【2020年秋版】これで大丈夫!羽田空港⇔成田空港の移動方法虎の巻
羽田空港の国際線が大幅に拡張されたのが2010年。それまでは成田空港が東京の海外からの出入口でした。羽田空港は当初は昼間にソウルや北京などの近距離国際便と深夜にニューヨークやロンドンなどといった便が飛ぶのみでしたが、今ではデルタ航空が羽田に完全移管し、逆に成田空港から飛ばない路線や航空会社も出てきました。しかし、今でも成田からしか行けない行先は多数存在します。
LCCも充実して、地方から成田に飛ぶことも容易になりました。しかし、今でも場合によっては両空港を行き来しなければならない場合があります。
今回は、羽田空港と成田空港との間をどうして移動すればいいのかを徹底解説しますよ。
※こちらの記事で出てくるものは2020年9月現在の料金と時間になっております。
目次
【2020年秋版】これで大丈夫!羽田空港⇔成田空港の移動方法虎の巻
羽田空港⇔成田空港の乗り継ぎ時間は規定上どうなっている?
両空港にまたがる乗継ぎに必要な時間は180分以上と規定されています。この180分とは、羽田(成田)で飛行機が着陸し、誘導路を通って完全に停止してから、成田(羽田)で乗り継ぎ先の飛行機が動き出すまでの時間ですから、180分だと結構ギリギリですよね。
乗継ぎの航空券で通しの航空券として発券する場合、180分未満にならないように計算されて発券されますが、180分ギリギリは避けたいものです。
▼羽田・成田発の航空券はこちら
もし遅れそうだったら
通しの航空券を購入されている場合で、もし飛行機の遅延などで間に合わなそうでしたら客室乗務員または地上スタッフに相談されることをおすすめします。乗り継ぎの航空券の場合は最終目的地までの代替便を探してくれます。
また、よく国際線と国内線を別の航空券として購入される方がいますが、その場合は自己責任になりますのでご注意を。特にジェットスターやピーチ、春秋航空などといったLCCからANAやJALなどの普通の航空会社に乗り継ぐ(JALとジェットスターのコードシェア便を除く)のは補償の観点からもあまりおすすめしません。
羽田空港⇔成田空港の移動にはリムジンバスが便利!
荷物が多いときはリムジンバスが両空港をダイレクトに結ぶので便利ですよ。およそ1時間20分で移動できます。運賃は3200円(小児半額、2020年9月現在)。
なるべく渋滞を避けるルートを選択して走行しますが、渋滞による遅延が発生することがあります。また、定員が決まっているので満席の場合は利用できないことがあること、鉄道に比べてやや割高であることが欠点といえるでしょう。
ただ、鉄道に比べて迷うことが少ないので移動に自信がない場合はバスをおすすめします。
時間に余裕があり、割安に行きたいのならば京急⇔都営浅草線⇔京成で!
羽田空港と成田空港をダイレクトに結ぶ京急(羽田空港発)から都営浅草線を経由して京成(成田空港発)が安くて便利です。運賃は1720円(2020年9月現在、きっぷ利用。成田スカイアクセス線経由の場合)とバス利用よりお得です。羽田空港と成田空港を結ぶアクセス特急は日中は、40分に1本と本数が少ないのでそれ以外の場合は乗り換えが必要です。
座席が指定されているわけではないので最悪は立って移動になりますが、乗客の入れ替わりが結構あるのでどこかで座れるはずです。所要時間は列車によって異なりますが、1時間40分~2時間程度。
列車の行先によって乗り換えポイントが異なりますので具体的に解説していきますね。
羽田空港→成田空港の場合
逗子・葉山、金沢文庫、京急久里浜、浦賀の各方面は反対方向の横浜方面に行ってしまいますので乗らないでください(万が一これらに乗車した場合は京急蒲田で降りてください)。
京成線は、途中の京成高砂駅で2つに分かれます。1つが成田スカイアクセス線で、こちらの方が時間はかかりませんが、本数は少なめ。もう1つは京成本線。時間はかかりますが本数は多く、運賃も安め。(京成本線経由だと成田空港⇔羽田空港は1520円)
京成高砂行き、印旛日本医大行きや印西牧の原行きの場合は途中の青砥で後続のアクセス特急成田空港行きに乗車してください。
芝山千代田行きは青砥で後続のアクセス特急に乗り換えるか、京成本線をずっと行き、京成成田で成田空港行きに乗り換えです。なお、芝山千代田行きに乗った場合、途中の東成田駅は成田空港第2ターミナルから500mしか離れていないので、こちらでも無料連絡バスや地下通路経由の徒歩でアクセス可能ですが、旅慣れた上級者向けです(羽田空港⇔東成田は1480円)
成田空港には空港第2ビル(第2・第3ターミナル)と成田空港(第1ターミナル)という2つの駅があり、利用する航空会社により使用する駅が異なりますのでご注意ください。
成田空港→羽田空港の場合
成田空港にはJR成田線のほかに京成成田スカイアクセス線と京成本線で改札が違いますよ。京成本線利用の場合は改札を2回通ります。所要時間が短いのは成田スカイアクセス線の方。日中は羽田空港まで直通していますが、朝晩は西馬込(泉岳寺で乗り換えが必要)や京成上野に行ってしまうので、やはり青砥での乗り換えが必要です。
京成の有料特急スカイライナーは便により青砥に止まるものががあるほか、スカイライナーで日暮里まで行きJRの山手線、京浜東北線、常磐線に乗り換え、品川まで行って京急に乗り換える方法もあります。
土地勘のない人はリムジンバス、慣れているのなら京急と京成で!
東京に土地勘のない人はリムジンバスをおすすめします。一方でルートは複雑ですが、割安に行き、なおかつスケジュールに余裕がある場合は京急、都営、京成の鉄道ルートがいいでしょう。
羽田成田間の移動は以前と比べ少なくなりましたが、このような移動手段があることも覚えていてくださいね。
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