった稚内の市街地を経ていくことになります。稚内駅からは道道254号経由で北上すればノシャップ岬にたどり着きます。

・路線バスご利用の場合

稚内空港からは稚内駅まで連絡バス利用（大人700円、小人と障がい者の方は350円）。
稚内駅前バスターミナルより宗谷バスでノシャップ行きまたは富士見・坂の下行きを利用、「ノシャップ」バス停で下車します。

稚内駅バスターミナルから「ノシャップ」バス停までは比較的本数も多い（15～20分間隔。運賃220円）ので時刻表を気にする必要もあまりありません。この近辺に限っては車なしでも十分楽しめますよ。
稚内駅から稚内温泉「童夢」へはさらにノシャップ岬バス停の先の稚内市西海岸にある稚内温泉前バス停で下車。こちらは本数があまりないので事前に時刻表のチェックを。

▼稚内空港発着の航空券を予約する

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ノシャップ岬をもっと楽しむためのワンポイントアドバイス

ノシャップ岬の夕焼け

出典： hearttown / PIXTA(ピクスタ)

ノシャップ岬は宗谷岬とは、また違った趣を見せる場所です。ノシャップ岬で夕日を楽しむ前に、もし時間があったら旧南樺太の大泊（現：コルサコフ）との連絡船が発着した北防波堤ドームや稚内公園の「氷雪の門」、「開基百年記念塔」がある稚内公園を観光するのがおすすめ。そして、稚内港からハートランドフェリーに乗れば花の楽園である利尻・礼文両島も行くことが可能。夏の稚内は意外と混雑するのでホテル予約は早い方がおすすめですよ。

あなたも日本最北の夕焼けを見に稚内のノシャップ岬を訪れてみては。

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