【2020年11月25日で没後50年】三島由紀夫、ゆかりの地を巡ろう

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【2020年11月25日で没後50年】三島由紀夫、ゆかりの地を巡ろう

1970年11月25日、三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺をしました。それから50年が過ぎ、2020年。今年は三島由紀夫 没後50年の年です。

三島由紀夫といえば日本を代表する戦後の文豪です。数々の名作を残し、文学家の域を超えて評論家、政治活動家そして皇国主義者として生きました。

今回、三島由紀夫をより身近に感じられるようなスポットをご紹介します。

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【2020年11月25日で没後50年】三島由紀夫、ゆかりの地を巡ろう

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【東京】新橋 末げん【三島由紀夫の最後の晩餐】

三島由紀夫が最後の晩餐として選んだ料理は新橋にある鳥鍋の老舗「末げん(すえげん)」。覚悟を決めた三島は盾の会のメンバー4人と鳥鍋を囲んだそうです。なんと、自決前夜の三島と会った中居さんもまだ在籍されているとのこと。三島が舌鼓を打った鳥鍋を味わってみてはいかがでしょう。

【東京】新宿 市ヶ谷記念館【三島由紀夫、最後の地】

1970年の11月25日、自衛隊市ヶ谷駐屯地(現、防衛省本省)にて最後の声明文「檄」を演説後に割腹自殺をしました。三島の最期の地という歴史的な場所を見学できるツアーがあります。市ケ谷記念館は防衛省の敷地内にあり、予約をすれば見学ができます2階にある旧陸軍大臣室の木製扉に、三島の愛刀「関の孫六」がつけた刀傷が三か所ありますが、当時、三島の命を懸けた戦いを思わせるもの・・・市ヶ谷記念館での見どころです。

【東京】文京 喫茶ルオー【三島由紀夫が通った喫茶店】

三島由紀夫や大学闘争の学生たちが通った喫茶店が東京大学前に佇んでいます。三島由紀夫の他にも、司馬遼太郎も通っていた文豪が愛した喫茶店です。

【東京】新宿 どん底【三島由紀夫や文化人が愛する場所】

新宿三丁目に三島由紀夫が訪れた「どん底」という居酒屋があります。三島由紀夫に関連する記事も飾ってあり、訪れる三島由紀夫ファンが後を絶ちません。三島以外にも、黒澤明や太宰治も訪れていたことでも有名です。

【静岡】熱海 ボンネット【三島由紀夫、絶賛のハンバーガー】

内装はまるで昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな喫茶店です。富士の雪解け水を使ったサイフォン式で淹れたコーヒーとセットで三島由紀夫が絶賛した昔ながらのハンバーガーを楽しみましょう。時間がゆっくりと流れる空間で三島へ想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

【神奈川】鎌倉 鎌倉文学館【日本を代表する文豪たちが訪れた地】

鎌倉文学館は和とアールデコ様式が共存する洋館です。日本の文学界に名を残した文豪たちが関わりを持っています。そしてこの美しい建物はなんと、三島由紀夫の「春の雪」の舞台となりました。鎌倉文学館では三島の小説の中に生きている気分が味わえるかもしれません。

【京都】京都市 柊家【三島由紀夫が泊まった旅館】

江戸末期から続く柊家は京都の3大老舗旅館のひとつ。作家の川端康成、三島由紀夫そして、あのチャールズ・チャプリンも泊ったと言われる旅館です。三島が泊まった部屋に泊まりたいのであれば、三島が好んだ準特別室をお選びください。

【山梨】山中湖村 三島由紀夫文学館【三島由紀夫の全てがここに】

三島由紀夫文学館は三島文学の研究と普及を基本理念のもと設立されました。直筆原稿、写真資料、雑誌、映画・演劇資料など三島に関わるあらゆる資料を所蔵、一部展示しています。三島の小説にもたびたび出てくる山中湖の散策と合わせてぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

【奈良】三輪市 大神神社【三島も登った三輪山】

三島由紀夫は、昭和41年8月に大神(おおみわ)神社に宿泊し、三輪山に登りました。三島の遺作である「奔馬 豊饒の海」では、大神神社のご神体、三輪山が登場しています。
中でも、三島が三輪の神域に触れた際に感銘を受け記した、三島由紀夫書による碑「清明」は見ものです。

【三重】鳥羽市 神島【三島由紀夫の「潮騒」の舞台】

三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となったことで有名な。ここでは、映画化の際に5回もロケ地になりました。
「潮騒」のクライマックスシーンの監的哨跡(かんてきしょうあと)も訪れることができます。「潮騒」読了後に訪れると、臨場感をより味わえる場所です。

三島由紀夫に想いを馳せて

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』が2020年3月に上映されました

いかがでしたか?三島由紀夫ファンにとっては巡ってみたいスポットの数々が全国にありますね。三島が見た景色を見に、これらのスポットをぜひ訪れてみてください。

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