名称:厳美渓
住所:〒021-0101 岩手県一関市厳美町滝ノ上地内
公式・関連サイトURL: https://www.ichitabi.jp/spot/data.php?no=8
岩手県一関市の磐井川沿いにある厳美渓は、長い年月をかけて、磐井川が巨岩を浸食して形成されました。甌穴や滝などの躍動感のある景観が約2キロメートル続きます。甌穴が見せる渓流美と新緑などから、マイナスイオンをたっぷり浴びることができるでしょう。厳美渓は、国の名勝天然記念物に指定されており人気観光スポットですので、ぜひ訪れてみてください。今回は、岩手県の厳美渓の楽しむポイントを紹介します。
※掲載の情報は2020年2月現在のものです
目次
美しくて面白い岩手の名所「厳美渓」を楽しむ5つのポイント
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天工橋からの景色がおすすめ!
天工橋からは磐井川の急流によって削られた渓谷を見渡せます。天工橋付近は厳美渓のメインスポットで、天工橋から眺める景色は素晴らしく、甌穴などを様々な角度から観賞できます。そして、天工橋から御覧場橋まで周遊するコースがおすすめ。階段が整備されているので、渓谷の淵まで降りて行くことができます。足元は滑りやすいため、スニーカーなどの歩きやすい靴が良いでしょう。
川沿いの道を歩くと川のせせらぎに癒され、豊かな自然と一体になって過ごせます。岩橋を渡った右岸側にはレストハウスや休憩所があるので散歩した後に休憩してみると良いでしょう。天工橋と御覧場橋を繋ぐ散策路に「貞山桜」と呼ばれる桜があり、これは伊達政宗公が植えた桜と言われています。400年近く経った今も春になると桜が咲き乱れ厳美渓との光景は素晴らしい眺めです。
名物「空飛ぶだんご」
厳美渓名物の空飛ぶだんごは、革命的なサービスが大好評。ローブに吊るされた籠に注文票と料金を入れて小槌を叩くと、店員がケーブルを操作して籠が茶屋へ登っていきます。籠にお団子とお茶を乗せてくれてするすると降りてきます。籠が空中に飛んでいる姿に見えることから「空飛ぶだんご」と呼ばれるようになりました。昭和初期より愛され続けており、写真撮影や動画撮影する方も多く、観光客から感嘆の声が聞かれます。厳美渓を眺めながらいただく団子は格別に美味しいでしょう。
団子は、こしあん、ごま、みたらしの3本入りで、1箱400円。「空飛ぶだんご」を提供している「郭公屋」は、明治40年創業です。創業者がカッコウ鳥の真似が得意で地元や観光客に披露したことが店名の由来。籠の操作は全て手動ですが、空飛ぶだんごのお茶はこぼれることがありません。空飛ぶだんごの籠を操作する体験も可能です。
※記載の価格は2020年2月17日現在のものです。冬期休業: 12月~3月上旬
もう1つの眺望ポイント「御覧場橋」
大きな吊り橋の御覧場橋も人気スポットの1つ。御覧場橋には天工橋から徒歩5分で到着します。御覧場橋は厳美渓の下流側に架かっている吊り橋で、ぎしぎしと揺れます。御覧場橋からは、上流の岩場、急流と下流の流れを眺めることができるので自然美に感動するでしょう。
厳美渓では四季折々の風景を楽しめます。桜並木、新緑や紅葉、雪景色の美しい渓谷美が人気です。御覧場橋から眺める桜並木は、厳美渓と桜の組み合わせが素晴らしく圧巻。夏は涼し気な渓流に癒されます。秋には山々の紅葉が絵画のよう。雪景色の岩と川の幻想的な美しさも魅力です。
川の両側には散策道が整備されていますので、散歩しながら、綺麗な川と岩のコントラストを鑑賞しましょう。
珍しい工法の「長者滝橋」
長者滝橋上からの名勝天然記念物「厳美渓」の眺め。#岩手においでよ pic.twitter.com/451wBZb5Z4
— lssah (@ss1lssah) August 13, 2019
長者滝橋は、厳美渓の上流にある橋です。天工橋の休憩所から上流まで、徒歩10分で到着します。
長者滝橋は鉄筋コンクリートの代わりに竹を使用しています。竹筋コンクリートのアーチ橋。径間18mの中央2連アーチ部分と左右各2側径間部による構造には充腹アーチの重厚な風格があり、橋台・橋脚が岩盤に定着されています。長者滝橋と名勝天然記念物に指定された厳美渓は見事な情景です。長者滝橋の上から長者滝が鑑賞できるだけでなく橋下まで降りられるので、実際に観賞してみてください。
合わせて訪ねたい「旧鈴木家住宅」
#cfmasmo おはようございます!今日のカニ座、部屋を片付けなさい!を聴いた家内が空かさず突っ込み(笑)二十歳のハピネスリポーターさん元気良いですね。こちらも元気もらいました。竈神は↓こんな感じです。厳美公民館・旧鈴木家住宅。 pic.twitter.com/S1190qwrhp
— ニコじい (@nikon_jijii) March 5, 2013
一関市厳美町に所在する旧鈴木家住宅は、1984年(昭和59年)に岩手県の有形文化財に指定された建造物です。厳美公民館に隣接しています。1642年の相川村検地帳に記録が残っている旧家です。昭和54年に現在の場所へ解体移築したため、江戸時代の建築当初の形式に復元しました。食い違い四間取り(くいちがいよまどり)型民家形式の中で、原形に近い形を残しています。一関地方における江戸時代初期の農家の構造を観賞できます。
厳美渓への行き方
▼自動車で
自動車の場合は東北自動車道一関ICから約8分。駐車場は天工橋に近いサハラガラスパーク、御覧場橋に近い自然休養管理センター、国道沿いにある道の駅厳美渓に、無料の駐車場があります。厳美渓レストハウスの駐車場は有料です。
▼電車とバスで
JRでのアクセスは、厳美渓最寄りの駅は一ノ関駅です。一ノ関駅からは厳美渓行きの路線バスを利用します。バス利用の場合、JR一ノ関駅より厳美渓線厳美渓バス停まで約20分。徒歩1分で到着します。
岩手県一関市の磐井川沿いにある厳美渓は、長い年月をかけて、磐井川が巨岩を浸食して形成されました。甌穴や滝などの躍動感のある景観が約2キロメートル続きます。甌穴が見せる渓流美と新緑などから、マイナスイオンをたっぷり浴びることができるでしょう。厳美渓は、国の名勝天然記念物に指定されており人気観光スポットですので、ぜひ訪れてみてください。今回は、岩手県の厳美渓の楽しむポイントを紹介します。
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