みちのく三大桜名所のひとつ!北上展勝地と周辺のお役立ち観光ガイド

画像出典:8-Forest (CC BY-SA 4.0)

みちのく三大桜名所のひとつ!北上展勝地と周辺のお役立ち観光ガイド

北上展勝地は『みちのく三大桜名所』や『さくらの名所100選』にも数えられる自然豊かな観光地です。長く連なる桜並木が有名ですが、地元の人じゃないと観光場所や周辺施設がどれくらいあるのか、分かりにくいかもしれませんね。そこで今回は、北上展勝地の見どころや周辺施設など、観光に役立つ情報を紹介します。旅行やお出かけで北上展勝地を訪れる方は参考にしてみてください。

※掲載の情報は2020年2月現在のものです

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みちのく三大桜名所のひとつ!北上展勝地と周辺のお役立ち観光ガイド

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2kmにわたる桜並木!

2kmも続く桜並木と川沿いに飾られたこいのぼり

出典: エナリカ / PIXTA(ピクスタ)

北上展勝地の最も有名な見どころは、2㎞にわたる壮大な桜並木。傍には北上川が流れ、その横を長く連なる桜が出迎えます。一本続く大通りでは、道を桜が覆いつくすほど咲き誇ることも。

2㎞におよぶ桜並木の他にも、150種類ほどの様々な桜が公園内のいたるところで楽しむことができます。様々な種類の桜があるので、3月下旬~5月上旬までお花見をすることができます。4月中旬にはソメイヨシノが、5月上旬ごろにはカスミザクラが見頃を迎えるでしょう。桜を楽しむイベントは4月中旬から開催される「さくらまつり」です。

「さくらまつり」の概要&見どころ

「さくらまつり」は、北上市立公園展勝地で行われる桜を楽しむお祭りです。開催期間は4月15日から5月6日となっています。この期間中には、鯉のぼりや遊覧船、観光馬車や渡り船を楽しむことも。夜間帯にはライトアップが行われており、18時から20時までの間桜並木を照らします。

※掲載の情報は2020年2月現在のものです

▼観光馬車
桜並木の連なる大通りを、観光馬車でお花見しながら楽しめます。桜を見ながらゆったりとした時間を過ごせるサービスです。
運行時間:10:00~16:00 料金:大人500円 小学生300円 未就学児無料

▼北上川渡し船
桜を楽しめる桜大路から北上駅へは、北上川を渡らなければいけません。しかし渡る橋は「珊瑚橋」一つのみです。そこで役立つ交通手段が、この渡し舟です。交通渋滞を避けながら、北上駅から桜のある公園内へと行くことができます。もちろん船から桜を見ることもできるため便利でお得な手段です。
運行時間:9:00~16:30 料金:大人400円 小学生300円 未就学児無料

▼夜間ライトアップ
桜の開花状況に合わせ、夜間帯はライトアップを行っています。照らされる幻想的な桜と、その桜を映し出す北上川がとても美しく、普段の桜と違った一面を見ることができるでしょう。
時間:18:00~21:00(開花の状況によって異なります)

▼展勝地レストハウス
桜並木の傍に隣接する、展勝地のレストハウス。白い外観で米蔵をイメージした作りです。ここでは、地元で収穫された野菜や山菜で作った季節の料理を楽しめます。その他にも北上ゆかりのお土産品を取り揃え、少し休憩するには最適な場所です。

さくらまつりでは、これら以外にも日々イベントが行われています。事前にどんなイベントが行われているのか確認するとより楽しめるので、HPを確認していきましょう。

※記載の情報と料金は2020年2月17日現在のものです

みちのく民俗村

水田が美しいみちのく民俗村の風景

出典: 663highland (CC BY-SA 3.0)

北上展勝地の周辺施設には、屋外博物館の一つ「みちのく民俗村(北上市立博物館)」があります。原始的な建物と自然豊かな原風景。まさに東北有数の屋外博物館です。周辺の美しい自然は、四季折々の顔見せどのような季節でも楽しめます。大きな敷地に立ち並ぶ復元された民家では、当時の暮らしぶりを見ることも。季節ごとに楽しめるイベントを開催しており、ワークショップなども開催されています。桜や自然を楽しみながら、民俗資料にも触れられる施設です。ワークショップやイベントの参加は、事前申請が必要な場合も。事前に確認して行くようにしましょう。

サトウハチロー記念館

童謡集「叱られ坊主」などで知られる作家、サトウハチローを記念して作られた「サトウハチロー記念館」。主に「ちいさい秋みつけた」「うれしいひなまつり」などの童謡を作ったことで知られています。サトウハチローの貴重な資料だけでなく、その世界感をも楽しめる記念館です。北上市はサトウハチロー氏の妻の出身地です。元々東北生まれということもあり、この地が選ばれました。さくらまつり開催中は、無休で営業しています。子どもから大人まで馴染みのある童謡について知れるため、足を運んでみてはいかがでしょうか。

夜景スポット「男山」

北上市立公園展勝地の南端に位置する「男山・やすらぎの像」。標高163メートルにある小高い丘で、北上市を一望することができます。丘にそびえるやすらぎの像は、北上を見守る由緒ある像です。頂上の近くまでは車を使って登ることができ、手軽に観光できます。夜間は夜景を楽しめ、カップルにも人気のスポットです。特にさくらまつり開催中には、上から桜のライトアップを楽しむこともできます。他にはない桜の一面を見ることができ、おすすめのお花見スポットです。

北上市立博物館

重要文化財なども展示されている、県内有数の博物館「北上市立博物館」。北上周辺の歴史や自然についても知ることのできる場所です。北上市立公園展勝地内に建っており、お花見と合わせて行くことができます。北上は自然豊かな土地柄であるため、桜や自然について知りたい場合におすすめです。

さくらまつり期間中は渡し船が便利

さくらまつりでは、普段はない様々なイベントやサービスを楽しむことができます。期間中は出店も多く、手ぶらで行っても安心です。しかし有名な観光地であるため、混雑には注意しなければいけません。渋滞に巻き込まれないためにも、渡し舟を上手く活用し観光しましょう!さくらまつりや周辺施設の案内に困ったら、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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