石川県のご当地グルメ7選!

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石川県のご当地グルメ7選!

日本海の新鮮な魚介類に恵まれる石川県。高級魚「のどぐろ」に代表される寿司など海鮮料理が特に有名ですが、石川県のご当地グルメはそれだけではありません。本場で食べたいテッパンの海鮮料理と併せ、カレーや洋食、麺類…大人も子供も美味しく食べられるご当地グルメをご紹介!

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石川県のご当地グルメ7選!

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石川県の食文化について

蟹料理

出典: pixta.jp

石川県は、お寿司などの海鮮料理が有名な場所です。
新鮮な海鮮が味わえるのは日本海ならでは!
さらに最近は、洋食のB級グルメや麺類なども全国的に人気になっています。

金沢カレー

金沢カレーは石川県を代表するソウルフードで、現在は全国的に有名になりました。
濃厚なドロリとしたルー、ソースのかかったカツ、付け合わせの千切りキャベツなどが特徴です。
またお皿はステンレス製で、普通のスプーンではなく先割れになっているスプーンかフォークでいただきます。
コクのあるカレーは一度食べたら、やみつきになること間違いありません!

おすすめポイント!

金沢カレーにはスパイスが利用されています

石川県はもともとカレーを好む県だったそうで、そのためカレーを提供するお店が非常に多かったという特徴があります。

そんな石川県で長年根強く人気があったのが、現在「金沢カレー」と呼ばれているスタイルのカレー。
一般の方は入手できない調味料を使っているため、ご家庭で再現するのは不可能な味なのだとか。
最近はレトルトカレーも購入できるようになりましたが、プロのつくるものは味の深みが違います。
ぜひ本場で味わってみてください。

治部煮

ほうれん草と鶏ひき肉の治部煮

出典: 佐竹 美幸 / PIXTA(ピクスタ)

治部(じぶ)煮とは、小麦粉をまぶした野鳥や鶏の肉を、特産のすだれ麩や季節の野菜と煮合わせ、小麦粉でとろみをつけたのが特徴の煮物料理です。
まぶした粉が肉の旨味を閉じ込め、濃厚な味わいになります。
薬味にわさびを添えていただきます。
江戸時代の初期から親しまれていたとされていて名前の由来は諸説あり、「じぶじぶと煮る」からきているという説や、人名にちなんでいるなどの説があります。

おすすめポイント!

治部煮には鶏肉が使われている

治部煮はかつては冬の料理でしたが、現代は旬の素材を組み合わせ一年を通して食べられるようになっています。
基本は鴨肉ですが、鶏肉に代用されることも。
「すだれ麩」が金沢以外では入手が困難なため、ささまざまなアレンジで食べられています。
またそれ以外の食材としては、しいたけ、にんじん、ねぎ、ほうれんそう、せりなどが用いられます。
体をあたためる作用のある食材が多く、さらにとろみがつくことでアツアツになります。
寒い北陸地方にはぴったりのお料理です。

塩焼きそば(小松)

小松市は中華料理店が多いのが特徴ですが、なかでも人気なのは塩焼きそばです。
約60年前に一軒の中華料理の店主が、中国の炒めそば「チャーメン」からヒントを得て誕生したとされています。
特徴なのは、この焼きそばのために開発されたもちもちの太麺ともやし、そして絶妙な塩加減です。
醤油の香ばしさも食欲をそそりますよ。
見た目はボリュームがあるように見えますが、さっぱりとしていて食べやすい焼きそばです。

おすすめポイント!

