冬におすすめの鍋料理|旅して食べたいご当地鍋
冬といえば、やっぱり鍋!寒い時期に食べるあたたかくて美味しいお鍋は、お腹だけでなく心も満たしてくれます。旅行の楽しみのひとつでもある「食」にスポットをあて、全国各地から選りすぐった「旅して食べたいご当地鍋料理」をご紹介します!
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冬におすすめの鍋料理|旅して食べたいご当地鍋
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日本の冬に欠かせない鍋料理の魅力
冬になると恋しくなるのが、あったかくてお肉も野菜もたっぷりとれるお鍋ではないでしょうか。
日本各地では、普段の家庭料理として親しまれているものから高級料理まで、さまざまな鍋料理が受け継がれてきています。
現代はお取り寄せも容易になりましたが、やはり本物のお鍋のおいしさは、その地でしか味わえません。
一生に一度はその土地で味わってほしいオススメの鍋料理をご紹介します。
北海道:石狩鍋
石狩鍋は、北海道の郷土料理です。
骨付きの鮭と赤みそがきいたスープは、芯から体を温めてくれるため、冬にぴったり!
野菜はお好みで構いませんが、甘みを引き出すために、玉ねぎ、キャベツなどを入れるのがオススメ。
さらにこんにゃく、豆腐なども入れますが、隠し味として「山椒」をかけるのが本場の石狩鍋です。
詐称は魚の臭みやみそのみそ臭さを抑え、うま味を引き出してくれます。
牛乳やバターを入れるなどアレンジすれば、さらにクリーミーに。
石狩鍋なら、北海道の名産品である海産物と乳製品を、少し違った味わい方を楽しめますよ!
秋田県:きりたんぽ鍋
きりたんぽ鍋は、秋田の郷土料理です。
きりたんぽとは、炊き上げたお米を串に握りつけて焼いたもので、これを切り分けて、お鍋に入れたのがきりたんぽ鍋。
具材は、日本三大地鶏にも数えられている比内地鶏、舞茸、ごぼう、ネギなどで、とくに香りをプラスしてくれるセリは欠かせません。
おいしさの秘訣は、なんといっても、うま味の強い醤油味の比内地鶏のガラからとったスープ!
あっさりしているのにコクがあり、モチモチのきりたんぽとの相性も抜群です。
お米も一緒に食べられるので、満腹感がほしいときにもオススメのお鍋ですよ!
茨城県:あんこう鍋
あんこう鍋は、茨城県の郷土料理です。
あんこうは見た目はグロテスクですが、「東のあんこう 西のふぐ」と」いわれるほどの魚です。
おいしいだけではなく、コラーゲンやビタミンAやB2,Eなどを豊富に含み、健康や美容にも嬉しい効果があるため、女性にも人気になっています。
あんこう鍋は、味付けは味噌味か醤油味が主流で、あっさりしたものがオーソドックスです。
さらに、肝、えら、ぬの、だい身、ひれ、胃、皮というあんこうのほぼすべてを味わうことができます。
あんこうは冬が一番おいしいといわれているので、ぜひ冬に味わってみてください!
福井県:カニ鍋
カニ鍋は、福井県を代表する郷土料理です。
カニといっても、普通のカニを使うわけではありません。
唯一の皇室献上ガニといわれている「越前ガニ」を利用します。
ズワイガニの一種ですが、越前ガニは身が引き締まり、濃厚なうま味をもっている日本でも最高級のカニです。
カニの概念が覆されますよ!
