2020年8月7日、台湾高鉄の桃園駅前に、あの横浜八景島が手掛ける都市型水族館「X-park」がオープンします。展示演出とテクノロジーとの融合で生息環境をリアルに再現した館内は、気温や湿度、匂いや音までが緻密に計算されていますよ。
ゲストはただアクリル越しに生きものを観賞するだけでなく、まるで本当にその場所に行ったかのような感覚を味わえますよ。
主役はもちろん動物たち。まるで、それぞれの環境に適応し進化してきた生き物の世界にお邪魔するようです。X-parkは、「知ることへの欲求と喜び」を満たす世界でも唯一無二のエデュテインメント施設となっています。
今は新型コロナウイルスの影響もあり、まだ台湾に渡ることは難しいですが、いつか訪れる際はぜひとも必見のスポットです。
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※こちらの情報は2020年7月15日時点のものとなります。コロナウイルスによる影響で変更となる可能性があるため、詳しいお知らせは公式サイト(www.xpark.com.tw)をご確認のほどお願い致します。
目次
【台湾・桃園】台湾初の都市型水族館が2020年8月7日オープンへ!
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「生きていることのすばらしさ」を実感できる
ジブリ映画でおなじみの久石譲さんが作曲したBGMが感動的な空間を演出
Xparkの演出コンセプトは、「少し不思議なもう一つの地球」です。生き物たちならだれもが持っている「生きることの強さ」「無償の愛」を表現しています。
世界でもオンリーワンという、魚群と音楽が融合した幻想的なパフォーマンスに用いられる音楽は音楽家、久石譲さんが全7曲を作曲。
福爾摩沙(フォルモサ=台湾)の海のテーマは「原体験」、季節の変動が激しい温暖の海のテーマは「生きるための強さ」など、テーマは様々。
どの音楽もとても感動的で、ゲストたちにきっと「生きる喜び」を実感させてくれるでしょう。
ヒメツバメウオの魚群パフォーマンスに惚れ惚れする
ヒメツバメウオは台湾では一般的な魚ですが、最大で全長30㎝に成長して、群れで泳ぐ習性があります。X-parkには約6000匹ものヒメツバメウオが飼育されており、久石譲さんの音楽に合わせて泳ぐ様子は思わず見入ってしまいます。
台湾ではここだけの生き物たちも
タカアシガニ、ダイオウグソクムシなど、深海にすむ生物は台湾で初めての展示。また、フウセンウオ、ミズダコなど寒冷の海の生物も初展示となります。
これらが可能になったのは横浜八景島の水族館経営でのノウハウやネットワークが生かされているからなんですよ。
ペンギンの生息環境を再現した展示ではペンギンが頭上を通る!?
「企鵝奇遇(Penguin Life)」では、ペンギンの生息環境を再現。陸場と水場との間にゲスト用の通路があり、ペンギンたちはゲストたちの頭上の橋を通って行き来する仕組みです。餌を求めて水場へ橋を渡ったペンギンたちは、高度な泳ぎを披露。そして、また陸場へ戻っていきます。
この他にもX-parkならではの展示方法でゲストたちを驚かせますよ。
日本でおなじみの「プロント」の台湾1号店が併設!「Xcafe by PRONTO」ではオリジナルメニューも
日本でおなじみの「プロント」が台湾に初進出!158席に加えテラス席もあるので、お天気の良い日は外でも楽しめますよ。この「X-cafe」は、店内の中央にある水槽が先ほどのペンギンの水槽とつながっているので、ペンギンが空を飛ぶがごとく泳ぐさまを観察しながら食事できます。
カフェメニューもペンギンをデザインしたラテといった限定メニューや、お食事にモッツァレラチーズのトマトソースパスタ、サーモンときのこの明太クリームパスタといった日本でもおなじみのメニューが提供されますよ。
X-parkのチケットの値段と入手方法
「KKday」(日本語対応)というサイト内で事前チケットを入手可能。また、新型コロナ蔓延予防と「ゆっくり見てほしい」ということから、混雑時には入場規制も行われます。1日に入れるのは平日9000人、土日休日は10000人までです。
営業時間は平日は10:00~21:00(土日休日は22:00まで、入館は閉館1時間前まで)。料金は大人550台湾ドル、学生440台湾ドル、小児と障がい者、シニアは250台湾ドルです。
X-parkは、台湾に行ったらぜひ立ち寄りたい話題のスポットである
台北桃園国際空港からもほど近い場所に新たな水族館が開業します。飛行機の乗り継ぎの時に時間があれば寄ってみるのもいいですね。今は新型コロナウイルスの影響で台湾に行くことは難しいですが、動物たちもあなたに会える日をきっと待ち望んでいますよ。
画像・写真提供:株式会社 横浜八景島、株式会社プロントコーポレーション
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