太いラーメン用の麺を茹でる

小松の塩焼きそばの最大の特徴は、このそばのためだけに開発された麺です。
小松市にある「中石食品工業」という製麺所で作られていて、共同で専用の太麺を開発したほどの情熱でした。
なお中石食品工業は、小松市のもうひとつのご当地グルメ「小松うどん」の麺も製造しています。
小松うどんは松尾芭蕉が書いた手紙の中でも触れていることでも知られていて、その歴史は300年以上にもなります。
歴史ある製麺所のもちもちした焼きそば麺は、小松の塩焼きそばでしか味わえないオリジナルの麺なのです。

ハントンライス

ハントンライス

出典: ささざわ / PIXTA(ピクスタ)

ハントンライスとは、ケチャップライスのオムライスに白身魚のフライとケチャップ・タルタルソースをトッピングした金沢のご当地グルメです。
ボリュームがありリーズナブルなので、地元の方のみならずハントンライス目当てに金沢を訪れる方も多いとか。
フワトロのオムライスとサクサクのフライは、昔なつかしい喫茶店のレシピを彷彿させます。

おすすめポイント!

ハントンライスはお店によって、さまざまなアレンジがされています。
フライが海老やとんかつ、カジキマグロなど多様なのは海産地方金沢ならではといえます。
またライスはケチャップライスが基本ですが、それ以外にも白米や焼き飯、「ベーキライス」というチキンライスなどがあります。
金沢に行けば、同じハントンライスでも全く違った味わいを楽しめますよ。

能登丼

能登丼とは、能登で食べられるどんぶりです。
ただしどんぶりなら何でもいいわけではなく、奥能登産のコシヒカリと水、地場でとれた旬の魚介類や能登で育てられた肉・野菜類を利用していることが、能登丼の定義とされています。
さらに食器にもこだわりがあり、能登産の器と箸を利用していることなども条件です。

おすすめポイント!

近江市場 蟹

出典: pixta.jp

能登丼はそれぞれのお店でオリジナリティのあふれる能登丼を提供しているため、使用される具材や味は千差万別です。
海鮮丼は能登半島の沖合いで獲れる新鮮な魚介を使われ、海の幸を存分に味わえます。
また石川県内でしかほぼ流通していないブランド牛の「能登牛」を使用した能登丼もあり、まさに能登でしか味わえない貴重なグルメです。

のどぐろ棒寿司

のどぐろ棒寿司とは、近江市場にある舟楽の名物です。
のどぐろは「白身のトロ」ともいわれる高級魚で、のどぐろをまるごと1本を贅沢に使用しています。
金沢駅構内でも販売されているため、お土産として購入して帰りの新幹線でいただくのもおすすめです。

おすすめポイント!

のどぐろ

金沢といえば全国でも有名な寿司処ですが、そのなかでものどぐろは高級魚。
他県産のものとは脂の質が違うといわれています。
脂にくせがなく後味がさっぱりしていますが、それでいて口にしてかむと甘みがじわっと出るのが特徴です。
全国的に有名になったのどぐろですが、新鮮なお寿司としていただくなら金沢で味わうのがおすすめです。

いしるラーメン

いしるラーメンとは、日本三大魚醤の「いしる」を使用したスープをベースに使ったラーメンです。
いしるとは能登半島で昔から製造されている魚醤で、能登では一般的に利用されています。
ホタルイカがトッピングされているのが特徴で、お店によっては甘えびなどがトッピングされていることもあります。
独特のくせがありますが、さっぱりしていて食べやすいラーメンです。

おすすめポイント!

「いしり(いしる)」は能登半島に古くから伝わる魚醤で、秋田の「しょっつる」、香川の「いかなご醤油」と並ぶ日本三大魚醤のひとつです。
料理に使うことで、塩味と旨みをプラスしてくれます。
独特の香りがありますが、魚の動物性たんぱく質が分解されてできたアミノ酸と、魚に含まれる核酸が豊富に含まれています。

さらにいしりには、抗酸化性を示す物質が含まれていることも明らかになりました。
それ以外にもタウリンや低分子のペプチドなども多く含まれ、近年は血圧上昇抑制物質の存在も確認されていて、おいしいだけでなく非常にヘルシーなうまみ調味料です。

まとめ

石川県は海鮮料理が有名ですが、それ以外にもカレーやオムライスなど、洋食のB級グルメや中華料理、麺類も豊富で、大人から子どもまでおいしく味わえます。
特に新鮮な海鮮料理を味わいたいなら、現地まで赴くのが一番です!
ぜひ本場の味を体験してみてください。

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