ダシの種類はさまざまですが、ぎっしり詰まったカニの白い身がダシのうま味を吸収して、上品な甘みが一層際立ちます。
また、ダシで食べるカニ雑炊は、溶き卵とネギを入れて堪能すればさらにおいしさアップ。
ぜひ本物のカニの味を味わってみてください。
山梨県:ほうとう鍋
ほうとう鍋は、山梨県の郷土料理です。
ほうとうとは、太くて長い麺で、2007年には農林水産省により、「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれました。
スープは、米麹と麦麹が混ぜ合わせられた甲州みそを使います。
入れる具材はさまざまですが、かぼちゃは欠かせません。
かぼちゃの甘みがみそと相まって、おいしさを引き立てます。
かぼちゃは体を温める作用もある野菜なので、冬にはとくにオススメです。
煮込んでとろとろになったほうとうと濃厚なみそスープで、心も体も温まりますよ!
兵庫県:ぼたん鍋
ぼたん鍋は、兵庫県の郷土料理です。
イノシシを用いたお鍋で、「猪鍋(シシナベ)」とも呼ばれます。
野菜やきのこ、芋類、こんにゃく、豆腐などをイノシシ肉と一緒に煮込みます。
味付けはさまざまですが、みそが一般的で、粉山椒を加えます。
固いイメージがあるイノシシ肉ですが、実は煮込めば煮込むほど柔らかく、ホロホロお肉に変身!
イノシシ肉のうま味が最大限に引き出されます。
豚肉や鶏肉、牛肉とは違うおいしさのイノシシ肉を、ぜひ味わってみてください。
広島県:牡蠣の土手鍋
牡蠣の土手鍋は、広島の郷土料理です。
鍋の周りにみそを塗りつけて、牡蠣や豆腐、野菜などを煮ながら食べるお鍋で、食べる直前にみその土手を崩しながら、好みの味に調整して食べるのが特徴です。
こっくりしたみそと牡プリプリの牡蠣のうま味で、おいしいのはもちろん、体もポカポカにあたたまります。
ただし、牡蠣は煮る時間が長くなってしまうと固くなっておいしさが半減してしまいます。
そのため、煮る時間は短時間で済む牡蠣を使うのがポイントです。
広島の海の幸と山の幸の恵みの象徴ともいえる牡蠣の土手鍋を、ぜひ味わってみてください。
高知県:クエ鍋
クエ鍋は、高知県の郷土料理です。
クエはふぐ以上においしい魚といわれることもあり、高級食材のひとつです。
鍋にするとクエの身がぎゅっと引き締まって柔らかく、うま味がたっぷり味わえます。
脂ののり具合とバランスのよさは、他の魚ではたとえられないほどのおいしさです。
また、身と皮の間のゼラチン質は、おいしいだけでなくコラーゲンもたっぷりなので美容にもオススメのお鍋です。
一度食べたら忘れられないほどのうま味といわれる高級料理のクエ鍋ですが、高知県では新鮮なクエを気軽に味わえますよ!
福岡県:水炊き
水炊きは、福岡の郷土料理です。
福岡市は鶏肉の消費量が日本一といわれていて、鶏ガラで炊いたスープがオーソドックス。
あっさりしているスープだからこそ食材のうま味が引き立ちます。
煮汁には味をつけず、鶏のぶつ切り肉と、キャベツ、春菊、しいたけ、ネギ、豆腐などを煮込むお鍋です。
今や全国で食べられるようになった水炊きですが、最初はスープだけを鍋に入れ、それからネギ、鶏肉を入れて食べ、その後に野菜や豆腐などを入れて食べるのが、本場福岡流です。
鶏肉のうま味をじっくり味わいたいなら、ぜひ福岡流の食べ方を試してみてください!
まとめ
季節や場所を問わず、さまざまな食材が手に入りやすい時代になりましたが、本当においしいものを食べるなら、旬の時期に、現地で食べるおいしさは段違いです。
メインのお肉や魚介類だけでなく、たとえばその土地特有のネギなどを使うお鍋は、それが違うだけで味が違ってきます。
その土地でとれるおいしいもを、さらにおいしく食べられるように考え、現代まで受け継がれてきたのが、各地の強度料理であるお鍋です。
また、新鮮な上にリーズナブルに味わえますし、話のタネにもなりますよ!
ぜひ本当においしい本場の味を味わってみてください!
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